26日に開く官民協議会で、経産省が普及目標を盛り込んだ次世代太陽電池の戦略案を示す。ペロ*カイト電池は従来の太陽光パネルより発電コストが膨らむため、25年度から当面の間、差額を補助する。
時事通信 経済部2024年11月25日23時06分配信
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写真ニュース(1/1): 気象観測気球が海洋生物に及ぼす深刻な影響 - BIGLOBEニュース 写真ニュース(1/1): 気象観測気球が海洋生物に及ぼす深刻な影響 BIGLOBEニュース (出典:BIGLOBEニュース) |
世界中で毎年何十万もの気象観測気球がに打ち上げられているが、実はそれが海鳥や海洋生物に深刻な影響を与えている。
気象観測気球の多くはゴム製の風船のようなものでできているのだが、爆発して落ちてくる。だが大部分は回収されず、その残骸は海に落ちたままの状態だ。
気象観測気球の廃棄物(ゴムやパーツ、プラスチックの混合物)はずっと海に残る。その廃棄物に絡まり、多くの海洋生物たちが命を落としているという。
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2023年秋、ブラジル南東部サントス湾で、一羽のニシキバナアホウドリの幼鳥がビーチの砂の上にぐったりと横たわっていた。
気象観測気球の残骸がからまって骨折していて、無線送信機がつながったままの気球の紐が肉に食い込み、組織が破壊されて足の血流を遮断していたのだ。
あまりにひどくがんじがらめになっていて、羽繕いすることすらできない。鳥は尾脂腺から分泌した皮脂を羽繕いによって体に塗りつけて濡れないようにしているが、海鳥に不可欠なそんな大切な行為すらできずにびしょ濡れだった。
獣医に診せると、生命線である足を切断しなくてはならず、結局、安楽死という苦渋の選択をする以外、道はないという結果になった。
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獣医のダフネ・ゴールドバーグ氏は、気象観測気球の残骸が海鳥や海洋生物に及ぼす影響を研究している。
毎年、世界中で何十万もの気象観測気球が打ち上げられているが、その大部分は未回収のままだ。
気球の材料であるラテックスや綿、プラスチックなどはそのままゴミになり、ずっと海洋生態系の中に残る。これら廃棄物のせいで死んだ生き物が海岸に打ち上げられるのはほんの一部だ。
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実際にはその影響はもっと深刻である可能性が極めて高いという。「おそらく、気球にからまって死んだ生き物の例はもっとたくさんあるはずです」ゴールドバーグ氏は言う。
気象観測気球を打ち上げるのは、多くの場合、高高度の気温、気圧、湿度のデータを収集するためだ。
1930年代に最初の気象観測気球が発明される以前は、凧に温度計を取りつけて観測を行っていた。
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現在、世界中におよそ1300の観測所があり、ビーチボールの3倍以上の大きさのゴム製の気球を飛ばして、天気予報やハリケーンなどの暴風雨の警報を伝えている。
気球の糸は綿製で、ラジオゾンデ(気球に取り付けて飛ばし、高層大気の気温・湿度・気圧などを測定し、測定値を無線で地上に送信する装置)が取りつけられている。
これは、ポリスチレンまたは硬質プラスチックでできた箱で、センサーと電池式の無線送信機が内臓されていて、毎秒、気象データを地上の受信機に送信している。
米国は年間およそ7万6000個、カナダはおよそ2万2000個の気球を打ち上げる。
気球は上昇するにつれて膨張し、ある高度に達すると体積が100倍になって爆発し、ゴムを四方八方に飛び散らせる。
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ラジオゾンデには小さなパラシュートがついていて、無事に地上に戻って来られるようになっている。
オーストラリアのタンガロア・ブルー財団が、使い捨て気象観測気球のゴミ問題に警鐘を鳴らしたのは10年前のこと。
21ヶ月間にグレートバリアリーフ周辺だけで2460個の気球ゴミが回収されたという。オーストラリアが打ち上げた気球の行きつく先の70%が海洋だと推定されている。
気球ゴミの被害は海鳥だけではない。バージニア州ではひれ部分に紐が巻きついて身動きがとれなくなったヒメウミガメなどが見つかっている。
気球の材料であるラテックスや綿は生分解性があると考えられているとはいえ、分解には時間がかかる。
米国が飛ばす気球の糸の全長はエベレストの高さの185倍にもなるとされている。
フィンランドの気象観測機器大手ヴァイサラ社は、こうした事態を重く見て、生物の福祉や環境のために、気球に使われている材料をもっと自然に近いものに変える対策をとろうとしている。
例えば、従来の綿よりもずっと早く分解するセルロースベースの繊維糸を使ったり、天然素材やデンプンで作られたラジオゾンデも開発されているが、こうした自然に優しい新たなモデルは20~30%割高だという。
コストがかかるとはいえ、オーストラリア気象局側もより生態系に優しい持続可能な試作品を試して乗り換える方向に動き、海洋生物がエサと間違えないように色をつけた気球を使用したりしている。
英国や米国も改善に乗り出している。気球のほうがより高度でのデータがとれるため、重要なツールであることは変わりはないが、観測にドローンを使う試みも始まっている。
生態系になるべく影響を与えないこうした試みは、少なくとも海洋生物にとって多少は改善となるだろう。
References: Here's How Weather Balloons Can Harm Marine Animals | Smithsonian[https://www.smithsonianmag.com/science-nature/heres-how-weather-balloons-can-harm-marine-animals-180985276/]
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