「少子化問題」実は30年以上前から議論されていた 想定を外れて落ち続ける出生率…その理由は - Yahoo!ニュース 「少子化問題」実は30年以上前から議論されていた 想定を外れて落ち続ける出生率…その理由は Yahoo!ニュース (出典:Yahoo!ニュース) |
今の経済状況や不安定な社会情勢も出生率低下の一因として考えられるかもしれません。将来に不安を感じる人が増えると、子どもを持つことが二の次になってしまうのかもしれませんね。
1 煮卵 ★ :2024/07/28(日) 12:29:58.01 ID:jSVevbxH9
今年6月に発表された人口動態調査では2023年の出生率(概算値)が1.20まで下がり、大きなニュースになりました。少子化をどう解決するかは長い間議論され続けていますが、いつから問題として認識されるようになったのでしょうか。
実は30年以上前から、少子化問題の解決へ向けて取り組みが続いています。バブル景気がピークを過ぎ崩壊しつつあった頃からです。1990年には「1.57ショック」と呼ばれる出生率の落ち込みが大きく報じられました。1992年度には政府も少子化を大きな課題として認めています。
(略)
◼少子化が話題になったのは30年以上も前
バブル崩壊を迎えた1990年代から、少子化はすでに社会問題になっていました。大きなニュースとして記録に残っているのは、1990年に話題になった「1.57ショック」です。1989年度の合計特殊出生率は1.57まで低下し、「ひのえうま」を下回る値になったと報じられました。
(「ひのえうま」は1968年に、出生率が激減した出来事をさします。)
1992年度には、少子化問題が国民生活白書で取り上げられました。当時の白書では次のように説明されています。
◇ ◇
我が国の出生率は…昭和58年以降再び低下傾向が続いてきた。最近においても我が国の出生率は低下し続けており、平成3年の厚生省「人口動態統計」によれば、1.53人と史上最低となった。…少子化にともなう人口規模の縮小は、生産年齢人口の減少とともに、人口構造上高齢者人口の比率が急速に高まることを通じて、国民生活の様々な面に影響を及ぼすものと考えられる。
※引用:経済企画庁「平成4年度国民生活白書」。一部省略は著者による。
◇ ◇
今から30年以上前には、すでに政府は少子化を大きな課題として認識していました。しかし、出生率の低下を食い止める手は打てていないのが現状です。白書で書かれた状況は、今の日本においても変わらず当てはまっているように見えます。
◼予測に反して下がり続ける日本の出生率
データを見ると、想定を超えたスピードで出生率が落ち込んできたと分かります。たとえば、1985年時点では、将来的に合計特殊出生率は1.75から2.0へゆるやかに回復すると見込まれていました。しかし、実際の出生率は想定以上に低くなり続け、1.75~2.0に戻ることはありません。その後も、出生率は予測に反して下がり続ける状況が続きました。
この間、政府が手を打ってこなかったわけではありません。1994年12月に、政府はエンゼルプランを策定しました。エンゼルプランは日本で初めてとされる、総合的な少子化対策計画です。保育所の増設や延長保育の導入など、子育てと仕事を両立できるような雇用・保育に関する環境整備が目的とされました。
少子化社会対策白書(令和4年度版)によれば、エンゼルプラン実施から今に至るまで、40以上の法律や計画が整備・策定されてきました。過去に取り組まれた施策の見直しだけでなく、男女の働き方改革や結婚・出産支援などにも対策を広げていきました。にもかかわらず、出生率の下落に歯止めをかけるには至っていません。
◼なぜ予測を上回るペースで出生率が落ちたのか
出生率が予測に反して低くなった原因として、出産や育児、家庭のあり方が想定以上に大きく変わってきた点があげられます。未来の出生率を想定する際には、将来の人々が出産や育児、家庭像をめぐってどんな行動をとるか考えることが必要です。将来、人々の行動様式や社会慣習が変わると、出生率が想定とは大き*れるおそれが高まります。
たとえば、1985年時点で想定されていた家庭のあり方と比べると、現在の日本社会における家庭像はかなり変わってきました。男女共同参画白書(令和4年度版)によると、1980~2020年にかけて、
・単独世帯が711万から2,115万世帯
・ひとり親と子どもからなる世帯が205万から500万世帯
へと大きく増加しています。一方で、夫婦と子どもからなる世帯は1,508万から1,395万世帯へと減少しているのです。モデルケースとして想定していた夫婦と子ども世帯は減りつつあります。そのかわりに、ひとり親世帯や単独世帯が目立つようになってきました。
女性の社会進出をはじめとした労働環境の変化も、1985年当時と比べればかなり進んでいます。結婚や出産、育児の意思決定、働き方や価値観など、さまざまな面で日本社会が大きく変わりつつあることのあらわれでしょう。
全文は↓
https://news.yahoo.co.jp/articles/80e6618fb75dc92fad8a2792436eccc367892413
[まいどなニュース]
2024/7/27(土) 21:00
※前スレ
https://asahi.5ch.net/test/read.cgi/newsplus/1722129245/
実は30年以上前から、少子化問題の解決へ向けて取り組みが続いています。バブル景気がピークを過ぎ崩壊しつつあった頃からです。1990年には「1.57ショック」と呼ばれる出生率の落ち込みが大きく報じられました。1992年度には政府も少子化を大きな課題として認めています。
(略)
◼少子化が話題になったのは30年以上も前
バブル崩壊を迎えた1990年代から、少子化はすでに社会問題になっていました。大きなニュースとして記録に残っているのは、1990年に話題になった「1.57ショック」です。1989年度の合計特殊出生率は1.57まで低下し、「ひのえうま」を下回る値になったと報じられました。
(「ひのえうま」は1968年に、出生率が激減した出来事をさします。)
1992年度には、少子化問題が国民生活白書で取り上げられました。当時の白書では次のように説明されています。
◇ ◇
我が国の出生率は…昭和58年以降再び低下傾向が続いてきた。最近においても我が国の出生率は低下し続けており、平成3年の厚生省「人口動態統計」によれば、1.53人と史上最低となった。…少子化にともなう人口規模の縮小は、生産年齢人口の減少とともに、人口構造上高齢者人口の比率が急速に高まることを通じて、国民生活の様々な面に影響を及ぼすものと考えられる。
※引用:経済企画庁「平成4年度国民生活白書」。一部省略は著者による。
◇ ◇
今から30年以上前には、すでに政府は少子化を大きな課題として認識していました。しかし、出生率の低下を食い止める手は打てていないのが現状です。白書で書かれた状況は、今の日本においても変わらず当てはまっているように見えます。
◼予測に反して下がり続ける日本の出生率
データを見ると、想定を超えたスピードで出生率が落ち込んできたと分かります。たとえば、1985年時点では、将来的に合計特殊出生率は1.75から2.0へゆるやかに回復すると見込まれていました。しかし、実際の出生率は想定以上に低くなり続け、1.75~2.0に戻ることはありません。その後も、出生率は予測に反して下がり続ける状況が続きました。
この間、政府が手を打ってこなかったわけではありません。1994年12月に、政府はエンゼルプランを策定しました。エンゼルプランは日本で初めてとされる、総合的な少子化対策計画です。保育所の増設や延長保育の導入など、子育てと仕事を両立できるような雇用・保育に関する環境整備が目的とされました。
少子化社会対策白書(令和4年度版)によれば、エンゼルプラン実施から今に至るまで、40以上の法律や計画が整備・策定されてきました。過去に取り組まれた施策の見直しだけでなく、男女の働き方改革や結婚・出産支援などにも対策を広げていきました。にもかかわらず、出生率の下落に歯止めをかけるには至っていません。
◼なぜ予測を上回るペースで出生率が落ちたのか
出生率が予測に反して低くなった原因として、出産や育児、家庭のあり方が想定以上に大きく変わってきた点があげられます。未来の出生率を想定する際には、将来の人々が出産や育児、家庭像をめぐってどんな行動をとるか考えることが必要です。将来、人々の行動様式や社会慣習が変わると、出生率が想定とは大き*れるおそれが高まります。
たとえば、1985年時点で想定されていた家庭のあり方と比べると、現在の日本社会における家庭像はかなり変わってきました。男女共同参画白書(令和4年度版)によると、1980~2020年にかけて、
・単独世帯が711万から2,115万世帯
・ひとり親と子どもからなる世帯が205万から500万世帯
へと大きく増加しています。一方で、夫婦と子どもからなる世帯は1,508万から1,395万世帯へと減少しているのです。モデルケースとして想定していた夫婦と子ども世帯は減りつつあります。そのかわりに、ひとり親世帯や単独世帯が目立つようになってきました。
女性の社会進出をはじめとした労働環境の変化も、1985年当時と比べればかなり進んでいます。結婚や出産、育児の意思決定、働き方や価値観など、さまざまな面で日本社会が大きく変わりつつあることのあらわれでしょう。
全文は↓
https://news.yahoo.co.jp/articles/80e6618fb75dc92fad8a2792436eccc367892413
[まいどなニュース]
2024/7/27(土) 21:00
※前スレ
https://asahi.5ch.net/test/read.cgi/newsplus/1722129245/
22 警備員[Lv.7][新芽] :2024/07/28(日) 12:35:56.88 ID:DbTGLwwE0
>>1
一番人の多い世代を「不景気だから」って理由でバッサリ棄民扱いしたもんな。
そりゃ次世代の子供がゴッソリ減るに決まってるw
一番人の多い世代を「不景気だから」って理由でバッサリ棄民扱いしたもんな。
そりゃ次世代の子供がゴッソリ減るに決まってるw
45 名無しどんぶらこ :2024/07/28(日) 12:39:32.53 ID:sq2EkLWR0
>>22
不幸なのは、その世代がITの技術進歩を担うはずだった世代だった事
そのせいでIT分野が特に世界から立ち遅れてしまった
不幸なのは、その世代がITの技術進歩を担うはずだった世代だった事
そのせいでIT分野が特に世界から立ち遅れてしまった
40 名無しどんぶらこ :2024/07/28(日) 12:38:49.42 ID:Xse2cJ710
>>1
1985年の男女機会均等法で女の社会進出のせいだけでなく、
既に1975年には合計特殊出生率は2.0切ってるんだよねぇ
1960年頃からはそれまでの多産少死から少産少死への人口転換が進み、1975年前後までの合計特殊出生率は人口置換水準前後の2.1前後で推移してきた。
1971~74年の第二次ベビーブーム以降、第一次オイルショックによる経済的な混乱や、人口増加傾向を受けて静止人口を目指す考え方が普及したこと等により、生まれる子どもの数が減少し続けるようになり、1975年に合計特殊出生率は2.0を割り込む1.91にまで低下した。
第3章 人口・経済・地域社会をめぐる現状と課題(内閣府)
1985年の男女機会均等法で女の社会進出のせいだけでなく、
既に1975年には合計特殊出生率は2.0切ってるんだよねぇ
1960年頃からはそれまでの多産少死から少産少死への人口転換が進み、1975年前後までの合計特殊出生率は人口置換水準前後の2.1前後で推移してきた。
1971~74年の第二次ベビーブーム以降、第一次オイルショックによる経済的な混乱や、人口増加傾向を受けて静止人口を目指す考え方が普及したこと等により、生まれる子どもの数が減少し続けるようになり、1975年に合計特殊出生率は2.0を割り込む1.91にまで低下した。
第3章 人口・経済・地域社会をめぐる現状と課題(内閣府)
12 名無しどんぶらこ :2024/07/28(日) 12:33:07.47 ID:uJNjdgFK0
お前らは親から「結婚するつもりはないのか?」と聞かれたら
なんて答えてるの
なんて答えてるの
20 名無しどんぶらこ :2024/07/28(日) 12:34:57.21 ID:o6hDJwXK0
>>12
誰と?
誰と?
13 名無しどんぶらこ :2024/07/28(日) 12:33:36.09 ID:JZFTRTFB0
少子化でも回せる社会システムづくりをするべきだなあ
これから急に子供が増えるわけないよ
これから急に子供が増えるわけないよ
25 名無しどんぶらこ :2024/07/28(日) 12:36:15.22 ID:qQ4cZx8G0
>>13
インフラ再整備もできない世の中がすぐそこまで来ているw
インフラ再整備もできない世の中がすぐそこまで来ているw
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