日本の警察の丁寧な対応を受けた中国人の反応は、我々が普段考えている以上に、日本の社会の礼儀正しさが影響を与えていることを示しています。


台湾メディアのETtodayは29日、日本で交通違反をした中国人男性に対する日本の警察官の礼儀正しさに、中国のネット上で絶賛の声が上がっていると報じた。

記事によると、日本で生活して5年になるという中国人男性は先日、制限速度50キロの道路を80キロで走行して白バイに止められた。男性は警告を受けた後すぐに停車させなかったが、警察官は怒ることなく「聞こえませんでしたか?」と丁寧に尋ねたという。

また、男性を一度車から降ろしたものの、状況を確認すると「今日は暑いから」と処理を行っている間は車内での待機を許した。違反点数は25~29キロオーバーで3点、30~49キロオーバーで6点で、30キロオーバーの場合は6点となるが「初めての違反だから」と3点にしてくれたという。なお、反則金は規定通り1万8000円が科されたという。

警察官は期限内に銀行か郵便局で支払うよう案内。男性の運転の様子や態度から「わざと違反したわけではないと思うので、今後は注意して運転してください」と諭し、「ご協力ありがとうございました。お気をつけて」と感謝の言葉まで述べていたとのこと。男性は「われわれ(中国)はいつになったらこんなふうになれるのか」と警察官の礼儀正しさに感嘆した。

この投稿に、中国のネットユーザーからは「日本には学ぶことがある」「(日本に)移民するのに何か条件あるの?」「この警察官、彼(男性)と話す時ずっと腰をかがめて目線を同じ高さにしている」「彼らのこういう対応なら罰金科されてもつらくない」「日本の警察官はまるでサービス業従事者みたいだな」「こんな態度なら(警察に)文句を言いたくても言えなくなる」といったコメントが寄せられていたという。(翻訳・編集/北田)

台湾メディアのETtodayは29日、日本で交通違反をした中国人男性に対する日本の警察官の礼儀正しさに、中国のネット上で絶賛の声が上がっていると報じた。


(出典 news.nicovideo.jp)