サウジアラビアが中国人観光客の誘致に力を入れているとのこと、これは観光業界にとって非常に興味深いニュースです。


2024年10月22日、環球時報はサウジアラビアが中国人観光客を積極的に呼び込む動きを見せているとする米メディアの報道を紹介した。

記事は、米メディア「トラベル・アンド・ツアー・ワールド」の20日付文章を引用。サウジアラビアのアーメド・アル・カティーブ観光相がこのほど中国を訪れ、現地の観光業界代表者と接触し、観光業提携の道を模索したと伝えた。

また、6月には中国政府がサウジアラビアを旅行目的地として認めたほか、サウジアラビアが上海で開かれた中国国際旅行交易会に参加したことを紹介。サウジアラビア2030年に中国人観光客500万人を呼び込む、両国間の直行航空便を増やす、中国人観光客向けのオーダーメード観光商品を作る、中国と戦略的パートナーシップを確立し、ツアーの強化と個人旅行の発展を実現するといった目標を立てているとした。

さらに、サウジアラビアが最近、北京市内の天壇公園で「サウジアラビア観光フェスティバル」を開催したことを紹介。インタラクティブな展示とともにディルイーヤ、アルウラ、アルバハといった著名な観光地を紹介し、来場者がサウジアラビアへの旅行への関心を高めることにつながったと伝えた。

文章は、サウジアラビアの観光業強化や、観光業を巡る両国のパートナーシップは世界の観光トレンドに新たな変化をもたらす可能性があると指摘。両国の提携による観光体験の向上と経済関係促進へのコミットメントは、両国に利益をもたらすだけでなく、旅行者に探索と文化交流の新たな機会を提供するだろうと評した。(編集・翻訳/川尻)

22日、環球時報はサウジアラビアが中国人観光客を積極的に呼び込む動きを見せているとする米メディアの報道を紹介した。


(出典 news.nicovideo.jp)