令和の社会・ニュース通信所

社会の出来事やニュースなどをブログに書いて発信していきます。あと、海外のニュースなども書いていきます。

    2022年03月



    信頼度が高い

    なぜ北欧は日本と違って「弱者にやさしい社会」なのか。東京工業大学の西田亮介准教授は「北欧は社会保障や福祉は充実させるかわりに、高い税率を課している。言い換えれば、高税率を受け入れるだけ、国民が政府を信頼している。日本とはまったく違う」という――。

    ※本稿は、西田亮介『17歳からの民主主義とメディアの授業 ぶっちゃけ、誰が国を動かしているのか教えてください』(日本実業出版社)の一部を再編集したものです。

    ■政府の介入を「不自由だ」と考えるアメリカ社会の価値観

    【生徒】弱者が救済されない社会では、生きづらい人もいます。自由で福祉が充実する国や政治もあるんですか?
    【先生】自由だけれど、弱者が十分救済されない社会。これは要するに、アメリカですね。

    たとえばコロナ禍において、アメリカの失業率は先進国トップで、2020年の4月には14%を超えました。それに対して日本の失業率は3%前後でした。ほとんど増加していません。

    アメリカの社会にはいくつかの根底的価値観があって、国民皆保険、国民皆年金も含めて連邦政府がさまざまな領域に介入してくることを不自由だと考えます。

    国民は、基本的に連邦政府に対して不信感を持っています。連邦政府が介入しないほうが好ましいというのは左派右派を問わず、一定程度共通して見られる価値観です。

    アメリカの建国の歴史を考えてみれば理解できるかもしれません。

    アメリカの建国の歴史はイギリスの清教徒たちを乗せたメイフラワー号が、プリマス・ロックに流れ着いたところからはじまります。これはもちろん、流れ着いた人たちから見たときの建国の歴史で、大変恣意(しい)的なものですが、一定程度根づき、支持されています。そしてそこから西へ西へと開拓が進んで州ができていくわけですね。

    「ユナイテッドステイツ」という国名からしてもわかるように、アメリカは州政府の権限がとても強い国です。

    ■選挙権の年齢、飲酒可能な年齢、死刑の有無は「州」によって違う

    選挙権の年齢も州によって違いますし、飲酒可能な年齢、死刑の有無なども異なります。州はわれわれにとっての身近な地方政府、つまり都道府県よりも国に近いと言ってもいいのかもしれません。

    その後、アメリカ南北戦争などを経験して、国内の統一が図られていきますが、連邦政府はあとからできたものです。

    したがってわれわれが思う以上に、合衆国政府が嘴(くちばし)を挟むことに対する警戒感や抵抗感が強いのです。そのことを不自由だと考える社会や価値観なんでしょうね。

    合衆国政府が新たに何かを判断するということは、権限を州政府から合衆国政府に移すということです。見方によっては権限や自治の自由を「奪われた」ことになります。

    武器や暴力を国家に集中させるのは内乱を防ぐという側面がありますが、抵抗する権利を奪うとも言えます。こうした対立は古典的なアメリカにおける政治的保守と政治的リベラルの対立軸にもなります。

    アメリカにおける保守はおおむね州政府の権限拡大を主張し、リベラルは連邦政府の権限拡大を主張します。両者をかろうじてつなぎとめてきたのが、宗教と合衆国憲法だったというわけです。

    ■平均寿命は他の先進国より短いが、一発逆転の可能性もある

    解雇に関しても、アメリカの場合、たしかにダイナミックに進みますが、ダイナミックに減少することが多いです。コロナ禍でもそうですが、失業率は一気に上がって一気に下がります。このダイナミズムがアメリカ経済の強さかもしれませんが、これはこれで特殊な国ではあります。

    またアメリカは平均寿命を見ても他の先進国より短く、コロナにおける死者の数を見てもべらぼうに多いです。新型インフルエンザでの死者も同様です。

    だから日本に住むわれわれからすれば、弱者が救済されない社会のようにも見えますし、生きづらい社会のようにも見えます。でも、日本では考えにくい階層のけた外れの上層移動の可能性もあります。いわゆる「アメリカン・ドリーム」のことです。結局、国のあり方は価値の問題と強く結びついているんですね。皆さんはどちらの価値観がよいですか?

    ■教育や福祉は充実しているが、経済的自由に制約がある

    よく言われる北欧の社会はどうでしょうか。教育や基本的な社会保障、福祉が無料で充実しているのはご存じのとおりですが、一方で基本的には税率がものすごく高いわけですね。だから経済的自由は制約されていると考えられます。デンマーク消費税は20%超、所得税の最高税率は6割を越えます。日本は消費税が10%、後者が45%です。

    それほど稼げないなら気にならないかもしれませんが、たくさん稼いだとしてもその多くを税金として国に持っていかれてしまうことになります。

    なお北欧の国々は、政府に対する国民の信頼が高いことが知られています。そうじゃないと高い税率を受け入れられないですよね。

    日本でも税率を引き上げて福祉を充実しようという議論が野党などからときどき出てきます。おそらくは北欧の国々などを念頭に置いていると思うのですが、そもそもこの点が大きく異なります。税金をたくさん持っていかれて、いい加減に使われたり、どう使ったかわからないようでは困ります。

    でも、森友学園問題や加計学園問題、最近の統計不正などを見ても、公文書やデータを改ざんする政府や省庁では信頼できないですよね。

    ■北欧型社会を目指すなら、政府・地方政府の信頼改善が大前提

    政権が変わったとしても政府は連続性を持った存在と考えられますから、北欧型社会を目指すのであれば、まずは透明性改善と不正防止等の措置を徹底して、政府、地方政府の信頼改善が大前提となるのではないでしょうか。

    税率が高い、すなわち政府の裁量が広いと経済的自由度が下がることが気になるなら、税率が低くて福祉が充実した国はないのでしょうか?

    残念ながら、かなり難しい。みんなそうあってほしいとは思うんですけどね(笑)

    あえて言えば産油国などでしょうか。オイルマネーで潤っている国は、経済的にも豊かなのに、税率は低くて、福祉も充実していることがあります。

    ただし極めて例外的で、われわれの社会の将来像としては参考にならないかもしれません。しかも今後、世界的な脱炭素の流れが進んだり、化石燃料が枯渇したりすると、産油国を巡る状況もかなり変化せざるを得ないのではないでしょうか。

    ----------

    西田 亮介(にしだ・りょうすけ
    東京工業大学 リベラルアーツ研究教育院 准教授
    1983年、京都生まれ。専門は社会学。博士(政策・メディア)。慶應義塾大学総合政策学部卒業。同大学院政策・メディア研究科修士課程修了。同後期博士課程単位取得退学。同助教(有期・研究奨励II)、独立行政法人中小企業基盤整備機構リサーチャー、立命館大学大学院特別招聘准教授などを経て現職。著書に『メディアと自民党』(角川新書、2016年度社会情報学会優秀文献賞)、『なぜ政治はわかりにくいのか:社会と民主主義をとらえなおす』(春秋社)、『情報武装する政治』(KADOKAWA)、『ネット選挙 解禁がもたらす日本社会の変容』(東洋経済新報社)などがある。

    ----------

    デンマークの首都コペンハーゲンの中心的な港であるニューハウン。色とりどりの家々が建つこの町は、観光客から最も重要な観光スポットとされている=2019年9月21日 - 写真=dpa/時事通信フォト


    (出典 news.nicovideo.jp)

    【なぜ北欧は日本と違って「弱者にやさしい社会」なのか…日本人が誤解している「決定的な違い」】の続きを読む



    値上げされる。

    5月電気・ガス料金、全社値上げ 燃料高と再エネ賦課金の上昇で
     大手電力10社と大手都市ガス4社が30日発表した5月の家庭向け電気・ガス料金は、4月と比べ全社が値上げとなった。電力・ガスの全社値上げは3カ月ぶり。ウクライナ情勢の悪化による原燃料の液化天然ガス(LNG)などの輸入価格高騰と、電気料金に上乗せする再生可能エネルギー賦課金の上昇を反映した。

     標準的な家庭の電気料金で、最も値上げ幅が大きいのは東京電力の146円。中部電力が138円、東北電力が105円、九州電力が60円、北海道電力が57円と続いた。北陸電力、関西電力、中国電力、四国電力、沖縄電力は24円の値上げにとどまった。

    【日時】2022年03月30日 17:11
    【ソース】共同通信
    【関連掲示板】

    【5月電気・ガス料金、全社値上げ 燃料高と再エネ賦課金の上昇で】の続きを読む



    政府も動きだした。

     外務省は先ほど、ウクライナの首都の表記についてロシア語由来の「キエフ」からウクライナ語由来の「キーウ」に改めることを発表した。

    【映像】ロシア兵の“本音” 通話傍受か「2週間のはずが」…

     発表によると、首都以外の地名についてもウクライナ語による読み方に基づく呼称に変更するとしている。ロシア語由来の表記で広く浸透しているものを変更することで、ウクライナ政府に寄り添う姿勢を示した形だ。

     ただ、公文書などで使う正式な呼称の変更には関連法の改正が必要で時間がかかる見通し。(ANNニュース

    外務省、表記をロシア語由来の「キエフ」からウクライナ語由来の「キーウ」に


    (出典 news.nicovideo.jp)

    【外務省、表記をロシア語由来の「キエフ」からウクライナ語由来の「キーウ」に】の続きを読む



    (出典 www.cnn.co.jp)


    信じられない。

    1 ramune ★ :2022/03/30(水) 11:46:51.05

    ■敵同士のアメリカとロシアのメディアが結託? 

     ウクライナへの激しい攻撃でロシアへの批判が高まる一方、アメリカで一般人が首をひねるような論調がマイナーではあるが出ている。それがプーチン擁護論だ。
    (中略)
    その理由はトランプ大統領と彼を支持する保守層、または極右のアメリカメディアにある。

    フォックスニュースなど保守メディアは、特にウクライナの戦争に関してニューヨーク・タイムズやウォールストリートジャーナルなどの大手紙とは大きく異なる情報発信をしている。
    そして驚くのはそのフォックスニュースのコンテンツをロシア国営メディアが放送しているという事実だ。

    ■「プーチン氏は正しい」侵攻を支持

     フォックスニュースの看板アナウンサー、タッカー・カールソン氏はトランプ支持者として知られている。
    侵攻が始まった当初、プーチン大統領は「防衛のため、ウクライナに住むロシア人らをゼレンスキーのナチ国家から救うため」と主張したが、それを支持する報道をしたのがタッカー・カールソンだ。
    また「ウクライナは正式な国家ではなく、もともとロシアの一部」ともコメントした。

    それに対しCNNが「いったい彼はアメリカとロシア、どちらの味方なのだ?」と批判、保守派で共和党の参謀ストラテジストであるアナ・ナバロ氏も、彼はロシアのスパイではないかと非難したほどだ。

    フォックスニュースはケーブルテレビで放映されるメジャーな番組だが、これが極右のネットメディアやSNSになるともっと極端になる。

    熱狂的なトランプ支持者として絶大な人気を誇るアレックス・ジョーンズ氏のニュースサイト「インフォウォーズ」は開戦時のプーチン大統領の演説を全文英語訳して掲載した。

    保守派のコメンテーターとして強い影響力を持つキャンディス・オーウェンズ氏はそれをツイートし「真実はここにある。
    皆この演説を読むべき」とした上に、さらに「この侵攻の原因はNATOの約束違反の東進にあり、すべての責任はアメリカにある」とバイデン政権を強く非難した。

    ■「反バイデン、親ロシア」の記事ばかり
    (中略)
    そして並ぶのは、戦局そのものではなくバイデン氏を攻撃する記事ばかり。
    「クレムリンは過敏で疲れきって物忘れの激しいバイデン大統領に突きを加えている」「ゼレンスキーの高等補佐官がバイデン氏に対し“度胸があるならキエフにどうぞ”と発言」などの見出しが並ぶ。
    息子ハンター・バイデンへの攻撃も人気のトピックだ。もちろん大手メディアではまったく扱われない、フェイクまがいといっていい内容がほとんどだ。

    (中略)
    ■ロシア国営メディアの記事を米国サイトが転載

     ここで注目すべきは、インフォウォーズがロシア国営メディアのスプートニク・ニュースの記事を転載していることだ。
    (中略)
     一方、ロシア国営メディアもアメリカ極右の報道を利用している
    国営テレビ番組「60ミニッツ」(アメリカCBSの老舗番組と同じタイトルだが何の関係もない)では、
    タッカー・カールソン氏の映像とともに、司会者が「彼の報道はわれわれの意図と一致している」とコメントしている。
    また当局からロシア国営テレビに対し、こうしたフォックスニュースのコンテンツをどんどん放送するようにという命令が下ったという報道もある。

     ロシアと極右メディアは相互フィードしながら、同じメッセージを増幅させているのだ。

    ■「ロシアは嫌いだがバイデンやリベラルはもっと嫌い」

     今回ウクライナ侵攻に際してもトランプ氏はプーチン大統領を「賢明」と賞賛する一方、バイデン大統領は「弱い」と批判し、
    侵攻の理由は「われわれの指導者が*だから」という発言をしたことは世界で大きく報道された通りだ。
    つまりトランプ支持者にとって、プーチン擁護論を受け入れやすい土壌ができていたと言える。
    (中略)
    つまり彼らはプーチンも嫌いだが、民主党やリベラルのほうがもっと嫌いなのだ。まさに敵の敵は味方、なのである。

    ■極右とQアノンの陰謀論が合体

     もう一つ注目しなければならないのは、Qアノンの陰謀論との急接近だ。

    長いので以下ソースで
    https://news.yahoo.co.jp/articles/b708cd1aada5e66ed36efa474c201967e75e4dbe?page=1


    【【保守派】「世界を救えるのはプーチンだけ」アメリカの右派がロシア支持…保守系FOXニュースの親ロシア報道をロシア側も利用】の続きを読む



    (出典 www.savag.net)


    苦肉の策

    1 神 ★ :2022/03/30(水) 09:12:54.71

    ロシアは、非対称戦争というウクライナの戦略に適応し始めています。
    重戦車の編成はありませんが、高速で移動可能なユニットです。ここでは、トヨタハイラックスのオフロード車に重機関銃が搭載されています。
    戦争の「シリフィケーション」。
    https://twitter.com/masa_0083/status/1508411532295950338

    Interessante Entwi*lung.
    Russland beginnt, sich an die ukrainische Strategie der asymmetrischen Kriegsfuhrung anzupassen.
    Keine schweren Panzerverbande, sondern schnelle, mobile Einheiten – hier mit schweren MGs auf Toyota Hilux Gelandewagen.
    Eine „Syrifizierung“ des Krieges.

    午後7:47 ・ 2022年3月28日
    https://twitter.com/JulianRoep*e/status/1508395286166708226

    https://pbs.twimg.com/media/FO7lVo6X0AINA4e.png
    https://pbs.twimg.com/media/FO7lWm6WYAAa2vM.png
    https://twitter.com/5chan_nel (5ch newer account)


    【ロシア正規軍、テクニカルを使用開始か トヨタハイラックスに機関銃を搭載】の続きを読む

    このページのトップヘ