ロシア政府の一方的な決定は国際社会に対する信頼を損なうものです。核兵器の非拡散と国際的な安全保障への取り組みは継続的な努力が必要ですが、今回の決定はその進展にマイナスの影響を与えるでしょう。

 ロシア政府は核兵器の廃棄などに関する日本との協定を終了すると一方的に発表しました。

【映像】松野官房長官のコメント

 ロシア政府は9日、核兵器の廃棄などを日本が支援する「非核化協力」の協定を終了すると発表しました。理由は明らかにしていません。この協定はソ連時代の核兵器の安全な廃棄などを目的に1993年に締結されました。日本はロシア原子力潜水艦の解体などに関わり、資金や技術を供与してきました。

「日本側への事前通報もなく一方的にこのような公表がなされたことは遺憾であります。これ以上の詳細については今後、外交ルートを通じて確認していきます」(松野官房長官

 政府関係者は、ロシア政府が協定を終了した理由について「外交ルートで確認する」としています。(ANNニュース

ロシア政府、日本との「非核化協力」の協定を一方的に終了すると発表


(出典 news.nicovideo.jp)