日本の家庭料理として人気のあるすき焼きですが、その作り方には地域ごとに違いがあります。関東風と関西風、どちらを選ぶかで味わいが大きく変わるのが魅力の一つです。本記事では全国1000人を超える調査結果から、地域ごとの特色や好みの違いが明らかになりました。

 キッコーマン千葉県野田市)が、人気のごちそうメニュー「すき焼き」に関する調査を実施。その結果を発表しました。

「チーズ」「ゆで卵」入れる人も

 調査は2024年9月、同社サービス会員(全国)を対象に、オンラインで実施。1158人から有効回答を得ています。

 まず、「家庭ですき焼きは年に何回くらい食べるか」について聞いたところ、最多となったのは「年に2~3回くらい」(38%)でした。次いで「年に4~6回くらい」(30%)と続いています。

「家庭ですき焼きはいつ食べるか」(複数回答)については、「大みそか」「年末」「正月」「正月三が日」のいずれかを選択した人が延べ約55%という結果に。「週末」は39%、「平日」は30%となり、年末年始だけでなく普段から食べられていることがうかがえます。

 すき焼きといえば「関東風」と「関西風」の食べ方が知られています。同社によると、今回の調査では「関東風」を「たれを『割り下』の状態にして、肉を少し焼いた後、食材とたれを入れて煮ながら食べる」、「関西風」を「先に肉を焼き、砂糖・しょうゆなど調味料で味付けした肉を食べ、その後他の食材を焼きながら・煮ながら食べる」食べ方と定義しています。

 これを踏まえて、「家庭で食べるすき焼きは、どのように作るか」(複数回答)についても聞くと、最も多かったのは「関東風(調味料割り下を作る)」で、全体の33%を占める結果に。次いで「関東風(市販のすき焼きのたれを使う)」と「関西風(調味料を使う)」が各29%となりました。

 すき焼きの作り方を地域別に聞いたところ、「関東風」で割り下をつくる人は、近畿、四国を除き、全国的に3割を超える結果に。「関東風」で市販のすき焼きのたれを使う人は、関東より東側の地域に多く、一方で「関西風」で作る人は近畿より西側の地域に多くいることが分かりました。これを受けて、同社は「東海地方が『関東風』『関西風』のゆるやかな境目といえそうです」と分析しています。

 また、「家庭ですき焼きを食べるときによく使う食材」では、牛肉、長ねぎ焼き豆腐しらたきシイタケ、えのき、春菊、白菜を選択した人が50%を超える一方、その他の回答として「トマト」「ジャガイモ」「なす」「高野豆腐」「ちくわぶ」「チーズ」「ゆで卵」「うどん」といった意見もあったということです。

 家ですき焼きを作るとき、あなたは「関東風」「関西風」のどちらで作りますか?

オトナンサー編集部

家でのすき焼き「関東風」と「関西風」どっち?


(出典 news.nicovideo.jp)

暗濡

暗濡

ちくわぶ/高野豆腐…わかる。トマト/ジャガイモ/ナス…まぁ家庭の味って事で(下処理面倒そうだが)。ゆで卵…溶き卵どこ行った? うどん…それはメインじゃなくて〆では? チーズ…ねぇよ。