令和の社会・ニュース通信所

社会の出来事やニュースなどをブログに書いて発信していきます。あと、海外のニュースなども書いていきます。

    カテゴリ:科学 > 研究



    日常生活において、適切なバランスを保ちながらテクノロジーを活用することが重要だと感じますね。

    スマートフォンにハマることで、脳がより健康的になるという。スマホの常用が脳に良いことが、ある研究で明らかとなった。


    画面に釘付けになることは脳に有害という見方が占める中、アメリカの神経学者が、スマホを長時間使用する50歳以上の人々の、認知機能の低下率が低いことを発見した。

    ベイラー大学の専門家、マイケル・スカリン博士はこう話す。

    「いつの日も、テクノロジーが私たちにとって如何に有害かというニュースばかりです」
    「頭脳流出や頭脳腐敗という言葉がよく使われますが、今やデジタル認知症という言葉まで作られています」
    「研究者として、それが真実なのかどうかを知りたいと思いました」

    高齢者が現代のテクノロジーを使いこなすにあたって直面する困難は認知的に有益であるとして、スカリン博士はこう続ける。

    「中年、もしくは高齢の人々が口にすることに、『このコンピューターにはイライラさせられる。学習するのが大変だ』というのがあります」
    「それは実は認知的な挑戦の反映なのです。たとえその瞬間は気分を害していようと、脳にとっては有益なことかもしれません」


    (出典 news.nicovideo.jp)

    【【社会】スマホにハマるのは有害? 長時間使用は「認知機能の低下率が低い」との研究】の続きを読む


    “認知症”リスクが20%減──「帯状疱疹ワクチン」接種が認知症発症に与える影響 28万人以上を調査
     米スタンフォード大学などに所属する研究者らが発表した論文「A natural experiment on the effect of herpes…
    (出典:)


    最近の研究によると、帯状疱疹ワクチンの接種が認知症リスクを20%減少させることが示されました。この調査対象は28万人以上に及び、その結果は多くの人々に希望をもたらすものです。ワクチン接種の重要性がさらに強調され、予防医療の観点からも注目が集まることでしょう。

    1 煮卵 ★ :2025/04/18(金) 18:19:06.18 ID:lEE/i7NL9
     米スタンフォード大学などに所属する研究者らが発表した論文「A natural experiment on the effect of herpes zoster vaccination on dementia」は、帯状疱疹ワクチン接種が認知症発症に与える影響に関する新たな研究報告だ。研究チームは、帯状疱疹ワクチン接種が認知症の発症リスクを有意に低減させることを示す証拠を提示した。

     ウェールズでは2013年9月1日から帯状疱疹ワクチン接種プログラムを始めた。1933年9月2日以降に生まれた人々が接種対象となり、それ以前に生まれた人々は生涯にわたって接種対象外とされた。この明確な誕生日による区分を利用し、研究チームは回帰不連続デザインという統計手法を用いて、大規模な電子健康記録を分析。28万2541人の成人を対象に実施した。

     研究チームはまず、資格基準日のわずか1週間の違いによってワクチン接種率が0.01%から47.2%へと劇的に上昇することを確認した。この接種率の違い以外に、誕生日がわずか1週間違うだけの集団間に系統的な差異は存在しないと考えられる。この状況を利用して研究チームは、帯状疱疹ワクチン接種と認知症発症の間の因果関係を探った。

     分析の結果、帯状疱疹ワクチンを接種した人々は、7年間の追跡期間において新たに認知症と診断される確率が3.5%ポイント減少したことが明らかになった。これは接種していない人に比べて相対的には20.0%の減少に相当する。

     特筆すべきは、この効果が男性よりも女性において顕著であったことだ。研究チームはイングランドとウェールズの死亡証明書データを用いた別の分析でもこの結果を確認している。

     研究チームは帯状疱疹ワクチン接種が認知症リスクを低減させるメカニズムについても探索的な分析を行った。考えられるメカニズムとしては、水痘帯状疱疹ウイルス(VZV)の再活性化の減少を通じた経路と、ウイルスとは独立した免疫調節効果を通じた経路の両方を示唆した。

     Source and Image Credits: Eyting, M., Xie, M., Michalik, F. et al. A natural experiment on the effect of herpes zoster vaccination on dementia. Nature(2025). https://doi.org/10.1038/s41586-025-08800-x

     ※Innovative Tech:このコーナーでは、2014年から先端テクノロジーの研究を論文単位で記事にしているWebメディア「Seamless」(シームレス)を主宰する山下裕毅氏が執筆。新規性の高い科学論文を山下氏がピックアップし、解説する。X: @shiropen2

    [ITmedia NEWS]
    2025/4/18(金) 8:05
    https://news.yahoo.co.jp/articles/9916acdbbc2452e44af13af6f00e7219f398606c

    【【国際】“認知症”リスクが20%減──「帯状疱疹ワクチン」接種が認知症発症に与える影響 28万人以上を調査】の続きを読む



    ポルノ動画の視聴が脳に与える影響は軽視できない。記事では、視聴がもたらす脳の異常について詳しく述べられており、私たちがどのようにメディアを消費するべきかを考えさせられる。私たちの心や身体の健康を守るためには、必要な情報に基づいて賢く選択することが求められる。

    昨今はテクノロジーの発達とインターネットの普及により、ポルノ動画へのアクセスがかつてないほど簡単になりました。

    スマートフォンひとつで、誰でも瞬時に数千本もの動画に無料でたどり着くことができます。

    その一方で「つい見すぎてしまう」「やめたいのにやめられない」といった“ポルノ中毒”のような症状を訴える人も増えています。

    そして近年の研究では、こうした過剰なポルノ視聴が脳そのものに「ある異常」をもたらしていることが明らかになっているのです。

    ポルノ動画を見すぎると、一体何が起きてしまうのでしょうか?

    目次

    • ポルノを見すぎると何が起こるのか?
    • 10代のうちにポルノを見すぎるとどうなる?

    ポルノを見すぎると何が起こるのか?

    ポルノ動画とは、性的興奮や快楽を引き起こすことを目的として制作されたメディアのことを指します。

    映像、画像、音声、文章といったあらゆる形態が含まれますが、近年最も普及しているのがオンラインで視聴可能な性的動画コンテンツです。

    ポルノ動画の利用は一般的になっており、2018年の調査では、男性の91.5%、女性の60.2%が「過去1か月以内に何らかのポルノ動画を視聴した」と回答しています。

    こうした背景から、私たちは今、以下のような問いを投げかける必要があります。

    「性的なコンテンツを繰り返し見ることは、私たちの脳にどんな影響を及ぼすのか?」 「それは恋愛や実際の性行動にも影響を与えるのか?」

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    Credit: canva

    2015年の脳画像研究によると、ポルノ動画を頻繁に視聴する男性の脳では、報酬系に関与する領域の灰白質が減少していることが明らかになりました。

    この部位は、やる気や意思決定に関係しているため、視聴のしすぎが衝動性や依存性を高める可能性があると考えられています。

    さらに前頭前野と報酬系の結びつきが弱まることで、かつて得られていた快楽を得るにはより刺激の強いコンテンツが必要となり、エスカレートする傾向も確認されています(JAMA Psychiatry, 2014)。

    また2016年の研究では、49%の人が「以前は興味がなかった、あるいは嫌悪していたようなジャンルに手を出すようになってしまった」と回答していました(Computers in Human Behavior, 2016)。

    こうした脳内の変化は、現実のパートナーとの関係にも悪影響を及ぼすことがわかっています。

    例えば、ポルノの頻繁な視聴者は、恋人との性的関係に対する満足度が低くなりやすく、浮気率や感情的な距離の増加、信頼の喪失といった問題が報告されているのです。

    ある研究では、女性の多くが「パートナーのポルノ視聴により性行為の頻度が減った」と回答し、男性側も「現実のパートナーとの性行為で興奮しづらくなった」と述べています。

    また、18〜35歳の若年層を対象とした2021年の研究では、20%以上の参加者が「勃起機能に問題がある」と答えており、これは一般的な同年齢層の有病率より高い数字です。

    10代のうちにポルノを見すぎるとどうなる?

    ポルノの使用は、多くの場合「恥ずかしい」「誰にも言えない」といった感情を伴います。

    しかし問題を抱えるカップルがそのまま沈黙していては、関係性の悪化は避けられません。

    大切なのは「オープンに話し合い、問題に一緒に取り組む姿勢だ」と研究者らは指摘します。

    信頼できる友人や家族とこの問題について話すことは、恥の感情をやわらげ、心理的なハードルを下げる効果があります。

    また、専門のセラピスト、特にポルノ使用に関する問題に詳しい有資格のカウンセラーの支援を受けることが推奨されます。

    同じ悩みを共有する人々とのピアサポートグループも、孤独感を和らげ、回復への大きな助けとなります。

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    Credit: canva

    これと別に、最近は若年層への影響も深刻です。

    2022年の調査によると、13〜17歳の73%がポルノを視聴した経験があり、そのうち54%は13歳未満、15%は10歳以下での接触でした。

    彼らのうち58%は「偶然見てしまった」と答えており、アクセスのしやすさが無防備な状況を生んでいます。

    若年層はまだ脳が発達途中であり、神経可塑性と呼ばれる急速な神経接続の変化が思春期に起きています。

    この段階で過激な性コンテンツに触れることは、性行動や価値観に長期的な悪影響を与えるおそれがあります。

    2021年にヨーロッパで行われた大規模調査では、14〜17歳の約11,000人のうち、ポルノに接触していた若者は、接触していない若者に比べて、攻撃的・ルール違反的な行動をとる傾向が高いことが確認されました。

    これらの事実は、家庭でのネット使用に対する親の関与が不可欠であることを物語っています。

    性的コンテンツを見ること自体は悪いことではありません。

    しかし過剰に見すぎると、脳の認知機能に異常が起き、日常生活にも支障が出始めるかもしれないのです。

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    参考文献

    Pornography may be commonplace, but a growing body of research shows it causes lasting harm to the brain and relationships
    https://theconversation.com/pornography-may-be-commonplace-but-a-growing-body-of-research-shows-it-causes-lasting-harm-to-the-brain-and-relationships-249725

    ライター

    千野 真吾: 生物学に興味のあるWebライター。普段は読書をするのが趣味で、休みの日には野鳥や動物の写真を撮っています。

    編集者

    ナゾロジー 編集部

    ポルノ動画を見すぎる人は「脳にある異常」が起こっていた


    (出典 news.nicovideo.jp)

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    非常に興味深い内容でした。

    危険な戦闘行為は、知らぬ間に脳を蝕んでしまうようです。

    ハーバード大学医学大学院(HMS)は最近、アメリカの特殊作戦部隊の兵士たちの脳に、一般人では見られない“ある異常”が現れていることを発見しました。

    驚くべきことに、その異常は通常のMRI検査ではまったく見えません。

    しかしながら最先端の脳画像技術を駆使した結果、脳内の通信網ともいえる「機能的結合性」が著しく低下していることが判明したのです。

    そして脳の変化は、ちゃんと兵士たちのメンタル異常としても表れていました。

    研究の詳細は2025年4月1日付で科学雑誌『Radiology』に掲載されています。

    目次

    • 普通のMRIでは「異常なし」だが
    • エリート兵士の脳に起きていた異変

    普通のMRIでは「異常なし」だが

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    Credit: canva

    爆発物の処理や危険な作戦に従事するエリート兵士たちは、強烈な爆風に頻繁にさらされる過酷な環境に身を置いています。

    一般的には、頭部に目立った外傷がなければ「脳は無事」とされることが多いですが、今回の研究はその常識に一石を投じました。

    研究対象となったのは、爆風を繰り返し受けた経験を持つアメリカの特殊作戦部隊員212人(退役兵を含む)です。

    彼らは全員、標準的なMRI検査では「脳に異常なし」と診断されていました。

    それでも実際には多くの兵士たちが「集中できない」「記憶が曖昧」「気分が不安定」「イライラしやすい」といった神経心理的な問題を訴えていたのです。

    こうした症状の背景には何が隠されているのか?

    従来の研究では、軽度な脳外傷は画像では検出困難とされてきましたが、2020年代に入ってからはfMRI(磁気共鳴機能画像法)やPET(ポジトロン断層法)などの先端技術で“見えない損傷”が徐々に明らかになりつつあります。

    今回の研究も、まさにこの「見えない異常」に焦点を当てたものです。

    エリート兵士の脳に起きていた異変

    研究チームは、兵士たちの脳をfMRIで精密に解析し、脳内の各領域がどのように連携しているか(機能的結合性)を調べました。

    特に注目したのは、「外側後頭皮質」「内側前頭皮質」「上前頭回」といった、記憶や感情制御、空間認識に関わる領域です。

    そしてその結果を一般的な健常者や爆風に晒された経験のない兵士、合計212名の脳画像を比較。

    その結果、高いレベルの爆風曝露を経験していた兵士たちは、これらの領域間の結合性が有意に低下していることがわかったのです。

    さらに臨床スコアと結合性の間には負の相関が見られ、神経結合性の低下により脳の情報伝達が弱くなっていた兵士ほど、メンタルヘルス異常の症状も重くなっていたのです。

    具体的には、爆風曝露の多い兵士たちは、不安、気分の変動、イライラ、集中力の低下、物忘れ、思考の遅さ、頭痛、吐き気、疲労、めまい、バランス感覚の障害といった症状を多く訴えていました。

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    Credit: canva

    また驚くべきことに、爆風に多くさらされた兵士の一部では、外側後頭皮質の体積が健常者や低曝露群よりもむしろ大きくなっていたのです。

    これは良い兆候ではなく、瘢痕(はんこん)や炎症による長期的な組織変化を示している可能性があり、見た目では異常がなくても脳内では何かが進行していることを示すものだといいます。

    今回の研究が持つ最大の意義は、「軽度」で「外傷の痕跡がない」ように見える脳損傷が、実は深刻な神経変化を伴っている可能性があるという点です。

    しかも、それは軍人だけの話ではありません。

    スポーツ選手や交通事故の被害者など、一般の人でも同様の“繰り返される衝撃”にさらされることがあります。

    この研究は、今後の診断技術の発展や治療戦略の見直しに大きな示唆を与えるものであり、まさに「見えない脳外傷」を見つけ出すための第一歩と言えるでしょう。

    もしかしたら、あなたの身近な「ちょっとした不調」も、脳の静かな悲鳴かもしれません。

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    参考文献

    Brain Abnormalities Seen in Military Members with Blast Exposure
    https://www.rsna.org/news/2025/april/brain-abnormalities-from-blast-exposure

    Hidden Abnormalities Discovered in The Brains of Elite Soldiers
    https://www.sciencealert.com/hidden-abnormalities-discovered-in-the-brains-of-elite-soldiers

    元論文

    Distinct Functional MRI Connectivity Patterns and Cortical Volume Variations Associated with Repetitive Blast Exposure in Special Operations Forces Members
    https://doi.org/10.1148/radiol.233264

    ライター

    千野 真吾: 生物学に興味のあるWebライター。普段は読書をするのが趣味で、休みの日には野鳥や動物の写真を撮っています。

    編集者

    ナゾロジー 編集部

    エリート兵士の脳には一般人にはない「ある異常」が起こっていた


    (出典 news.nicovideo.jp)

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    「イカチュウチュウ」の発見は、私たちが知らなかった生物多様性の一端を示しています。寄生虫の研究は、健康や農業、環境問題においても多くの示唆を与えてくれるため、今後の研究成果に注目したいです。

     沖縄科学技術大学院大学(OIST)は4月10日、新種の条虫類(サナダムシとも呼ばれる寄生虫の一種)を2種類発見したと発表した。野生のアオリイカの腸と胃から発見したもので、そのうちの1種の学名は「Nybelina enterika」に。和名について、研究チームは「イカチュウチュウ」と提案している。

    【その他の画像】

     イカチュウチュウの平均全長は約1mm。頭部の先端には、出し入れ可能な4本の触手を備える。なお、学名の「enter」はギリシャ語で腸、「ika」は日本語でイカを意味している。

     もう1種の新種は、Phoreiobothrium属の未知の種としている。これらの寄生虫は、自然環境から採取したイカのみに見つかり、養殖のイカからは発見できなかったという。研究チームのメメット・アリフ・ゾラル博士は「イカから発見された条虫は、全て幼虫の段階にあり、イカを中間宿主として利用していることを示唆する」と説明している。

     この研究成果は、科学雑誌「Journal of Invertebrate Pathology」に4月7日付で掲載された。

    新種の寄生虫を発見 和名「イカチュウチュウ」 


    (出典 news.nicovideo.jp)

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