韓国国家情報院がドローン撮影された事件について、釈放された中国人観光客に対する韓国ネットの反応が興味深いです。一般市民の間でスパイ行為に対する疑念が広がり、安全保障の観点から見ても非常に敏感な問題であることが分かります。


2024年11月11日、韓国・聯合ニュースによると、韓国国家情報院の建物をドローンで撮影し逮捕された中国人が10日夜に釈放された。

記事によると、ソウル瑞草警察署は11日、航空安全法違反の疑いが持たれている中国国籍の40代の男を2日間取り調べ、帰宅させたと発表した。

警察関係者は「身柄を拘束しない状態で男に対する捜査を続ける方針」と述べた。

男は近いうちに帰国する予定だったが、警察は出国禁止措置を下した。

男は9日に仁川国際空港から韓国に入国した後、レンタカーソウル市江南区内谷洞にある史跡第194号の献仁陵に移動。午後2時10分ごろから約30分間、献仁陵付近の国家情報院の駐車場で庁舎をドローンで撮影していたところを関係者に発見されたという。

この記事を見た韓国のネットユーザーからは「スパイ罪を適用しないと」「入国して真っ先に献仁陵へ向かいドローン撮影するなんて普通の行動ではない。スパイに間違いない」「中国だったらスパイ罪で拘束している」「なぜ帰宅させたのか。監禁した状態で捜査するべき」「国家情報院を撮影したのに釈放?あきれて物が言えない」「中国で韓国人が同じようなことをしたら懲役30年はくらうだろうに」「釜山で空母を撮影したのも中国人だった。早くスパイ罪を改正してほしい」など不満の声が上がっている。(翻訳・編集/堂本)

11日、韓国・聯合ニュースによると、韓国国家情報院の建物をドローンで撮影し逮捕された中国人が10日夜に釈放された。写真は韓国国家情報院のフェイスブックより。


(出典 news.nicovideo.jp)