フェイクを流さないため

 欧州連合(EU)の執行機関である欧州委員会のウルズラ・フォン・デア・ライエン委員長2月27日中央ヨーロッパ時間)、「侵略者であるプーチン大統領)のロシアに対する制裁を再度強化する」という声明を発表した。ロシアSWIFTからの排除発表の約18時間後のことだ。

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 まず、欧州連合として、ウクライナに武器などの購入や配送のための資金を提供する。

 また、ロシアに対し、EUの空域を閉鎖する。ロシアが所有、登録、管理するすべての航空機の禁止を提案しているという。この提案が受け入れられれば、ロシア航空機はEUの領土に着陸も、離陸も、上空の飛行もできなくなる。

 次に、「クレムリンのメディアマシンを禁止」する。ロシア国営のRTとSputnik、およびその系列の記事をブロックする。「プーチンの戦争を正当化する嘘をEU領域で拡散することができなくなる」とライエン氏。また、「欧州で有毒な偽情報を禁止するためのツール」を開発しているという。メディアの記事のブロック方法などについての具体的な説明はまだない。

 RTもSputnikYouTubeFacebookに公式チャンネルアカウントを持っている。YouTubeFacebookこれらによるコンテンツでの収益化を停止しているが、少なくとも本稿執筆現在、チャンネルアカウントは停止していない。

 さらに、ロシアに加担しているとするベラルーシのルカシェンコ政権に対する、輸出停止などの制裁措置も発表した。

RTのYouTubeチャンネル


(出典 news.nicovideo.jp)