令和の社会・ニュース通信所

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    カテゴリ:国際 > オセアニア



    (出典 www.y-history.net)


    進んでいる。

    1 少考さん ★ :2022/09/12(月) 22:59:17.18ID:KIEZsUyu9
    ※ロイター

    ニュージーランド、コロナ規制の大半撤廃 マスクやワクチンなど
    https://jp.reuters.com/article/health-coronavirus-newzealand-idJPKBN2QD0GG

    2022年9月12日4:47 午後

    [シドニー 12日 ロイター] - ニュージーランド政府は12日、新型コロナウイルスの感染拡大防止策として導入したマスク着用規則やワクチンの接種義務付けを撤廃した。

    アーダーン首相は、週例の記者会見で、(略)

    ※省略していますので全文はソース元を参照して下さい。

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    キャンピングカーによる問題もあるようだ。

    カラパイアの元の記事はこちらからご覧ください


    pixabay

     国土の広さに対して圧倒的に人口が少なく、手つかずの美しい自然が広がるニュージーランドは、1年を通して多くの観光客を魅了している。

     2011年夏には、自然の中で過ごす醍醐味をアピールした「フリーダムキャンプ」がスタートし、「Freedom Camping Act 2011」という規定に基づき、キャンプをする際の細かいルールが定められたが、ここにきて問題が発生している。

     監視されてないという理由で、トイレ以外の場所で排泄するキャンパーが後を絶たないのだ。キャンピングカーの汚物を捨てていくキャンパーもいる。そこで今年の夏、更なる規定の強化がなされることとなった。

    【画像】 自由にキャンプを楽しむ「フリーダムキャンプ」がもたらした問題

     2011年ニュージーランドキャンプ協会によって発足された「フリーダムキャンプ」は、国内の至る場所にキャンピングカーで自由に旅をしながら自然を満喫できるもので、国民のみならず外国人観光客キャンプを楽しむ人が増えた。

     ピークは、ちょうど国がコロナで国境を閉鎖する直前の2019年で、政府のデータによると約24万5千人ものキャンパーが記録されており、そのうち9万1千人はニュージーランドの住民だったそうだ。

     しかし、フリーダムキャンプを楽しむ人が増えれば増えるほど、ルール違反をする人も増えてくる。

    ・合わせて読みたい→そうだ、犬とキャンプに行こう!・・・犬とキャンプを楽しむ人々が急増中

     それらは環境へ悪影響を及ぼすものだ。特に社会問題となっているのは、人気のある観光地で、トイレ以外の場所での排泄物問題だ。

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    pixabay

    排泄物を垂れ流し、置きっぱなしのキャンパーが続出

     ニュージーランドでは、「Self Contained(必要な物が全てそろっている)」と認定されたトイレと汚物タンクが装備されたキャンピングカーであれば、一部の禁止エリアを除き、国内500か所以上での車中泊が認められている。

     車載トイレの汚水や使用済みの廃水は、環境を維持するために汚水廃棄場に持ち込んで正しく処理しなければならないのだが、それらを観光地に捨ててしまうキャンパーが続出している。

     更に、人気のある観光地の野外で用を足し、排泄物やトイレットペーパーが散らばるという光景が目立ち、キャンプをする人々が非難されている。

     国内では、公衆トイレ以外の公共の場で、排便または排尿することは違法とされている。また、キャンプ中は、水路から少なくとも50m離れた場所で排泄を行い、廃棄物は少なくとも15cmの深さに埋められていることを示すよう法律で義務付けられている。

    [もっと知りたい!→]あなたはもう、二度とキャンプに行けなくなるかも・・・キャンプ場で遭遇した15の恐怖体験

     ところが、「観察されていない」「誰も見ていない」という意識から自然の中で排泄をし、200ニュージーランドドル(約17000円)の罰金を免れる人々がいる。

     一部の地方自治体キャンプをする人々をホットスポットから完全に禁じることを求めるようになり、2020年後半には地元住民と政府、キャンパーたちの間で起こった摩擦がピークに達した。

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    pixabay

    今夏からより厳しい規則が導入

     去年の時点で、スチュアート・ナッシュ観光大臣はフリーダムキャンプへの取り締まりを発表していたが、新たな規則は国境が観光客に再開された後のピーク時期を予定して、今夏に導入されることとなった。

     ルールを守らない人に対しては、より厳しい罰金が科せられ、キャンピングカーの駐車場所においても厳しい制限がなされるという。

     一方、キャンプ協会は「ニュージーランドキャンプをしにやってくる旅行者に対して、特定のグループによる“望ましくない慣行”と公共の排泄物問題を結び付け、毎日影響を与えるのは不公平な気がします。大切なのは、“より望ましくない余波”を最小限に抑えることで、旅行者のためのより多くのトイレ設備が最良の長期的な解決策になるのではないでしょうか」と述べている。

    References:Call to tighten New Zealand law that allows public pooing if no one watching | New Zealand | The Guardian/ written by Scarlet / edited by / parumo

     
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    キャンプをする人の排泄物が社会問題に。観光地に垂れ流す人が続出し規制を強化


    (出典 news.nicovideo.jp)

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    税金をとる。

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     地球温暖化の要因の一つとされる温室効果ガス。その発生源の多くを占める家畜のげっぷを抑制する研究が各国で進む中、畜産大国ニュージランドが6月8日「ゲップ税」なるものの導入案を公表した。

     わかっているとは思うが月賦ではない、胃の中に溜まった空気が食道から出てくることで起こる生理現象の方だ。

     前代未聞のこの案が決定すれば、同国では2025年から牛や羊が出すゲップが課税対象になり、畜産農家がその税金を納めることになる。

     牛の数が人口の2倍、羊は人口の5倍を超えるニュージランドの畜産業にとって深刻な負担になるが、その税収は温暖化対策の研究費にあてられるという。

    【画像】 ニュージランドが牛や羊が放出するメタンガスに課税案を公表

     今月8日、ニュージランドで未来を見据えた大胆な課税案が公表された。

     豊かな土地と地形を生かし、世界屈指の畜産酪農大国として輸出を行ってきたニュージランドが、牛や羊が放出するメタンガスなどに新税を課す意向を示したのだ。

     地球温暖化の要因とされる温室効果ガスの削減は、世界規模の課題であり同国も以前から取り組んできた。

     そして政府はこれまで免除していた畜産農家にも税金を課し、より持続可能な未来の実現を目指すという。

    [もっと知りたい!→]1兆2000億本の木を植えることで人間が排出する二酸化炭素を10年分吸収してくれる(スイス研究)

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    Photo by Andrea Lightfoot on Unsplash

    人口より多い家畜のげっぷに課税。一部に報奨金制度も

     ニュージランドの人口はわずか500万人。対して牛は1,000万頭、羊はなんと2,600万頭もいる。

     それらの家畜すべてに「げっぷ税」が課されれば農家の負担は確実に重くなるだろう。

     現時点で具体的な税率などははっきりしてないが、初期の案ではメタン2ポンド(約1キログラム)ごとに0.11ニュージーランドドル(約9.42 円)、二酸化炭素または亜酸化窒素2ポンドごとに0.40 ニュージーランドドル(約34.24円)だったそうだ。

     ただし家畜に飼料添加物を与える農家には、報奨金が出るなど実質減税のような制度もあるという。

     その添加物の詳細もまた不明だが、牛などに食べさせるとメタンが減る成分(関連記事)を指すもよう。

    [もっと知りたい!→]牛に海藻を食べてもらうことが地球温暖化抑制に高い効果を発揮するという研究結果(オーストラリア研究)

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    Photo by Christina Maiia on Unsplash

    決まれば2025年以降から。税収は研究資金に

     課税の最終決定は2022年12月が予定されており、決まれば2025年以降から「げっぷ税」が始まる。

     なおこれらの税収は、農業の研究、開発、および経営のプラスとなるコンサルティングサービスの資金に使用される予定だ。

     農家に厳しい課税となるが、この案を兼ねてから推奨するニュージーランドエネルギー資源大臣は「これは一時的なもので、得られた研究は増産にも役立つ」と前向きな姿勢だ。

     メタンといえばげっぷだけでなく、おならや排泄物も対象になりそりそうな気もするが、そのへんどうなのだろう。

     持続可能な開発目標、SDGs達成へのリアルというかなんというか。つきつめてくといろんな取り組みが具体化していくものなのね。

     でもって将来的には人間も対象になったりして。おならならバラの香りにするサプリとかオナラを消臭するバナナ型のグッズとかあるけどメタン抑制になるかしら?

    References:designtaxi /written by D/ edited by parumo

     
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    畜産大国ニュージランドで、牛や羊などの家畜に「ゲップ税」


    (出典 news.nicovideo.jp)

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    何があったのかな。

    オーストラリアが中国人留学生を送還   中国は厳正な抗議申し入れ
    先日、オーストラリアへの中国人留学生がシドニー国際空港でいわれのない尋問を受けた後、本国へ送還されたことを受け、外交部の汪文斌報道官は29日の定例記者会見で、「外交部、駐豪中国大使館、領事館はオーストラリアに厳正な抗議を申し入れた」と明らかにしました。

    汪報道官は、「最近、オーストラリアの入国審査官が数回に渡って、留学のためにシドニーから入国しようとした中国人留学生の所持品や携帯電話をいわれなく検査した上、中国の大学で行われている軍事訓練活動をいわゆる『軍事訓練』と認定し、「『軍事訓練の経験を隠ぺいした』との理由でこの留学生のビザを取り消して強制送還し、中国人留学生の正当な合法的権利を侵害した」とオーストラリアを批判しました。

    また、「このような他人を侵害する行為をやめ、両国の人文交流と教育面での協力のための良好な環境づくりに必要な条件を提供することをオーストラリアに求める。中国は留学のためにオーストラリアに入国する中国人留学生の正当かつ合法的権利を断固として守る」という姿勢を示しました。

    【日時】2022年03月30日 10:10
    【ソース】RecordChina

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    子孫がいる。

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     南太平洋、タヒチから南東へおよそ2000km行ったところに、火山性の島「ピトケアン島」がある。

     イギリスの海外領土で人口は50人足らず。電気も限られ、ニュージーランドとの船の行き来も1年にたった4回しかない。諸島の周囲300 kmには他に有人島は無い。

     この孤島に人が住み着くようになったのは、「バウンティ号の反乱」がきっかけである。現在ピトケアン島に住んでいるのは、この反乱に参加した水兵の子孫たちがほとんどだ。

    【画像】 反乱者たちの子孫が住む島「ピトケアン島」

     作家のブランドン・プレッサーは著書『The Far Land: 200 Years of Murder, Mania, and Mutiny in the South Pacific(遥かなる大地:南太平洋の殺人、マニア、叛乱の200年)』の中で、はこの島には注目すべき歴史があると書いている。

     この島の48人の住人のほとんどは、1789年に起こったあの有名な「バウンティ号の反乱」で船を乗っ取った反乱者たちの直接の子孫なのだ。

     現在の島民は、島で採れた果物や野菜、魚介を食べているが、食料のほとんどは3ヶ月ごとに貨物船で運ばれてくる缶詰だ。

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     今にも壊れそうな家にはドアもなく、木や雑草が伸び放題になっている。12歳までの子どものための学校がひとつあるが、現在は生徒は3人しかいない。

     現在の島には、反乱軍リーダーだったフレッチャークリスチャンの子孫と、ウォレンという船乗りの子孫の、ふたつの系統の家族が住んでいる。

     両者の家系は密接に絡み合っているというのに、長い間些細なことで反目を続けていて、互いに無視し合っているという。

    Life on Pitcairn Island - home of the descendants of the mutineers from HMS Bounty

    たった1台の発電機しかない孤島

     ピトケアン島は文明社会から遠く離れているため、プレッサーはここを訪れるために、100万ドルの保険に入らなくてはならなかった。

     ここには小さな診療所がひとつあるだけで、現在は引退したオーストラリア人医師がひとり常駐している。

     この医師は、老後を異国で過ごしたいと希望した珍しい移民だ。ある住民が虫垂炎になったときは、病院に運ばれる前に死んでしまった。その後、島民全員が島外で、盲腸の予防切除を受けた。

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     毎日午後10時から朝6時までは、電気が使えない。たった一台しかない発電機をディーゼルの節約のために止めてしまうからだ。

     WiFi携帯電話は、最近使えるようになったが、外の世界との連絡は、いつもVHF無線を通して行っている。

     ホテルレストラン、バーなどはないため、訪問者は地元の人の家に泊めてもらうしかない。プレッサーが滞在したときは、地元の夫婦が自宅の居間で酒をふるまってくれたという。

     しかし、数年前、島民自身が新たに観光収入に興味をもつようになり、旅行作家であるプレッサーをマーケティングコンサルタントとして雇った。

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    ピトケアン島 photo by iStock

     観光業は、島民にとってまったくの未知の概念というわけではない。

     プレッサーをもてなした住民のスティーヴクリスチャンとその従妹である妻のオリーヴは、フレッチャークリスチャンの子孫ということで、ピトケアンの住民をある種「博物館の人々」とみなす歴史家の間で長い間、関心を集めてきたとプレッサーは書いている。

     クリスチャン夫妻は、ロンドンで王立地理学会のもてなしを受け、バッキンガム宮殿でお茶を飲んだこともある。

    バウンティ号の反乱とは?

     1788年1月、英国海軍ブライを船長として、バウンティ号はタヒチに向けてイングランドを出港した。

     パンノキの積み荷を受け取るためだったが、ブライは、部下をいじめ、しょっちゅう鞭打つような男として知られていた。

     出発が遅れたため、全長27メートルのこの船は、冬の間に南米のケープ岬を通過することができず、ブライは1万6000キロも遠回りになるアフリカまわりに航路を変えた。

     46人の乗組員は、荒波にもまれ、蛆虫のわいたビスケットや塩漬け肉でなんとか飢えをしのいだ。

     10月にタヒチに着いたとき、船は地元の人たちに歓迎され、美味いフルーツをふるまわれた。だが、不自由な航海の不満がたまっていた乗組員たちが、地元の女性たちと体の関係を持ち始めると、バウンティ号の運命は破滅へと向かい始めた。

    History's Mysteries - The True Story of Mutiny on the Bounty (History Channel Documentary)

    血塗られた歴史

     たちまちイギリス人である乗組員たちは、タトゥーを入れ、裸で踊る現地の人間になった。ブライだけは、ジャマイカへ積み荷を運ぼうと決めていて、誘惑に負けなかった。

     1789年、ブライは乗組員たちを海へ戻そうとしたが、彼らは島での生活を捨てきれなかった。

     ブライから不当な扱いを受けるのに嫌気がさしていた乗組員のクリスチャンは、船に積んであったマスケット銃を奪うと、勝手に指揮をとった。

     ブライと18人の忠誠派たちは予備のボートに無理やり押し込められ、太平洋に押し出されてしまった。ブライはこの小さな船で指揮をとり、インドネシアまでの6400キロを航海するという驚異的なことをやってのけた。

     一方、反乱分子側のクリスチャンは、奪ったバウンティ号に家畜や友好的なタヒチ人の男30人、女9人をを乗せて、太平洋の楽園を確立すべく、トゥブアイ諸島へと出発した。

     しかしすぐにクリスチャンは、槍で武装した戦士たちに監視された、シラミと蚊のはびこるジャングルで新たな人生を切り開くことかいかに難しいか、反乱に加担した仲間たちがいかに怠惰であるかを知ることになった。

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    バウンティ号とその乗組員の辿った航跡 image credit:public domain/wikimedia

     最終的に、クリスチャンらはピトケアン島に戻ってきて定住した。

     この隔絶された無人島には、真水や耕作に適した土地があり、理想的なように思われたのだが、3年もたたないうちに反乱分子のほとんどが死んでしまったという。

     クリスチャンら数人も、乗組員と共に連れてきたポリネシア人に殺され、内輪もめで殺されたものもいたという。

     1800年には、バウンティ号の生き残りは、アレクサンダースミスひとりとなった。

     彼はその後8年間、タヒチの女性たちと、亡くなった反乱分子たちの残した子どもたちを含めた大家族の長として平和に暮らした。

     1808年、アメリカアザラシ漁船が島にやってきたとき、ジョンアダムスと名乗るイギリス人がひとりだけいて、ピトケアンの海岸沖の浅瀬にバウンティ号が座礁していると認めた。

    Exploring Pitcairn Island by Drone. Home of the descendants of the mutineers of the HMS Bounty.

    バウンティ号の反乱者のスキャンダル

     バウンティ号の発見は一時的に世界的なニュースになった。だが、次にピトケアン島ニュースになるのは1998年のこと。

     フレッチャーの8代目の子孫で、スティーヴオリーヴの19歳の息子ショーンクリスチャンが、11歳の娘に性的虐待をしたとして、ここを訪れたひとりの聖職者が告発したのだ。ショーンは自分と少女は愛し合っているとして、告発を否認しなかった。

     最終的に、13人のピトケアン島の住民が、児童虐待セクハラ、性的暴行などの罪で告発され、6人が投獄された。

     スキャンダルの後、島民たちはとくに反省することもなく、若い娘たちの証言も不利な証拠とはならず、ただの"寝室の歴史"になっただけだったという。

     ピトケアン島の住民たちは、性交同意年齢はせいぜい12歳くらいだと思っていたようだ。現在、島の50人もいない住民たちのほとんどが、なんらかの親戚つながりがある。

     このスキャンダルによって、島民の多くが外の世界から干渉されたくないと思っていることがはっきりした。プレッサー自身もピトケアン島に到着してすぐに、機嫌の悪い地元住人にこう言われた。

    ここにいる間は俺に話しかけたり、近寄ったり、見たりしないで欲しい。わかったか?」

    長年のパラノイアに陥る子孫たち●

     さらに、彼らは観光収入に関心はあっても、外部の人間のことなど興味がないようだということもわかった。

     島の人間が偽善者と呼ぶ、ホスピタリティ哲学をおしえてくれる者もいた。その気がないのに歓迎の意を見せるこの島独特の社交術だ。

     プレッサーが島に到着したとき、彼を下ろした貨物船に向かってスティーヴがこう叫ぶのを聞いたという。「あの野郎!」

     でもこれは妙だった。貨物船はピトケアン島にとって、唯一の外界との接点なのに、スティーヴ明らかにその存在に腹をたてていたという。

     プレッサーは、1ヶ月ほど島に滞在したが、住民はよそよそしく、たいていはひとりで過ごしていたという。

     プレッサーは、最初の反乱者たちが、長期にわたるパラノイアに苦しみ、その結果、互いに銃やハンマーで殺し合ったことを書いている。

     プレッサーは孤立しているいうことが、いかに疑心暗鬼を助長させるかを痛感したという。

    References:Current-day island life of 'Mutiny on the Bounty' descendants / written by konohazuku / edited by parumo

     
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    18世紀末のイギリス海軍の武装船「バウンティ号」で反乱を起こした子孫たちの今


    (出典 news.nicovideo.jp)

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