令和の社会・ニュース通信所

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    カテゴリ: 科学



    スゴい。

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     生まれつき耳のがうまく発達せず、形が不完全で小さいままの「小耳症」という病気がある。このほど米国の医療チームが、3Dプリンターで患者自身の培養細胞から耳を作り、小耳症の患者に移植することに成功したそうだ。

     3D耳バイオインプラント「AuriNovo」を開発したのは3DBio Therapeutics社だ。小耳症・先天性耳奇形研究所の医師、アルトゥーロ・ボニージャ氏が中心となって、その移植手術が行われたそうだ。

     「国内外にいる小耳症の子供たちを大勢治療してきた医師として、この技術が患者やその家族にとって意味するだろうことに感銘を受けています」と、ボニーラ氏は声明を出している。

    【画像】 培養した耳の軟骨細胞から3Dプリンターで耳を作成

     今のところ小耳症の治療は、肋骨から採取した軟骨を移植するか、合成素材(多孔性ポリエチレン)で再建するのが主な方法だ。

     だが「AuriNovo」は、患者本人の耳から採取した軟骨細胞を基に作られる。十分な量に増殖させた軟骨細胞をコラーゲンを基にしたバイオインクと混ぜ、あらかじめ用意してある耳のスキャン画像を基に3Dプリントするのだ。

     最初のうちは、耳インプラントは補強用のシェルで覆われているが、これは生分解性なのでやがて体内に吸収される。耳インプラントはだんだんと成熟し、最終的には普通の耳とかわらない自然な見た目や感触になる。

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    [もっと知りたい!→]拒絶反応のない移植用臓器へ向けて。3Dプリンターで作られた血管ネットワークで脈打つ臓器(米研究)

    患者に負担の少ない移植手術

     6月2日付のプレスリリースでは、人間の小耳症患者に初めて耳インプラントの移植手術をおこなったと発表されている。

     これは安全性と有効性を評価する初期の臨床試験として行われているもので、米カリフォルニア州とテキサス州で患者11名が登録されているという。

     ボニージャ氏によると、AuriNovoインプラントは、肋骨の軟骨を用いた再建手術に比べて侵襲性が低く、患者への負担が少ない。またPPEから作られたインプラントよりも、柔軟な仕上がりになるという。

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    鼻や膝の半月板の再建など、他の器官への応用も

     米国疾病管理予防センターによると、米国では小耳症の赤ちゃんが年間1500人誕生しているという。発症リスクを高める要因として、母親の糖尿病炭水化物や葉酸が少ない食事が挙げられている。

     また女の子よりも男の子の方が発症率が高く、白人に比べてヒスパニック系・アジア系・太平洋諸島系・ネイティブアメリカンの発症率が高いという特徴も見られるようだ。

     小耳症の子供は、外耳がうまく発達しないという点以外は、普通の生活を送ることができる。それでも人目が気になったり、いじめられたりと、本人にとっては深刻な問題になりうる。

     3DBio社は、今後より症状の重い小耳症向けのインプラント開発も考えているとのこと。

     またこうした技術は、耳だけでなく、軟骨が関係するほかの症状にも応用できる可能性がある。例えば、欠損した鼻や乳房の再建、あるいは膝の半月板損傷や肩の腱板断裂などの治療につながると期待できるそうだ。

     「最初は再建手術や整形外科分野における軟骨に焦点を当て、その後進捗に応じて、神経外科や内臓系分野に進出していきます」と、3DBio社は説明している。

    References:3DBio Therapeutics and the Microtia-Congenital Ear Deformity Institute Conduct Human Ear Reconstruction Using 3D-Bioprinted Living Tissue Implant in a First-in-Human Clinical Trial – 3DBio Investor Relations / Surgeons Transplanted a Lab-Grown Ear From Patient's Own Cells in Early Clinical Trial / written by hiroching / edited by / parumo

     
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    自分の細胞を培養し、3Dプリンターで作った「耳」の移植手術に成功


    (出典 news.nicovideo.jp)

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    スゴい話です。

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     これまで、有人飛行で人類が一番遠くまでいったのは月だ。今後は火星への有人飛行も計画されているが、太陽系外への「恒星間航行」はとなると当分先のことになりそうだ。

     現在の技術水準では木星に探査機を送り込むのでさえ5年かかかる。たとえ光速で移動できる宇宙船ができたとしても、一番近い恒星ケンタウルス座アルファ星まで4年だ。

     だが、米ヒューストン・コミュニティ・カレッジの天体学者によれば、そんな宇宙船など開発しなくても惑星間旅行は可能なのだという。

     恒星の重力に縛られていない「自由浮遊惑星」に乗って移動すればよいのだ。すでに地球外文明は、この方法で惑星間を移動している可能性があるかもしれない。

    【画像】 重力に縛られない自由浮遊惑星で恒星間航行

     自由浮遊惑星(浮遊惑星)とは、それが形成された惑星系から弾き出され、星の重力に縛られることなく銀河を直接公転する惑星のことだ。

     放射性崩壊で温められた液体の海があるものの存在も示唆されており、そこには生命が宿っている可能性すらある。

     そうした浮遊惑星がどこかの恒星の重力に再びキャッチされ、生命はより暮らしやすい新天地に移住する。すでに地球外文明はこの方法を利用している可能性があるという。

     そう語るのは、米ヒューストン・コミュニティ・カレッジの天文学者イリーナ・ロマノフスカヤ教授だ。

    [もっと知りたい!→]恒星間天体オウムアムアはやはり宇宙人の船なのか? その正体をめぐり専門家らが熱い議論を繰り広げる

     そのメリットは惑星のリソースを利用して長期的な旅が可能になることだ。

     浮遊惑星には一定の重力があり、土地も資源もある。地表や地下の海を利用すれば水を確保でき、宇宙線から身を守るバリアにもなるだろう。

     高度な科学技術があれば、浮遊惑星をより暮らしやすい環境に改変し、宇宙船のように操縦することもできる。核融合技術があれば、極寒の浮遊惑星であっても生命すら宿せるようになるという。

     もし、太陽系を脱出しなければならない状況に陥った地球人は、この惑星型宇宙船に乗って、何世代もかけてじっくりと新天地を探し求めればいいのだ。

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    photo by Pixabay

    浮遊惑星に乗り込む方法

     ロマノフスカヤ教授によれば、浮遊惑星に乗る方法は4つある。

    [もっと知りたい!→]NASA「ひらめいた!」地球外文明を探すには宇宙で汚染物質を検出すればいい

    1. 地球のそばを通過した浮遊惑星を捕捉

     第一に、地球のそばを通過した自由浮遊惑星を捕捉するというものだ。これを実現できるかどうかは、この宇宙に存在する浮遊惑星の数が問題になる。

     浮遊惑星の数は正確にはわかっていない。だが2021年天の川銀河のとある領域で木星大の浮遊惑星が70~170個ほど発見された。また2020年の研究によれば、天の川には500億の浮遊惑星が存在する可能性があるという。

     それらのほとんどは、それぞれの惑星系が起源だが、恒星と同じく降着(降着円盤内の重量で粒子が集まって重い天体になること)によって形成されたものもあるだろう。

     太陽系の最も外側を囲むる膨大な数の氷でできた天体群「オールトの雲」でも浮遊惑星が形成されている。

     もしも太陽系以外の惑星系にもオールトの雲のようなものがあれば、豊富な浮遊惑星があり、恒星活動によって外へと吐き出されていることだろう。

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    オールトの雲 photo by iStock

     ロマノフスカヤ氏によれば、進化の主要段階を終えた恒星で太陽の1~7倍の質量をもつもの、あるいは太陽の7~20倍の質量を持つ天体の超新星爆発ならば、オールトの雲の惑星は恒星の重力を振り切って脱出できるだろうという。

     そのような浮遊惑星はどのくらいの頻度で地球のそばを通過するのだろうか? 実は7万年前に「ショルツ星」が太陽系オールトの雲を通過したことが明らかになっている。

     ショルツ星は恒星であって惑星ではないが、少なくとも実際に天体が比較的地球の近くを通過することがあるということだ。

     もし天の川500億の浮遊惑星が存在するという推定が正しいのであれば、そのいくつかが地球のそばを通過していた可能性は高い。

     現在の人類の技術水準では、オールトの雲はかなり遠方だ。それでも科学技術が十分に発達しさせすれば、浮遊惑星を捕捉できることだろう。

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    photo by Pixabay

    2.浮遊惑星を地球の軌道に移動させる

     第二の方法は、オールトの雲にある適当な浮遊惑星を見繕って、何らかの方法で地球付近の安全な軌道にまで移動させる。

     じっくり時間をかければ、インフラを構築し、大気を改変するなど、浮遊惑星をニーズに合うようリフォームできることだろう。

    3.太陽系外縁天体、小惑星「セドナ」を利用

     第三の方法は、二番目に似ている。だが太陽系の外ではなく、太陽系外縁天体を利用する。

     例えば、その候補として小惑星セドナ」がある。セドナは76~937AU(1AUは地球と太陽の平均距離)と極端に偏心した軌道を1万1000年かけて周回しており、将来的に準惑星に分類される可能性すらある天体だ。

     やはり十分な時間と技術力があれば、これを宇宙船として利用できることだろう。

     いくつか問題も考えられる。例えば、遠方にある準惑星を地球に近づければ、太陽系惑星の軌道を乱して大惨事になるかもしれない。

     しかしその時までにハビタブルゾーンの外で暮らせる科学技術力が身についていれば、そのリスクは軽減されることだろう。

    4.太陽がはじき出す惑星に乗り込む

     第四の方法は、少々リスキーだ。年老いた太陽が膨張を始めると、そのまま飲み込まれる惑星だけでなく、太陽系から弾き出されるものもある。そこで弾き出される惑星を予測し、タイミングよく乗り込むのだ。

     ただし太陽から激しく質量が失われる時期は、さまざまな混乱が起きるはずなので、これはかなり危険な賭けになる。

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    浮遊惑星はあくまで救命ボート的役割

     たとえ無事、浮遊惑星に移住できたとしても、そこは安住の地ではなく、むしろ救命ボートのようなものだ。徐々に内部の熱が失われ、液体の海を維持できなくなるだろうからだ。

     浮遊惑星は孤立しており、太陽系惑星に比べれば資源に乏しい。鉱物源となる小惑星もないし、無限に降り注いでいたはずの太陽エネルギーもない。

     昼も夜もなく、動物はおろか細菌すらいない。だから浮遊惑星はあくまで他の惑星系に入植するための移動手段でしかない。

     またロマノスカヤ教授が想定するのは、たった一度きりの脱出ではない。むしろ浮遊惑星への移住を繰り返して、銀河に植民地を増やすようなプランを彼女は思い描いている。

     地球に宿った親文明から子文明がいくつも生まれ、宇宙各地の惑星系に根付いていく。非常に壮大なヴィジョンで、生物学的な人類だけでなく、純粋な生物の体ではなくなったポスト生物学的な人類にすら当てはまる。

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    地球外文明捜索の鍵

     現時点の人類は、ようやく危険な小惑星の襲来に備え始めたばかりで、温暖化を安定させることすらできない。その程度の科学技術力では、このような大脱出はただのSF的な妄想でしかない。

     実はロマノスカヤ教授がこのような議論をした狙いは別のところにある。それは地球外文明を見つけることだ。

     銀河のどこかに地球が文明が存在したとしたら、それらのいくつかは恒星の死に直面し、母なる惑星系から脱出せざるを得なかったかもしれない。

     もしも彼らがロマノスカヤ教授と同じアイデアをひらめき、浮遊惑星を宇宙船に変えていたとしたら、きっと「テクノシグネチャー」(技術文明が存在する証拠となるサイン)が発生するはずだ。

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     例えば、浮遊惑星を操作するためにソーラーセイルの利用が考えられる。この場合、ソーラーセイルが星間物質と作用することで「サイクロトロン放射」(電磁波の一種)が出る。

     あるいは熱源があれば赤外線が出る。その量が異常なほど多い、あるいは異常なほど変動するなら、何らかの装置が存在するサインかもしれない。

     同様に浮遊惑星表面にある不均一な赤外線源や、電磁波波長の不自然な分布も文明の存在を示している可能性がある。

     大気を持つ浮遊惑星もそうだ。場合によっては、それ自体がテラフォーミングの可能性を示唆する。

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    photo by iStock

    まずは浮遊惑星探し

     今のところ、自由浮遊惑星がこの銀河にどれほど存在するのか、正確なことはわからない。だが近い将来、その解明も進むかもしれない。

     2023年から本格的に稼働するベラ・ルービン天文台は、いわば史上最大のデジタルカメラで、数日ごとに空全体を細部まで撮影することができる。

     それゆえに、ほんの数日で位置や明るさを変化させるトランジェント天体(突発天体)の検出が得意だ。太陽系に接近する浮遊惑星だって発見できるかもしれない。

     もしもテクノシグネチャーを放つ浮遊惑星が発見されたとしたら、それは決死の覚悟で故郷を捨てた異星人文明かもしれない。我々はそれを暖かく迎えるべきだろうか? それとも?

     この研究論文は『International Journal of Astrobiology』(2022年4月28日付)に公開されている。

    References:Civilizations Don't Even Need Space Ships to Migrate From Star System to Star System - Universe Today / written by hiroching / edited by / parumo

     
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    宇宙船をつかわずとも星間旅行は可能。地球外文明はすでに自由浮遊惑星を使って移動している可能性


    (出典 news.nicovideo.jp)

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    歴史的に貴重なモノですね。

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     イギリスにあるローマ帝国の遺跡で、紀元3世紀のものと思われる、「いちもつ」と悪口が刻まれた石が発見された。考古学者によると、ローマの兵士が仲間を侮辱するために彫ったものであるそうだ。

     1700年前の人も今の人とやることはあまり変わらないなーってことだ。

     石がメモ代わりの時代だったことから、刻まれた落書きはしっかりと後世に残されちゃったわけで、デジタルタトゥーならぬストーンタトゥーってやつだな。

    【画像】 1700年前のローマ帝国時代のいちもつが彫刻された石

     5月19日ローマ帝国の砦跡「ヴィンドランダ」で発見された問題の石の大きさは、幅40センチ、高さ15センチほど。石に落書きが彫られたのは3世紀頃だと考えられている。

     そのすぐ北にある「ハドリアヌスの長城」は、カレドニア(現在のスコットランドや北部イングランド)のピクト人からイングランド北部を守るために築かれたもので、当時のローマ帝国の北限でもあった。

     遺跡の発掘を行う「ヴィンドランダ慈善信託(Vindolanda Charitable Trust)」は、発掘調査をボランティアに頼っており、発見者はその1人である、ディラン・ハーバート氏だ。

     「裏から見ると、その他と同様に普通の石ですが、ひっくり返すとはっきり文字が見えたので驚きました」と、ハーバート氏は声明でコメントする。

     泥を落としてみると、かなりしっかり彫られたいちもつ彫刻の全貌が明らかになったのだという。

    [もっと知りたい!→]なぜ古代彫刻像の息子スティックはあんなにも小さいのか?科学的に検証する。

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    発掘されたイチモツ彫刻石 / image credit:The Vindolanda Trust

    一緒に書き記されていた悪口の内容は?

     目を引くのはいちもつ彫刻だが、研究者がより関心を抱いているのは、一緒に彫られているSECUNDINUS CACOR」という文字だ。これは「Secundinus cacator」を略したもので、「セクンディヌス(人名)のウンコたれ」という意味であるとのこと。

     考古学者にとって過去からのメッセージは常に素晴らしい贈り物だが、さすがにこれには面食らったようだ。

     「石のメッセージを解読して眉をひそめました」と、ヴィンドランダ慈善信託のアンドリューバーリー氏は語る。

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    発見者のディラン・ハーバート氏。足元にあるのがいちもつ彫刻だ / image credit:The Vindolanda Trust

    ローマ帝国では良く使用されていた男性器モチーフ

     男性器モチーフにしたオブジェを「ファルス」といい、ローマ帝国では特に珍しくなかった。金属製のいちもつは魔除けや加護、繁殖の象徴として男女問わずお守りとして身に着けていた。

     ヴィンドランダはまだ4分の1程度しか発掘が進んでいないが、ここで発見されたファルスは今回で13点目だ。

     最近のものとしては、2021年6月に発見されたイチモツを露出した裸の騎兵の彫刻が挙げられる。こちらは、幸運や豊穣祈願の為のものだったようだ。

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    裸の騎兵の彫刻石 / image credit:The Vindolanda Trust

    前代未聞の悪い意味で使用されたいちもつ彫刻

     だが今回のものは明らかに悪口で、それゆえに専門家を驚かせている。

     彫刻の深さから、かなり時間をかけて彫ったものであることがうかがえる。落書きした人物は、よほど「セクンディスヌス」と言う人物のことを嫌っていたようだ。

     そんなものを砦の人目につくところに置けば、相手を辱める効果はテキメンだったろう。現代のSNSでも悪口は絶えないが、そのローマ帝国版と言ったところだろう。

     「落書きした本人がセクンディヌスと大きなトラブルにあったことは明白で、それを公にしたいほど恨みがあったようです」と、バーリー氏は説明する。

     「1700年前、現地をぶらついていたセクンディヌスは、これを見てさぞ不快な思いをしたことでしょう」

     セクンディヌスはその汚名を21世紀にまで引き継がれてしまったわけで、お気の毒としか言いようがないが、いったいなぜそこまで嫌われてしまったのだろう?

     タイムトラベルができるなら、落書きをした本人に会ってインタビューをしてみたい。

    References:Vindolanda discovery / Penis graffiti and explicit insult carved into ancient stone 'raises eyebrows' at Roman fort | Live Science / written by hiroching / edited by / parumo

     
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    古代ローマの要塞で発見された、いちもつと悪口が刻まれていた石


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    スゴい話

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     海草は世界の気候にとって重要な役割を果たしている。海草の群生地は地球上最大級の二酸化炭素吸収源であるからだ。だがそれだけではない。

     最新の研究によると、なんとその地下には缶コーラ320億本分に相当する「糖」が蓄えられているそうだ。

     海草には地下に排出した糖を守る作用もあるために、糖が微生物によって分解されることはない。二酸化炭素をたっぷり保管できるのもそのおかげであるそうだ。

     この研究は『Nature Ecology & Evolution』(2022年5月2日付)で発表された。

    【画像】 海草の群生地の下でたっぷりの糖を発見

     世界の海岸沿いには豊かな海草の草原が広がっている。こうした海草群生地は地球上で最大級の二酸化炭素吸収源でもある。

     海草1平方キロあたりに蓄えられているCO2は、陸上の森林の2倍もの量であり、吸収速度は35倍も速い。こうした海や海洋生態系によって吸収されたCO2を「ブルーカーボン」という。

     今回ドイツマックスプランク海洋微生物学研究所のグループは、海草が「根圏」(根から出る分泌物と土壌微生物が織りなす地下空間のこと)に大量の糖を放出していることを発見した。

     海藻が作り出す糖は、砂糖の主成分である「スクロースショ糖)」で、そこにある糖の濃度は、これまで海で計測されたものの80倍も高い。

    [もっと知りたい!→]すべては寿司の為?日本人のみに海藻を消化する腸内細菌が存在することが判明(フランス研究)

     ここから試算すると、世界の海草の根圏には60万~130万トンもの「スクロース」が存在すると考えられる。これはコーラ320億缶分の砂糖に相当する量だ。

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    photo by iStock

    海草は微生物から糖を守っている

     微生物は、消化しやすくエネルギー豊富な糖が大好きだ。だが海草の根元にある糖は、微生物によって食い尽くされたりはしない。それは地上の植物と同じく、海草もまた地中に、ある化合物を放出して守っているからだ。

     ある化合物とは、赤ワインやお茶でお馴染みの「フェノール類」(ポリフェノールとは、フェノール類のうち複数のヒドロキシ基を持つもの)のこと。

     健康にいいとされるフェノール類だが、抗菌作用があり、ほとんどの微生物の代謝を阻害してしまう。

     これがあるおかげで、海草の根の周囲には御馳走がたくさんあるというのに、微生物はそれを食べることができない。

    ・合わせて読みたい→肉食だけじゃなかった。シュモクザメにも海藻が好きな雑食タイプが存在することが判明(米研究)

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    photo by Pixabay

    海草はなぜ糖を捨てるのか?

     なぜ海草はこれほどの糖を作り、地中に捨てるのだろうか? それでいて糖を微生物から守っているのだから不思議な話だ。

     研究グループによれば、理由の1つは、安全弁のような機能があるからだという。海草は光合成を通じて糖を作り出す。この時、日光が平均的な強さならば、海草はきちんと糖を消費して、そのエネルギーを使うことができる。

     しかし昼間や夏場のような特に日差しが強い時期には、必要以上に糖を作ってしまう。そこで余分なものを地中に捨てているのだ。

     だが、ただ捨てているばかりではない。どうもそこには共生関係が育まれているようだ。実は海草の防御にもかかわらず、スクロースを食べられる特殊な微生物が存在するのだ。

     そうした微生物は、スクロースを消化して、フェノール類を分解できる。だがそれだけではない。「窒素」のような海草の成長に必要な養分まで作り出しているのかもしれない。

     陸上の植物なら根圏の微生物との互恵的な関係がよく知られているが、海草と根圏微生物との関係はようやく解明され始めたばかりだ。

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    Photo by Benjamin L. Jones on Unsplash

    海草の群生地がピンチ

     海草群生地には温暖化を食い止める重要な働きがあるが、地球上でもっとも危機に瀕した生息域の1つでもある。

     もし海草が失われれば、そこに蓄えられていたブルーカーボンが大気に放出されることになる。それまで海草が守っていた糖が微生物によって分解されてしまうからだ。

     研究グループの試算によると、そうなれば少なくとも154万トンの二酸化炭素が大気に放出されるという。これは33万台の車が1年に排出する二酸化炭素に相当する。

     今、海草群生地の中には毎年7%ずつ失われているところもある。これはサンゴ礁や熱帯雨林の消失速度に匹敵する。

     また、すでに世界の海草の3分の1が失われた可能性もあるという。今回の研究は、海草が私たちにとっていかに大切な存在であるのか浮き彫りにしている。

    References:Sweet spots in the sea: Mountains of sugar under seagrass meadows -- ScienceDaily / written by hiroching / edited by / parumo

     
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    海藻の群生地の下には大量の砂糖の山。缶コーラ320億缶相当が保管されている


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    そうなんだ。

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     最近ではテレビゲームに関する多角的な研究が進んでおり、真逆の結果を示すものもある。使い方次第では毒にも薬にもなるということなのかもしれない。

     最新の研究論文では、テレビゲームで遊ぶ子供ほど知能が高くなることがわかったという。これは、ゲームは子供の脳の発育によくないとする説と逆の結果となったようだ。

     ゲームプレイによる知能の差異は微々たるものだし、その因果関係が証明されたわけでもない。しかしこの研究では、遺伝子や社会経済的背景の影響が考慮されており、その意味でも注目すべき結果だという。

    【画像】 テレビゲームで長く遊んでいる子供のIQが上昇

     この研究では、ABCD研究(米国で行われた脳の発達と子供の健康に関する長期的研究)に参加した米国で暮らす9~10歳の子供9855人を対象に、彼らの「画面を見ている時間(スクリーンタイム)」が分析されている。

     それによると、子供たちの1日の平均スクリーンタイムは、テレビ・動画視聴2.5時間、テレビゲーム1時間、SNS30分だった。

     注目すべきは、それから2年後のデータだ(対象になったのは5000人)。

     最初の調査で平均よりも長くゲームで遊んでいた子たちは、IQが平均より2.5ポイント高くなっていたのだ。

     また、テレビSNSは子供の知能にプラスにもマイナスにも作用していないこともわかった。

    [もっと知りたい!→]ゲームはやり方次第で毒にも薬にもなる。テレビゲームが脳に与える好影響(世界研究)

     なお、IQのスコアは読解力、視覚的空間処理、記憶力、思考の柔軟性、自制心のテストに基づいており、この結果は、遺伝的な影響や社会経済的な影響を考慮した上でのものだ。

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    photo by Pixabay

    ゲームの利用時間が増えても子供の認知機能は損なわれない

     今回の研究は、米国の子供だけが対象で、ゲームの種類(携帯機か据え置き機かなど)までは調査していない。

     それでも、とかく悪く言われがちなゲームの議論に一石を投じるものであるとともに、知能が生まれつきのものではないという説を裏付けているという。

    この結果は、一般にスクリーンタイムのせいで子供の認知能力が損なわれるわけではないという説を裏付けています。むしろゲームで遊ぶことで知能が高まりすらします

     と、スウェーデンカロリンスカ研究所のトルケル・クリンベリ氏は話す。

    [もっと知りたい!→]ゲームが薬に。ADHDの治療に役立つテレビゲーム療法が治療法として正式承認される(アメリカ)

     クリンベリ氏が触れているように、ゲームで遊ぶ時間と認知機能の発達との関係が指摘されたのは今回が初めてではない。適度なプレイなら遊ぶメリットはありそうだ。

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    Photo by Glenn Carstens-Peters on Unsplash

    なぜゲームの影響に関する研究は、矛盾した結果があるのか?

     これまで、ゲームが子供に与える影響については、良いものも悪いものも含めて、矛盾する結果が報告されてきた。

     クリンベリ氏らによれば、結果がまちまちになる原因として、調査対象となった人数の少なさ、研究手法の違い、遺伝的・社会経済的影響を考慮していないなどが考えられるそうだ。

     今回の研究は、こうした要因による影響をできるだけ抑えた上で実施された。

     要するに、知能がどのように発達し形成されるかという点においても、スクリーンタイムが私たちの体や習慣に与える影響という点においても、さまざまな要素が働いているということだ。まだまだ調べるべきことはたくさんある。

     なお、今回の研究は、ゲームプレイの時間が知能に与える影響を調べただけだ。運動や睡眠、幸福感や学校の成績への影響については何も述べていない。

     この研究は『Scientific Reports』(2022年5月11日付)に掲載された。

    References:Playing Video Games Has an Unexpected Effect on Kids' IQ, Says New Study / written by hiroching / edited by / parumo

     
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    テレビゲームでよく遊ぶ子供ほど、知能が高くなるという研究結果


    (出典 news.nicovideo.jp)

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