令和の社会・ニュース通信所

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    カテゴリ:国際 > 南アジア



    ただ、1700両という大量生産目標があるだけに、コストの問題も気になるところです。移動性や攻撃力など、妥協せず最高の性能を追求する一方で、予算配分も非常にシビアな問題になってくるでしょう。

    ロシアT-14のような構造に?

    50%以上の技術を国産に!

    インド国防省は、老朽化したロシア製の主力戦車であるT-72を置き換える次世代戦車プロジェクトを承認しました。

    2023年6月初旬に海外の防衛系メディアに報じられた情報によると、次世代戦車の調達数は590両で、最終的には1700両以上生産する可能性もあるとのこと。2030年からの導入を目指しています。

    次世代戦車の計画名は、Future Ready Combat Vehicle(FRCV)と呼ばれており、直訳すれば将来の戦闘車両です。特徴的なのが、ロシアの最新鋭戦車T-14のように、主力戦車だけではなく、自走榴弾砲、自走防空砲、砲兵観測車・工兵偵察車、装甲救急車など、11種の無限軌道(いわゆるキャタピラ)車両の車体として流用することも考えられている点です。

    FRCVは4人の乗組員で構成され主砲の口径は120mm、1500馬力のエンジンを搭載し、航空機、船舶、鉄道、道路で容易に輸送できるよう重量は55トンとなるようです。また、FRCVの設計・開発にあたり、少なくともインドの国産技術を50%入れるという決まりが盛り込まれていることも注目でしょう。

    インドでは2023年3月に最大の武器輸入国であるロシアから、ウクライナ侵攻の影響なのか、軍需物資や兵器が発注したにも関わらず期日までに届いていないことが明らかになりました。

    この問題の以前からインドは安全保障などの観点から、兵器のロシア依存を抜け出すためにアメリカイスラエルなどからも兵器輸入を行うようになっていました。戦車に関してはかなり早い時期の1970年代から自国生産に切り替える計画を立てていましたが、開発が難航したため一端白紙に戻し、ドイツ技術者を招き1998年に量産にこぎけます。それが2023年現在、インドで最新型の主力戦車「アージュン」で、さらに国産兵器の充実にも力を入れているようです。

    ※6/08 09:30 一部修正しました。

    T-72のインド仕様「アジェヤ」(画像:インド陸軍)。


    (出典 news.nicovideo.jp)

    【【国際】生産1700両以上!? インド次世代主力戦車の導入計画が明らかに 特徴は「変身できます」】の続きを読む


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    このニュースを読んで感動しました。この塾の教育法が、すべての子供たちに『夢』というものを与えてくれることを願っています。事実、夢を持つことは、苦難に打ち勝つ力を生み出しますからね。

    貧しい家庭の子供30人を選抜し、国内最難関の大学に次々と合格させる無料塾「Super 30(スーパーサーティー)」がインドにある。一体どのような授業を行っているのか。塾長のアナンド・クマールさんに聞いた――。(聞き手・構成=JISTEC 上席調査研究員・西川裕治)(前編/全2回)

    ■510人中422人がインド最難関大学に合格

    ――Super 30について教えてください。

    Super 30は私が2002年に北部ビハール州のパトナに設立した貧しい家庭出身の子供限定の無料塾です。定員が30人なのでSuper 30と名付けました。これまでに510人を輩出し、その内422人がインドで最難関とされるインド工科大学(IIT)の入学試験に合格したのです。残る88名も、国立工科大学(NIT)などの優秀な工科大学に進学しました。

    IITに合格するのは日本の東京大学や、米国のMITやハーバード大学よりも難しいとも言われています。初年度のIITの合格者は18人でしたが、創設後の10年間で、30人全員を合格させた年が4回あります。

    IITの受験科目は、数学、物理、化学の3科目です。Super 30には先生は私を含め5人います。物理、化学で2人ずつ講師を雇い、数学は私1人で教えています。講師の採用では、試験を実施し、さらに模擬講義をしてもらい、生徒たちの満足度を聞いてから採用を決めます。

    生徒の定員を30人としたのは、私の資金的に、30人以上は責任を持って面倒を見れないからです。これまでにインド財閥のオーナーや日本の有名企業のトップが巨額の資金援助を申し出てくれたことはありますが、私は丁重にお断りしてきました。

    Super 30を開始した頃は、手持ちの資金はとても限られており、家族の全面的な協力を得て頑張りました。その経験を通じて、外部からの資金提供なしでもなんとかやっていけるとの確信を持つに至りました。つまり、自分に意志と勇気、チャレンジ精神があれば目的は達成できるという確信であり、世間にも、生徒たちにもそのことを知ってほしいと思っています。

    ■貧しすぎてケンブリッジ大学への留学を断念

    ――なぜ生徒から授業料を徴収せず、無料で教えているのですか。

    それは、私の過去が深く関係しています。

    私は子供の頃から理数系の科目が好きで、将来は科学者や教師になる夢を持っていました。数学はもともと苦手でしたが、9年生(中学3年)の頃からは、1日10時間くらい数学の勉強に没頭し、進学した近くのカレッジでも数学を専攻しました。そのカレッジの教官は私の父親に「この子は数学の世界で生きていけるので、数学に専念させるように」と言ってくれました。

    父は郵便配達員で、収入は少なく貧しい家庭環境で育ちましたが、父は貧しいながらも、私の数学の勉強のために、なけなしのお金を惜しげもなくつぎ込んでくれました。

    私はいつも科学の本を読んでいました。しかし、自宅があるパトナには図書館がなかったため、300キロメートルも離れたバラナシ・ヒンドゥー大学の図書館に頻繁に通いました。バラナシまでの列車の乗車賃がなく、無賃乗車したこともあります。学生ではないので、大学の図書館から追い出されたこともありますが、それでも通い続け、最新の知識や情報を得ました。

    そのかいがあって、私が書いた研究論文はケンブリッジ大学などのジャーナルに掲載され、高い評価を得ることができました。そして、その論文を見たケンブリッジ大学から入学許可が下りたのです。

    ――それはすごいですね。

    ですが、私はケンブリッジ大学に入学を果たすことはできませんでした。当時、私の父の収入は少なく、英国への渡航費すら払える状況になかったのです。

    ■数学の才能を生かせず手作りのせんべい売りへ

    父は、親戚などあらゆるところに金策に走りましたが、結局誰からも十分な資金提供を受けることができませんでした。ある政治家は、「自分が何とかする」と口約束をしたことがありましたが、実際に会いに行くと、何もしてくれませんでした。その心労もあってか、父は入学のタイムリミットの直前に突然亡くなりました。そして、残された家族を支える責任が自分の両肩に重くのしかかってきたのです。当然、英国への留学などは考えられなくなりました。

    ――お金が理由で教育を諦めざるを得なかったのですね。その後はどうしたのですか。

    私は残された家族の生活のためにパパド(小麦粉の薄焼きせんべい)の販売を始めました。当時は他に方法もなく、母が作るパパドを売って生計を立て、2~3年間はパパド売りとして家族を支えましたが、貧困から抜け出すことは到底できませんでした。

    ■「王の子ではなく有能な者が王になる」

    パパド売りを続けていた頃、私が数学が得意だったことを聞きつけた知人から声が掛かり、進学塾で数学講師としての職を得ることができました。

    半年ほど働いたある日、とても大きな才能を持ちながら貧乏で高等教育を受けられない生徒と出会いました。彼もまた、私と同じように「勉強したい」という志を持ちながら、家庭が貧しいというだけでその機会を得られずにいたのです。私は「彼らに自分と同じような経験をさせてはならない」「自分がなんとかしなければ」と痛感し、Super 30の開設を思い立ったのです。

    私の父も家庭が貧困であったため才能があったのに教育の機会を失い、給料の低い職にしか就けなかったのです。貧しい家庭の有能な子供を教育支援することは、父からの遺言でもあったのです。父の口癖は、「王様の子が王様になるのではなく、有能でやる気がある者が王様になる」でした。私もそのことを自分の胸に焼き付けました。

    ■塾を抜け出した生徒は1人もいない

    ――Super 30で学ぶ30人の塾生の普段の生活はどんなものですか。

    Super 30は毎年6月に授業を開始し、IITの入試が行われる翌年の3~4月まで授業が続きます。

    彼らは朝6時に起床し、朝食を取った後、授業を午前8時から午後1時まで受けます。その後昼食をとり、午後2時からは自習が始まります。夜9時に短い夕食を挟んで、勤勉な生徒は日をまたいだ午前2時まで自習をします。よって彼らは、平均的には毎日14~16時間は勉強していることになります。

    受験競争はとても厳しく、彼らのような貧しい子供たちが通ってきた地元の公立学校は、裕福な子供が通う私立学校とは異なり、先生の数も少なく教材や設備も貧弱なので、Super 30に入ってからは猛勉強して、それまでの遅れを取り戻す必要があるのです。

    ――Super 30での勉強や生活はとても厳しいようですが、ドロップアウト(退学)した生徒はいますか。

    これまでドロップアウトした生徒は1人もいません。その理由は、われわれが彼らに将来の明確な目的を示し、励まし勇気づけるからです。貧しい家庭出身の彼らには、他に行くところがないのです。だから彼らは本気で頑張り、われわれも全力でサポートするのです。

    ■塾生のモチベーションを上げるおとぎ話

    彼らを勇気づけるための効果的な方法の一つとして、リッキーとボルの話を紹介しましょう。私はリッキーとボルと名付けた2人の漫画のキャラクターを使ったストーリー(寓話)を作り、彼らに読み聞かせています。

    リッキーは裕福で英語を話す上品で都会的な少年で、教科書もPCもオートバイも何でも持っています。彼は、ピザやハンバーガーホットドッグなどをいつでも自由に買って食べることができ、オーダーメードの服を着ています。

    一方、ボルは伝統的で安価なダル(豆カレー)やロティ(パン)、野菜しか食べられない典型的な田舎の貧困家庭の子供で、薄汚れた服を着てゴムスリッパを履いています。英語はおろか地方の方言しか話せず、おんぼろ自転車に乗っているのです。

    しかし、リッキーは授業で出された問題を教科書で習った方法で解くのにも苦労しているのに対し、ボルは、同じ問題をいくつもの異なる方法で簡単に解くことができるのです。なぜなら、ボルは常に勉強に没頭し、かつ自分の頭で広く深く考え抜いていたからなのです。

    この勝負の勝者は明らかにボルなのです。私は生徒たちに彼ら自身の能力を信じさせるために、このキャラクターストーリーを創作しました。生徒は私のストーリーに共感し、確実に成果が生まれています。

    ■試験の本番は「101回目の模擬テスト」

    ――他の進学塾とは異なるSuper 30の特徴的な教育指導方法はありますか。

    私の教え方は、問題を解くための基本的な考え方やコンセプトストーリー化して示すのです。そうすることで生徒の理解が飛躍的に向上します。次に重要なことは、ただ単に公式や解法を教えるのではなく、出された問題の背景、理由などを考えさせるのです。単なる知識ではなく、WhyやHowがとても重要なのです。

    むろん、受験の知識も必要なので、定期的にIITの試験問題に似た内容でテストを頻繁に実施しています。受験の3カ月前からは隔日でテストを実施し、IITのテスト問題に慣れさせます。つまり、1年で最低でも100回の模擬テストを実施しているのです。そうすると、実際にIIT入試を受験するのは、彼らにとっては、単に101回目のテストを受けるだけのことになるです。受験の訓練を何度も繰り返し、慣れることが効果的なのです。“Practice makes perfect”なのです。

    さらに私は、欧米、日本、ロシア、韓国など、世界各国の大学受験参考書を入手し、その傾向と対策を研究し、あらゆる問題に対応できるように準備しています。

    ■卒業生の中にはグーグルで働く者もいる

    ――Super 30の生徒はどのようにして決めるのですか。

    毎年入塾試験を実施し、1万人以上が受験します。まずは成績順に100人を選び、続いてインタビューを実施して、本当に貧しい家庭の子供かを聞き出します。そして、私の主義として、同レベルの能力であれば、より貧しい家庭の子供を選ぶようにしています。そのため、日々の食事にも困るような家庭の子供もいるのです。

    例えば、極度な貧困のために二人兄弟のひとりが自殺したという子供も引き受けました。そんな境遇でも彼は夢を失わずに努力を重ねてIITに入り、現在は米国のグーグルで働いています。そんな例がたくさんあります。

    ――ほかにSuper 30を卒業してIITやNITに進学した生徒たちは、卒業後にどんな仕事に就いていますか。

    インド国家公務員上級試験や外交官試験などを受験して高級官僚になる者もいます。また、インド国内企業だけでなく、グーグルなど世界トップレベルの民間企業やスタートアップで職を得る者もいます。日本に来て有名な企業に就職したり、東大の大学院に留学した者もこれまでに4人います。

    (後編に続く)

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    西川 裕治(にしかわ・ゆうじ)
    科学技術国際交流センター(JISTEC)上席調査研究員
    1951年生まれ。広島大学工学部卒業し、76年日商岩井(現・双日)入社。20年間海外営業を担当し、インドネシアスリランカに駐在。広報室、人事総務部、日本貿易会出向を経て、12年より日本在外企業協会『月刊グローバル経営』編集長。15~18年 科学技術振興機構(JST)インド代表を経て、22年より現職。世界の優秀な若手人材を日本に招聘するJSTの「さくらサイエンスプログラム」の推進に携わる。

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    貧しい家庭の子供たちに数学を教えるアナンド・クマールさん - 写真=アナンド・クマールさん提供


    (出典 news.nicovideo.jp)

    【【国際】貧困層から選抜した30人全員が、東大以上の難関大に合格…インドの「30人限定無料塾」のすごすぎる仕組み】の続きを読む


    インドの人口が世界一になる。

    1 ぐれ ★ :2023/04/19(水) 20:37:26.20ID:ylGHC4uQ9
    ※2023年4月19日 16:14 JST 更新日時 2023年4月19日 18:17 JST
    Bloomberg

    インドの人口、14億2860万人超-中国は14億2570万人
    人口の約半分が30歳未満、インド経済の原動力に

    インドが中国を抜いて人口世界一になった。国連が19日公表したデータで分かった。

      国連の世界人口ダッシュボードによる2023年中盤の推計によれば、インドの人口は14億2860万人を超え、中国の14億2570万人を若干上回った。中国の人口には香港やマカオなどは含まれていない。

      人口の約半分が30歳未満のインドの経済は、今後数年で主要国として世界で最も急成長すると見込まれている。同国は現在、アジア3位の経済大国。

      インドの人口は全世界の2割近くを占める。同国の人口増加傾向は今後も続き、50年までに16億6800万人に達する一方、中国の人口は同年までに約13億1700万人に減少すると予測されている。

    続きは↓
    https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-04-19/RTCP6PT0AFB401

    【【国際】インドが人口世界一、中国抜くと国連-全世界の2割近くに】の続きを読む


    中国包囲網でも重要なパートナーです。

    1 尺アジ ★ :2023/01/31(火) 18:46:35.00ID:QusRb/Bp9
    世界には「親日」といわれる国や地域がたくさんあります。海外旅行をするときも、親日国を訪れると、なんとなく過ごしやすかったり、現地の人とのコミュニケーションがスムーズだったり、なんてことがないでしょうか? そこで、比較政治や国際政治経済を専門とする政治学者が、なぜその国や地域が親日なのか、政治や歴史の背景から解説します。

    インドへの経済的、社会的な支援を続けてきた日本

    ウクライナ戦争や台湾を巡る緊張など、今年も世界情勢は厳しい中にあります。米中対立や日中関係など日本も多くの課題を抱えており、日本にとっても今日の世界情勢は決していい環境ではありません。

    そのような中、日印関係の重要性が指摘され、両国の絆が深まっています。もともとインドは世界の中でも親日国家のひとつといえるでしょう。その背景には、日本が歴史的にインドの独立運動を支持していたことに加え、日本は長年インドに対して経済的、社会的な支援を続けてきたことがあります。また、日本とインドは直接戦争をしたこともなく、両国関係は長年良好といえるのです。

    そして今、その絆はさらに深まろうとしています。インドは人口で中国を抜き、世界1位になりました。今後は経済力で日本を抜いて世界3位になろうとしています。近年、インドに進出する日本企業の数は増加傾向にあり、今後も経済成長が期待できる経済フロンティアです。

    経済成長が期待できるインド

    日本にとって最大の貿易相手国は中国ですが、ゼロコロナや人件費高騰、そして地政学的リスクへの不安から、中国で活動する、進出する日本企業の動きは鈍化しており、一部の企業では中国から第3国へシフトする動きが拡大しつつあります(まだまだ少ないですが)。企業が見据える第3国のひとつがインドで、今後、経済面から日印の絆がいっそう深まることが考えられます。

    ※続きは以下ソースをご確認下さい

    掲載日: Jan 30th, 202
    TABIZINE

    https://tabizine.jp/article/516480/

    【【インドはなぜ親日国なのか?】人口世界一!「インド」と日本の関係が緊密になる経済的・政治的背景】の続きを読む


    しばらくは増えるでしょう。

    1 首都圏の虎 ★ :2023/01/02(月) 06:37:23.83ID:kaWgI+ia9
    世界の人口は昨年11月、80億人を突破した。国連の推計で2059年までに100億人を超える。ただ、今後の増加はアフリカなど一部地域にとどまり、日本のように経済発展を遂げ少子化が進む国々では人口が収縮する「二極化」が鮮明になる。現在1位の中国ですら増加ペースが低下。23年にはインドの人口が中国を上回り、世界最多になる。

    ■「人口爆発」過去のもの

    国連の推計(昨年7月)によると世界人口の増加率は1963年に2・27%でピークに到達。出生率の低下などで鈍化し、2020年に1%を割った。20世紀の経済成長を支えた「人口爆発」は過去のものだ。

    代わって現代の人口動態を特徴づけるのが、増加国と減少国の格差だ。50年までの人口増加分の半分以上が、インド、パキスタン、フィリピンと、ナイジェリアやエチオピアなどのアフリカ5カ国に集中する。

    急激な人口増は、食料やエネルギーの不足を引き起こして貧困、飢餓を拡大させる。資源開発や食料生産の拡大などに伴って環境破壊、気候変動が加速する懸念も指摘されている。

    一方、医療の進歩によって、全ての地域で高齢化が進展し、65歳以上の割合は22年の9・7%から50年に16・4%となる。

    ■韓国、ロシアもすでに減少

    人口が減少に転じる国・地域も増える。韓国、ロシアはすでに20年に人口増減率がマイナスとなり、中国は22年に減少が始まったとみられている。タイは29年、台湾は30年に減少し始めると予想されている。

    高齢化、人口減少が進む各国・地域では経済、財政など多分野でひずみが生じる。年金や医療、介護といった社会保障の負担は臨界点に達し、少子化がさらなる少子化を招く悪循環「「低出生率の罠(わな)」に陥りつつある。

    人口の増加地域と縮小地域の経済的な格差が一段と広がれば、移民や難民の移動を促す可能性もある。(住井亨介)

    https://news.yahoo.co.jp/articles/16a45ff5f350073c7c692d4eb33014a9336a15a6

    【【国際】インドの人口、今年は中国超え世界最多に 急増は一部の国…「二極化」鮮明】の続きを読む

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