令和の社会・ニュース通信所

社会の出来事やニュースなどをブログに書いて発信していきます。あと、海外のニュースなども書いていきます。

    カテゴリ:国内 > 芸能人


    不正請求問題の影響が出ているのかな。

    1 Ailuropoda melanoleuca ★ :2023/07/19(水) 13:23:42.66 ID:EnwFYmm+9
    2023-07-19 13:10 ORICON NEWS

     俳優の佐藤隆太(43)が、CM出演している中古車販売・ビッグモーターに保険金不正請求問題が生じていることを受け、CM契約を解除する方向で調整していることが19日、所属事務所への取材で明らかになった。

     佐藤の所属事務所は、ORICON NEWSの取材に対して「関係先に対して、契約解除を協議中であるとお伝えしております」とのコメントを寄せた。

     ビッグモーターは18日、公式サイトを更新し「当社板金部門における不適切な請求問題に関するお詫びとご報告」との書面を発表。「このたびは、当社板金部門における損害保険会社様に対する不適切な保険金請求行為に関しまして、お客様、損害保険会社様及びお取引先様、そのほかステークホルダーの皆様に多大なるご迷惑とご心配をおかけしておりますことを深くお詫び申し上げます」として、調査報告書などをあわせて公開していた。

    https://www.oricon.co.jp/news/2287551/full/

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    海外は違いますね。

    1 muffin ★ :2023/07/17(月) 17:04:46.01 ID:xnPjyNAe9
    https://hochi.news/articles/20230716-OHT1T51191.html?page=1
    2023年7月16日 19時30分

    フランス・パリ在住の女優・杏が15日放送の日本テレビ系「マツコ会議」(土曜・午後11時)に出演した。異国に拠点を移して9か月、3児の母として奮闘する様子が伺えた。

    パリでの生活について「半年前にあった(雨漏りの)工事がやっと来て、(部屋の)マットレスなど外して家がめちゃくちゃな状態ではある。子どもたちも学校に行ったりして、生活のサイクルが出来始めてきて、ようやくスタートラインに立った気がする」と語った。

    MCのマツコ・デラックスは「サラっと今、みんな聞いてたけど、半年前に頼んだ工事がやっと来たって。自由なのよ、自由の国だから」と驚いた。杏は「半年ははるかに越えています。(工事は)今日もすっぽかされたみたいです」と淡々した様子だった。

    3人の子育てをしながらの生活は「私自身の力でなんとかしているのではなくて、いろんな人を頼りに頼って、のたうち回っていろんな人にすがって生きている」と本音を吐露。「『3人子どもがいてスゴイね』とたまに言っていただくこともあるんですけど、お母さん、人の手を頼りましょう!私は一人では子育てしていません。できません。無理です。これは声を大にして言いたいです」とモニター越しに呼びかけた。

    日本との育児環境の違いについて「日本のお母さんは頑張りすぎなところがある。こっちはベビーシッターが送り迎えする。中学生に上がるまでは必ず送迎が必要。それもいろんな人に頼ったり、ベビーシッター頼んだりは当たり前の光景」と説明した。

    マツコも「日本は本当に思う。お母さんに押しつけすぎだよね、すべてを。あれじゃ、働きながら子供を産もうなんて簡単に思えない」と共感。杏は「根本的な意識ですね」とうなずいた。

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    持論を展開する。

    太田光

    爆笑問題太田光が、16日放送の『サンデー・ジャポン』(TBS系)に生出演。ネット上の誹謗中傷問題に対して、「人類はここまで堕ちた」「今が一番人間が卑怯になった」などと持論を語った。


    ■『サンジャポ』にも多く出演

    番組はryuchellさんの訃報をトップで扱い、生前によく出演していたことから、過去の映像を多数放送する。

    その後、議論はSNS誹謗中傷問題に及び、さらなる法規制を求める政治家の発言を紹介するなどし、スタジオでも出演者が意見を交わしていった。


    関連記事:梅沢富美男、ネットの誹謗中傷コメントに怒り 「名前と住所と電話番号を…」

    ■「常々思ってるんだけど…」

    太田は法規制に対し、「条例とか法整備と同時に、考え方とか、あらゆる方向で進んでいくものだと思う」とコメント

    そして、「ここまで匿名で人に悪意をぶつけるっていう、これは、僕は常々思ってるんだけど」と前置きし、「人類はここまで堕ちたっていうか、今が一番人間が卑怯になったと思ってるんですね」と厳しい表現で現状を嘆いた。

    続けて、「だから、これはその次の世代や、またZ世代の後の世代は、親を見て『あんなふうにはしたくない』って思ってて」と、将来的な改善も期待する。


    ■「言葉は言霊だから」との持論も

    一方で、「だんだん改善されていくんだけど、言葉は言霊だから。誰からも見つからなくても、そこに一旦でも人に対して書き込んだ人は、自分は絶対覚えてますよね」との持論も展開。

    最後は、「それは誰にも見つかんなくても、自分は一生覚えてるだろうってことは、もしかしたら考えたほうがいいかもしれないね」と、発信者の良心に訴えかける形で締めくくった。


    ■主な相談窓口

    ・いのちの電話

    ナビダイヤル0570-783-556(10時22時

    フリーダイヤル=0120-783-556(16時21時。毎月10日は8時~11日8時)

    日本いのちの電話連盟https://www.inochinodenwa.org)

    ・合わせて読みたい→霜降り明星・粗品、“誹謗中傷が当たり前”の状況に苦言 「普通に傷つきます」

    (文/Sirabee 編集部・玉山諒太

    太田光、ネットの誹謗中傷に持論 「人類はここまで堕ちた」「今が一番人間が卑怯」


    (出典 news.nicovideo.jp)

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    若い世代が政治に関心を持ち、参加することは重要です。

    1 冬月記者 ★ :2023/07/03(月) 23:02:11.66ID:bv/Z/ooN9
    https://news.yahoo.co.jp/articles/23d5782853d8fd7d4ca22f980e1b6a88fe5d505b


    (出典 i.imgur.com)


    ゴマキ弟、政界進出へ「若い世代が盛り上げないと…俺は挑戦する」 8月八街市議選 タトゥー除去も完了


     タレント・後藤真希(37)の弟で、アイドルグループ「EE JUMP」元メンバーのユウキこと後藤祐樹(36)が、3日までに自身のYouTubeチャンネルを更新。千葉・八街市議選(8月20日告示、27日投開票)に出馬すると発表した。

     妻・千鶴さんと2人で動画に登場し、後藤は「八街市政に挑戦しようと思っております」と宣言。「今後詳しくお話させていただこうと思っております」と、詳細については後日改めて説明するとした。

     夫婦は東京・江戸川区出身だが、4年前の3月に夫婦で同市に引っ越し、居住して4年目を迎えた。同市の印象について、千鶴さんは「暗いなと思った」と、街灯が少ないために夜になると「本当に暗い、本当に見えない」といい、「女性が散歩するには怖い」と訴えた。この点については、署名を集め、街灯の設置が決まったという。


     また、子供たちが遊べる公園が「圧倒的に少ない」といい、さらに「ティーンエージャーが遊ぶところが少ない」という。

     これらの住民の小さな悩みを、後藤は「変えていきたい」といい、「若い世代がこの街を盛り上げていかないといけないって思うの。俺は挑戦しようと思ってる」と意気込んだ。

     また、この街に来てから「凄く人生が変わった」といい、「自分自身が色々な挑戦をしているということもあるけど、この街に来て、いろんな人に優しく出迎えてもらえて、老若男女たくさんの友達もできたし、本当に人がいいと思います。八街市の。そういう人たちのために、俺は色々な挑戦をして、その代わり色んなチャンスをもらって活動ができているから、今度は何か自分自身が何かを変えてあげなきゃいけないのかな」と、挑戦に至った思いを明かした。

     後藤は2000年に「EE JUMP」のメンバーとしてデビューし、02年に芸能界を引退。07年、工事現場から大量の金属ケーブルを盗むなどし、強盗致傷容疑で逮捕。翌年に懲役5年6カ月の実刑判決が下り、川越少年刑務所に収監された。2012年に仮釈放され、現在は建設業に従事しながらユーチューバーとしても活動している。



    (出典 Youtube)


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    価値がゼロと言われるなんて驚きです。でも、実家の処分をするときには、思い出や感情といったものを切り離すことが大切だと思います。

    「維持費だけで1000万円以上払った」両親から継いだ実家を25年放置…松本明子(57)が明かす「実家じまい」失敗の顛末 から続く

     両親から相続した実家を25年間も空き家状態にしたことで、総額1800万円もの維持管理費などを払うことになった、タレント松本明子さん(57)。2022年6月には、その実家を売却するまでの顛末などを綴った著書『実家じまい終わらせました! 大赤字を出した私が専門家とたどり着いた家とお墓のしまい方』祥伝社)を上梓し、大きな反響を呼んだ。

     2017年に「実家じまい」を決意した松本さんは、「空き家バンク」に登録して実家の売却を成功させた。しかし、家を整理して売るまでには、とてつもない苦労があったという。彼女に詳しく話を聞いた。(全4回の2回目/1回目から続く)

    ◆◆◆

    25年間も空き家状態だった実家の整理を決意した“きっかけ”

    ――松本さん2018年1月に、25年間も空き家状態だった香川県高松市の実家を「売却」という形で処分されたんですよね。売ろうと思ったきっかけは何だったのでしょうか。

    松本 25年ものあいだ、家の維持管理費を払い続けていたし、私も年に1~2回しか高松の実家に行かなくなっていたから、どうにかしなきゃいけないとはずっと考えていました。

     そしたら、世間でも「空き家」の急増や、それに伴うトラブル社会問題として注目され始めて。私も「空き家問題」を取り上げた番組に呼ばれる機会が増えていったんです。

    ――それは、松本さんが空き家問題に悩んでいたからキャスティングされたのですか?

    松本 いえ、そういうわけではなく。たまたまというか、番組側は私の抱えている問題を知らずにキャスティングしてくれました。でも自分の中では、「これは私が長年悩んでいる問題と同じだ」と繋がって。

     そして本格的に「実家じまい」を考えるようになったのが、2017年1月に出演したNHKの番組『クローズアップ現代+』でした。番組のテーマは「実家の片づけ」だったのですが、収録に参加して、「このまま実家を維持して、家の中の物も片づけずにいたら、将来、高松に縁もゆかりもない子どもに苦労をかけてしまうかもしれない」と思ったんです。私としては、それだけは避けたかった。

    ――子どもに迷惑はかけたくない、と思って実家じまいを決意するわけですね。

    松本 「私が元気なうちに何とかしなきゃいけない」と気持ちが固まりましたね。

    ――それからどのように行動したのでしょうか。

    松本 まず、高松の不動産屋に実家を査定してもらったんです。そしたら、「築45年と古いので、家の価値はゼロ、土地の価値が200万円」と言われてしまって。父が約3000万円もかけて建てた家が、10分の1以下の値段でしか売れない。それを聞いて、ガクッとしてしまいました。

     そしたら不動産屋が、「賃貸にも売却にも対応できるよう、多くの人が閲覧できるサイトに載せるのはどうですか?」とアドバイスをしてくれて。私もそのほうがいいと思って、藁にもすがる気持ちで香川県が運営する「空き家バンク」に申し込みました。

     空き家バンクに申し込んだあとは、本当に住める状態かどうか、耐震基準には合格しているか、壁にヒビや歪みがないか、床は傾いていないかなどを専門家に現地査定してもらって。その調査で問題がなかったので、写真付きの物件情報を登録してもらいました。

    実家を更地にするのに500万円もかかることが発覚

    ――家の状態は問題なかったのですね。

    松本 実は私が実家に帰れていない間にも、親戚やご近所の方に合鍵を渡して、年に何回か、家の中の空気を入れ替えてもらったり、少し掃除をしてもらったりしていたんです。それが良かったのかもしれません。皆さんに協力していただきながら、実家の維持管理をしていましたね。

    ――ちなみに、家を取り壊すという選択肢はなかったのですか?

    松本 不動産屋に査定してもらったとき、更地にしたほうが買い手が付きやすいと言われたんです。でも、更地にするのに約500万円もかかると言われてしまって。建物を取り壊すだけでなく、庭の石灯籠や石垣、石段もすべて重機で取り除かないといけないということで。

    ――200万円の土地が売れたとしても、300万円の赤字になってしまいますね。

    松本 そうなんです。だから更地にするのは諦めて、賃貸と売却の両方で空き家バンクに登録しました。

    ――空き家バンクに登録する際の売却希望金額はいくらだったのですか。

    松本 せめてリフォーム費用の元は取りたかったので、売却で600万円、賃貸で月10万円にしていました。でも、担当者には「いつ売れるかわからないですよ。10年、20年もサイトに載せている物件もありますから」と言われてしまって。私も期待しないようにしていました。

     ただ、できるだけのことはしようと思って、間取りや築年数、住所、外観写真はもちろん、家の中の様子がわかるように、屋内の写真も全部掲載して。撮影の前には家を掃除したり、草木を手入れしたりして、少しでも写りが良くなるように。

    600万円の希望額で売却が成功した経緯

    ――購入希望者からの連絡はありましたか?

    松本 登録してすぐに連絡はありましたけど、「100万円で買い取りたい」という方だったり、「賃貸で月2万円希望」という方だったりして、なかなか条件が合わず。契約には至らなかったんです。

     でも、登録して3か月後くらいに問い合わせてくれたご夫婦が、600万円で購入してもいいと言ってくださって。

    ――どんなご夫婦だったのですか。

    松本 70代前半の高齢のご夫婦でした。2人とも高松出身で、私の実家がある地域で生まれ育ったそうです。結婚したあとは、お仕事の都合で滋賀県に移住したのですが、老後は自分たちが生まれ育った場所で過ごしたいということで。たまたま私の実家のエリアにある空き家を探していたんですよ。

    ――すごい偶然ですね。

    松本 奇跡的なご縁ですよね。連絡をいただいたあと、実際に家を内見してもらったら、きれいに管理されていて、リフォームされているところも気に入ってくださって。引っ越してすぐに住める状態だからというのもあって、600万円で購入を決めてくれたんです。

    ――売却から引き渡しまではどれくらいの期間があったのですか?

    松本 3か月くらいですね。それまでに家の中を片づけたのですが、本当に大変だった。両親が戦時中に生まれていて、物を捨てない時代で育ったからか、家の中が物で溢れかえっていて。

    ――どんな物があったのでしょうか。

    松本 私の祖父の先祖が丸亀藩の武士だったからか、日本刀や刀掛けなどの骨董品もありましたし、陸軍大佐だった祖父のサーベルなんかもありました。日本刀サーベルは持ち運ぶと銃刀法違反になってしまうので、地元の骨董屋に引き取ってもらって。刀掛けは先祖代々の物ということで、東京に持ち帰りました。

     あとは母親の着物や洋服もたくさんありましたね。引き取ってくれる地元の知人や、撮影用の衣装をレンタルしているところに郵送したり。久本(雅美)さんがいる劇団・ワハハ本舗さんにも持って行って、「使える衣装があったら引き取ってください」とお願いしました。

    の官能小説やエロ本など、廃棄処分になった物は約20トン分

    ――お父さまの物もすごい量だったそうですね。

    松本 本が2000冊くらいありました。建設系の専門書や文学集、官能小説もありました。あと、父が大事に隠し持っていたエロチックな本もあったりして(笑)。それはみうらじゅんさんに差し上げました。残りの本は神保町の古本屋に持っていきましたけど、なかなか買い取ってもらえず。売れても二束三文でした。

    ――松本さんご自身の物もたくさんあったんですよね。

    松本 私が子どものときに使っていた物はすべてありましたね。小学生のときに使っていた教科書ノートハーモニカ、習字や裁縫の道具、彫刻刀まで。全部大事に保管されていました。

     あと、私が仕事で使った衣装とか、番組でいただいたトロフィーを実家で保管していたのですが、それも捨てずに取ってありました。

    ――ご両親から大事に育てられたとおっしゃっていましたね。どれも大切な思い出だから、捨てられなかったのかもしれません。

    松本 両親は私が出演していた番組をすべて録画してくれていたみたいで、押し入れの奥からビデオが何百本も出てきて。それは東京に持ち帰って、専門業者さんにDVDに焼き直してもらったんですよ。そしたら、ダビング代だけで約40万円もかかってしまいましたね。

    ――家財や遺品の整理にもお金がかかるのですね。

    松本 そうなんです。家にあった大きな仏壇を地元の仏具屋さんに引き取ってもらったんですが、それだけでも3~4万円はかかりました。家一軒を片づけるのは本当に大変なんです。

    ――廃棄処分になった物はどれくらいありましたか?

    松本 20トンくらいです。2トンのトラックを手配して、1回10万円で廃棄してもらいました。それを10回に分けて行ったので、計20トン分で100万円の出費です。

    ――実家の維持管理費やリフォーム代だけでなく、廃棄する際の出費や諸経費を合わせて総額1800万円以上かかったということですよね。

    松本 そうです。引き渡し期限の直前には、10日間くらい高松に泊まり込んで家の中を整理したのですが、宿泊費を節約するために1泊2000円の健康ランドに泊まりましたよ。本当に大変でしたけど、自分で「捨てる・捨てない」を判断しながら作業できたのは良かったです。

    ――東京のご自宅に持ち帰ったものはどれくらいあったのですか?

    松本 段ボール20個分くらいですね。27年の付き合いになるドライバーさんにお願いして、東京と高松を車で往復しました。片道約10時間かかるので、往復で約20時間。それを7往復したので、延べ140時間くらいかかりました。

    ――時間的にも体力的にも大変だったんですね。

    松本 でも、親が残したものに目を通すことで、改めて親への感謝の気持ちを持てて良かった。良い人生経験になったと思います。

    「家族で揉めなかったのは良かった」松本さんが振り返る実家じまいの反省点

    ――ご実家を引き渡すときは、感慨深かったのでは?

    松本 実は、「本当にこれで良かったのかな」「天国の父は怒っていないかな」と複雑な気持ちもあったんですよ。でも、新しく住んでくれるご夫婦に家の鍵を渡したら、「最低でも20年は住みます」と言って喜んでくれたので、それが嬉しかった。肩の荷がおりて、ホッとしました。

    ――ご自身の実家じまいを振り返って、反省点などはありますか?

    松本 もっと早い段階から親と一緒に物を処分したり、実家を将来どうすべきなのか家族で話し合っていればよかったと思いましたね。そしたら、こんな大赤字を抱えることはなかったのかなと思います。

    ――逆にやっておいて良かったことは?

    松本 父が生前から相続のことをきちんと決めていたので、家族で揉めなかったのは良かったです。あと、赤字にはなったけど、リフォームや修繕をしたりして、丁寧に実家を維持管理したこともですね。売却の際は、それが功を奏したと思います。

    ――相続や遺品整理の話は、なかなか家族で話しづらいですよね。

    松本 話し合いがこじれると、家族関係がぎくしゃくしちゃう可能性もありますよね。親の「死」に伴うことだから、暗い雰囲気になってしまう恐れもある。

    ――どうやって話を切り出せばいいかわからない人は多いと思います。

    松本 専門家の方は、明るい話題として話を切り出したほうがいいと言っていました。例えば、「お父さんの一番大切なものって、何?」「この家の中で、お母さんが大事にしたいものを1つ選ぶとしたら?」という感じで。

     ほかにも、「一緒に家を片づけよう」とか「これ私が使いたいから、使わないなら持って帰ってもいい?」と聞くのもいいみたいです。時間はかかるかもしれませんが、とにかく親の気持ちに寄り添うことが大切ですね。

    ――きょうだいがいる場合、相続についても話し合っておくべきですよね。

    松本 きょうだいが複数人いると、相続のときに揉めることもあるみたいで。例えば家を相続するとき、処分したい人と維持したい人で意見が対立してしまったり。

     これも専門家の方が言っていたのですが、きょうだいの中でリーダーを決めて、その人を中心に相続のことを決めていくのも1つの方法みたいです。

    20代、30代の方も親や実家と向き合う時間を作ってほしい

    ――著書でも、松本さんの経験談や専門家の方々との対談が参考になると話題です。

    松本 固い内容の本だと思われて、なかなか手に取ってもらえないかな、と最初は思ったんですけど。私の失敗談とかを包み隠さず書いて、少しでもこれから実家じまいをする人の手助けになればいいなと思っていたら、想像以上の反響で驚きました。

    「私の実家はこういうことに困っているんです」というお手紙をたくさんいただいたり、実家じまいに関する講演会をさせていただくようにもなりましたね。

    ――最後に、実家じまいについて、文春オンラインの読者にもメッセージをいただけますか。

    松本 20代や30代の方々は、親の死や実家じまいについて、まだ無関心かもしれません。私もその年代のときは、微塵も考えたことがなかった。でも、誰もがいつかは通らなければいけないことなので、ゆっくりとでもいいから、親や実家と向き合う時間を作ってほしいと思います。

     ただ、話しにくい話題でもあるので、そういうときはぜひ「松本明子がこんなことで困っていたらしいよ」と私の本を引き合いに出してみてください。私の経験が、家族で話し合うきっかけになれば嬉しいです。

    撮影=三宅史郎/文藝春秋

    「賠償額が数億円になる可能性も」ゴミの不法投棄、家屋の倒壊…松本明子(57)が聞いた「実家じまい」先送りの“重すぎるリスク” へ続く

    (「文春オンライン」編集部)

    松本明子さん ©三宅史郎/文藝春秋


    (出典 news.nicovideo.jp)

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