令和の社会・ニュース通信所

社会の出来事やニュースなどをブログに書いて発信していきます。あと、海外のニュースなども書いていきます。

    カテゴリ:科学 > 研究



    アニサキスの存在は知っていましたが、この実験結果を見ると改めて衝撃を受けました。魚を食べる際の注意が必要ですね。

     サバに寄生したアニサキスをライトで探す、宮崎大学医学部での寄生虫学実習がX(Twitter)で悲鳴を呼んでいます。サバにはしっかり火を通そうと、あらためて肝に銘じるレベル

    【画像】サバにアニサキスライトを当てた結果

     魚介類などに潜むアニサキスは、体内に入ると激痛を引き起こすことで知られています。アニサキスには特定の波長の光に反応して光る性質があるため、宮崎大学医学部寄生虫学分野は、実験に際し、「アニサキスライト」という製品を用意。アニサキスの確認に特化して、波長や光量を設定したブラックライトです。

     開腹したサバに照射すると、ライトは恐ろしいまでの効果を発揮。おびただしい量のアニサキスを、青白い光でくっきりと照らし出してしまいました。知りたくはなかったけれど、目を背けてはならない事実……!

     ゾワゾワする実験結果は、「泣きそう」「ゾワっとした」「こんなにいるのか……」「このライトで(アニサキスの)事故防止できそう」などと大きな反響を呼びました。なお、用いられたサバは実験後にX担当者が自宅に持ち帰り、サバミソにして美味しく食べたそうです。熱に弱いアニサキスは十分に加熱すれば死滅するので、これで一安心ですね。

    画像提供:宮崎大学医学部寄生虫

    実験に用いられたアニサキスライト。一般的なブラックライトよりも光量が高く、防水処理も施されている


    (出典 news.nicovideo.jp)

    【サバの腹に「アニサキス発見ライト」を当てたら……? 衝撃の実験結果に「ゾワっとした」「泣きそう」と悲鳴】の続きを読む


    出来れば、ニホンオオカミが発見されて保護されてほしいです。ただ、注意が必要なのはオオカミと人間の共存です。適切な管理と啓蒙活動が重要だと思います。

    1 ごまカンパチ ★ :2023/10/29(日) 15:21:45.81 ID:7vfCRnfV9
    https://www.sankei.com/article/20231028-XN62G2LKHZJMLFZ4O24NPB2NZA/
     絶滅したオオカミを、生態系再生のため再導入する。そうした取り組みの効果や可能性について、
    立命館大政策科学部の桜井良准教授らの研究チームが国内で意識調査を行った結果、
    賛成とも反対ともいえないとする「中立」が「反対」を上回り、最多となった。

    チームは今後、オオカミの生態系での役割が再認識されることで、人々の意識が肯定的な方向へ変わっていく可能性があると考察。
    今年6月、国際的な学術誌に発表した。

    ■「ウルフ、ウルフ」
    桜井准教授が、こうした研究に取り組む理由は自身の体験が大きい。きっかけとなったのは大学時代、
    米・ワイオミング州など3州にまたがるイ*ーストーン国立公園での出来事だった。

    ※無料部分ここまで

    【【生態系】絶滅したオオカミの再導入で生態系再生 調査からみえた日本人の意識】の続きを読む



    (出典 answers.ten-navi.com)


    減酒・断酒の社会への取り組みについて非常に重要な情報を提供してくれています。アルコールの害についての真実を知ることは、私たちの健康と幸福に直結します。

    1 ごまカンパチ ★ :2023/10/29(日) 19:16:02.36 ID:96AsYds69
    https://news.yahoo.co.jp/articles/bb13413144ffc479754fe653aaa2dac7e663941a
     新しい研究結果が報告され、アルコールによるリスクが明らかにされている昨今。飲食店にもコンビニにもノンアルコール飲料が大充実してきている。
    タバコがその市民権を急速に失っていったように、酒も同じ道をたどるのだろうか。

    ■次々と新しい研究結果が報告され、明らかになっていくアルコールによるリスク
    ほんの少し前まで、適度の飲酒には健康促進効果があるという“酒は百薬の長”説が、世界中で根強く信じられていた。
    酒=害悪というのは、アルコール中毒者のような、明らかに飲み過ぎの人に限ったことだと考えるムードが濃厚だったのだ。
    だが最近では、わずかな量のアルコールも体にダメージを与えるという、信ぴょう性の高い研究報告が相次ぎ、酒をめぐる世界の状況が変わりつつある。

    2016年にカナダのヴィクトリア大学とオーストラリア国立薬物調査研究所の共同チームがおこなった研究では、
    “酒=長寿につながる万能薬”という考えが否定された。
    一般的に“適度な飲酒(純アルコール量で1日1.3~24.9グラム。純アルコール量とは、20gがビール500ml缶一本、日本酒一合、酎ハイ350ml缶一本程度)”
    とされるレベルの人のグループと、まったく飲酒をしない人のグループとを比較した結果、平均すると飲酒による死亡率減少は起こっていないということが明らかにされたのだ。
    研究者たちは、動脈硬化症や冠動脈疾患などの一部疾患では、飲酒によるリスク低下があることを認めつつ、逆に少しの飲酒でもリスクが上昇する疾患も多かったため、
    全体としてはアルコールの健康促進効果が打ち消されたとしている。

    2017年、イギリスのオックスフォード大学とロンドン大学の共同研究チームは、対象者たちの過去30年にわたるデータを解析し、
    アルコール摂取量と脳の変化との関連を調査。
    結果は、酒を飲む人は飲まない人と比べ、記憶や空間認知を司る脳の海馬に、明らかな萎縮が見られるというものだった。
    海馬萎縮は、週30ドリンク以上の多量飲酒グループで、飲まない人の5.8倍という最高値を記録。
    また、週14~21ドリンクの適量飲酒グループでも、3.4倍の萎縮リスクがあることが報告された。

    2018年、イギリスのケンブリッジ大学などによる研究チームは、さまざまな事例を綿密に調査した結果、
    「死亡リスクを高めない飲酒量は、純アルコールに換算して週100gが上限」という見解を出し、世界五大医学雑誌の一つであるオランダの『ランセット』誌で発表した。
    100グラムのアルコールとは、ビールロング缶5本、日本酒5合程度に当たる。
    週にそれくらい飲めれば十分だという人も多いだろうが、この研究が焦点を当てているのはあくまで“死亡リスク”であり“健康リスク”ではない。

    『ランセット』誌は同年8月、追い打ちをかけるように
    「195の国と地域で23のリスクを検証した結果、健康への悪影響を最小化するなら、飲酒量はゼロにすべき」と結論づける記事を掲載している。

    ■飲酒が与える影響は本人の病気や健康だけとは限らない
    エビデンスレベルの高いそうした研究報告や、権威ある医学雑誌での見解が発表される前から、世界保健機関(WHO)は、飲酒に対する強い警告を発していた。
    2004年にWHOがまとめた報告では、飲酒が本人の病気だけでなく、交通事故や暴力、自殺などを誘発することに注目。
    「世界で年間250万人がアルコールに関連した原因で死亡」し、「アルコールの有害な使用は、すべての*3.8%を占め、疾病負担の4.5%に関与」していると報告した。

    2005年にはWHOが加盟国に対し、飲酒削減に関する有効な戦略とプログラムを開発するよう求め、国際的な話し合いがおこなわれた。
    そしてスウェーデンが他42カ国とともに、アルコールを規制する国際基準を求める共同提案を出した。
    ところが世界の大手酒類メーカーが連携したロビイ活動をおこなった結果、アメリカや日本などの反対によって国際基準づくりは合意には至らなかった。

    しかしその後も議論は重ねられ、2010年の第63回WHO総会において「アルコールの有害な使用を低減するための世界戦略」が、全会一致で採択されている。
    その“世界戦略”とは、広告規制、安売り・飲み放題の禁止・制限、課税や最低価格制による酒価格の引き上げなどを含む、
    具体的で幅広い対策を求めるものである。
    WHOのそうした呼びかけに応じる形で世界の研究機関が積極的に動いた結果、前述のような研究報告が続々と出てくるようになったのだろう。

    ※続きはソースで

    ★1:2023/10/29(日) 15:51:28.62

    【【断酒社会】世界レベルで槍玉に上がる“アルコール”の害。減酒・断酒社会へ向け、日本と世界は今、何を始めているのか】の続きを読む


    近畿大学のウナギの完全養殖に成功したとの報道を見て、大変驚きました。これは大学初の試みとのことで、さらなる研究や技術の進歩が期待されます。ウナギの需要が高まる中、持続可能な養殖方法が確立されることは、産業や食糧供給にとっても重要な一歩です。

    1 少考さん ★ :2023/10/26(木) 15:42:04.96 ID:H48qwQQE9
    近畿大、ウナギの完全養殖に成功 大学初 持続可能な養殖へ一歩 | 毎日新聞
    https://mainichi.jp/articles/20231026/k00/00m/040/134000c

    2023/10/26 15:00(最終更新 10/26 15:10)

     近畿大は26日、ニホンウナギの完全養殖に成功したと発表した。完全養殖は、卵から育てたウナギの卵と*を使って2世代目を人工ふ化させる技術で、水産研究・教育機構(旧水産総合研究センター)が2010年に世界で初めて成功させた。大学では初の成果という。

    (略)

    ※省略していますので全文はソース元を参照して下さい。


    ※関連リンク
    https://newscast.jp/news/6313733


    (出典 newscast.jp)

    【【社会】近畿大、ウナギの完全養殖に成功 大学初 持続可能な養殖へ一歩】の続きを読む



    孤独が健康に与える影響は深刻であることが分かりました。そのため、社会が孤独な人々を支える施策を積極的に取る必要があると感じます。一人ひとりがつながりを持つことは健康にとっても重要ですね。

    全米で23万部のベストセラー本を著したがん研究者ケリー・ターナーは、がんが劇的に寛解した1500以上の症例を分析。世界中の数百人ものがんサバイバーたちにインタビューした結果、奇跡的な回復を遂げた患者たちには、ある共通点があることがわかった。そのうちの一つが、「周囲のサポートの受け入れ」だった――。

    ※本稿は、ケリー・ターナーがんが自然に治る10の習慣』(プレジデント社)の一部を再編集したものです。

    ■孤独は不健康と最も強く相関する

    ごく簡単に言うと、十分な社会的サポートが得られないと、あなたの健康に害をおよぼす可能性があります。実際、孤独は公衆衛生上の危機になりつつあります。

    最近の研究によると、アメリカ人の約半数が、少なくとも一度は孤独や孤立、疎外感を感じており、アメリカ人の10%がつねに、またはほとんどの時間、孤独を感じていると答えています。孤独の影響は、1日15本の喫煙や肥満、アルコール依存と同じくらい寿命を縮めるということを理解するまでは、これが公衆衛生の危機とは思えないかもしれません。

    孤独であることは、不健康な行動を引き起こし、私たちの健康を害する可能性があるのです。ある研究によると、社会的に孤立している人は、毎週適度な運動をしたり、1日に5皿の野菜や果物を食べると答える確率が低いことがわかりました。しかし、彼らはタバコを吸う傾向が強く、定期的タバコを吸う人たちの間では、孤独であると禁煙が成功する可能性が低くなりました。

    別の最近の研究では、フィンランドポーランドスペインの1万人以上を調査して、孤独が不健康と最も強く相関する変数であることが示されています。実際、孤独は、参加者の社会的ネットワークのほかのどの要素(友人の数など)よりも不健康に強く寄与していました。

    研究者らは、孤独がもたらす影響として、注意力や認知力の低下、遺伝子発現やホルモンレベル、神経系や免疫系への悪影響などがあることを発見。これらの悪影響は、研究期間中に参加者が重篤な病気と診断されたり死亡したりといった、健康への悪影響の一因となりました。

    興味深いことに、研究者たちは、接触の頻度が健康増進と相関する唯一の社会的ネットワークの要素である一方、社会的ネットワークの大きさや質は孤独の度合いには影響しないことを発見しました。したがって、200人の友人がいても、数人の質の高い友人関係しかなくても、実際に孤独感をやわらげる唯一の要因は、友人とより頻繁に会うことなのです。

    ■孤独と不健康を結びつけるメカニズム

    イギリスでおこなわれた別の研究では、さまざまな地域における孤独の影響を調査しています。研究者たちは、家族や隣人との接触が少なく、ほかに実際の支援や精神的なサポートを得られない人々の間で孤独感が最も高いことを明らかにしました。こうした孤独感ストレスや不安、うつなどの長期的な問題と関連していることがわかったのです。

    この研究では、公園や地元の商店街での友好的な交流といった近所付き合いや、ただ顔を知っているだけの人ではなく、隣人と積極的に知り合いになることが、孤独から身を守るために重要であることを示唆しています。

    研究者は、3つのメカニズムが孤独と不健康を結びつけている可能性があると結論づけました。第一に、孤独そのものが身体へのストレス要因であること、第二に、孤独な人は生活の中でほかのストレス要因にうまく対応できないこと、第三に、孤独であることは、危機のときに助けてくれる友人がいるという恩恵を受けられないことを意味します。

    ■頼れると思っていた友人に失望

    ここ数年、いわゆる害のある人間関係や、それが心身の健康におよぼす悪影響についての認識が高まっています。たとえ自分の社会的サポートネットワークは強力だと思っていたとしても、深刻な診断ほど現状を揺るがし、人間関係の本質を明らかにするものはありません。

    したがって、劇的寛解を果たした人たちは、診断後に新しい人と出会い、新しい人脈を迎え入れることが重要だと報告しています。インタビューで彼らがよく言っていたように、「新しい友だちは、これまでの友だちとは違うかもしれない」ということです。

    劇的寛解者の多くは、診断後に、それまで信じてきたことが崩れてしまったことに気づきます。多くの人が治療について混乱します。頼れると思っていた友人に失望した人もいれば、思いがけず支援してくれた見知らぬ人にうれしい驚きを覚えた人もいます。

    どのような状況であっても、劇的寛解者たちは、恐怖や疑い、非難、罪悪感、そして死と向き合うとき、友人や家族、施術者からのサポートが自分を安定させるために非常に役立つことを知りました。

    ■化学療法を拒否したあとに離れていった人たち

    劇的寛解者は、診断されたことによって、それまでの社会的支援のネットワークを含め、生活のあらゆる面を見直すことを余儀なくされたと報告しています。ときには、厳しい現実を目の当たりにすることもありました。

    劇的寛解者たちが、従来と異なる治療法を模索しはじめると、これまでの支援ネットワークメンバーの中には、こうした治療法を脅威に感じる人もいました。これは、卵巣がんの5年間の劇的寛解者で、ラディカル・リミッションの認定ワークショップ講師でもあるアンドレア・セクストンに起こったことです。

    2014年に深刻ながんの診断を受けたとき、アンドレアは長年住んでいたニュージャージー州から引っ越したばかりでした。診断と孤立が重なり、とくにその土地に社会的サポートがなかったことを考えると、彼女は勧められた化学療法に耐えられないと直感的に感じました。

    そこで彼女は、勧められた手術は受けるが化学療法は拒否し、代わりにドイツのマリヌス・アム・シュタイン・クリニックで代替治療を受けるという決断を下しました。

    「友人たちはみんな、私がよく考え、よく調べた上で選択したことを、きっと理解してくれると確信していたのです。私はとてもナイーブでした。無条件に応援してくれる友人もいたけれど、私が健康に対して無謀なことをしていると思う友人もいました。

    私は、彼らががんを恐れていることに気づいたんです。彼らが私の選択した治療を支持できるのは、彼らが納得できる治療法の場合だけでした。

    そこで、私は自分の周りに想像上の円を描き、その円の中に入る人と入らない人を決めました。私は、その円の外側にいる人たちを見分けるのがとても上手になりました。彼らは、私ががんの経験について何か話しても、いつも話題を変えたり、私の目を見ようとしなかったり、黙り込んだりする人たちでした。

    でも、それでもいいんです。円の中にいる人たちだけで十分なんです」

    劇的寛解者が報告するもう一つの興味深い事実は、治療の決断を自信を持って受け入れるほど、友人や家族もその決断を喜んで受け入れることです。治療の決断を発表したあと、円の中の友人を失ったとしても、その代わりに、より強くて協力的な新しい友人グループができることはよくあります。

    ■社会的サポートとがん発症リスクとの関係

    研究者たちは、たとえ予後が悲観的であっても、より高いレベルの社会的サポートが不安を軽減することを発見しています。

    進行がんの患者を対象としたある研究では、より高いレベルの社会的サポートを受けている人ほど、生活の質が大幅に高いことが示されました。また、この研究では、自分の健康状態について楽観的でないがん患者であっても、社会的サポートレベルが高ければ不安のレベルが低くなることがわかりました。

    同様に、ドイツでおこなわれた最近の研究では、乳がんを手術する前に化学療法で腫瘍を小さくするように言われた女性の心理的ストレスの影響を測定。研究者たちは、これらの女性は診断のショックのみならず、悪性腫瘍がすぐにではなく、数週間の化学療法のあとに切除されるという事実にも対処しなければならなかったため、とくにストレスの多い状況にあったのではないかという仮説を立てました。

    研究者たちは、このような状況は異常にストレスがかかり、さらなる精神的な強さが必要になるだろうと感じました。

    当然のことながら、研究者らは、自分の状況に対する心理社会的な適応が不十分な患者は、社会的な対処法も不十分であることに気づきました。彼らの対処行動の特徴は、あきらめと、社会的サポートを求めようとしないことです。

    このような行動は、3~5年の追跡期間中に、がんの再発リスクだけでなく、別の種類のがんを発症するリスクを大幅に増加させることも明らかになりました。

    しかし、いいニュースもあります。これらの研究者は、社会的サポートを求めるなど、対処法を強化・改善する方法を見つけた患者は、対処法を改善する努力をしなかった患者に比べて、がん治療に非常にうまく対処できることも発見しました。

    ■100万分の9の仲間を見つけられる

    ソーシャルメディアテクノロジーは、同じ志を持つ世界中の人々とつながるために、数多くの新しい方法をもたらしています。2018年時点で、世界人口の51%にあたる約38億人がインターネットを利用しています。

    つまり、たまたま近所や地域のコミュニティに住んでいる人と交流するだけでなく、同じ興味や診断、情熱を持つ人を世界中で見つけることができるのです。アプリビデオ会議、バーチャルな交流会を利用することで、私たちは昼夜を問わず何百万人もの人々にアクセスできるようになりました。さらに、この技術によって、小学校や高校時代の友人など、音信不通だった人たちと再びつながることもできます。

    劇的寛解を果たした人々はテクノロジーを利用して、特定の種類のがんのオンライン支援グループに参加したり、オンラインでがんの相談役を見つけたりすることで、より強力な社会的支援のネットワークを構築しています。

    たとえば、劇的寛解者のボブ・グラナタは、100万人に9人しか発症しない珍しい虫垂がんを患っていました。その希少性ゆえに、医師たちは同じ診断を受けた元患者と彼を結びつけることができませんでしたが、代わりにボブはインターネットで希少がんのサバイバーを探しました。

    ほかの劇的寛解者たちも、インターネットを使って地域の支援団体や楽しいグループ活動を見つけています。さらに、テクノロジーのおかげで劇的寛解者たちは、1日中いつでも人々とつながることができるようになりました。これは治療による不眠症に苦しむ人にとって朗報です。

    ■社会的サポートが強いほど炎症レベルが低い

    乳がんサバイバーは、健康な人よりも早く危機を察知しますが、これは当然のことです。がんサバイバーは、がんの診断や治療によるトラウマを経験しており、つねにがんの再発を心配しているだろうから、一般の人よりも神経質になっているのです。

    炎症と慢性的な闘争・逃走モードストレスは、がん細胞が増殖する条件をつくり出し、これらの状態は、乳がんサバイバーにおけるがんの再発と死亡のリスク上昇と関連しています。

    カリフォルニア大学の研究機関を横断しておこなわれた最近の研究では、研究者たちは、がんにかかったことがない健常者と比較して、乳がんサバイバーの社会的サポート、炎症マーカー、扁桃体の反応(闘争・逃走反応の指標)の関係を評価しようと試みました。

    研究者らは、血液サンプル中の炎症マーカーと、被験者に脅威を感じる画像を見せたあとに扁桃体の活動を評価する磁気共鳴機能画像法(fMRI)スキャンの画像に注目。これらの検査後に、被験者は社会的サポートレベル自己申告しました。

    その結果、乳がんサバイバー群では、脅威を認識したあとに炎症レベルと扁桃体の活動が急激に上昇したのに対し、健常者群では上昇しませんでした。しかし、社会的サポートレベルが高い乳がんサバイバーは、炎症レベルや扁桃体の反応レベルが低いことが判明。この研究は、がん患者の脳内では闘争・逃走反応を引き起こしやすいため、一般の人々よりも社会的サポートを必要としていることを改めて示しています。

    より広い意味では、社会的サポートレベルが、そもそも病気になるかどうか、あるいはその病気がどの程度重症化するかを決めるのかもしれません。

    最近の研究では、社会的サポートと炎症に関する40以上の研究、合計7万3000人以上の被験者を調査し、社会的サポートが強いほど炎症のレベルが低いことが有意に関連していることを発見しました。研究者たちは「炎症は、社会的サポートや社会的統合を病気の発症や経過に結びつける、少なくとも一つの重要な生物学的メカニズムである」と大胆に明言しています。

    オハイオ州立大学の別の研究では、心血管疾患の罹患(りかん)率が高い黒人女性の社会的なつながりと炎症の関連性を調査。研究者たちは、結婚・同棲、教会への出席、ボランティア活動、親しい友人関係など、さまざまな社会的なつながりを持つ24~34歳の若い黒人女性約2000人を調べました。女性たちの炎症を血液検査で測定し、体内の炎症のマーカーとして知られるhs-CRP(高感度C反応性タンパク質)の値が高いかどうかを判定。

    研究者たちは、社会的統合の強さと、配偶者や母親といった特定の社会的つながりの質の高さが、炎症レベルの低下と大きく関連していることを発見し、とくにがん罹患率が上昇傾向にある若い黒人女性の健康にとって、社会的サポートの強化が重要であると結論付けています。また、hs-CRPの値が高いことと心血管疾患の相関関係はよく知られていますが、最近の研究ではhs-CRPの高さががんリスクの上昇を示していることが明らかになっています。

    ■傷つきやすさと信頼性

    偽ったり、フィルターをかけたり、リハーサルしたものや洗練されたもの、または最高の日だけを見せる……。

    ソーシャルメディアで目にする、絵に描いたような完璧な生活に対する反発として、より本物で、傷つきやすく、そして正直であろうとする動きがあります。これは人類にとっていいニュースであるだけでなく、ソーシャルメディアで共有できるいい日があまり多くないかもしれないがん患者にとっても朗報です。

    世界的に有名な社会学者であるブレネー・ブラウン博士は、傷つきやすさや勇気、価値観、恥などの深い感情について数十年にわたって研究し、人々にインタビューしてきました。

    ブラウン博士のTEDトーク「The Power of Vulnerability(傷つく心の力)」は4000万回以上視聴され、これらのトピックに関するニューヨークタイムズベストセラーを何冊も執筆。私たちの生活における傷つきやすさと社会とのつながりの必要性について、世界的な会話をはじめたと評価されています。

    ブラウン博士は言います。

    「つながりは、私たちがここにいる理由です。それは私たちの人生に目的と意味を与えるものであり、『属すこと』は私たちのDNAに組み込まれています。私たちは生物学的、認知的、身体的、そして精神的に、愛し、愛され、帰属するようにできているのです。これらの欲求が満たされないと、私たちは本来の機能を発揮できません。私たちは壊れてしまいます。人々は、あなたが不完全で傷つきやすいにもかかわらずあなたを愛しているのではなく、あなたが不完全で傷つきやすいがゆえに、あなたを愛しているのです」

    命を脅かすような診断を受けたあとほど、傷つきやすい時期はないでしょう。ブラウン博士の研究結果は、信頼できる支援ネットワークを構築することの重要性を強調する劇的寛解者からのフィードバックを反映しています。

    傷つきやすさが社会的に受け入れられるようになったので、私たちはあなたが傷つきやすくて信頼のおける人たちに囲まれてほしいと願っています。傷つきやすさをオープンにすることは、がんの支援グループでは大きな役割を果たしていて、そのメンバーありのままで正直であることが、ますます奨励されています。

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    ケリー・ターナー(けりー・たーなー)
    がん研究者
    腫瘍内科学領域の研究者。ハーバード大学で学士号、カリフォルニア大学バークレー校で博士号を取得。過去15 年にわたり10 カ国で研究をおこない、1500以上の劇的寛解の症例を分析してきた。著書『Radical Remission』はニューヨークタイムズ紙でベストセラーとなり、現在22 カ国語に翻訳されている。RadicalRemission.comRadical Remission Project の創設者であり、患者やその愛する人のために、コースワークショップ、治癒の物語の無料データベースを提供している。また、劇的寛解に関する科学的研究を促進することを使命とする非営利団体、ラディカル・リミッション財団の創設者でもある。

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    ※写真はイメージです - 写真=iStock.com/FG Trade


    (出典 news.nicovideo.jp)

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