令和の社会・ニュース通信所

社会の出来事やニュースなどをブログに書いて発信していきます。あと、海外のニュースなども書いていきます。

    カテゴリ:科学 > 研究


    喫煙などの生活習慣が影響しているんでしょうか。身近なところから健康管理を見直さないといけないかもしれませんね。

    1 蚤の市 ★ :2024/03/28(木) 07:05:21.61 ID:ykJpqnMA9
     国立がん研究センターは28日付で、国勢調査と人口動態統計を基にした学歴別の全死因による死亡率を初めて推計し発表した。就学期間が短い集団ほど年齢のばらつきを調整した「年齢調整死亡率」が高く、中卒者の死亡率は大卒者などの約1.4倍に上った。同センターは「教育歴が死亡率に直接影響しているわけではなく、喫煙や塩分過多などリスク要因が教育歴によって異なることが差につながっている」と推察している。

     研究グループは、2010年の国勢調査と10年10月~15年9月の人口動態統計を活用。約800万人分の人口データと、約33万人分の死亡票を突き合わせ、学歴と死亡率の関係を調査した。

     その結果、短大・高専を含めた「大学以上卒業者」と比べ、高卒者の死亡率は約1.2倍高く、男性は約1.16倍、女性は約1.23倍となった。同様に、中卒者の死亡率は約1.4倍高く、男性1.36倍、女性1.46倍に上った。

     学歴別で死亡率の差が大きい死因は、脳血管疾患、肺がん、虚血性心疾患、胃がん。一方、乳がんは大卒者などで高い傾向が見られた。妊娠・出産歴の少なさといったリスク要因が考えられ、就学期間の長い女性は死亡率が高くなる可能性が想定されるという。

    時事通信 2024年03月28日00時07分
    https://www.jiji.com/sp/article?k=2024032800007&g=soc

    【【社会】学歴別死亡率、中卒は大卒以上の1.4倍 「喫煙など影響」―がんセンター初推計】の続きを読む



    朝食をとる習慣が年収や就職先に影響を与えるなんて、意外な結果ですね。やはり朝食は大事なんですね。

    朝ごはんと「人生のパフォーマンス」に相関関係があると聞いたら、どう思うだろうか。『老けない最強食』(文春新書)を書いたジャーナリストの笹井恵里子さんは「東北大学の加齢医学研究所の調査によると、大学生400人の就職した会社、年収とも、朝食摂取と関係があることがわかっている」という――。

    ■ヨーグルトと納豆はほぼ完全栄養食

    『老けない最強食』(文春新書)では食品群ごとに「どうすれば老けないか」という観点から取材執筆した。そのような見た目を維持するための食べ方は、内側から健康になれる方法だ。そして一冊を書き終えた今、子ども時代から食に関してある2つを大事にすれば、それは生涯の健康財産になると思った。

    ひとつは、「ヨーグルト」か「納豆」を毎日食べることだ。この2つは本書で「最強の食品」として紹介し、どのような老けない作用があるのかを記している。さらにこの2つを、大人になってからではなく子ども時代から食べることで、より大きな効果を得られると思う。

    理由として、まずヨーグルトも納豆も、ほぼ完全栄養食であること。管理栄養士の望月理恵子氏が説明する。

    ヨーグルトにはタンパク質、ビタミンA、B、K、カルシウムなど幅広い栄養素が含まれています。足りないのは食物繊維とビタミンCぐらいですが、これもキウイやバナナなどの果物を加えることで補えます」

    良い働きをする菌を「プロバイオティクス」と呼び、これを増殖させ、元気にさせる成分を「プレバイオティクス」という。プレバイオティクスの代表がオリゴ糖と食物繊維だ。キウイもバナナもオリゴ糖と食物繊維を共に含むので、プレーヨーグルトにどちらかをプラスすれば、全て一緒に摂れて最強の食品に。

    「納豆も、原材料の大豆が五大栄養素(タンパク質、炭水化物、脂質、ビタミン、ミネラル)のほぼすべてを備え、体内で生成できない9種類の必須アミノ酸も含むという優れた一品です」(望月氏)

    ■誰もが世界にたった一つの腸内フローラをもつ

    次に、これが重要なのだが、ヨーグルトも納豆も発酵食品であるため、腸内に有益菌(腸内細菌)が取り込まれ、腸内環境に働きかけることだ。腸内細菌が棲(す)む腸内環境――腸内フローラといわれるが、この原型は子ども時代につくられる。そして誰もが世界にたった一つの腸内フローラをもつ。腸内環境に詳しい第一会最高顧問の後藤利夫医師がこう説明する。

    「人は母親の胎内にいる時は無菌の状態です。そして産道を通って生まれてくる時にはじめて細菌と出会います。生まれてからは母乳や離乳食など口から入ってくるもの、母親の体やベビーベッドなど体に触れるものから、どんどん細菌を体内に取り込んでいきます。

    母親も、育つ環境も一人一人違いますから、腸内フローラも同じ人はいないのです。親子、兄弟間でも異なります。一般的には3歳くらいまでに腸内フローラの原型がつくられ、この時の腸内フローラが最も良い状態だといわれます。以降は腸内細菌の縄張り争いが生涯続くことになります」

    ■子どもの免疫獲得を遠ざける抗菌・殺菌ブーム

    近年、腸にさまざまな腸内細菌が棲むことが大事で、「腸内フローラの多様性」が健康を維持することがわかってきた。言い換えると、ある特定の腸内細菌の“ひとり勝ち”が良くないということ。

    だからこそ子ども時代にはいろいろな菌に触れ、体内に取り入れたほうがいいのだが、コロナ禍より前から国内では抗菌・殺菌ブーム。体内に入る菌の数や量が減って、子どもたちの腸内細菌の種類や量が減少傾向にあるという。後藤医師は子どもたちの将来を憂慮する。

    「人は皮膚にいる常在菌なども含め、いろいろな菌を体内に入れることで免疫を獲得していきます。子どもの頃に菌を排除してしまうと、免疫力が下がり、将来的に病気に感染しやすくなります。脳腸相関の観点からはキレやすい子や、発達障害の増加にもつながっていく可能性があると考えられます」

    せめて食事からは、腸内フローラの原型がつくられる子ども時代に、発酵食品を通じて有益な腸内細菌を取り入れてほしいと思う。

    ■就職した会社、年収とも、朝食摂取と関係がある

    子ども時代に重要なこと2つめは「朝ごはんを食べること」だ。

    農業・食品産業技術総合研究機構上級研究員の大池秀明氏によると「朝食を摂取している人としていない人とでは、最終的に人生が変わるくらいパフォーマンスが違ってくる」という。

    「小・中学生の学力テストの結果は毎日朝ごはんを食べている児童が明らかに成績が良く、また体力テストの結果も良いのです。これらは相関関係であり、因果関係(=成績が良い原因は朝食摂取)ではありませんが、イギリスの学生を対象にした研究でも、アメリカの児童を対象とした研究でも、朝食摂取グループはミスが少なく記憶力が良い、正解までたどり着く時間が短いなどで、良い成績に結びついています。

    このことから朝食を食べると頭が働く、もしくは食べないと頭が働かないということがわかります」

    さらに東北大学の加齢医学研究所が大学生400人を対象にした調査では「朝食習慣があった学生のほうが志望する大学に入っている割合が高い」ことがわかった。それも朝食習慣のある学生のほうが“偏差値の高い大学”に入っているというから驚きだ。

    「就職した会社、年収とも、朝食摂取と関係がみられます。35~44歳の会社員500人に、小学生から現在までの朝食習慣と、新卒時に就職した会社が第何希望であったかをアンケート調査すると、朝食をほぼ毎日摂取するグループは第一志望の企業に就職しているのです。

    また現在の年収別にグループ分けすると、年収が高いグループになるほど、小学生時代から現在まで朝食をほぼ毎日食べていた人の割合が高くなりました」

    反対に、ほとんど朝食を摂らない生活を続けてきた人たちは、年収500万円未満のグループに多いという。子どもや孫がいる人は、ぜひ気をつけてほしい。

    ■起床後一時間以内にタンパク質を補給する

    そして“おひとりさま高齢者”も無関係の話ではない。

    朝食を食べないと筋肉量が減少し、肥満や糖尿病、脳卒中のリスクが高まることがわかっている。

    人それぞれ何時が朝でもいいですが、起床後一時間以内にタンパク質を補給することが重要」と大池氏が続ける。

    「起き抜けは栄養素が枯渇していて、その状態で動き続けると体は筋肉に含まれる貴重なタンパク質を分解し、生きるエネルギー(ブドウ糖)を生み出そうとする。筋肉が衰えますし、筋肉の時計だけが前に進み、体内時計の乱れにつながってしまうのです」

    それでは朝に何を食べればいいのだろうか。

    朝は脂肪の分解に関わる肝臓が活発に活動する。そのため高カロリー食を食べても脂肪として溜め込まれにくい。

    前出の望月氏は「朝カレー」を勧める。

    ■朝は「カレー」か「ツナサンド」がいい

    「一日の始まりでもある朝は、その後に活動量が上がっていくため、カレーのように油分があってカロリーが高いものを食べても太りにくいのです。スパイスも入っているので昼にかけて体温が上昇する手助けにもなりますし、野菜も加わってバランスが整います」

    栄養バランスがとれた朝食を摂る人ほど脳全体が活性化し、記憶力や論理思考が上昇するという報告もある。

    ただし塩分を処理する腎臓は、朝よりも夜に活発に働くため、高血圧症の人は朝カレーを控えたほうがいいという。

    塩分が気になる人や朝食はパン派なら、「ツナサンド」を。

    ツナ缶は主にマグロカツオなどの魚から製造され、その魚油には脳や血管に対する老化防止があり、心疾患のリスクを低下させるオメガ3系脂肪酸が豊富に含まれる。この吸収率が「朝」がいいというのだ。早稲田大学名誉教授で広島大学医系科学研究科の柴田重信特任教授がこう話す。

    「朝食と夕食に魚油を摂取した場合でどちらが血中濃度が上がるかを比較したところ、朝ということでした。魚油に含まれるさまざまな効能を、朝に摂取したほうがより強く得られるということです」

    驚くべきことに、魚油には肥満防止や花粉症を改善する効果もあるという。

    ■「焼き魚」や「魚肉ソーセージ」でもOK

    愛国学園短期大学准教授、早稲田大学ナノ・ライフ創新研究機構招聘(しょうへい)研究員で管理栄養士の古谷彰子氏は、マウスの実験でその効能を証明した。

    花粉症の予防はもちろん、すでに花粉症になってしまった場合にも魚油、つまり魚を食べることでそのつらい症状を軽減できることがわかっています。さらに体脂肪率も抑制して肥満を防ぎます。魚といってもいろいろありますが、私は朝食でツナ(マグロ)の摂取をお勧めします。サンマイワシニシンマグロなどの魚の中で、マグロが最も、体内時計のリセット効果があることが私たちの研究によってわかったからです」

    体内時計をリセットする働きが強いことからも、ツナサンドは朝にいいというわけだ。

    それでは「焼き魚」はどうか?

    「もちろんOKです。私たちの実験結果では、炭水化物+タンパク質が体内時計をガツンと動かすのに一番効果的でした。ですからツナサンドならパン(炭水化物)とツナ(タンパク質、DHA・EPA)で理想形ですし、焼き魚ならご飯とセットがいいですね」

    朝からそんなに食べられないよ……という人は、「魚肉ソーセージでもいい」と大池氏。

    魚肉ソーセージもツナと同様、魚由来のタンパク質が手軽に取れる。マグロイワシを原料にしている商品もあります」

    もちろん、キウイかバナナヨーグルトの朝食でもばっちりだ。

    ----------

    笹井 恵里子(ささい・えりこ)
    ジャーナリスト
    1978年生まれ。「サンデー毎日」記者を経て、2018年よりフリーランスに。著書に『救急車が来なくなる日 医療崩壊と再生への道』(NHK出版新書)、『室温を2度上げると健康寿命は4歳のびる』(光文社新書)、プレジデントオンラインでの人気連載「こんな家に住んでいると人は死にます」に加筆した『潜入・ゴミ屋敷 孤立社会が生む新しい病』(中公新書ラクレ)など。新著に、『野良猫たちの命をつなぐ 獣医モコ先生の決意』(金の星社)と『老けない最強食』(文春新書)がある。ニッポン放送ドクターズボイス 根拠ある健康医療情報に迫る」でパーソナリティを務める。 過去放送分は、番組HPより聴取可能。

    ----------

    ※写真はイメージです - 写真=iStock.com/TATSUSHI TAKADA


    (出典 news.nicovideo.jp)

    【【社会】朝食の有無で「人生の収支」が変わる…東北大の調査でわかった「朝食と年収&就職先」の驚きの相関関係】の続きを読む


    アジアンフラッシュの人がコロナ感染に防御的な効果があるというのは意外な発見です。日本人の体質や免疫力に関する研究は今後も進めていくべきですね。

    1 ごまカンパチ ★ :2024/03/28(木) 07:55:38.88 ID:NOyDpzBf9
    https://www3.nhk.or.jp/lnews/saga/20240327/5080016798.html
    佐賀大学は、酒を飲むと顔などの皮膚が赤くなる体質の人は、新型コロナウイルスの感染に対して防御的である可能性があることがわかったとする研究成果をまとめました。

    佐賀大学医学部の松本明子准教授らの研究グループは、飲酒後に顔などの皮膚が赤くなるかや、新型コロナにいつ感染したかなどについて
    インターネット上でアンケート調査を行い、およそ800人から得た回答を分析してきました。
    その結果、新型コロナの感染拡大が始まった2019年12月から2023年5月までの間、飲酒後に顔が赤くなる人は発症が遅い傾向にあり、
    感染に対して防御的である可能性があることがわかったということです。
    特に、ワクチンを2回接種した人が国内で人口の半数ほどにとどまっていた2021年8月までの期間に絞り込むと、
    飲酒後に顔が赤くなる人が新型コロナに感染した割合はそうでない人に比べて、およそ5分の1にとどまったということです。

    飲酒後に顔が赤くなるのは一般的に酒に弱いとされる体質の人が多く、東アジア地域で特有なことから「アジアンフラッシュ」と呼ばれ、
    日本人ではおよそ半数が該当するとされています。
    この研究成果は、日本衛生学会が発刊する学術雑誌に掲載されました。

    研究を行った公衆衛生学が専門の佐賀大学の松本明子准教授は
    「受け止めとしては『やっぱりか』という気持ちでした。当初から酒に弱い体質と新型コロナの感染には関連があるのではないかと疑っていました」と話していました。
    そのうえで、今後の研究については
    「体の中では何が起こっていて、どうして『アジアンフラッシュ』の体質の人が感染症に強いのか、メカニズムを探っていきたいです。
    ほかの感染症に対してはどうなのかも考えていきたいというふうに思っています」と話していました。

    【【科学】酒飲んで赤くなる「アジアンフラッシュ」の人はコロナ感染に防御的か 酒に弱いとされる体質 佐賀大研究成果】の続きを読む


    陰謀論を信じる人の中には、「自分が特別である」という感覚を持ちたいと思っている人もいるのではないでしょうか。陰謀論は一般的には信じられないような主張や情報を提供するため、それを信じることで「他の人よりも知識や洞察力がある」という自己満足感を得られるのかもしれません。

    カラパイアの元の記事はこちらからご覧ください

     ネット社会では、エコーチェンバー現象も相まって、偏見や十分な証拠もないまま、陰謀論にのめりこむ人も多い。

     そんな陰謀論に対する私たちの感受性はどのようにして形成されるのか、その心理的背景が画期的な研究によって明らかになりつつある。

     170件の研究データを分析した結果、陰謀論を信じるのは個人の性格的なものだけでなく、確実なものを求める心理や、社会から誤解されていると感じる心など、より深い動機づけ欲求によっても影響されることが判明した。

     この研究は『Psychological Bulletin』誌に発表されている。

     

    【画像】 陰謀論とは?なぜ根拠もないのに広がるのか?

    陰謀論」は、人間の文化の複雑な側面を表している。

     根拠の有無にかかわらず、何か重大な事件や出来事の原因を、「特定の力を持つ集団(秘密結社や政府、企業など)が人知れず裏で操っている悪意ある計略だ」と断定したり信じたりするものである。

     陰謀論は通常、確たる証拠がないまま広まり、暗示、曖昧、偶然に頼る、多分に憶測の域を出ないものだ。

    ・合わせて読みたい→陰謀論を信じているのは案外普通の人たちであることが判明(オーストラリア研究)

     陰謀論はたいてい、ときに重大でトラウマなるほどのショッキングな出来事に伴って現れ、公的な説明や一般的な理解に疑問を投げかける別の説を展開する。

     こうした陰謀論の中には、現実に根拠があると判明するものもあるが、ほとんどは信じがたく、経験的証拠によって裏づけられるものではないと考えられる。

     それでも相変わらず、一部の人たちの想像力と信念をとらえて離さない。

     正しい情報だけでなく間違った情報もあっと言う間に拡散してしまう今のネット時代において、陰謀論を信じる心理を理解することは、これまでになく重要になってくる。

     特にSNSの発達により、閉鎖的空間内でのコミュニケーションを繰り返すことによって、特定の信念が増幅または強化されてしまう「エコチェンバー現象」が発生する。

    12

    photo by iStock

    陰謀論は一度信じると考えを変えるのが難しい

     既存の研究では、この現象のさまざまな側面を調べ、個人の性格特性、動機要因、社会的影響がどのようにして陰謀論を信じる心理に影響するのかを掘り下げてきた。

    [もっと知りたい!→]何を言っても通じない。陰謀論を信じる人の論法とそれに対処する方法

     しかし、研究数が多いにもかかわらず、こうしたさまざまな要因がどのように互いに作用しているのか、包括的な理解はまだまだ不足している。

     こうした知識不足への懸念が、多様な研究をまとめて全体像を把握するために、これまででもっとも大規模な研究を行うことにつながった。

    陰謀論信仰がとくに興味深いのは、それが自ら強く思い込んでしまう信念で、その考えを変えるのが難しいからです。

    非常に重大な結果をもたらしてしまう可能性が高いため、こうした思い込みに外部から介入するなんらかの方法を確立することが大切なのです

     アメリカヴァンダービルト大学の研究者で、本研究の筆頭著者であるシャウナ・ボース氏は語る。

    tarik-haiga-BxELNNMN88Y-unsplash

    photo by Pixabay

    陰謀論を信じる人の心理を掘り下げて研究

     ボース氏ら研究チームは、異なる複数の研究から得られたデータを組み合わせて、強力な統計手法であるメタ分析を行い、より広範な洞察と傾向を導き出した。

     この方法は、研究結果が多様で、ときに矛盾が生じてしまうこともある心理学のような分野での分析に役立つ。

     研究チームは、まずは広範な文献研究から始めた。査読済みの学会誌記事、学位論文、未発表データなど、膨大な文献をふるいにかけていったのだ。

     これらの検索は、Google ScholarやAPA PsycInfoなどの電子データベースを活用して行われた。

     研究に関連する包括的なデータを確実に確保するために、特定のブール検索語法を使用し、分析は合計15万8473人の参加者を含む170件の研究と1429のエフェクトサイズに及んだ。

     次に対象となる研究から52の動機づけ変数とパーソノロジカル変数をコード化した。

     これら変数はこの分野の既存の枠組みに基づいて、動機付け領域(認識論的、実存的、社会的)やパーソノロジー領域(精神病理学、一般/正常範囲性格)などのより広い領域に慎重に分類された。

     注目すべきは、程度の差こそあれ、これら変数のほとんどすべてが陰謀論を信じる傾向と関連づけられたことだ。

    (52の変数のうち)評価された変数のおよそ90%が、陰謀論を有意に予測したという事実には驚きました。この結果は、当初想定されていたよりも陰謀論にはより複雑な心理的要因が絡んでいることを示しています

     ボーズ氏は語る。

    ehimetalor-akhere-unuabona-3xhn3g2Oni0-unsplash

    photo by Unsplash

    陰謀論を信じる人の動機

     この結果は、陰謀論を信じる発想には、3つの動機モデルがあることを裏づけている。

     このモデルから、陰謀論思考は以下の3つの主要な欲求によって駆り立てられると仮定される。

    ・その人の環境の理解(認識論的)
    ・安心や安全を感じること(実存的)
    ・自分自身と自分のいるグループが優れているというイメージ(社会的)

    分析的な思考の欠如が重要な予測因子に

     さらに分析思考の欠如が、重要な予測因子として浮上してきた。

     分析的な思考や認知的反応があまりできない人は、陰謀論を支持する傾向が強かったのだ。

     これら要因の関係性は、情報処理に対してあまり疑問をもたず鵜呑みにする人ほど、裏付けのない考えや憶測を受け入れやすい傾向にあることを示している。

     さらに、実存的な動機も大きく寄与している。陰謀論を信じる傾向は、無力感、自分の存在が脅かされる、世間を斜めに見る皮肉な感情と強く結びついている。

     今回わかったことは、世界をより脅威的、制御不能なものとして見る人ほど、陰謀論思考に陥りやすいことを浮き彫りにしている。

     こうしたつながりは、不確実で混沌とした環境に対する心理的な反応として理解することができ、そんな中で信じる人にとっては、陰謀論は理解とコントロールの感覚を与えてくれる心強いものになる。

    3

    photo by Unsplash

    疎外感があり自尊心が低い傾向にあると陰謀論を信じやすくなる

     本研究では、陰謀論的発想における社会的要因の役割にも注目している。

     疎外感を感じやすかったり、自尊心が低い傾向にあると、陰謀論を信じやすくなる。さらに、他者集団は脅威だと感じ、否定的になることも同様だ。

     このことから、自分と社会との関係性や社会環境をその個人がどのように認識するかが、陰謀論に対する感受性に影響を与える可能性があることがわかる。

     更に研究者らは、陰謀論信仰が、異常範囲と正常範囲の境を区別する個人の特性とどのように関係しているかを調べた。

     すると、陰謀論的思考は統合失調症、妄想症、異常体験傾向、精神病傾向、敵意など異常範囲の特性と強く関連していることもわかった。

     これら特性は、機能障害や他者に対する否定的な認識とも結びついている。

     一方で、正常範囲の性格特性は、陰謀論を信じる傾向との関連は非常に少なかった。

     この特性は多少の影響はあれども、異常範囲の特性ほど陰謀論信念の大きな影響は受けないことを示している。

    「謙虚さ」がないとより陰謀論を信じやすくなる

     興味深い発見のひとつは「謙虚さ」に関することだ。

     一般的な謙虚さと知的謙虚さは両方とも重要で、とくに正直な謙虚さと知的謙虚さの包括的な特徴を測定する場合、陰謀論信仰とは有意な負の相関関係を示した。

     つまり、謙虚さがないとより陰謀論を信じやすくなるという顕著な指標といえる。

     これらの発見は、陰謀論を信じる傾向は、その人の人格機能よりも精神病理学や特定の人格障害と密接と結びついていることを強く示している。

    陰謀論を信じる最強の予兆

     全体を通じて、もっとも重要な変数はいったいなんなのだろうか?

     「陰謀論を信じる傾向を予測する要因はたくさんあり、すべてが同じように強い要因というわけではありません」ボーズ氏は言う。

    陰謀論を鵜呑みにするもっとも強力な要因は3つです。

    1.奇妙な信念や体験をしやすい傾向
    2.脅威や危険を認識しやすい傾向
    3.自分が他者よりも勝っている考え、やたら相手を敵対視する傾向

    これら3つの領域には、実存的、認識論的、社会動機と欲求という陰謀論信仰のもっとも強い相関関係が含まれています(ボーズ氏)
    4

    photo by Pixabay

    ただしこの研究には限界も

     この研究は全体を包括的にとらえたものだが、それでも限界はある。

     研究のほとんどは西側諸国の英語圏で行われ、この結果が異文化圏にも当てはまるものなのかどうかという疑問が出てくる。

     もうひとつの大きな限界はデータの横断的な性質で、観測された関係性の因果関係や一時的な順序を判断する能力を妨げてしまうことがある。

    今回の発見は相互に関連性があるものです。もっとも強い相関関係が本当に陰謀論を信じる原因になっているのかどうかは、まだはっきりしません。

    陰謀論信仰の原因追及には、長期的、実験的、発展的な取り組みが必要です。

    原因のもっとも強い相関関係は、脅威と危険のふたつの領域に大きく分けられ、社会的脅威の認識がもっとも強い肯定的予測因子で、信頼がもっとも強い否定的予測因子です。

    これら変数は、将来の研究で考慮すべき特に重要な点だと考えます(ボーズ氏)

    References:APA PsycNet FullTextHTML page / Why do people believe in conspiracy theories? Here's what the science says / written by konohazuku / edited by / parumo

     
    画像・動画、SNSが見られない場合はこちら

    なぜ人は陰謀論を信じるのか?科学が示す心理的背景


    (出典 news.nicovideo.jp)

    【【社会】なぜ人は陰謀論を信じるのか?科学が示す心理的背景】の続きを読む


    レドックスフロー電池の技術が進歩し、劣化ウランを再生する可能性が高まってきましたね。これが実現すれば、ウラン資源の有効活用につながり、エネルギーの持続可能性が向上すると思います。

    1 少考さん ★ :2024/01/14(日) 13:24:21.79 ID:lzMud19B9
    #再生可能エネルギー(そんな物は存在しません by FOX★)

    劣化ウランを蓄電池「レドックスフロー電池」に再生、世界初の成果目指す|ニュースイッチ by 日刊工業新聞社
    https://newswitch.jp/p/40033

    原子力機構が開発に乗り出す
    2024年01月14日

     日本原子力研究開発機構は核分裂せず、原子力発電に使われない劣化ウランを利用した蓄電池の開発に乗り出す。ウランを使った蓄電池は充電ロスが低く、原料が準国産であるため、低価格での販売が見込める。詳細な原理実証ができれば世界初の成果となる。2035年には再生可能エネルギーや原発と連携し、余剰電力を蓄電できる仕組みを構築する考え。廃棄物の劣化ウランを有効活用し、資源として平和的に利用することを目指す。

    ウランの酸化還元反応に着目し、それを利用して充電・放電する蓄電池「レドックスフロー(RF)電池」を開発する。これまでに原子力機構は、ウランを利用したRF電池に使う電解溶液の選定などを進めてきた。(略)

    ※全文はソースで

    【【研究】劣化ウランを蓄電池「レドックスフロー電池」に再生、世界初の成果目指す(原子力機構)】の続きを読む

    このページのトップヘ