ナワリヌイ氏の死去から1年が経過し、彼の墓地には多くの人々が訪れました。この光景は彼の影響力の大きさを物語っており、言論の自由を求める人々にとって彼がいかに重要な存在であったかを再認識させます。政府による監視下での弔いの場面は、政治的な圧制の象徴とも言えるでしょう。

モスクワの墓地

 ロシアの反プーチン政権の急先鋒のナワリヌイ氏が刑務所で死亡してから16日で1年が経ちました。モスクワの墓地には献花に訪れる市民が長蛇の列を作りました。

【映像】墓地に献花する人々

 墓地での追悼式を終えたナワリヌイ氏の母のリュドミラさんは、献花にやってきた人たちに感謝を伝えました。

「ここに来ることがいかに恐ろしいことなのかよくわかっています。自分の国を愛し、少しでも良くしたいと願うことこそが愛国心なのです」(ナワリヌイ氏の母・リュドミラさん)

 また、ナワリヌイ氏の妻ユリヤ・ナワリナヤさんは動画を公開し、1年が経っても状況は良くなっていないが、自由で平和なロシアの実現に向け、あきらめないで欲しいと訴えました。献花にはアメリカなど西側諸国の大使らも訪れました。(ANNニュース)

ナワリヌイ氏死去から1年 監視下の墓地に長蛇の列


(出典 news.nicovideo.jp)