フィンランド共和国 Suomen tasavalta(フィンランド語) Republiken Finland(スウェーデン語) 国の標語:なし 国歌:Maamme(フィンランド語) Vårt Land(スウェーデン語) 我等の地 ^ a b c d IMF Data and Statistics 2009年4月27日閲覧([1]
72キロバイト (8,310 語) - 2019年12月22日 (日) 01:14



(出典 stayway.jp)


福祉が充実している国です。

国連の2019年世界幸福度ランキングで、2年連続1位に選ばれたフィンランド。34歳の女性首相が誕生するなど女性の社会進出が進み、ワークライフバランスが浸透していることでも知られる。さらにIMFによると、フィンランド2018年の1人当たり名目GDPは約5万ドルと、日本の約4万ドルを上回っている。

午後4時過ぎには多くの人が仕事を終えて帰宅するのに、なお高い生産性を発揮できるフィンランド人の働き方について、「フィンランド人はなぜ、午後4時に仕事が終わるのか?」(ポプラ社)を上梓したフィンランド大使館広報部の堀内都喜子さんに聞いた。(ジャーナリスト・有馬知子)

定時は4時15分、夏休みは1カ月 資料作成や同報メールに日本との違い

――フィンランドと日本、両国の働き方の違いは何でしょうか。

フィンランドでは、就業時間を午前8時午後4時15分に定める企業が多く、4時半を過ぎると職場に人はほとんど残っていません。保育園の預かり時間も大抵4時半~5時に終わるので、子育て中の社員は急いでお迎えに行く必要もあります。有給休暇の完全消化は当たり前、夏休みを1カ月くらい取る人も少なくありません。

日本人は残業にあまり抵抗がなく、夜に会議をすることもありますよね。フィンランド人は日本企業の丁寧なものづくり、細部にこだわるサービスリスペクトしていますが、長時間労働の効果については懐疑的に見ています。

――なぜフィンランドの会社員は、そんなに早く帰宅できるのでしょうか。

4時過ぎに終えることを前提として、仕事を進めるからです。遅い時間の会議は嫌がられますし、早く帰る分、業務時間中は集中して仕事をします。

タスクの量も、日本に比べると少ないと思います。社内向けの資料はあまり作らず、日本企業ほどのち密さも求められません。エコロジーの観点から紙を使わず、データのやり取りですませることも一般化しています。

メールチェックに時間がかかるからと、無暗に同報(cc)メールを送ることもあまり好まれません。ある程度、「任せる」タイプの上司が多く、部下たちのメールのやり取りを逐一把握しないせいもあります。必要なことは電話や口頭で伝えればよいという考え方の人も多いです。


法定の「コーヒータイム」、職場にサウナも ウェルビーイングを重視

――著書でも紹介されていますが、フィンランドの企業には、「コーヒー休憩」を取ることが義務付けられているそうですね。社員の生産性を高めるのに、どんな効果があるのでしょうか。

フィンランド人は心身ともに健康で、快適に仕事をする「ウェルビーイング」を重視しています。仕事は際限がないですが、集中力は永遠には続きません。たまったストレスを解消し効率を高めるには、休憩が不可欠だと考えられているのです。コーヒータイムのほか、簡単な体操で体をほぐすこともあります。

少子高齢化で労働力不足が叫ばれる中、社員のモチベーションを高めて持続的な組織を作る上でも、ウェルビーイングの視点は欠かせません。サウナを備えた職場も多いんですよ。

――職場にサウナ!お国柄がうかがえますね。

サウナは衣服と一緒に肩書も脱ぎ捨てて、誰もが平等にいられる場です。入浴の合間に外気浴や食事を楽しみ、交流を深めることもできます。

大使館にもサウナがあり、毎週1回職員に開放されます。おもてなしの一環で、日本人政治家などに入ってもらうこともあります。体験した人は例外なくサウナ好きになりますし、フィンランドへの理解を深めてくれます。


サービス100%を求めない お客様は神様ではなく「王様」程度の存在

――「フィンランド流」の働き方に伴う、不便さはないですか?

メールを送った人が夏休みで「ああ、1カ月いないんだった!」ということはあります。でも休むのはお互い様、夏はメールが滞るものと分かっていれば、対応もできます。

人件費が高いためサービス業は慢性的に人手不足で、レストランで長時間待たされることもしばしばです。日曜日は休業する店も少なくなく、組合が強いのでストライキも頻発します。今年は郵便局が2週間以上ストを打ち、配達が止まりました。

病院でも重症でない場合は予約が取りにくかったり、手術を長期間待たされたりします。私もインフルエンザにかかった時、病院に連絡したら「とりあえず家で休んでいて下さい」と言われたことがあります。

――人々に不満はないですか。

国民に「100%サービスは求めない」という意識が浸透しています。日本では「お客様は神様」と言われますが、フィンランドでは「王様」。敬意は払いますが、無条件に従うべきだとは考えていません。

フィンランド人は教育を通じて、自分の権利を行使し、他者の人権を尊重することを幼いころから学んでいます。人権思想も、働き方に関する許容度の広さにつながっていると思います。ストは不便だが、労働者の賃金が上がるなら仕方がない、医療従事者もワークライフバランスは守られるべき、という具合です。


政治に後れを取る企業の女性進出 ワーママは仕事に育児に勉強も

――女性の社会進出は現在、どこまで進んでいますか。

世界的に見れば進んでいるとはいえ、フィンランドでも取締役の女性比率はまだ3割程度です。首相を筆頭に女性閣僚が半数以上を占める政治の世界に比べると、経済界のジェンダーギャップ解消は遅れています。

例えば、2カ月を超える育休を取る男性はまだ少数派で、乳幼児の子育ては完全に平等とは言えません。育休が数カ月に及ぶと代替要員を確保する必要も出てくるため、いい顔をしない上司もいます。

ただ最近、こうした「男性差別」を解消し、父親にも子どもと過ごす機会を平等に与えるべきだという考え方が広がり始めました。現政権も家庭内の男女平等を重視し、両親が約半年ずつ育休を取得するといった法整備を進める方針です。

――日本に比べれば、フィンランドのワーキングマザーは恵まれている印象です。

恵まれた環境が必ずしも親の「ゆとり」に直結するとは限りません。むしろ定時まで集中して働いた後も子どもの世話に追われ、とても忙しそうです。さらに多くの女性たちが、仕事と育児に加えて大学院などで勉強も続けており、頑張りすぎじゃないかと思うことすらあります。教育へのアクセスが良く、学びが職場の評価にもつながるからこそ、どん欲に学べるのかもしれません。

一方で、家事にはあまり時間をかけません。給食が高校まで無料で提供されることもあって、家の食事は驚くほど質素。離乳食も手作りせず、出来合いのものを使います。フィンランド人を見ていると、家事はがんばらなくていいんだなと思います。

1日6時間労働に挑むフィンランド 日本企業もまず変えてみては

――日本企業も働き方改革を進めていますが、課題はどこにあると考えますか。

上下関係や前例、慣習などに囚われ、労働時間の短縮や業務の効率化が進みづらいと感じます。

フィンランドではライフスタイルの多様化に伴い、一部の業界が1日6時間労働を実現しようとしています。比較的フラットな社会で、1人1人の要望が通りやすいですし、まず変えてみて、うまくいかなければやめればいい、という意識も浸透しています。新しい取り組みを恐れない姿勢は、日本企業にとっても参考になるのではないでしょうか。


幸福度ランク「世界1位」のフィンランド、午後4時に帰る「100%を求めない」働き方


(出典 news.nicovideo.jp)




UE

UE

フィンランドにのりこめー^^

地鏡

地鏡

移民を受け入れ、自国民がやらない仕事をさせる。将来、移民の数が増え、立場が逆転して侵略されるのがオチ。

弘之丞

弘之丞

そもそも人間の集中力なんて8時間維持するなんて無理なんだから日本も6H4シフト制にすればいいんだよ。もっと稼ぎたい人はダブルワークをやればいいんだし。

tsj

tsj

自由と怠惰が切り離される何かがあるはず。

dipper

dipper

労働者が苦労するのは消費者の要求が高すぎるからなんだよな。消費者の大半は労働者なので最悪のループが起きてる。

ALTAIR

ALTAIR

「緊急事態でも医者が対応しません」って医者の負担は減るかも知れないが...

オーヤマ

オーヤマ

もし日本でこういう経営をやったらあっという間に他企業に負けて倒産するな

REI−エメラダ

REI−エメラダ

フィンランドに根付いているキリスト教は「人を許せ」「寛容であれ」を教えとするから、従業員と顧客って考え方が他の国より薄く、「同じ人間だから、お互いを思いやろう」と真っ先に考えるから、問題が起こってもお互い許しあえやすい。 だから社会システムが上手くいってる。 キリスト教率が低い日本などの国でやっても失敗するだけ。

butasan

butasan

娯楽は家族とだんらんとか知人呼んでダンスとかそんなんしかない国やぞ

名無しさん

名無しさん

基本いいこととしてしか書いてないけど「今年は郵便局が2週間以上ストを打ち、配達が止まりました」→それで人生が狂った人とかいないの?「病院でも重症でない場合は予約が取りにくかったり」→それで手遅れになったケースは? と考えるとリスクも大きいよな。

サボスラ

サボスラ

いいことしか書いてないし、そんで移民てか?昔の北朝鮮みたいな感じだな

タケル

タケル

経済力考えんと。フィンランドの規模って大きくないからそれで今は大丈夫なだけ。日本でそれやったらあっという間に破綻する。

cheo

cheo

で、その幸福の国とやらは人口はどれくらい増えて世界にどの程度の影響を与える文化や経済してんてすかね? 北欧の国々の内情はボロボロなのくらい調べれば簡単に判る時代にどんだけ悪意持って無知莫迦騙したいんだよっていう毎度の日本の敵の記事

dipper

dipper

社会全体のために一部の犠牲者が出ても仕方がない、それが100%を求めないということ。程度の差はあれ日本でも普通に行われている。100%を目指すが現実的に不可能なので90%で妥協するのと、最初から90%を目指してほぼ達成しているかの違い。それが良いか悪いかは極めて難しい話。

micro seven

micro seven

2位(日本)じゃ駄目なんですか?

micro seven

micro seven

あ、2位って幸福度ランキングではなく、世界最高の国でしたね。失礼しました。

ゲスト

ゲスト

他の人もいってるけど、いずれ淘汰される負け犬理論だよねコレ、10年後には同情と言い訳しかしない元フィンランド国民とかの話で溢れてそう

SASUKE

SASUKE

インフルエンザになっても病院にかかれないのはマズいのでは?

X68030

X68030

フィンランドでは医療関係者や公務員への暴行が多発していて大統領が年初の演説で止めるように呼びかけるほど荒んでいる状態なので、これも幸福度ランキングを維持するストレスなんでしょうかねえ(皮肉)

momonokomati

momonokomati

別にこれで年収400万がザラに稼げるならいいんじゃない。民間なんだから利益が無ければ増収はあり得ない。会社が利益がでて労働者も中流階級的な年収と休みや残業が無ければ一番いい!