犯罪の温床になっている。
- 【列島エイリアンズ】リトルチャイナ西川口(1)
自身のコミュニティーから踏み出さないことを守り抜き、警察の摘発を免れる東京・池袋の中国系裏風俗店をリポートしてきた。
中国人裏社会にはもう1つ、当局の目が行き届かないことをいいことに成立している稼業がある。裏カジノだ。裏風俗同様、経営者もスタッフも客も全員が中国人という違法カジノが多数存在する。
在日中国人社会に詳しいX氏が話す。
「中国系の裏カジノのほとんどは、バカラをメインにしているのが特徴。一部、『タイサイ』(大小)というサイコロを振って出る目を当てるゲームをやっている店もあるが、いずれにしても大きな機器は必要なく、雑居ビルの一角で20席から30席程度でこぢんまりとやっている。しかし、顧客の大半が中国人富裕層なので、1日に数千万円が動くこともある。もちろん日本人は入れないよ」
そんな中国人限定の裏カジノが集中しているのが、西川口(埼玉県川口市)だという。
「西川口には、現在、少なくとも7店舗の裏カジノがある。コロナ前は2店舗だったが、一気に増えた」(X氏)
西川口と言えば、2020年6月、駅近くにある雑居ビルでバカラ賭博を催していた違法カジノ店が埼玉県警の摘発を受け、日本人の経営者やスタッフが逮捕されているが、そんなことはどこ吹く風とばかりに中国系裏カジノは増殖している。
さらにX氏によれば、コロナ禍を契機に、無資格の美容院やまつ毛エクステ、医師法違反の脱毛エステなど、さまざまな中国系違法ビジネスも流入してきたという。
【日時】2022年03月28日 17:00
【ソース】夕刊フジ
【関連掲示板】
コメント
コメントする