職場の人間関係や恋愛相談、身体のコンプレックスから性の悩みまで――。
読者から寄せられた多種多様な悩みを、「自己防衛おじさん」こと占い師の鉄平さんが、真摯かつユーモラスに回答していく。
今回のお悩みは、大分県在住のCさん(50代男性・フリーランス)からの投稿だ。
正社員の仕事を辞めたものの、できそうなバイトがなかなか見つからないという。
何かを学ぶ気力もなく、コロナ禍にも見舞われアパートに引きこもるように。
将来が見通せないCさんに、自己防衛おじさんはどんな言葉をかけるのか。
足りないのは、覚悟
>読者のお悩み
独身だし、適当にアルバイトすれば食っていけるだろうと思い、正社員だった仕事を辞めました。
でも、いい歳してゼロから何かを学ぼうという気力も体力もないため、おじさんでもできそうなバイトはなかなかありません。また全く予想外だったコロナ禍に見舞われ、外出するのも嫌になり、結局、安アパートに引き篭もっている毎日です。
バイトのお金を当てにしていたのに全くの無収入で、貯金がどんどん減っています。
ココ最近は外食などせず、袋麺ばかり食べているのですが、体を壊しても病院に行けないと思います。
50代で、特に何のスキルも体力もなく、出資も必要がないアルバイトってあるのでしょうか...。
自己防衛おじさんの回答
結論から申し上げますと、「適当に生きる覚悟が足りない」。その一言に尽きると思います。
年齢が職歴が、あるいはコロナ禍が......と何かを気にして足踏みしているほど、非生産的な事はありません。
いまのあなたに必要なのは「とりあえず何か始めてみる」という良い意味で「適当な生き方をしてみる覚悟」なのです。
現状は年相応に健康で、さらに選ばなければ仕事は世の中にある状態。
この際、将来的なお金の心配は置いといて、貯金の減少をまず止めるために、生活に必要なお金を「とりあえず」稼いでみることから始めてみましょう。世の中には良し悪しは別にして、「こんなことも仕事になるの?」と驚くような職業があります。それもこれも社会に必要な仕事で、そして従事する人がいるから成り立っているわけです。
「中高年男性の特権」とは
進んでやりたいような仕事ではない場合もあるかもしれませんが、一度きりの人生ならさらなる経験値をあげるためにトライしてみると良いでしょう。
年齢での取捨選択は実際あるのかもしれませんが、むしろ若い子や女性が選ばない、あるいは想像すらしない職種に従事できるのは、中高年男性の特権です。
あなたと同じように、人生の迷路に迷い込んだ中高年のおじさんたちもいるかもしれません。
多くの人は孤独だから不安になります。それなら境遇が似ている人と共に社会の一員として働き始めれば、その不安や心配も薄れていくのではないでしょうか?
「適当に生きる覚悟」を決めれば、恐いものなし。
これこそまさに、自己防衛です。
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(出典 news.nicovideo.jp)
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