令和の社会・ニュース通信所

社会の出来事やニュースなどをブログに書いて発信していきます。あと、海外のニュースなども書いていきます。

    カテゴリ: 科学



    ペットは人々にとって癒しの存在ですよね。特に65歳以上の方にとっては、一緒に過ごす時間が認知機能の低下を抑える効果があるのかもしれませんね。ペットのお世話や散歩など、積極的に関わることで脳を刺激し、認知機能の維持につながるのかもしれません。

    カラパイアの元の記事はこちらからご覧ください

     アメリカ人を対象にした研究で、ペットを5年以上飼っている65歳以上の人は、飼っていない同年代の人に比べて、認知機能が低下しづらいことがわかったという。

     咄嗟あるいは後から言葉を思い出す能力が高く、記憶力が良いことがわかったそうだ。

     ちなみに65歳以下ではペットの有無で認知機能に違いはなかったという。この研究は、『Aging and Health』誌に掲載された。

    2023年01月22日の記事を編集して再掲載してお届けします。

    【画像】 高齢になると発症しやすい認知症

     「認知症」は、認知機能の低下によって行動が逆行してしまう、おもに高齢者が発症する、不可逆的な神経学的症候群だ。

     現在、アメリカ国民のおよそ580万人が認知症だとだと言われている。近年、高齢者の認知症は減少傾向にあるが、現在の団塊の世代がさらに高齢化すれば、その総数は増加すると予想されている。

     認知症リスクは高齢になるほど増え、患者数は85~89歳の人が22%、90歳以上の人は33%。それに比べて70~74歳の人はわずか3%だ。女性のほうが男性よりもわずかに多い。

    1
    photo by Pixabay

    なぜ高齢者が認知症になりやすいのか?

     教育や学習が、認知症を発症を予防することは知られている。

     その他、運動不足、うつ、社会的孤立、心血管疾患、高血圧、慢性ストレスなどの要因を減らすことも認知症予防対策となる。

     認知症例のおよそ3分の1が、これらの要因に関連する生活習慣など、修正可能な原因によって起こっているそうだ。

    3
    photo by Pixabay

    ペットを飼うことと高齢者の認知機能の関連性を調査

     ペットを飼うことは、感情的な支えやストレスの緩和によって起こる、さまざまな健康や疾患という結果に影響を及ぼすことがわかっている生活習慣のひとつの側面だ。

    多くの高齢者がペットを飼っているが、そういう人たちの潜在的な認知的効果についてはほとんど知られていない。

    つまり、ペットを飼うことによって、認知機能の衰えを必ず防ぐことができるとははっきり断定できないということです

     ミシガン大学の神経学准教授で研究著者のティファニー・J・ブラリー氏は言う。

     そこでブラリー氏は、米国人口の高齢化が健康、社会、経済に及ぼす影響を調査するため、50歳以上の米国成人を対象とした大規模調査データ「、健康と引退に関する研究」を分析した。

    elder-man-1281284_1280
    photo by Pixabay

     ミシガン大学が行ったこの研究は、2010年から2年ごとに2万人の被験者グループを調査した。

     飼っている動物に関する質問は、2012年の研究にも含まれていて、この論文では、20122016年の間の調査データを分析した。

     調査には、「現在、ペット飼っていますか?」、「どれくらいの期間、ペットを飼っていますか?」という質問が含まれている。

     この研究では、さまざまな客観テストで認知機能を評価した。

     研究者は、これらテスト結果は、総合的な認知評価スコアを作成するだけでなく、被験者を正常な認知力をもつ人、認知障害気味の人、認知症の人に分類するために使用したと説明した。

     2010年の研究では、正常な認知力のある人たちのデータのみが分析された。

     2012年の結果は、被験者の47%がペットを飼っていると報告されている。その時点で、飼っている期間は、1~5年が19%、5年以上が28%だった。

    4
    photo by iStock

    65歳以上で5年以上ペットを飼っている高齢者は認知機能が安定

     その結果、65歳以上の高齢者で、5年以上の長期間ペットを飼っている人は、飼っている期間が短い人や、まったく飼っていない人に比べて、認知能力が優れていることがわかったという。

     研究著者である、フロリダ大学ジェニファー・W・アップルバウム氏はこう語る。

    「長期間ペットを飼っている人には、認知機能低下を食い止めるなんらかの保護効果があるのかもしれませんが、これがなぜ、どのようにしてそうなるのかを理解するためには、さらに研究が必要です」

     ペットを飼うことと、認知能力との関連は、言語記憶においてもっとも強力に表れた。「継続的にペットを飼っている人は、とっさあるいは後からでも言葉を思い出す能力が高い」と研究者は書いている。

     ただし65歳以下の若い被験者を考慮した場合は、これらのグループ間で認知スコアの違いは見られなかった。

    man-2680910_640
    photo by Pixabay

    認知機能以外にも糖尿病や高血圧の発症率が低いことも判明

     さらに、ペットを5年以上飼っている人は、ペットを飼っている期間が短い、またはまったく飼っていない参加者に比べて、運動量が多く、BMIが低く、糖尿病高血圧の発症率が低いという指標が示された。

    長くペットを飼うことは、高齢者の認知力格差を縮める可能性があるようです。今回わかったことが、厳密な統計管理の点でも同じ結果であることに驚きました。

    社会人口統計要因の統計モデルを調整して、既知の健康格差(例えば、人種、社会経済的地位など)の影響を、少なくとも部分的に説明できるようになりました

     とアップルバウム氏は指摘する。

     多くの場合、社会的不平等の健康への影響はとても大きいため、ペットを飼っていることによる健康へのプラスの影響が、健康格差を考慮した統計モデルでは消えてしまうことが多いのだ。

    iStock-1415067137
    photo by iStock

    ただし因果関係は不明

     この研究は、高齢者でペットを飼っている人に関する知見に役立つが、因果関係が明確になっていないことを考慮に入れなくてはならない。

     とくに、精神的に安定していて、認知状態が良好な人ほど、よくペットの世話をすることができるため、ペットを飼う余裕があるという事実もある。

     その為、観察結果に違いが生じることがあり、必ずしもペットを飼えば、認知機能の低下を防げるとは限らないのだ。

    「私たちの研究の長期的な関連性は、確かに説得力がありますが、このやり方では、真の因果関係をはっきりと示すことはできませんでした」ブラリー氏は言う。

    「人間と動物の絆の強さや認知的軌跡への影響などの情報や、こうした関係をとりもつことができる

    生物学的メカニズムを含んだ、将来的な追加の研究がまだまだ必要です」

    References:Owning a pet is linked to having better cognitive health in advanced age, study finds / written by konohazuku / edited by / parumo

     
    画像・動画、SNSが見られない場合はこちら

    ペットを5年以上飼っている65歳以上の人は認知機能が低下しにくいという研究結果


    (出典 news.nicovideo.jp)

    【【研究】ペットを5年以上飼っている65歳以上の人は認知機能が低下しにくいという研究結果】の続きを読む



    すごいですね!近大のチョウザメ研究チームの成果に感心しました。これによって養殖キャビアの生産効率が向上するというのは、食料供給や経済にも大いに貢献できると思います。期待が高まります。

     近畿大学宮崎県水産試験場は、ロシアチョウザメの「メスだけを生む超メス」候補を選抜することに成功したと発表しました。養殖キャビアの生産効率向上が期待されるとしています。

    【画像】全メス生産の流れ

     ロシアチョウザメは外見では雌雄を見分けられないため、生殖腺が発達するまでの数年間はオスも飼育する必要があり、キャビアの生産効率が低いという課題があります。この効率の悪さを解決すべく、同校の新宮実験場は稚魚のエラ粘液によるメスとオスの判別や、オスからメスへの性転換といった研究に取り組んできました。

     チョウザメの性を決定する染色体はZとWで表現され、Z染色体だけを持つオス(ZZ)と、ZおよびW染色体を持つメス(ZW)が存在すると考えられていました。同校は2022年にコチョウザメを使った先行研究で、オス、メスそれぞれの性染色体に特異的なDNA配列を同時に検出するPCR手法を使って、W染色体だけを持つ超メスが存在していることを証明しました。

     今回の研究では、ロシアチョウザメの精子の紫外線処理と、受精卵の温度処理を組み合わせることで、母親由来の染色体だけを持つ稚魚を大量に得ることに成功。さらにその中から、PCR検査法を用いてW染色体だけを持つ超メス候補を選抜したとしています。

     超メスの卵からはメスのみが生まれると考えられるため、今後、ロシアチョウザメの全メス養殖の実現が期待できると同校は述べ、チョウザメ養殖で生産者の大きな負担となっている雌雄判別作業が不要になりキャビア生産効率が格段に高まるとしています。

    雌性発生(メス由来の遺伝情報のみから発生)したロシアチョウザメ


    (出典 news.nicovideo.jp)

    【【研究】近大のチョウザメ研究で「メスだけを生む“超メス”」選抜に成功 養殖キャビアの生産効率向上に期待】の続きを読む


    コオロギのライバルとしてザリガニが注目されるとは驚きです。

    1 おっさん友の会 ★ :2023/12/13(水) 13:34:27.85 ID:dW1i+8PQ9
    主に中国などで人気を集めているザリガニ料理。12月8日、ケニアの大使館や農水省からも人が集まる中、東京農業大学が「ザリガニ」を新たな食資源として提唱した。

    【映像】味はエビに似てる? ザリガニ専門店の料理

    「未利用資源であった“ザリガニ”の素晴らしい研究が、食資源につながっていくと感じている」(東京農業大学・江口文陽学長、以下同)

    高たんぱくで成長スピードが早く、生産コストが低いアメリカザリガニを、栄養不足が深刻な地域に食文化として取り入れる研究だ。

    「砂抜きや匂い抜きをすれば、ザリガニも非常に素晴らしい食資源になると感じた」

     東京・新宿区に「蝦道」というザリガニ料理専門店がある。店では、中国から輸入した食用ザリガニを使用。「マーラーザリガニ炒め」は常連が必ず頼む定番料理で、エビに食感が似ているという。

    日本では、どのような研究が進んでいるのか。研究を行なう東京農業大学・武田晃治教授は、「どういう条件で育てるとより早く生育するか、食べる肉質の部分を増やせるかなどの研究をしている」と話す。

    一方で、日本でアメリカザリガニを活用するにはハードルがある。環境省によると、アメリカザリガニは日本に1927年に27匹が持ち込まれた。現在では、47都道府県で確認されるほど増えているが、生態系を脅*として特定外来種(条件付き)に指定され、販売目的の飼育などが規制されている。

     武田教授は、ザリガニは駆除するだけでなく、食資源としても活用していかなければいけないと言う。

    続きはAbemaヒルズ gooニュース 2023/12/13 11:50
    https://news.goo.ne.jp/article/abematimes/nation/abematimes-10106601.html

    ★1が立った時間
    2023/12/13(水) 12:00:54.29
    ※前スレ
    コオロギのライバル? 低コスト・高タンパクのザリガニを東京農大が“激推し” [おっさん友の会★]
    https://asahi.5ch.net/test/read.cgi/newsplus/1702436454/

    【【研究】コオロギのライバル? 低コスト・高タンパクのザリガニを東京農大が“激推し”】の続きを読む


    地球で見られるのは、まだ先ですね。

    約76年の周期で地球に接近する「ハレー彗星」。日本でも大きな話題となった前回の回帰は1986年春のこと。2023年12月9日ハレー彗星が太陽から最も遠い位置である「遠日点」に到達し、いよいよ地球に戻る帰還の旅に転じます。現在は、およそ35.1天文単位というはるか彼方、海王星の軌道の外に位置しています。
    今回は、ハレー彗星と彗星の種類、彗星からうまれた流星群についてご紹介します。


    太陽系の彗星の種類は?二度と戻らない彗星も

    彗星は大きさが数キロメートルから数十キロメートルの、とても小さな天体です。成分は約8割が氷の状態の水で、二酸化炭素一酸化炭素、その他のガスや微量のチリで形成されています。

    太陽系の惑星の公転軌道は円に近い楕円を描いていますが、彗星の公転軌道は細長い楕円のものが多くなります。放物線や双曲線軌道を描くものもあり、このような彗星は太陽に近付くのは一度きりで二度と戻ってきません。

    楕円軌道をもつ彗星のうち、公転周期が200年以内のものは「短周期彗星」、それよりも長いものは「長周期彗星」と呼ばれています。公転周期が約76年のハレー彗星は短周期彗星にあたり、人によっては生涯で2度見ることも可能な彗星。そのため注目度も高く、古くから多くの文献に記録されています。

    画像:国立天文台

    画像:国立天文台


    出現記録は紀元前から!肉眼で見える「ほうき星」

    地球から肉眼で観測できるハレー彗星は、多くの周期彗星のなかでも最も初期から知られた彗星です。観測記録は紀元前まで遡るとされ、英国の天文学者エドモンド・ハレー1656〜1742年)が、同じ彗星の回帰であることを最初に発見しました。

    ハレー彗星が太陽系で最後に見られたのは1986年春。次回は2061年の夏に再び太陽に近付き、地球のそばを通過すると予測されています。その時は、夜空の明るい星と同じくらいの輝きで、「ほうき星」とも呼ばれる尾をひく姿を観測できると期待されています。


    ハレー彗星の贈り物。毎年楽しめる2つの流星群

    彗星の主成分は氷の状態の水のため、太陽に近付くと彗星本体の表面が少しずつ溶けて蒸発します。その時にガスとチリも一緒に表面から放出され、彗星の本体が淡い光に包まれているように輝いて見えます。また、ガスとチリは、ほうきのように見える「尾」も作り出します。

    彗星の尾には大きく分けると、ガスが作る「イオンの尾(または、プラズマの尾)」と、チリが作る「ダストの尾(または、チリの尾)」の2種類があります。一部の粒の大きなチリは彗星と同じように彗星の軌道を周回し続け、流星群を出現させます。

    毎年5月と10月に、地球は1986年ハレー彗星が内太陽系に残したチリの帯のなかを通過します。ハレー彗星のかけらは、5月は「みずがめ座η(イータ)流星群」、10月は「オリオン座流星群」となり、私たちに美しい流れ星を見せてくれるのです。




    参考文献
    アストロガイド 星空年鑑 2023』 アストロアーツ

    ・参考サイト
    国立天文台「彗星」

    「ハレー彗星」が戻ってくる!2023年12月、折り返し地点の「遠日点」に到達


    (出典 news.nicovideo.jp)

    【【宇宙】「ハレー彗星」が戻ってくる!2023年12月、折り返し地点の「遠日点」に到達】の続きを読む


    私はマンモスの復活に興味津々です!過去の生物が再び存在することは、自然界の驚異だと思います。マンモスの子供が2028年までに誕生するとしたら、その瞬間を見たいです!技術の進歩は本当に素晴らしいですね。

    ケナガマンモスが、2028年までに蘇る可能性があるという。アジアゾウからのDNAと北極の永久凍土からの遺伝物質を組み合わせ、絶滅した同種を再創造する試みが研究者らの間で行われている。


    バイオテクノロジー企業のコロッサルは、マンモスの子供が2028年までに誕生する可能性を自社サイトで示唆、「ケナガマンモスが戻ることは、より良い地球に戻るということです」と謳っている。

    研究者らによると、新たに創造されたその動物は、ケナガマンモスと生物学的特徴が一致、寒さに強いゾウとなるそうだ。

    しかし、同種の再生は環境保全問題の解決とは無関係との批判もあり、カナダカールトン大学のジョセフベネット氏はこう話す。

    クローニングに私は反対なわけではありませんが、保全問題、さらには気候変動の解決策と捉えることには反対です」


    (出典 news.nicovideo.jp)

    【【科学】“マンモスの子供”が2028年までに誕生する可能性】の続きを読む

    このページのトップヘ