令和の社会・ニュース通信所

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    カテゴリ:国内 > 環境


    スゴい。

    経済学者・宇沢弘文は1974年の著書『自動車の社会的費用』で、自動車の公害、歩行者の事故などをいち早く問題提起していた。宇沢の出身地である米子市150年続く今井書店グループ顧問の永井信和さんは「今でこそSDGsという概念が浸透しましたが、出版当時、宇沢先生が理解されることは稀だった」という。鳥取大学医学部附属病院の原田省病院長との対談をお届けする――。

    ※本稿は、鳥取大学医学部附属病院広報誌『カニジル11杯目』の一部を再編集したものです。

    ■米子が生んだ経済学者、宇沢弘文から得た病院経営のヒント

    【原田省(鳥取大学医学部附属病院長)】永井さんと初めてお話させて頂いたのは、今から6年前、2016年のことでした。鳥取大学の副学長を兼務することになり、(鳥取市、湖山キャンパスの)経営協議会に出席するようになった。永井さんはこの経営協議会の委員でした。

    【永井(認定NPO法人 本の学校顧問)】会議の後、米子まで同じ電車でしたね。

    【原田】そのとき、永井さんが「いつも医学部にお世話になっています」とおっしゃったんです。永井さんが関わっておられる「よなご宇沢会」で医学部の記念講堂を使用されていたんです。恥ずかしながら、ぼくは「よなご宇沢会」を全く知らなかったんです。

    永井さんから、会の冠となっている宇沢(弘文)さんが米子出身で、ノーベル経済学賞に値するほどの評価を受けた経済学者であることを教えてもらいました。この若造、病院長とかいいながら、何にもしらないと思われたんじゃないですか(苦笑い)。

    【永井】(手を振って)いやいや、そんな風には思っていないですよ(笑い)。

    【原田】永井さんから宇沢先生の名前をお聞きした直後、中海テレビで『米子が生んだ心の経済学者~宇沢弘文が遺したもの~』(2016年9月)がオンエアーされました。この番組を観て、こんなに凄い人が米子にいたことを知りました。そこから宇沢先生の本を読むようになったんです。

    私は病院長になった後、悶々としていたんです。とりだい病院は、経済規模で考えれば山陰で最も大きな企業の一つ。その企業が高度医療の実践をするだけでいいんだろうかと。地域につながり、一緒に発展していくべきであるとは漠然と考えていました。

    同時に病院がそこまで手を出してもいいのだろうか、それは医療機関の本分からはみ出すことではないだろうかと。

    ■宇沢弘文の社会的共通資本に基づいて医療を再構築

    【永井】宇沢先生の言葉にヒントはありましたか?

    【原田】社会的共通資本という言葉ですね。永井さんには釈迦に説法ですが、宇沢先生は社会的共通資本を〈ゆたかな経済生活を営み、すぐれた文化を展開し、人間的に魅力ある社会を持続的、安定的に維持することを可能にするような社会的装置〉と定義されています。

    【永井】はい。そこには「自然環境」「社会的インフラ」、教育や医療などの「制度資本」の3つのカテゴリーが含まれると。

    【原田】宇沢先生の娘さんである、医師の占部まりさんから「(宇沢先生が)病院は社会的共通資本だって言ってましたよ」と教えられました。社会のためにこの病院を生かす、そのためには色んなチャレンジをしてもいいのだという裏付けをしてもらった気になりました。

    【永井】原田先生が宇沢先生の考えに触れた時期、2016年から17年というのは、宇沢先生の功績が再評価される時期でした。2017年に日本医師会の横倉義武会長が世界医師会会長になっています。

    会長が宇沢先生ゆかりシカゴ大学で講演したとき、宇沢先生の社会的共通資本に基づいて医療を再構築しなければならないとおっしゃった。

    ■宇沢先生との印象的な出会い「まるで哲学者の問答のよう」

    【原田】宇沢先生は2014年に亡くなられていますが、永井さんは生前の宇沢先生とお付き合いがあったんですよね。

    【永井】本当に偶然の出会いでしたね。ある教科書出版社の記念式典があったんです。私は鳥取県教科書供給会社の専務をやっていた関係でその会に出席しました。

    会には、教科書の著者、監修者なども参加していた。私と同じテーブルに宇沢先生が座っておられたんです。

    【原田】そのとき、すでに宇沢先生の本は読んでおられたんですか?

    【永井】自動車の社会的費用』は読んでいました。

    【原田】自動車は現代機械文明の輝ける象徴である、利便性は上がっている一方、公害、歩行者の事故などの問題がある。自動車の“社会的費用”を具体的に算出した名著ですね。

    【永井】この本がきっかけで、宇沢先生は社会科教科書の監修をしておられたんです。すごい人がいるなとは思っていたんですが、米子出身の方と認識していませんでした。

    私の胸についていたプレートの“鳥取県”という文字を見つけたとたん、宇沢先生の目が変わったんです。もう、らんらんというか。ぐーっと迫ってきたんです。「鳥取県、それも米子から来たのか」っておっしゃって(笑い)。

    【原田】写真を見ると、宇沢先生は白く長い髭を生やしておられる。なかなか迫力ありますよね。

    【永井】もう他のテーブルの方は全然無視。私に色んな話をされる。テストを受けているような感じでした。

    【原田】永井さんがどのような人間なのかを知ろうとしたんですね。

    【永井】(首を横にふって)宇沢先生は私のことを見抜くのは簡単だったでしょう。問答ですよ。プラトンなどの哲学者の問答のようなものです。

    【原田】その問答に永井さんはついていくことができた。

    【永井】いや、なんとか答えたという感じでしょうか。とにかく博識、博学な方ですから。私の親父の本棚に助けられた、というか。

    【原田】(首を傾げて)本棚?

    【永井】私の親父は旧制高校出身で、当時の旧制高校出身の方はみんなそうだったと思うんですが、リベラルアーツ、つまり教養というものをすごく大事にしていた。

    本棚には(元東京大学総長、植民政策学者)矢内原 忠雄さん、(東京大学経済学部教授、社会思想家)河合 栄治郎さんなどの本が並んでいた。それらの本はぼくの頭の隅にずっとありました。

    ■出版も教科書も社会的共通資本

    【原田】うちの父親も旧制高校出身なのでその感覚はわかります

    【永井】同時に私は親父たちの世代、旧制高校出身者のエリート意識に対する反発心もありました。エリートがこの社会を支えるという使命感を持つのも大切。

    しかし、それ以上に、一人ひとりの人間が自分のやるべきことを考えることが大切。そういう広く深い土壌が必要ではないかと。

    【原田】そちらの方が成熟した社会ですよ。だからこそ、永井さんは、書店経営の他、本の流通、図書館の充実に尽力された。永井さんの生い立ちをお聞きしていいでしょうか? 生まれは米子市ですよね。育ちは……。

    【永井】親父の教育方針で中学2年生から東京です。とはいえ、親父が望んだような大学、学部には進みませんでした。たまたま、卒業が近づいたとき、鳥取市の書店が新学期直前に傾いたんです。

    そこは教科書の供給のかなりの部分を担う規模の書店でした。緊急に代行しないと地元の教育に支障が出る。

    【原田】永井さんは東京に残って大学院に進むつもりで、家庭教師と新聞配達を掛け持ちして資金を貯めていたとか。

    【永井】大学3年生になってようやく学ぶことの面白さに気がついたんです。しかし、親父とお袋が上京してきて説得されました。(第二次世界大戦の)戦中戦後と母がずいぶん苦労していたのを知っていました。母親の一滴の涙に負けました(笑い)。

    【原田】今から50年以上前のことですね。当時、情報の地方格差は今以上に大きかったのではないですか?

    【永井】地域の出版文化の構造的な問題、流通の問題。そのときの原体験が大きいですね。出版も教科書も社会的共通資本なんです。それを少しでも良くしようと、みんなで一生懸命やってきたという感じです。

    ■SDGsをいち早く体現した孤高の天才

    【原田】現在、とりだい病院は新病院に向けて動き始めています。そこで社会的共通資本という概念は一つの鍵になると考えています。

    【永井】98年に発刊された宇沢先生の『日本の教育を考える』という本で最終章として〈鳥取県の「公園都市構想」〉と一章を割いています。これは当時の西尾邑次(鳥取県)知事が提唱した公園都市構想に呼応したものです。

    公園とは、それまで国王や貴族が私物化、占有していた美しい庭園や文化的、学術的、芸術的施設を一般市民に開放したものが公園の始まりであると。この公園を中心に街を作って行く。

    【原田】西尾さんは83年から99年まで県知事を務められましたね。

    【永井】宇沢先生は〈鳥取県の人間的、自然的、歴史的、文化的、経済的特性を考慮すると、教育と医療にかかわる社会的共通資本を中心として「公園都市」の形成をはかることが望ましい〉と書いています。これはまさに今、とりだい病院が計画している新病院と重なります。

    【原田】教育と医療、まさに鳥取大学ととりだい病院のことです。

    【永井】宇沢先生は、この理念を具現化するために、中高一貫の全寮制の「農社学校」、「リベラルアーツ」の大学としての「環境大学」などの事業を起こして、その実態と経験をふまえて、弾力的に未来を構築していくべきだとも書かれています。その中核事業が〈長期療養、リハビリテーションの医療機関を中心とした「医療公園」〉であると。

    【原田】ここには自然環境もあるし、温泉もある。新型コロナストップしていますが、他の地方から患者さんに来てもらうというメディカルツーリズムを我々も考えていました。

    【永井】現在進んでいる新病院についても、自然と共生した市民に愛される新しい病院となって欲しいです。

    【原田】自然との共生は宇沢先生の中核思想の一つですね。新技術、文明と自然が衝突することがあります。宇沢先生は前出の『自動車の社会的費用』で自動車という文明の利器の負の部分をとりあげています。

    20世紀は自動車の時代ともいえます。あえてそこに戦いを挑んだ。相当な摩擦があったはずです。さらに成田空港問題、公害問題などに果敢に取り組まれました。

    【永井】宇沢先生は、現実社会の中の弱いもの、小さいものの存在を常に視野に入れられていた。先生の優れた評伝『「資本主義と闘った男」宇沢弘文と経済学の世界』を書かれた佐々木実さんは、“前期宇沢”と“後期宇沢”と分けています。

    宇沢先生は、『自動車の社会的費用』で前期宇沢の光り輝く栄光を捨てたんです。経済界、経済学の世界と溝が出来た。それを恐れることもなく自分の信念を貫き、行動した。今でこそ、SDGs持続可能な開発目標)という概念があります。でも、当時は理解されることは稀だった。孤高ですよ。

    【原田】天才の孤独といえるかもしれません。

    ■いま、宇沢弘文の理念を実践できるか問われている

    【永井】温暖化など今、地球は宇沢先生が憂いた問題に直面しています。環境のコストや炭素税の数値化など、具体的で精微な分析を読み解くのは、宇沢先生のように数式に通じていないと難しい。

    それでも一人ひとりがそれぞれの分野でできることがある。今、宇沢先生の理念を実践できるか問われているような気がするんです。

    【原田】我々、とりだい病院は社会的共通資本として何ができるか、ですね。

    【永井】私事になりますが、私は要介護4の妻との老々介護の生活を送っています。とりだい病院パンフレットの『トリシル』の中に看護師さんが原田病院長からこれから病院は積極的に街に出て行くように言われたという記事がありました。

    【原田】「医療福祉支援センター」の木村公恵師長の〈大学病院と行政、地域の医療施設の「真の連携」を求めて〉ですね。

    【永井】はい。とりだい病院には、高度医療はもちろんですが、地域全体を支える医療機関としての機能を期待しています。

    【原田】ありがとうございます。今後ともご意見を宜しくお願いします。

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    宇沢 弘文(うざわ・ひろふみ)
    経済学者。1928年、米子市法勝寺町に生まれ、家族で東京に引っ越す3歳までを米子で過ごす。1951年東京大学理学部数学科卒業。河上肇著『貧乏物語』に影響を受けて経済学へ転向。アメリカ経済学者ケネス・アローの招きでスタンフォード大学の研究員となった後、助教授へ就任。35歳の若さでシカゴ大学教授となる。その後、東京大学経済学部教授、同学部長、新潟大学教授、中央大学教授などを歴任。1997年、文化勲章受章、米子市「市民栄光賞」を受賞。2014年9月18日に亡くなるまで、真に豊かに生きることができる条件を、生涯をかけて具体的に探求し続けた。主な著書に『自動車の社会的費用』『「成田」とは何か』『地球温暖化を考える』『日本の教育を考える』『社会的共通資本』など。

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    永井 伸和(ながい・のぶかず)
    認定NPO法人 本の学校顧問
    鳥取県米子市生まれ。認定NPO法人本の学校顧問、ブックインとっとり地方出版文化功労賞実行委員会顧問、「よなご宇沢会」会員、元今井書店グループ役員(本年創業150年)。都立戸山高校卒業。早稲田大学教育学部入学・商学部1966年卒業。事業を継承し書籍小売、教科書供給、印刷出版の傍ら、児童文庫の輪を広げる「本の会」、読書推進と市町村図書館振興の活動に関わる。1991年サントリー地域文化賞。1994年日本図書館協会功労賞。1995年今井書店グループが本の学校設立。2009年、今井書店グループと本の学校が第57回菊池寛賞。2012年本の学校をNPO法人化。

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    原田 省(はらだ・たすく)
    鳥取大学医学部附属病院長
    1958年兵庫県出身。鳥取大学医学部卒業、同学部産科婦人科学教室入局。英国リーズ大学、大阪大学医学部第三内科留学。2008年産科婦人科教授。2012年副病院長。2017年鳥取大学副学長および医学部附属病院長に就任。患者さんと共につくるトップブランド病院を目指し、未来につながる医学の発展と医療人の育成に努めながら、患者さん、職員、そして地域に愛される病院づくりに積極的に取り組んでいる。好きな言葉は「置かれた場所で咲きなさい」

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    田崎 健太(たざき・けんた)
    ノンフィクション作家
    1968年3月13日京都市生まれ。ノンフィクション作家。早稲田大学法学部卒業後、小学館に入社。『週刊ポスト』編集部などを経て独立。著書に『偶然完全 勝新太郎伝』『球童 伊良部秀輝伝』(ミズノスポーツライター賞優秀賞)『電通とFIFA』『真説・長州力』『真説佐山サトル』『全身芸人』『ドラヨン』『スポーツアイデンティティ』(太田出版)など。小学校3年生から3年間鳥取市に在住。(株)カニジル代表取締役。今年8月より東京と米子の二拠点生活中。

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    鳥取大学医学部附属病院の原田省病院長(左)と今井書店グループ顧問で認定NPO法人 本の学校顧問の永井伸和氏(右)。 - 写真=中村 治


    (出典 news.nicovideo.jp)

    【【社会】50年前からSDGsを見通していた…「資本主義と闘った経済学者」宇沢弘文が日本人に伝えたかったこと】の続きを読む


    問題点があるようだ。

    1 ぐれ ★ :2022/10/12(水) 08:47:29.34ID:cCQsKely9
    ※10/10(月) 17:45配信
    SmartFLASH

    小泉進次郎氏は環境相時代に「脱プラ化」を推し進めてきた

     マクドナルドが「紙製ストロー」を導入したことが、ネット上で話題となっている。

     日本マクドナルドは、紙製ストローや木製スプーンなどを全国の店舗で10月7日から順次、提供していくと発表。これにより、全国約2900店舗で年間約900tのプラスチック使用を削減できる、としている。

     これに対し、SNSでは批判的な意見が目立った。実際に紙ストローを使ってみたという人からは、

    《感想を一言で表すなら、違和感たっぷりでした。飲み口を少し噛んでしまう癖から、最後はふやけました》

    《凄い久しぶりにマック食って初めて紙ストロー使ったんだけど凄いねこれ たったこんだけの事でこんなに飲み物が不味く感じるのか》

    《話題のマックの紙ストロー初体験。やはりトイレットペーパーの芯みたい》

     と、不評の声ばかりが上がっている。

    「『脱プラ化』は世界的な流れで、『スターバックス』でも紙ストローが導入されています。しかし、唇の感触に違和感がある、味が変わるなど、総じて不評ですね。マクドナルドが10月4日に出したニュースリリースには、わざわざ『紙製ストローの特性上、長時間使用したり、飲み物をかき回した場合に折れや曲がりが生じることがあります』という注釈を入れているほどです。

    続きは↓
    https://news.yahoo.co.jp/articles/f0644a2162555503ea405b87e67721e1f26535fd

    【【環境】マックも導入の紙ストローに「飲み物がまずく感じる」大ブーイング 批判は小泉進次郎氏にまで飛び火!】の続きを読む


    置き換えが大量に発生する問題がある?

    1 ぐれ ★ :2022/10/05(水) 16:15:17.33ID:uc0D/W2D9
    ※2022年10月5日 11:00

    太陽光パネルの「終活」を始めるときが来ている。この10年で国内の太陽光発電は急拡大し、設置済みのパネルは推定2億枚に上る。パネルの寿命は20年程度とされ、将来の大量廃棄も予想されている。適切な管理でパネルを延命しつつ、リサイクルやリユースの仕組みをどう整えるか。次の段階の長期戦略が問われている。

    続きは↓
    日本経済新聞: 太陽光パネル、2億枚の「終活」 寿命20年で大量廃棄も.
    https://www.nikkei.com/article/DGXZQOJC079BW0X00C22A9000000/

    【【エネルギー】太陽光パネル、2億枚の「終活」 寿命20年で大量廃棄も】の続きを読む



    SDGsはよく聞きます。

    地球環境の悪化や不平等などの改善のため、SDGs(Sustainable Development Goals:持続可能な開発目標)の目標に取り組む企業や個人が増えてきました。しかし自分にはあまり関係なく、どこか遠い話と感じている方もいるかもしれません。

    そこでこの記事では、SDGsの身近な例について解説します。自分でもできそうだと思うことが見つかったら、少しずつ取り組んでみてはいかがでしょうか?

    【企業・職場】SDGsの身近な例

    企業は様々なSDGsに取り組んでいます。今回はそのうち、一般消費者・労働者にとって身近な例を紹介します。
    リサイクル・リユース

    使用済みの商品を回収し、リサイクル・リユース商品として再度販売します。衣料品メーカーなどで行われている取り組みを目にした方も多いのではないでしょうか。

    たとえば百貨店高島屋では「Depart de Loop(デパートループ)」というプロジェクトを進めています。店舗で回収した衣類からつくった再生繊維を利用した商品を販売する、循環型のものづくりです。
    プラスチック製品の削減

    プラスチックは自然環境で分解されないという性質を持っています。海洋でゴミ問題となり、海の生態系にも影響を及ぼしています。

    これに対し、プラスチック製品の削減に取り組む企業も増えてきました。有名な事例として、スターバックスが紙製のストローを採用したことが挙げられます。各量販店でも、エコバックやマイボトルなどを積極的に取り扱うようになりました。
    ○節電

    石油や天然ガスによる電力消費は、地球温暖化の原因にもなっています。SDGsでもエネルギークリーンにすることは目標の1つです。

    職場でできる最も手軽な方法は、冷房の設定温度を上げたりして節電をすることです。
    ○働き方改革

    SDGsでは多様な働き方を実現することも目標に含まれています。従業員の働き方を見直し、様々な立場の人が働きやすい職場環境を作ることが求められます。

    働き方改革は、トップダウンで行っても効果は出ません。社内で働き方についてのアンケートヒアリングから始めて、実態を把握したり人員の意見を聞いたりすることが必要です。
    【お店】SDGsの身近な例

    ここでは、飲食店などで実践できるSDGsの例について見ていきましょう。
    ○食品ロスの削減

    日本は食品ロスが多い国の1つとされ、毎年数多くの食品が廃棄されています。飲食店や小売店でも、食品ロスの削減が求められています。

    そこでスーパーなら、食べない人も多い刺身のツマやパセリの不使用が1つの手になります。コンビニでも消費期限間近の商品を割引販売するケースも増えており、これも食品ロスの削減につながります。
    ○フェアトレード商品

    チョコレートコーヒー豆などにおいて「フェアトレード」商品を取り扱うのもSDGsの取り組みと言えます。フェアトレードとは開発途上国から適正価格で購入したことを証明する貿易の仕組みで、開発途上国の労働環境の改善につながります。

    通常の商品より高くなることが多いため、顧客に受け入れてもらうには一工夫が必要です。たとえば現地での収穫・生産の様子や、フェアトレードがいかに現地にプラスになっているかなど、写真などを交えて丁寧に説明することで、説得力がアップします。
    サステナブル・シーフード

    サステナブル・シーフードとは、水資源や環境に配慮した方法で獲られた水産物です。サステナブル・シーフードに認定されるには、将来も魚などを食べ続けられるよう、MSC認証による漁業またはASC認証による養殖場で育てることが必要です。

    たとえばマクドナルドフィレオフィッシュMSC認証のものだけを使っています。具体的には、持続可能で環境に配慮した漁業で獲られた天然のアメリカロシア産のスケソウダラです。
    【個人】SDGsの身近な例

    SDGsとは国や企業といった大規模な組織だけで行うものではありません。個人でもSDGs達成のためにできる身近な例がたくさんあります。
    ○節水・節電

    水や電気も貴重な資源であり、無駄使いしないように配慮する必要があります。冬場の暖房の温度を少し下げる、歯磨きのときに水を出しっぱなしにしないなどの行動が大切です。

    節水・節電は水道光熱費の削減につながるため、家計改善になるのもメリット。ただし病気になっては元も子もないため、体調に無理のない範囲で行いましょう。
    ○食品ロスの削減

    食品ロスは飲食店だけでなく、個人・家庭からも大量に発生しています。実際に使うものだけ・必要な分だけを買う、食材を使い切るといったことがSDGsでは重要です。

    食品ロスの削減は家計の見直し・節約にもつながります。SDGsを意識すると、家計管理をさらに頑張れるという人もいるでしょう。
    ○車での移動を減らす

    CO2(二酸化炭素)は地球温暖化の要因の1つとされ、削減の動きが世界的に広がっています。車の排気ガスにも二酸化炭素が含まれるため、電車などの公共交通機関自転車での移動に切り替えることでCO2削減に貢献できます。
    ○ゴミ分別の徹底

    不燃ゴミ・資源ゴミなどの分別をきちんと行うことで、環境負荷の削減につながります。従来は「燃えるゴミ」にしていたプラスチックを、資源ゴミに変更する自治体も増えています。

    お住まいの地域のゴミ収集のルールを改めて確認してみてはいかがでしょうか。
    【学生・子供】SDGsの身近な例

    学生や子供たちも、家庭で節水や節電などSDGsに取り組むことができます。それ以外に実践しておきたいことについて解説します。
    小学生

    小学生の頃から習慣として身につけておきたいのは、身の回りのものを大切に使うこと。おもちゃ文房具など好きなものは長く大切に使うことも立派なSDGsの取り組みです。

    浪費癖が付くのを防止する効果もあるため、小さい頃から金銭感覚を磨くことにもつながります。
    中学生

    他者と自分の違いが気になる中学生は多いでしょう。お互いの違いを認め、協力することで、SDGsジェンダー平等や不平等の撤廃につながります。

    自分とは外観や価値観が異なる人を排除せず、必要に応じて協力することは、大人になるうえでも大切なことです。
    高校生

    高校生になると、ある程度の専門書籍も読めるようになるでしょう。そこでおすすめなのがSDGsの入門書を読んでみること。

    貧困や格差、環境破壊など現代の世界が抱える課題についての理解が深まります。
    大学生

    大学生では、SDGsについて様々な取り組みを行う方が見られます。大学内でSDGsについて広報を行う方、プロジェクトとして研究する方、ボランティアに参加する方などがいます。

    また就職について考えることも多くなりますが、就職先や業界の研究においてSDGsの観点を加えると新たな考えが得られるでしょう。勉強したり知識を身につけたりしたうえで、もう一歩進んだ活動をしてみるのも良いかもしれません。
    SDGsの17のゴールをおさらい

    これまで紹介した身近な例はあくまで実際の一部です。おさらいとしてSDGsの17のゴールを記載するので、他にもできそうなことはないか考えてみてはいかがでしょうか。

    ・貧困をなくそう
    ・飢餓をゼロに
    ・すべての人に健康と福祉を
    ・質の高い教育をみんなに
    ジェンダー平等を実現しよう
    ・安全な水とトイレを世界中に
    エネルギーをみんなに そしてクリーン
    ・働きがいも経済成長も
    ・産業と技術革新の基盤をつくろう
    ・人や国の不平等をなくそう
    ・住み続けられるまちづくりを
    ・つくる責任 つかう責任
    ・気候変動に具体的な対策を
    ・海の豊かさを守ろう
    ・陸の豊かさも守ろう
    ・平和と公正をすべての人に
    パートナーシップで目標を達成しよう

    SDGsは継続的に取り組むことが大切

    SDGsには、持続可能でよりよい世界を目指す国際目標があります。どれも短期的には解決できないものばかりで、多くの人が継続的に取り組むことが重要になってきます。

    継続するには、自分ができることから始めて、少しずつ範囲を広げていくことが大切です。この記事を読んで「これなら自分でもできそう」と思えることがあれば、取り組んでみてはいかがでしょうか。

    監修者 : 田中あづみ (たなか・あづみ) 株式会社プレストック 代表取締役。一般社団法人ASブランディング機構 代表理事。 日本マーケティング協会会員。ウェブ解析士。 学生時代にIT広告研究会を起ち上げ、WEBメディアアフィリエイトブログの制作運営を開始。 新卒で大手流通企業にて接客販売・営業・マーケティングを経験する傍ら、一般社団法人を創業。 東証一部上場企業やキー局、IT、美容、医療、アパレルなど、WEBを中心に300件以上を担当し、 着手3カ月以内に、会員数1万人以上、SEO圏外から3位、ユーザー170%増加、売上目標達成へ導く。 現在は、WEBメディア、動画、SNSコミュニティキャラクターなどを活用し、多角的にマーケティングサービスを展開中。 この監修者の記事一覧はこちら
    (安藤真一郎)

    画像提供:マイナビニュース


    (出典 news.nicovideo.jp)

    【【環境問題】SDGsの身近な例とは? 企業・お店・個人別にできることを解説】の続きを読む


    環境の意識が高いのかな?

    1 蚤の市 ★ :2022/08/09(火) 08:08:45.86ID:OdoYe+NU9
    #再生可能エネルギー (そんな物は存在しません by FOX★)

    東京都内一戸建ての太陽光パネル義務化を答申 住宅メーカーなどが設置 30代未満は賛成多く 中高年は賛否拮抗

     一戸建て住宅を含む新築建築物に太陽光発電パネルの設置を義務付ける条例改正について、東京都環境審議会が8日、制度のたたき台となる基本方針を答申した。一戸建てへの義務化が実現すれば全国初。都議会での審議を経て、都は2022年度中の改正を目指す。

     答申では、一戸建てを含む延べ床面積2000平方メートル未満の中小規模の建物は、住宅メーカーに設置を義務付けた。対象は、年間の住宅供給面積が2万平方メートル以上の大手メーカー。都は、約50社を見込んでいる。
     延べ床面積2000平方メートル以上の大規模建物は、建築主に設置義務を課した。必要な太陽光パネルは建築面積の5%。パネルの設置費用については、都が条例改正と合わせて支援を検討中で早ければ来年度予算に盛り込む。事業者は制度の取り組み状況を都に報告する。発電量などが不十分な事業者には都が指導し、事業者名を公表する。
     都は、30年までに都内の温室効果ガス排出量を00年比で50%削減する「カーボンハーフ」を掲げる。消費電力の50%を再生可能エネルギーにする計画で、太陽光の発電設備導入量は200万キロワット以上が目標だ。
     一戸建て住宅の太陽光義務化では、川崎市も24年4月の実施に向けて検討を進めている。
          ◇   ◇
     東京都内の一般の新築住宅に太陽光パネルの設置を義務付ける、都の環境審議会の答申に先立つパブリックコメント(意見募集)では費用負担への心配などから中高年世代の賛否が拮抗きっこうする一方で、30代以下は賛成が多数を占めた。気候変動への危機感についての世代間ギャップが浮き彫りになった。(沢田千秋、佐藤航)
    ◆設置義務住宅割合は世田谷区や多摩地区が高く、中央区や奥多摩で低く
     新制度では、住宅1棟につき最低でも出力2キロワットの太陽光パネルが必要となる。ただし、屋根面積が20平方メートル未満の住宅は、対象外となる方針。
    あx 一戸建て住宅など中小規模の建物の設置義務を負う住宅メーカーの発電総量のノルマは、供給棟数と算定基準率で決まる。算定基準率は、太陽光パネルを設置すべき住宅の割合を示したものだ。

     この割合を区域で分ける場合、世田谷区や多摩地域の大半は85%、住宅密集地の23区の大半は70%に設定。高層建築が多い千代田、中央両区と、山あいで日陰が多い奥多摩町と檜原村は30%で最も低い。メーカーは都内全域を一律85%に設定することも可能だ。
     供給棟数と算定基準率に最低出力の2キロワットを乗じた発電総量がノルマで、この量を満たせば、1棟当たりの出力や設置棟数はメーカーが自由に決められる。
    ◆「建築コスト住民に跳ね返る」などの反対も
     太陽光義務化について、都が今年5月下旬から1カ月間募集したパブリックコメントでは、約3700件の意見が寄せられた。賛成56%、反対41%で、都民の意識は二分。反対が多かったのは50代、60代だ。

     「新築住宅建設コスト高で住宅の新陳代謝が抑制される」「建築コストとして住民に跳ね返る」。こうした懸念に対し、都は初期費用の約100万円は、自家消費の電気代と売電によって10年間で回収できると説明。「メンテナンスの負担を強いられるのは不当」という不満には「パネル表面のほこりやごみは、雨風で洗い流される」と説いた。
    ◆「今しかみていない判断はだめ」とつづった17歳
     パブリックコメントで審議会が注目したのは若い世代の意見だった。20代未満は86%、20代は77%が賛成。「私は17歳です」と書かれた意見には、「今しか見ていない判断ではなく、地球環境が手遅れになった後、後世が受けなければいけない被害を忘れないで」とつづられていた。
     東京電力管内では、3月に電力需給逼迫ひっぱく警報が、6月には同注意報が出された。また、都によると、燃料価格の高騰により、東電管内の電気料金は13カ月連続で値上がりし、1年間で1.5倍になった。
     審議会の会長、高村ゆかり・東京大教授は答申にあたり「(太陽光の義務化は)若い世代にとって、これから持続可能な東京をどうつくっていくかだけでなく、エネルギー価格が上昇する中、足元の都民の生活と事業を守る」と強調した。

    東京新聞 2022年8月9日 06時00分
    https://www.tokyo-np.co.jp/article/194659

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