令和の社会・ニュース通信所

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    カテゴリ:経済 > 労働



    アニメーターの労働環境が厳しいことは知っていましたが、月225時間以上も働くとは驚きですね。その努力が報われない人が多いのは残念です。

    一般社団法人日本アニメフィルム文化連盟は27日、アニメ業界の働き方に関する調査報告を発表。同日公開した報告書には「月間平均労働時間は平均が219時間」「間単価は600円〜800円相当」といった詳細な数値が公表されていた。

    【画像】【グラフ】年齢、職能、契約形態…多様な「手取り分析」で見える特徴(全7枚)

    本調査はアニメ業界の働き方に対する一般的なイメージと現実との乖離を明示し、政策提言の資料へと活用することを視野に入れており、アンケートを通じて323件の業界従事者からの情報が寄せられた。

    報告書によれば、アニメ業界の労働時間は長いという結果が初めに大きく掲示されていた。数値を見てみるとら全体の71.4%が1日8時間以上、30.4%が10時間以上働いていると回答したほか、月間平均労働時間としては平均が219時間、中央値では225時間、最大値では336時間という驚くべき数字が出た。これは日本全体の平均月間労働時間162.3時間と比べても非常に長いことを示している。

    声優を除くアニメ業界従事者の平均月間労働時間の分布

    また、年齢が高くなっても労働時間が短くなる傾向はなく、50代でも8時間以上働いていると回答した割合が69%、10時間以上でも21%にものぼった。これは業界の慢性的な人材不足の問題が数値として浮き彫りになったと言えよう。

    声優を除くアニメ業界従事者の年代ごと1日あたりの労働時間の分布

    平均月収は低水準も男女格差は小さい

    続いては収入面に目が向けられ、全体の37.7%がアニメ関係の仕事からの月収が20万円以下だと回答。アニメ業界以外の仕事に従事しているかの質問には77.6%が「現在は従事していない」「従事したことがない」と回答しており、業界全体の4人に1人程度は年収240万円以下で生活しているとの結果になった。

    声優を除くアニメ業界従事者のアニメ関連月収の分

    その一方で、男女間の収入差は日本全体の値よりも小さいことも多様な調査結果から明らかに。これはアニメ業界が“性別に関係のない実力主義”によるジョブ型雇用が一般的であることが起因しているといい、男女雇用機会均等の観点から見て比較的平等な業界であるとも言える。

    「腕次第」プロアマの格差大きい

    また、職業別での比較も行われており、仕上げとシナリオライターの収入が突出して低く60%以上が月収20万円未満、アニメーターや美術もそれぞれ43%、45%が月収20万円未満であることがわかった。しかしアニメーターについては、低水準の一方で年収1000万円を超えるとの回答も11%存在するほか、アニメーターのキャリアアップ先と言われるキャラクター/メカデザイン等では月収70万円以上、年収換算で840万円以上との回答が約15%にのぼっており、腕を磨けばしっかりと稼げると言うことも同時に示唆されている。

    この傾向は製作サイドにも見られ、監督になると半数以上が月収50万円以上であると回答。しかし日本全体の傾向を見るとプロジェクトマネージャーの平均年収は891.5万円であるとの調査結果もあり、アニメ業界全体の賃金が低く抑えられているとの見方もされている。

    職種役職別の手取り
    年齢別の手取り
    雇用形態別の手取り
    時間単価換算での手取り目安

    調査ではまた、業界のハラスメント状況についても聞き取りを行っており、「ハラスメントを受けたことがある」と回答した人が65.8%、「ハラスメントを見聞きしたことがある」と回答した人が85.6%にのぼった。これらのハラスメントを報告したと回答した人は26.9%と低く、誰に相談すればいいのか、相談して解決できるとの安心感がないことが伺える。

    一方で、アニメ業界での労働に対する熱意は高いことが確認された。「今後もアニメ業界で働きたいと思う」または「強くそう思う」と回答した人は71.8%にのぼり、「あまりそう思わない」または「そう思わない」と答えたのは5.5%のみだった。

    ・調査期間 :2023年12月4日〜2024年1月31日
    ・調査主体:一般社団法人日本アニメフィルム文化連盟(NAFCA)https://nafca.jp/
    ・調査対象:NAFCA会員のうちアニメ業界従事者
    ・有効回答数:323
    ・調査方法:Webアンケートツールを用いたオンライン調査

    アニメーターの半数が月225時間以上労働、しかし37%が月収20万円以下…調査で見えた業界の特色とは


    (出典 news.nicovideo.jp)

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    賃金の低さは若者の働き方にも影響していますよね。若者が働きやすい環境を整えるためにも、社会全体で考える必要があります。

    1 おっさん友の会 ★ :2023/08/04(金) 10:08:00.85 ID:TynTRs8H9
    円安が進むとともに、円の購買力も年々、低下の一途をたどっている。
    平均賃金でも日本は韓国、イスラエルに続き、スロベニアなどの中東欧諸国に次々に抜かれている。
    国民の高齢化、人口減少に歯止めがかからない日本は国際社会の中でどう生き残っていくべきなのか。
    元日銀で第一生命経済研究所首席エコノミストの熊野英生氏の「インフレ課税と闘う!」より一部を抜粋、編集してお届けする。

    ●スロベニア、リトアニアにも抜かれた日本の平均賃金
    円安が進んで、輸入物価が急上昇している。
    これは、円の購買力が低下して、ドルと交換できる円の数量が増えるという「交易条件」の悪化が起こっているということでもある。
    交易条件の悪化は、日本で働いて稼いだ給料で、どのくらいの輸入品が買えるか、という購買力の低下をも示している。

    OECDは、2021年までの平均賃金の34か国の国際比較データを示している。これはドルベースで換算してある。
    日本は、2021年は34か国中で24位である。順位が下位の方にあることは今に始まったことではないが
    1991年から見ると時間とともに順位が落ちていることがわかる。

    1991年13位(23か国中)、2000年18位(34か国、以下同)、2010年21位、2015年24位、2021年24位である。この間、2013年に韓国に抜かれた。
    2018年にはイスラエルに抜かれた。驚くのはOECDに加盟した中東欧諸国に次々に抜かれていることだ。
    2016年にはスロベニア、2020年にはリトアニアに抜かれている。

    続きは楽天NEWS 集英社オンライン 2023年8月3日 10時1分
    https://news.infoseek.co.jp/article/shueisha_149106/


    ★1が立った時間 2023/08/04(金) 08:25:28.86
    ※前スレ
    日本の平均賃金、韓国・イスラエルに続きスロベニア・リトアニアにも抜かれる [おっさん友の会★]
    https://asahi.5ch.net/test/read.cgi/newsplus/1691105128/

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    いろいろ問題点があるようだ。

    時代は、価格を安く抑えるコスパ重視の価値観から、効率性・利便性を追求するタイパ(タイムパフォーマンス)重視の社会にシフトしているという。だが、日本の現状は程遠い。時短術を極めたスペシャリストにその原因を聞いた。

    ◆事務作業大国ではDX推進が阻害される

     米ソフトウエア大手・アドビが先進7か国を対象に行った調査によると、勤務時間のうち「雑務」にかける時間は日本が最長の35.5%だった。

     1%は年間20時間に相当し、日本は一番短いニュージーランドの29.7%より概算で116時間も多い。労働生産性の低さの一因だ。

    ◆国民の時間や気力を奪う事務作業

     だが、遅まきながら日本でも、多くの企業が「DX推進」に取り組んでいるのではなかったのか。早くから日本の労働の非効率を問題視してきた「組織変革Lab」主宰の沢渡あまね氏は、軽く一蹴する。

    「DXの旗振り役の官公庁からも、いまだに確定申告や年末調整で膨大な紙書類の提出を求められ、国民の時間や気力を奪う一大行事になっている。

     意欲ある起業家が上場しようとすると、登記、許認可・届け出手続き……など事務作業が莫大に増え、利益をまったく生み出さない“仕事ごっこ”に忙殺されてしまう。“事務作業大国ニッポン”とも呼ぶべき由々しき事態です」

    ◆改善が進まない原因は…

     改善が進まないのは、日本特有の原因があるからだ。

    「解雇規制が強すぎてクビを切れない社員に、企業は何もさせないわけにいかない。こうしてムダな事務作業が彼らの仕事となり、雑務は温存されている」

     雑務が主業務のようになってしまった日本では、時短は不可能なのか……。

    【組織変革Lab主宰 沢渡あまね氏】
    組織開発専門家。あまねキャリアCEO。400以上の組織で改革を支援。著書に『新時代を生き抜く越境思考』(技術評論社)など

    取材・文/池田 潮

    ―[ムダ時間を消す[最強の(裏)時短術]]―


    ※写真はイメージです(Photo by Adobe Stock)


    (出典 news.nicovideo.jp)

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    過酷な労働です。

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    「残業代は20時間まで。しかし実態は100時間以上の残業。家に帰れるのは月に4回あればいい程。ほぼ毎日会社に寝泊まり。机に寝たり、床に寝たりしていた」

    こう語るのは、かつて「某東証一部上場企業」でカスタムエンジニアの仕事をしていた50代男性(技能工・設備・交通・運輸)だ。男性は過酷なブラック企業体験談を語ってくれた。(文:コティマム)

    ※キャリコネニュースではブラック企業体験談を募集しています。回答はこちらから。https://questant.jp/q/HQI6E1OV

    タイムカードは存在せず。オーバーしていれば修正され……」

    カスタムエンジニアは、主に顧客先に出向いてIT支援等を行うが、仕事は一日中切れ目なく続いていたようだ。

    「日中は大手企業の機器のメンテナンスや営業。帰社して18時から20時まで残務。軽く夕飯食べて24時過ぎまで日中持ち帰った機器のリペア修理 。当然終電もなく泊り込み。朝は5時から今日(の仕事に)備えて昨夜のリペア修理」

    家に帰ることなくほぼ徹夜で作業していた男性。「時には深夜の緊急コールで修理に出勤も」と、深夜稼働することもあったという。

    「この時は出勤した分の残業代は出るが、『トータル20時間』の残業は変わらない。なぜかって?過去に20時間以上の残業がないからだ!タイムカードは存在せず。パソコンで退勤表を係長と課長に提出する。当然、オーバーしていれば修正され、部長承認・決済へと進む」

    20時間を遥かに超える長時間労働をしていても、勤怠は修正されてしまう状況。男性は「何人過労死しただろうか?」と振り返る。

    「過去、訴訟になったとも聞いた事がある。私のかつての上司も夜9時過ぎに倒れた。1年以上療養したが、重い障害を負った」

    現在は18時に家に帰れる仕事に 給料は少ないが「心の充実感はある」

    男性は会社に見切りをつけ、早々に退職した。

    「同期や同僚は悪辣な中で働いていた。給料やボーナスは一時期カットもあった。組合もあったが、『会社が潰れたら給料も家族も養えないんだぞ!』と、経営側の要求をすべて飲んだ。今は経営も回復して、(同僚たちは)それなりの給料・ボーナスを貰っていると思うが、私はその間、結婚し子どもも授かり、18時には家に帰れる仕事をしている」

    現在の会社の給料は「決して良くない」といい、ボーナスも無いという。ボーナス時期になると、「同期は幾らぐらい貰っているのかなぁと気になる」こともあるというが、それでも「会社に馬車馬の如く働かされ、使い捨てされるのとどちらがいいか。お金は無くとも心の充実感はある」と綴っている。

    残業月100時間超えのブラック企業「ほぼ毎日会社に寝泊まり。家に帰れるのは月に4回あればいい」


    (出典 news.nicovideo.jp)

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    少子化が加速していく。日本にも大きいツケがくると思う。

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    働き方改革が叫ばれて久しいが、いまもしっかりした休みを取れないまま疲弊する労働現場がある。キャリコネニュースが募集しているブラック企業体験談には、保育士として働く人たちから、現場で起きていることを赤裸々に綴ったエピソードが数多く寄せられている。(文:林加奈)

    ※キャリコネニュースではブラック企業体験談を募集しています。回答はこちらから。https://questant.jp/q/HQI6E1OV

    早朝や延長保育も手当なしで「月給の範囲内で当然といった感じ」

    公立の保育園に勤務している40代女性は、きちんとした休憩をとれていないことを嘆いている。

    「休憩時間は交代で取りますが、給食を職員室で黙食し、その後は書類や行事の準備、自分のクラスのすることなどに追われて終わり。その後また保育に戻ります。銀行など外へ用事をどうしても済ませたいときは園長主任の許可を得てから慌てて行って帰ってくるくらいです」

    また保育園では朝の7時から子どもを受け入れているというが、

    「園舎の鍵開けや園庭整備などは15~20分前に来て無償でやらされています。早朝や延長保育の当番もその時間の時給が割り増しになることもなく、普通勤務の月給の範囲内で当然といった感じです」

    といい、時間外手当ももらえていないことを伝えている。

    システムが変わらないと保育士離れは止まらないと思う」

    こうした保育の現場について問題提起する投稿も寄せられた。神奈川県の40代女性は「(保育園は)ホワイトにしようと努力しているが」と前置きした上でこう語っている。

    「委託費(編注:自治体から認可保育園に支払われる財政支援)の額等、保育園の運営費の根本、システムが変わらないと保育士離れは止まらないと思います。働き方改革だ何だといっても保育業務体質や賃金の限界がある中で給料は業務内容に見合っていないです。加えて保護者のモンスター化、甘えた子育てに保育士は疲弊してしまっています」

    女性は現在、管理職という立場にあるが「なりたくてなってはいないし、むしろ給料と反比例して責務だけは増える。毎日辞めたいと思う。生活していくには耐えなきゃいけないため、我慢して我慢して働いてるのが現状です」と、切実な思いも綴っている。

    ブラックな環境で働く保育士たち「生活していくには耐えなきゃいけない。我慢して我慢して働いてる」


    (出典 news.nicovideo.jp)

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