令和の社会・ニュース通信所

社会の出来事やニュースなどをブログに書いて発信していきます。あと、海外のニュースなども書いていきます。

    カテゴリ:国内 > 宗教


    とんでもない話。

    1 Stargazer ★ :2022/07/24(日) 23:09:58.34ID:lxvLWbZr9
    安倍元総理殺害事件でにわかに注目される宗教法人「世界平和統一家庭連合」(以下、旧統一教会) 80年代、霊感商法や多額の献金による家庭崩壊などが社会問題化したが、韓国の新興宗教がなぜ日本に深く入り込み、広く浸透し、多額の資金を提供するに至ったか、ほとんど知られていない。今回は旧統一教会と日本の政治家とのつながりを中心にその歴史を紐解いた。

    ■「ある時、笹川良一、児玉誉士夫、岸信介と文鮮明が本栖湖で会った」

    一枚の古い地図。その地図を見ると岸信介邸の隣に書かれてある文字は「全国学生連合原理研究会」。原理研究会とは統一教会のことである。のちに岸元総理は自らと旧統一教会との出会いを旧統一教会の本部で“奇しき因縁“としてこう語っている・・・。
    「正体はわからないが、隣に住んでいる若者たちが日曜日に賛美歌を歌っていた」そして後に、「笹川良一君が統一教会に共鳴してこの運動の強化を念願して私に紹介した」
    この偶然であるかのような出会いについて旧統一教会などによる霊感商法の被害者対策に長年携わってきた山口広弁護士は・・・

    全国霊感商法対策弁護士連絡会 山口広弁護士
    「どうして隣同士だったのはわからないんですが、場合によっちゃぁ統一教会が(岸氏に近づくために)ここにアプローチしてきたのかもしれない」

    もう一つ岸元総理と旧統一教会を結びつけるものがある。1958年に撮られた一枚の写真。渋谷区南平台の邸宅。庭で時の首相、岸信介氏が寛ぎ、傍らで孫である4歳くらいの安倍晋三氏が兄弟で遊ぶ・・・。その6年後に同じ構図で撮影された建物は、岸信介邸ではなく旧統一教会の本部になっていた。首相私邸が教会本部になったいきさつは定かではないが、密接な関係を物語る写真だ。

    …続きはソースで。
    https://news.yahoo.co.jp/articles/d7b20b5ca1da3817e1b2169bc622457d1c92a814
    2022年7月24日 15時51分

    前スレ:https://asahi.5ch.net/test/read.cgi/newsplus/1658657554/
    2022/07/24(日) 17:47:51.48

    【TBS】植民地支配への恨みを日本からの献金で果たす旧統一教会 自民保守層と部分的共有で利用し合う★4 [みの★]
    https://asahi.5ch.net/test/read.cgi/newsplus/1658660280/

    【TBS】植民地支配への恨みを日本からの献金で果たす旧統一教会 自民保守層と部分的共有で利用し合う★5 [Stargazer★]
    https://asahi.5ch.net/test/read.cgi/newsplus/1658667128/

    【【TBS】植民地支配への恨みを日本からの献金で果たす旧統一教会 自民保守層と部分的共有で利用し合う】の続きを読む


    牛耳られているのかな?

    1 Stargazer ★ :2022/07/23(土) 23:33:15.69ID:iaASdUQB9
     安倍元首相銃撃事件で再燃した「政治と宗教」への関心は高まる一方だ。〈#自民党って統一教会だったんだな〉がツイッターでトレンド入り。まさにその通りで、旧統一教会(現・世界平和統一家庭連合)の政界への浸透はすさまじい。とりわけ群を抜いているのが安倍派(清和会)だ。

     日刊ゲンダイがジャーナリスト・鈴木エイト氏から入手した旧統一教会と関係のある国会議員100人超のリストを基に、安倍派所属の議員をピックアップ。その数は35人に上った。もっとも、あくまで判明分のみだ。

     党内最大派閥の安倍派は21日に総会を開催。総力支援を受けて参院選で初当選した生稲晃子議員ら新人・元職らの加入などで4人増え、21日時点の会員数を「97人」と発表した。となると、旧統一教会と関係のある議員はおよそ4割。ア然とするほかない人数だ。

     ほかにも慣例により、党や安倍派から離れている細田博之衆院議長(当選11回)も関連イベントに出席、講演を行った過去もある。安倍側近でありながら、出戻りが難航している高市早苗政調会長(当選9回)は、フロント団体「天宙平和連合」の行事に祝電を送っていた。安倍元首相が昨年9月にビデオメッセージを送り、銃撃の要因のひとつとなったのも、この団体のイベントだった。

    福田赳夫元首相も「偉大なる指導者、文鮮明」と絶賛2021年の安倍派会合で熱心に話し込む山谷元国家公安委員長(左)/(C)日刊ゲンダイ

     なぜ、こうも問題教団と親密なのか。清和会の成り立ちもまた大きく影響している。

     安倍元首相が敬愛してやまなかった祖父の岸信介元首相は、旧統一教会の政治団体「国際勝共連合」の創設を支援。脱税で米国で実刑を食らっていた教祖・文鮮明の早期釈放を求め、当時のレーガン大統領に「元首相」の立場で嘆願書を送るほど入れ込んでいた。強い結び付きは娘婿の安倍晋太郎元外相にも引き継がれ、信者を議員秘書として斡旋し、議員を教団セミナーに送り込んでいたという。

     一方、清和会のもうひとつの源流である福田赳夫元首相も熱が入っていた。教団が「希望の日」と称し、1974年に帝国ホテルで大々的に開催した晩餐会には岸氏、福田氏、安倍氏(父)など40人の自民党議員が出席。蔵相だった福田氏は登壇し、「偉大なる指導者現る。その名は文鮮明」「文先生の高邁なご教示にあずかりまして、本当に今日はいい日だな、いい晩だな」などとスピーチ。会場は何かと万雷の拍手に包まれ、福田氏は文鮮明と熱い抱擁を交わしていた。

    「統一教会とつながりを持つ議員は自民党の中でも清和会が圧倒的です。岸元首相以来の流れが今なお引き継がれ、安倍元首相の再登板で強まったといえます」(鈴木エイト氏)

     自民党「文教族」の中核を成してきた清和会は、「カルト族」が実態か。

    https://news.yahoo.co.jp/articles/3e1e4e510c538989fe87ea152c3453da62540628


    (出典 i.imgur.com)


    前スレ
    https://asahi.5ch.net/test/read.cgi/newsplus/1658582228/

    【【統一教会】旧統一教会と関係ある「安倍派議員35人」のリストがコレだ! 自民党内でも圧倒的な人数】の続きを読む


    裏では動かしている?

    1 みの ★ :2022/07/21(木) 10:28:12.84ID:ow0LDMkx9
    安倍元首相銃撃事件で浮き彫りになったのが、宗教団体「世界平和統一家庭連合」いわゆる“統一教会”と政治家の関係性です。

    教団側は“組織的に特定の政党や政治家を支援することはない”と主張します。しかし、自民党・無派閥の青山繁晴参議院議員は、ある派閥の長から今回の参院選での“教団の票の割り振り”について聞いたと証言します。

    一方、教団側は「news zero」の取材に対し、“教団の票の割り振り”について「事実ではない。教団は『政治関与はしない』という基本的なスタンスでやっている」とし、さらに、個別の政党や候補者への“組織的な応援”についても改めて否定しました。

    しかし、元信者でジャーナリストの多田文明氏は、「教団による組織的な応援がある」と断言しました。約10年間、入信していたといいますが、当時、教団が支持する人物に票を入れたといいます。教団が政治家と関わる理由について、「最終的に一番いいのは統一教会の議員をたくさん作って 、日本の政治を動かしていくことが最終目的」としました。

    ※詳しくは動画をご覧ください。(7月20日放送『news zero』より)

    …続きはソースで(動画あり)。
    https://news.yahoo.co.jp/articles/20bcf869e97a7c598cc862d0060d5f395b7f5af8
    2022年7月21日 1時43分

    関連スレ:
    【日テレ】青山議員、自民派閥長による統一教会票の割り振りを認める「安倍元首相に諫言したかった」★2 [みの★]
    https://asahi.5ch.net/test/read.cgi/newsplus/1658301996/

    【【日テレ】票の割り振りを統一教会は否定 元信者ジャーナリスト「日本の政治を動かすことが最終目的」】の続きを読む



    激励の声が殺到する。

    7月20日正午すぎ、「週刊文春」のTwitterアカウント

    統一教会 vs.「週刊文春」 取材班はサタンと呼ばれ、信者が会社を包囲
    https://bunshun.jp/denshiban/articles/b3591[リンク]
    と、20日正午に公開となった週刊文春電子版のページにリンクを貼ってツイートを行った。

    安倍元首相暗殺をめぐり、注目を集めている統一教会。実は週刊文春とは30年前から浅からぬ因縁があり、社屋をデモ隊に囲まれたことも。取材記者や元信者らの証言をもとに、この組織が抱え続ける問題について検証する。

    とのことで、有料会員向けの記事で詳細に報じられているようである。
    参議院議員でジャーナリスト有田芳生さんは、上記ツイートを引用し誌面の見出し部分を紹介していた。

    先の週刊文春ツイートは大きな反響を呼び、
    「文春がんばれ!」
    「文春買います」
    週刊文春を応援します」
    「文春読んで泣く日が来るとは思わなかった。。がんばれ!文春!!」
    といったような、激励や応援のコメントが多数寄せられていた。

    一方、週刊新潮でも、7月21日発売号にて安倍晋三元首相の暗殺および統一教会について大きく取り扱うとのことで、いずれも注目である。

    ※画像は『Twitter』より
    Twitter』の埋め込み機能を使用し表示しています。ツイートが見れない方はコチラ
    https://getnews.jp/archives/3315769[リンク]

    30年前から浅からぬ因縁の「統一教会 vs.週刊文春』」 文春のツイートに激励の声が殺到


    (出典 news.nicovideo.jp)

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    洗脳されている。

     安倍晋三元首相の銃撃事件で注目を集めたのが、新興宗教の“二世”問題だ。

     山上徹也容疑者(41)は、自身の出生後に母親が統一教会(現・世界平和統一家庭連合)にのめり込み、家族が崩壊した。一方、統一教会の合同結婚式で結ばれた夫婦から誕生した「祝福二世」と呼ばれる子たちがいる。教団内における合同結婚式の名称が「祝福結婚式」だからだ。

     統一教会の「祝福二世」として生きてきたA子さん(30代)がその体験を「週刊文春」に証言した。

    祝福二世は『神の血統』に転換された尊い子

    「私は1980年代に合同結婚式で一緒になった両親の元に生まれました。弟と二人姉弟です。祝福二世は、合同結婚式の後に『三日行事』と呼ばれる、サタンの血統を清算する行事を経たあとに誕生しています。だから『神の血統』に転換された尊い子として、周囲から凄く持てはやされ、大事に大事に育てられるんです」

     家には文鮮明教祖夫妻の写真が飾られた「祈祷室」があり、週1回、家族揃ってお祈りを捧げる。日曜日には教団の教会へと礼拝に出かけていく。自分の置かれた環境、世界観が他の家庭と違うことに気づいたのは、A子さんが幼稚園に通い始めた頃だったという。

    「両親から教団の外は『サタンがはびこる世界だ』と、事あるごとに教えられていました。だから、外の世界とはできるだけ関わりたくないな、幼稚園の他の子は、可哀想にサタンの子なんだな、思っていました」

     A子さんが小学校に上がる頃。桜田淳子(当時34)ら芸能人が立て続けに我が家と同じ信仰を明かし、合同結婚式に参加した。

    「その話題が連日テレビで取り上げられ、統一教会がバッシングされているのは何となく分かるんです。報道を見て母親は毎日泣いていました。『真のお父様』(教祖の文鮮明)が根も葉もないことを言われていると。大好きなお母さんを泣かせる社会は許せないと思う反面、子供ながらに、自分の家が統一教会だとは学校では絶対に言えないなと。どんな反応をされるか分からなくて、怖くて……」

    合同結婚式まで「必ず清い体を保たないといけない」

     数少ない小学校の友達が自宅に遊びに来ると、教祖夫妻の写真を指差して、「これは誰?」と聞いた。

    「そんな時、親からは『おじいちゃんおばあちゃんと答えるように』と。普通の衣装じゃないですし、まず怪訝な顔をされます。これは“祝福二世あるある”なんです」

     一方、物心がついた頃から徹底して叩き込まれたのが「絶対に異性を好きになってはいけない」という不条理な教えだった。本や漫画は事前に両親の“検閲”を受け、恋愛に関心を抱きそうな箇所は切り取られる。視聴してよいテレビ番組も大きく制限された。

    「あなたには同じ祝福二世の相手が用意されているんだから、それまで必ず清い体を保たないといけない」

     祝福二世にとって「自由恋愛」は、最も重い罪として扱われた。誰かを好きになる、人としてごく自然な感情の萌芽を、罪悪感で封じ込めなければならないのだ。寄せられた好意も同様に、得も言われぬ不安を掻き立てるだけだった。

    「恋愛は統一教会の教義でいう『堕落』。一般社会の人と性的に交われば、神の血統がサタンの血統に戻ってしまい、死後、自分だけでなく、親から霊界の先祖代々に至るまで、みな地獄の底に堕ちると教え込まれてるんです。祝福二世の親である父と母は、私を堕落させまいと、それはもう必死でした」

    両親に疑問をぶつけると「その考え方はサタンだよ!」

     それでも、思春期を迎える中高生時代になると、教団の教えに対する疑問がA子さんの頭をよぎるようになる。なぜ人を好きになってはいけないのか。本当に天国や地獄は存在するんだろうか。それを正直にぶつけると、両親は色をなしてA子さんを叱りつけた。

    「あなたは二世なのに、なんてことを言うの。その考え方はサタンだよ!」

     学校の友達や先生にも胸の内を相談できないまま、A子さんは高校を卒業。大学進学後も、悩みは深まるばかりだった。ある時、A子さんは意を決して、大学内のカウンセリング室を訪ねた。

    「勇気を振り絞り、カウンセラーの先生に自分の境遇と家庭の信仰を打ち明けました。統一教会の教えには疑問も抱いているけど、親は大切だし、裏切れなくて辛いんです、と」

     だが――。

    「熱心に信仰しているのはご両親でしょう。あなたはあなた。親から自立すればいいだけですよ」

     専門家にも、祝福二世が抱える懊悩は響かなかった。部屋を後にしたA子さんに残ったのは、徒労感と絶望に近い諦念だけだった。

    好きな男性ができた。だが、両親は――

     転機は、社会人になったA子さんがSNSを始めたことだ。自身が統一教会の二世であることをプロフィール欄に書き、長年溜め込んできた思いの丈を吐き出した。すると、同じ境遇にある他の二世から、共感や助言のメッセージが届くようになったのだ。

    「初めて自分を受け入れてくれる場ができて、本当に救われました。両親は二世の苦しみに向き合ってくれず、教義を押し付けて神に祈るだけでしたから……」

     そして、20代前半になったA子さんは、好きな男性ができた。両親が交際を知った時、その怒り様は凄まじかった。別れさせようと、彼氏に電話をかけてこう罵ったという。

    「お前はサタンだろう! うちの娘をたぶらかしやがって。お前の職場に電話して、居られなくしてやるからな!」

     やむなく、二人は破局。父や母、祝福一世にとっては、神の血統を継続させることが何にも増して優先される。それを思い知るばかりだった。

    「普通の幸せな家庭というものがイメージできませんでした」

    「両親は教団のイベントに何とか私を誘い出そうとしてきました。いま二世の結婚は、一世の親同士がある程度、話し合って決められます。教団内のマッチングサイトがあって、そこに登録をするんです。その上で費用を払って合同結婚式に参加する流れです」

     もともと合同結婚式によって自分の意思ではない婚姻関係を結んだ両親は、性格が「水と油」だったという。

    「すごく仲が悪かったんです。物を投げ合うような夫婦喧嘩日常茶飯事で。祝福を受けた夫婦は、離婚がご法度。親はお互い、『“祝福”じゃなきゃ絶対に離婚している』と何度も言っていたし、そのせいで私は、普通の幸せな家庭というものがイメージできませんでした」

     以前、父と母に入信の経緯を聞いたことがある。

    「父の家は、家族が早くに他界していたり、障がいを持った身内もいたとか。母の方も、母親(A子さんの祖母)が早くに病気で倒れるなど、家のことで苦労していました。ともに早々に家を出て、統一教会の教えと出会ったのです。教会の『家庭が大切』という教えは、家庭にコンプレックスを持つ人がハマりやすいんだと思います」

    両親が漏らしていた「一軒家が建つくらいの額」

     振り返れば、実家の暮らしぶりは常に貧しかった。

    「両親は働いていましたけど、裕福だった時期なんてありません。ずっと古くて狭い借家暮らしです。うちも教団に相当な額を献金していたようですが、生活が破綻するところまではいかなかっただけで。後年、親がチラッと漏らしてたのは『一軒家が建つくらいの額』だと。数千万円といったところでしょうか。親はいつも『お金がない』とイライラしていました」

     献金行為は、内部で「勝利」と呼ばれていた。

    「地域の教会ごとにノルマはあるんです。何か教団のイベントがある時に一つの家庭で100万円とか。それを達成すると、『誰々さんの家庭は勝利しました』って言い方をされ、周囲から褒め称えられるんです」

     この環境から抜け出したい。A子さんはそう考えるようになっていた。

    「二世として生きてきたアイデンティティはあるんです。ただそれを壊した時、どう生きていけばよいか分からない。自分の土台は統一教会にしかないし、まっさらな状態で一から自分を作り上げていくしかありませんでした」

    元を離れ、自分の意思で結婚相手を決めた

     実家住まいだったA子さんは、30歳を迎える前、親元を離れることを決意。実家から車で30分の距離にアパートを借りた。両親は激しく動揺したという。

    「働き始めてからは私も家にお金を入れていましたし、家計を支えている面もあったんです。だから父と母は『親を捨てるのか』って。また男女交際をするんじゃないかってかなり警戒もしていました」

     だが、A子さんは、最終的に自分の意思で結婚相手を決めることになる。もちろん「外の世界」の男性である。

    「夫や夫の家族は、家庭の信仰や私の境遇を全て理解した上で受け入れてくれました。やはり大変だったのは私の両親でした」

     A子さんから結婚の意思を告げられた両親はこう言ったという。

    「私たちは絶対に受け入れられない。相手と会う気も一切起こらない。ショックで死んでしまいたい……」

     喜び祝ってくれることなど期待していない。認めてもらえるとも思っていなかった。両親には入籍後に報告を済ませ、A子さんはいま新たな人生を歩んでいる。

    A子さんの胸を抉った両親の言葉

     両親とは、絶縁したわけではない。時折、連絡して話す機会はある。

    「父と母は完全に良いものとして信仰を続けています。でも、私にとって実家は安心できる場所じゃなかった。辛かった時の思い出フラッシュバックすることもある。親にずっと気を遣ってきましたから、今でも会うとすごく緊張しちゃうんです。メンタルがやられるので、できるだけ近づきたくないです」

     一方、A子さんの弟は違った。

    「弟も自分の意思で相手を見つけ、結婚しました。結婚を報告した時、母親が弟の奥さんになる女性を『殺しに行く』と口走ってしまったので、警察沙汰になったんです。弟は両親と縁を切り、戸籍の閲覧制限もかけました」

     統一教会で「理想の家庭」を築くと謳われる合同結婚式。その地続きにある未来図の一つが、A子さん一家のケースなのだ。

    「あなたは統一教会がなかったら生まれてこなかったんだよ。教会の教えを否定するのは、自分の存在を否定することになるんだよ」

     信仰や教義を巡って両親と衝突するたび、投げかけられたその言葉が、A子さんの胸を抉った。

    「自分は何のために生まれてきたのか。こんな辛い思いをするなら、生まれて来なければよかったと何度も思ったことか。最も苦しんでいた時期、統一教会の松濤本部へ行き、ナイフでも振り回したら、私の苦しみも少しは世の中に伝わるのかな、と考えたこともありました。山上容疑者の事件が起きた時は、とても複雑な気持ちになり、ショックを受けました」

    新興宗教の二世は、息を潜めて生きています」

     統一教会は「週刊文春」の取材に対して、「献金にノルマは存在しない」と回答した。

     A子さんがいま、最も伝えたいことは――。

    カルトは決して他人事じゃないと知ってほしいです。新興宗教の二世は、息を潜めて生きています。もしかしたら友達や恋人が二世かもしれない。カルトは巧妙に日常の中に溶けて込んでいるから、近しい人が飲み込まれることがあるかもしれない。誰も無縁じゃないってことを伝えたいです」

     7月20日(水)12時配信の「週刊文春 電子版」及び「週刊文春7月21日(木)発売号では、山上徹也容疑者の母親が統一教会に“洗脳”され、家族が崩壊していく履歴や、下村博文元文科大臣、高村正彦前副総裁などの自民党議員と統一教会の「本当の関係」、さらに小誌記事に対して激しい抗議デモを行った統一教会と週刊文春の“30年戦争”などについて大特集している。

    (「週刊文春」編集部/週刊文春 2022年7月28日号)

    文鮮明と韓鶴子の教祖夫妻 ©共同通信社


    (出典 news.nicovideo.jp)

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