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ダライ・ラマの写真ダメ、習主席の写真を飾れ…当局がチベット族の家庭を巡回調査 - 米政府系放送局「ラジオ自由アジア(RFA)」によると、チベット仏教最高指導者ダライ・ラマ14世の肖像写真を所持していたなどとして、中国当局がチベット族を相次いで逮捕、拘束している。
報道では、四川省甘孜チベット族自治州で23、24日、肖像写真を所持していた僧侶と住民約60人が逮捕された。25日からは当局が各家庭の巡回調査を始め、代わりに 習近平シージンピン 国家主席の写真を飾るよう指示している。
青海省果洛チベット族自治州では24日、標準中国語で行う授業に反対した19歳の学生2人が拘束された。習政権は、少数民族への標準中国語教育を強化しており、チベット語で授業を行う学校は閉鎖に追い込まれたという。
【日時】2021年08月30日 08:58
【ソース】読売新聞
2021年08月
「飢えた特殊部隊員」が国の食糧庫を襲撃…北朝鮮軍の末期症状
地元住民とのしがらみでまともな国境警備ができないとの理由からか、国境警備隊に成り代わって派遣された朝鮮人民軍の特殊戦部隊、通称「暴風軍団」。
粗暴な振る舞いや頻繁なトラブルで、地元住民からすっかり嫌われてしまったようだ。撤収命令が出されていたが、建設予定のコンクリート壁と高圧電流の流れる電線が未だに完成に至っていないため、現在も国境地域に留まっている。
咸鏡北道(ハムギョンブクト)のデイリーNK内部情報筋によると、暴風軍団に対する食糧供給が滞りがちになっている。民間人と良好な関係が築けていれば、何らかの支援が得られるが、鼻つまみ者の彼らに救いの手を差し伸べようとする民間人はいない。
地域住民は、暴風軍団に対してとにかく冷たい。
「暴風軍団の兵士の間からは『人民から水一杯もらうのも大変だ』という言葉が漏れ聞こえる。国の仕事をしに来たのに、国境地域では『治安隊』扱いされ、立つ瀬がない」(情報筋)
ちなみに治安隊とは、朝鮮戦争当時に、韓国軍と国連軍が占領した地域で行政や治安を担当した組織のこと。「アカ」の監視・摘発を行い、虐殺に及ぶことも少なくなかったため、北朝鮮ではならず者の代名詞のようになっている。
店に行っても「売る品物はない」と追い返されたり、ぼったくられたりと散々な扱い。また、国境警備隊なら可能な「ツケ」も、暴風軍団の兵士はしてもらえない。さらには、密輸で生計を立ててきた地元住民から「こんなに苦しい思いを強いられているのは、誰のせいだ」と露骨に罵られる有様だという。
また、国境警備隊とは異なり、食糧を調達してもらえる中国の密輸業者とのコネもない。さらに、常駐しているならば副業地(部隊所属の畑)があるが、一時的に派遣されているだけなので、それすらない。
そんな彼らのたどり着いた窮余の策は、泥棒だ。
道内の会寧(フェリョン)では今月初め、暴風軍団の兵士3人が、会寧市保衛部(秘密警察)の壁を乗り越えて忍び込み、倉庫から食糧を盗み出す事件が発生した。すぐにパトロール中だった保衛員に見つかり、現場で逮捕され、除隊処分を受けた。
現役の兵士が保衛部の倉庫を襲撃するという前代未聞の事件に、3人の所属する大隊の大隊長、政治指導員、保衛指導員3人も責任を問われ撤職(更迭)、大隊人員そのものが今月中順に総入れ替えとなった。
この事件が知られるきっかけとなったのは、朝鮮労働党中央軍事委員会の講演資料に、国家機関の食糧に手を付ける深刻な法的問題、国境地域で起きている規律の乱れに警鐘を鳴らすという意味合いで掲載されたことだ。
軍内部では、暴風軍団の撤収を急ぐべきとの声が高まっている。また、暴風軍団の指揮部も、駐屯期間が長期化するにつれ、任務の遂行が困難になり、思想的乱れにより兵士の脱北が発生するかもしれないとして、1日も速く撤収すべきだと考えているとのことだ。
しかし上述の通り、コンクリート壁、高圧電線の工事が、資材不足により遅々として進んでおらず、撤収はむしろ予定より遅れるのではないかと見られている。
その工事だが、一般の兵士に任せると脱北されてしまうかもしれないとの理由で、軍官(将校)が作業に当たるという状況になっている。
さて、会寧付近におけるコンクリート壁、高圧電線の工事の進み具合だが、稼働に欠かせない変圧器を国が供給せず、各道の労働党、人民委員会(道庁)、軍が自力更生で調達せよとの無責任な指示が下されている有様だ。決して安くない変圧器を大量に購入するほど財政的に余裕があるはずもない。
コンクリート壁、高圧電線は、朝鮮労働党創建日の10月10日までに完成させよとの指示が下され、同月1日から国境に接する咸鏡北道、両江道(リャンガンド)、慈江道(チャガンド)、平安北道(ピョンアンブクト)で、労働党中央委員会、内閣、国家保衛省の合同検閲組(監査班)が工事に進み具合を評価することになっているが、不合格となれば、暴風軍団の撤収はさらに遅れるだろう。
(出典 news.nicovideo.jp)
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【朗報】ついに少子化に歯止めか 妊娠届の減少止まる コロナ禍の影響落ち着き
厚生労働省は27日、全国の自治体が今年2~4月に受理した妊娠届の件数を公表した。
公表済みの1月分を加えると累計で30万4425件で、前年同期比1・2%減だった。
新型コロナウイルスの感染拡大を受け、昨年は月によっては1割超の大幅減を記録したが、今年に入り、下げ幅が鈍化する傾向もみられる。
妊娠届は、妊婦の9割以上が妊娠11週までに自治体に届け出る。
厚労省によると、今年2月の届け出件数は7万747件(同1・0%減)、3月は8万1717件(同4・3%増)、4月は7万3908件(同2・2%減)――だった。
1回目の緊急事態宣言が発令されていた2020年5月は前年より17・6%減り、同7月も1割以上減ったが、その後は徐々に回復。
20年は前年比4・9%減の87万1754件だった。
厚労省の担当者は「人口減少や未婚化で、妊娠届は例年、減少傾向にある。今年は例年並みの減少幅に落ち着いている」とみる。
少子化問題に詳しい日本総研の藤波匠上席主任研究員は「新型コロナの病態や感染防止策が明らかになり、妊娠を控える動きも収まったのだろう」と話す。
一方で、新型コロナがもたらす長期的な影響について「若年層の雇用の不安定化や未婚化に拍車がかかる恐れがある。
今後の人口急減を食い止めるには、若年層への支援が急務だ」と指摘する。今年の出生数については「81万人程度」とみている。【中川聡子】
https://news.yahoo.co.jp/articles/3d6776f0d689d0ee899737cc6fdc2db80f4fffda
韓国、アフガン390人退避成功の“奇跡”…日本との明暗分けた「水面下での動き」と「初動の差」
8月23日夜。NHKのニュースにアフガニスタンに残る邦人や現地スタッフなどを退避させるための自衛隊機が離陸する様子が映し出されるのを見て、おやっと思った。
この日、韓国では、徐薫・国家安保室長が国会で「アフガニスタンで韓国大使館などに勤めていた現地スタッフとその家族を韓国に移送することを検討している」ことを明らかにしたことが報じられていた(聯合ニュース、8月23日)。
日本の出発のほうが早いのか。その時は極秘に行われていた韓国政府の作戦については知るはずもなく、そんなふうに思った。
その後、韓国では8月26日から27日にかけて現地スタッフとその家族390人が無事に仁川国際空港に到着したことが報じられた。
空港のゲートから出てきたアフガニスタンの人々は身元が分からないようモザイクがかけられていたが、幼い子どもたちが多かった。生まれたばかりの赤ちゃん3名も含め10歳以下の子どもたちが半分近くいたそうで、韓国政府から贈られたぬいぐるみをひしっと掴みながら、体よりも大きなリュックサックを背負っている姿が目を引いた。
一方、日本政府による退避作戦は、邦人ひとりを救出し、最大500人とされた退避希望者をアフガニスタン国内に残したまま事実上の活動期限である27日を迎えた。
韓国の移送計画は、秘密裡にすすめられていた実は、韓国では8月初めから外交省、国防省、法務省間でアフガニスタンにいる現地スタッフとその家族らを救出する計画を立てていたことが伝えられた。韓国紙記者の話。
「移送計画などについての記者へのバックグラウンドブリーフィング(理解を求めるブリーフィング)は20日にもありました。
外交省は、来週中にオペレーションを開始するので常に待機していてほしいと現地スタッフにeメールで伝え、それを(スタッフらが)受け取ったことも確認済みだとしていました。最大の問題はカブール空港まで安全にどうやってたどり着いてもらうかで、この部分については他国と同じように自力で来てもらわないといけない状況という説明でした。
刻々と状況が変わっていて、当時は他国も自国民や関係者の救出に失敗しており、とにかくなるべく多くの人を助け出したいと話していました。人命に関わることですのでエンバーゴ(情報を公表しないという紳士協定)が敷かれ、もちろん、どこも報じませんでした」
退避前日、空港に集まったのはわずか26人この記者の話や複数のメディアで報じられた話をまとめると、韓国のアフガン退避作戦は次のような経緯になる。
8月20日。現地スタッフに「退避オペレーションは24日」であること、集合場所、時間などを伝える。
8月22日。一時的にカタールに退避していた駐アフガニスタン大使館員4人が再びアフガニスタンのカブール空港へ到着。韓国人の大使館員は全員、17日にカタールに撤収していた。再び現地に戻ったキム・イルウン駐アフガニスタン韓国大使館公使参事官は聯合ニュースのインタビューで、「(現地スタッフに)韓国に必ず移送する。方法を考えるから、連絡する」と後ろ髪引かれる思いでカタールに退避したと語っている (聯合ニュース、8月27日)。
8月23日未明。韓国から輸送機3機がアフガニスタンの隣、パキスタンのイスラマバード空港へ向けて出発。冒頭で言及した通り、徐薫・国家安保室長が国会で発言していた頃はすでに上空にいたことになる。
現地スタッフと家族は当初、徒歩で空港に入る予定だったが、この日、空港に姿を現わした現地のアフガニスタン人スタッフと家族は26人だった。
韓国へ退避を希望している残り365人をカブール空港に移送するため、急遽計画を変更。米国が提案したバスでの移送に切り替えた。
この前日、米国は外国政府の協力者をカブール空港までバスで移送できるようタリバンと交渉し了承を得ていた。バスの情報を提供すれば米国がタリバンに接触して検問所を通過させてくれることになった。現地に戻った韓国大使館員は米国と交渉し、各国で争奪戦になっていたバスを6台確保した。
計画の変更を再び残された人々に知らせ、「数台の大型バスがいると目立つのであまり早く集まらないように」と念押ししたという。
8月24日、タリバンに足止めされ通過できず8月24日。予定では午後3時30分に空港のメインゲートを通過する予定だったが、タリバンに足止めされ通過できなかった。乗り合わせていた韓国の大使館員が携帯に保存していた「旅行証明書」を見せたが、タリバンは「原本ではない」と許可しなかった。
エアコンも効かないバスの中に14~15時間閉じ込められたまま。窓は外から中を見られないよう黒く塗られており、暑さと不安から子どもたちは泣き出したという。最後には、「韓国では皆こうしている(携帯でも電子文書を送っている)」(東亜日報、8月27日)と話し、空港のゲートを通過。
8月25日未明。現地スタッフや家族らを乗せたバスがカブール空港内に到着。救出予定者全員が搭乗していた。この翌日の26日には空港付近で自爆テロが起きており、まさに間一髪だった。
25日、韓国外交省は、「8月26日に仁川国際空港にアフガニスタンの現地スタッフと家族が到着する予定」であることを明らかにし、韓国内での滞在場所などについても公表した。
8月26日午後6時過ぎ仁川国際空港のゲートに姿を現わした現地スタッフと家族らの第一陣377人の様子が報じられた。当初は378人と報じられたが、1人は移送対象名簿にないことが分かり、カブール空港に再び移送し、米軍に引き継いだという。残りの13人は27日午後到着している。本来ならば427人が韓国に退避する予定だったが、36人は他国や現地に留まる選択をしたと伝えられた。
韓国はアフガニスタンで病院と職業訓練施設などを運営していた。現地スタッフは70~80人ほどといわれ、今回韓国へ退避を希望したのは駐アフガニスタン韓国大使館の職員や病院で働いていた医師、看護師、IT技術者などだった。
韓国政府は退避者は難民ではなく「特別寄与者」であることを繰り返し強調しており、入国と同時に短期滞留ビザを発給している。今後、長期滞留ビザに切り替え、法改正が施行された後は就業も可能な長期滞留ビザを発給する予定だとしている。
これから新型コロナウイルス対策のための2週間の隔離を含め6週間ほど、地方の忠清北道にある公共施設「国家公務員人材開発院」に滞在する。
アフガニスタンの現地スタッフの話アフガニスタンの現地スタッフのインタビューも報じられた(東亜日報、8月26日)。駐アフガニスタン韓国大使館のスタッフの話。
「韓国行きを選択したのは私と家族の命を救うため避けられない選択だった。目抜通りや高速道路などを避けて狭い道を通ったのでタリバンの検閲を免れた」
このスタッフは1カ月前から韓国行きを準備。1週間前からカブールに移動し、韓国大使館職員と毎日連絡をとっていたとも語っている。
身元が明らかにされていない別の現地スタッフは、「外国政府機関で働いたという理由でタリバンがわたしたちを脅かす危険を感じた。朝、カブール空港へ入ろうとしたらタリバンに阻まれた。別の車両に乗り換えて他の入り口から空港に入った。韓国大使館が空港まで来られるよう安全を確保してくれた」と話している。
このインタビューは、24日、先にアフガニスタンを脱し、パキスタンのイスラマバードにいる際に外交省を通して行われたとされている。
作戦名はミラクル「天が味方した」韓国政府関係者は、「天が味方した」(TBSラジオ)と語っていた。
今回の作戦名は「ミラクル(奇跡)」だったが、その後伝えられたキム公使参事官の話からも予断を許さない非常に厳しい状況下での退避がいかに奇跡的だったかが分かる。
日本政府も8月初めから輸送に向けた準備をしていたことが報じられた(産経新聞、8月29日)。15日にカブールが陥落し、作戦は変更され、自衛隊機の派遣が正式に決まったのは23日。ただし、先遣隊は22日夜に出発していたともいう(同前)。
23日夜に日本を出発した自衛隊機はカブール空港に到着したが、空港には退避を求める現地スタッフらが到着しておらず、退避希望者を移送できなかったと報じられた(朝日新聞、8月26日)。
韓国の輸送機が韓国を発ったのも23日未明だ。何が運命を分けたのか。検証が待たれる。
(菅野 朋子)
(出典 news.nicovideo.jp)
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【反マスク運動のリーダー】妻と子を残して新型コロナで死亡
新型コロナウイルスの感染者数が爆発的に増えている米テキサス州で、30歳の教師ケイレブ・ウォレスさんが亡くなったとWKRNなどが報じている。
ウォレスさんは新型コロナウイルスに感染して7月末に入院、約1カ月にわたり治療を受けていたが、回復することはなかった。
WKRNは、ウォレスさんは反マスク・反ワクチン派で、ビジネスや移動などの行動が制限されることに異を唱える活動を行っていたと報じている。
同州サンアンジェロで開催された反マスク派の集会「The Freedom Rally」を主催したほか、
「The San Angelo Freedom Defenders(サンアンジェロ 自由の守護者)」という団体を結成し、旗振り役を担っていたという。
ウォレスさんには3人の子どもがおり、妻ジェシカさんは4人目を妊娠中だ。ジェシカさんは、今月8日に「gofundme」でクラウドファンディングを開始。
夫の突然の入院で収入が途絶え、妊娠中で働くこともできないため、住宅ローンの支払いや生活費、
夫の医療費などを賄うための資金を募った。2万ドル(約220万円)のゴールに対し、30日までに約6万千5ドル(713万円)が寄せられた。
ジェシカさんは30日に「gofundme」のページを更新し、夫の訃報を伝えた。
「ケイレブは静かに息を引き取りました。彼は私たちの心の中で永遠に生き続けるでしょう」
ジェシカさんはこの2日前に、「夫はもう長くありません。(中略)彼は不完全な人間でしたが、家族と娘たちを何より愛していました」と報告。
また彼女は、「彼の死を願った方々に、彼の見解や意見が、あなた方を傷つけたことをお詫びします」と、誹謗中傷があったことを示唆していた。
https://jisin.jp/international/international-news/2014162/