令和の社会・ニュース通信所

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    カテゴリ:国内 > 国家危機


    日本の結婚観や家族観が根強く残っている影響も大きいのかもしれませんね。一人で生きていくことが認められる社会に向けて、考え方が変化していくのかもしれません。

    1 ぐれ ★ :2024/04/03(水) 14:18:54.20 ID:DlYS8HyO9
    ※4/2(火) 8:02配信
    集英社オンライン

    パラサイト難婚社会 #1

    結婚した3組に1組が離婚し、60歳を迎えた人の3分の1がパートナーを持たず、男性の生涯未婚率が3割に届こうとする日本。その理由の遠因に1986年に施行された労働者派遣法があると指摘しているのが、社会学者の山田昌弘氏。

    最新著『パラサイト難婚社会』より一部抜粋・再構成し、日本の若者を苦しめる非正規雇用の拡大について論じる。

    非正規雇用が多くの若者を苦しめてきた
    パート・アルバイト・有期契約・嘱託社員・派遣社員など、様々な形態がある「非正規雇用者」ですが、平均年収は決して高くありません。

    国税庁の「民間給与実態統計調査」(令和3年版)によると、非正規雇用者全体の平均年収は198万円(正規雇用者全体の平均年収は508万円)ですが、そのうち男性は平均年収267万円(正社員は545万円)に対し、女性の非正規雇用者の平均年収は162万円(正社員は302万円)です。この数字は決して現代日本社会で生活する上で十分な金額とは言えません。

    1986年に施行された男女雇用機会均等法で、正社員として働く女性は増え、「おひとりさま」人生を選択できる女性は増えました。

    しかし、同時に雇用が不安定な非正規雇用者も、これ以降増加していくのです。男女雇用機会均等法施行と同年にスタートした労働者派遣法は、当初の「一部の限られた技能を持つ13業務」から、1996年には「26業務」に拡大し、1999年には「26業務以外も可能」になりました。従来の日本型雇用では、若い女性たちも正社員として企業は雇用してきましたが、そうした職能は派遣社員などでも代替可能でした(もっともそれまで正規雇用されてきた女性たちも、20代半ば頃には寿退社することが暗に求められていましたが)。

    2000年以降に、非正規雇用者が続々と生まれるのと時を同じくして、日本社会において格差が広がり始めました。企業から、「期間限定」「いつでも契約を切れる」安易さを理由に非正規雇用された若者たちは、目の前の「単純作業」をこなすだけの日々で、「仕事上のステップアップ」や「ボーナスや福利厚生」もなく「給与アップ」も「昇進」もないまま、人生でひとところに留まり続ける長期の足踏みを余儀なくされたのです。その中には大量の女性たちもいました。

    本来なら、近代社会になり、仕事を持つ女性が増えることで、日本でも「親や夫に依存しない人生」を選ぶ女性が増えるはずでした。しかし、日本経済の停滞と同時に広がったこの非正規雇用という〝新しい雇用形態〞が多くの若者の人生設計を狂わした、と述べたら言いすぎでしょうか。

    欧米でも「職の二極化」が起こり収入格差が広がりましたが、欧米ではそれ以前からすでに女性の社会進出が当然のこととなっていました。しかし日本では、男女雇用機会均等法で正社員で働き続ける道が開けたのと同時期に非正規雇用化が進んだのは、皮肉としか言いようがありません。

    続きは↓
    https://news.yahoo.co.jp/articles/f1b14da957577f229ebc9208798b5f10b6ea8e46
    ※前スレ
    60歳を迎えた人の3分の1がパートナーを持たず、男性の生涯未婚率は3割に。異常な難婚社会の背景にある「日本独自の親子関係」 [ぐれ★]
    https://asahi.5ch.net/test/read.cgi/newsplus/1712105243/

    ★ 2024/04/03(水) 09:47:23.13

    【【社会】60歳を迎えた人の3分の1がパートナーを持たず、男性の生涯未婚率は3割に。異常な難婚社会の背景にある「日本独自の親子関係」】の続きを読む


    普段はあまり報道されない防衛最前線の実態を知ることができる映画ということで、日本の防衛体制について考えさせられる内容だと感じました。

    台湾に最も近い日本最西端の島・与那国島。2016年に自衛隊の駐屯地ができ、2022年には戦車、2023年には地対空誘導弾PAC3が運び込まれ、巨大な軍港計画も進行中。要塞化が進んでいるものの、政府から1700人の島民への説明はずさんで、有事の避難計画も現実離れしていると非難されている
    台湾に最も近い日本最西端の島・与那国島。2016年に自衛隊の駐屯地ができ、2022年には戦車、2023年には地対空誘導弾PAC3が運び込まれ、巨大な軍港計画も進行中。要塞化が進んでいるものの、政府から1700人の島民への説明はずさんで、有事の避難計画も現実離れしていると非難されている

    九州南端から奄美大島沖縄本島、台湾北東の与那国島を含む先島諸島まで、約1200㎞にわたり点在する南西諸島。そこには今、次々と自衛隊駐屯地やミサイル、弾薬庫が配備されつつある。

    約160万人が暮らす島々で、今いったい何が起こっているのか。カメラを手に現地取材を続ける映画作家に、「要塞化」する島々の現実を聞いた。

    【写真】与那国島に運び込まれた「16式機動戦闘車」

    ■「国防」のために奪われた権利

    国内にある米軍関連施設の7割が集中する沖縄県の広さは、国土の1%にも満たない。太平洋戦争末期、沖縄本島本土決戦までの時間を稼ぐための"盾"となり、10代半ばの少年少女までが徴用され、県民の4人に1人が約2ヵ月に及ぶ激しい地上戦の犠牲となった。

    来年には戦後80年を迎える現在も、アメリカに主導された国防の負担の大部分が沖縄に背負わされる構図は変わっていない。

    しかし、その沖縄を含む南西諸島には今、また別の「戦時」が到来しつつある。2016年に与那国島陸上自衛隊駐屯地が設置されたことを皮切りに、島々には部隊や駐屯地、そしてミサイルなどの弾薬が次々と配備されている。

    しかもこの「要塞化」は、地域住民の十分な同意を取りつけないまま進められている。与那国島では町議会に一切知らされずにミサイル基地増設が決まり、石垣島ではミサイル基地配備についての住民投票を求める署名が条例の定める有権者の4分の1を大きく超えたにもかかわらず、住民投票条例の項目自体が市議会で削除された。

    与那国島に運び込まれた「16式機動戦闘車」。主に離島防衛を想定して200台余りが準備されている
    与那国島に運び込まれた「16式機動戦闘車」。主に離島防衛を想定して200台余りが準備されている

    こうした問題の報道は、例えば普天間基地の辺野古移転を巡るそれと比べても、かなり小さい。

    テレビ局のキャスター時代から沖縄についてのドキュメンタリーを撮り続け、12年にオスプレイが強行配備された高江(国頭郡東村[くにがみぐんひがしそん])での住民反対運動を追った映画『標的の村』で19の映画賞を受賞した三上智恵(ちえ)監督は、「基地問題」という大きなくくりの中で隠れてしまう問題があることに、自責と無力感を感じているという。

    基地問題を『アメリカの横暴に沖縄県民が虐げられている』という構図にしてしまうと、見えなくなるものがあります。

    46都道府県に与えられている人権や財産権などの権利が、『国防』の名の下に沖縄には与えられず、むしろ今も奪われ続けているという現実です。私も含めて『米軍に虐げられる沖縄』と報道するだけでは弱かった。現実の半分も伝えられていなかったのだと痛感しています」

    ジャーナリスト、映画監督・三上智恵氏
    ジャーナリスト、映画監督・三上智恵氏

    8年に及ぶ取材をまとめた新作映画『戦雲(いくさふむ)』。その撮影日誌となる同名の著書には「国防を理由に島の生活がねじ曲げられ、悲鳴を上げる人たちを撮影し話を聞く行為は、ひたすらつらく、自分の無力さを責める時間でもあった」と記されている。

    どれだけカメラを回しても、高江も辺野古も、南西諸島の状況も何も変わらない。「何がしたいの? まだ何かできると自分を買いかぶっているのか」と問いかける心中の声にさいなまれながら、製作費や公開のあてもなく、現地に通う日々だったという。

    三上智恵著『戦雲(いくさふむ) 要塞化する沖縄、島々の記録』(集英社新書)。映画『戦雲』の撮影日誌を基に書籍化したもの。映画では描かれないエピソードも多数収録
    三上智恵著『戦雲(いくさふむ) 要塞化する沖縄、島々の記録』(集英社新書)。映画『戦雲』の撮影日誌を基に書籍化したもの。映画では描かれないエピソードも多数収録

    ■黙殺する者と黙殺される者

    日米両国が南西諸島の軍備増強を進める背景には、この海域にさまざまな手段で進出する姿勢を示し続ける中国の存在がある。とりわけ「台湾有事」への懸念は強い。自治体や住民をダマすような手法で配備が進められても報道の量が増えないのは、有事の現実味が増しているからともいえるだろう。

    しかしそれは、有事にこの島々が真っ先に標的になることへの黙認も意味する。映画では、戦闘時には島々を転戦しながら中国軍の侵攻を食い止める日米両国の作戦も明らかにされている。南西諸島が地上戦の場となることは、もはや戦略の前提となっているのだ。

    ある子連れの女性は、宮古島駐屯地に向かって「『多少の犠牲はしょうがないさー』の『多少』の中に、私たちが入ってるよね?」とメガホンで問いかける。問われているのは自衛隊や国だけではなく、日本国民全員だ。

    「自分の所属する群れが生き延びるためには、多少の犠牲は仕方ないという残酷な感覚が、私や沖縄県民も含む日本人の中にあると思うんです。『多少の犠牲』が上げる声は、常に圧殺され黙殺されてきました。

    これまでは沖縄だけだったかもしれないけど、軍事費がこれだけ増えている中、ほかの場所で起こらないと考えるのは無理がある。自分に困り事があって声を上げても、『しょうがない』と黙殺される社会に生きているという現実はすごく恐ろしい」

    2023年9月、アメリカ海軍の掃海艦が市民の反対をよそに石垣港に入港した。島々の空港と港湾の軍事利用が加速している
    2023年9月、アメリカ海軍の掃海艦が市民の反対をよそに石垣港に入港した。島々の空港と港湾の軍事利用が加速している

    沖縄本島よりもむしろ台湾への距離が近い与那国島石垣島を含む先島諸島。この島々が要塞化されることについて、沖縄県民が総意で反対しているわけではない。かつて琉球王国が先島諸島に課した「人頭税」は苛烈を極めたが、今も沖縄本島から先島への差別意識は残っており、島々で起こる問題が軽視される傾向もある。

    日本が沖縄を「しょうがない」と切り捨ててきたように、わが身の困難に苦しむ沖縄もまた、先島には無関心になりがちなのだ。

    「沖縄に移住して30年、地域愛は人一倍強いつもりですが、沖縄だけが被害者であるかのような物言いには、違和感を持っています。あらゆる問題で黙殺する側と黙殺される側がいて、黙殺された人が別の誰かを黙殺することもある。

    辺野古や高江を取材しても何も変えられなかったし、これからも変えられないかもしれない。それでも黙殺される人々が上げる声に『耳を貸してください』と一緒に声を上げるしかない。今はそう思っています」

    ■皆の目が戦雲で曇ってしまう前に

    基地問題を扱ったこれまでの映像に比べてこの映画が印象的なのは、住民への説明責任を果たそうと努力し、島々の暮らしや文化に溶け込もうと努める自衛隊員たちの姿だ。

    与那国島での意見交換会で「法的には有事の際に自衛隊は島民を守れないはずだ」と町の職員を問い詰める住民に対して、「それはありません。それだけは明確に」と約束する隊長の目は、嘘を言っているようには見えない。

    「彼が暑い中、島の神事でじっと手を合わせている姿なども見ていますし、その誠意は疑いません。ただ、彼らが認識している防衛計画と、私たちジャーナリストがつかんでいる情報はかなり違います。

    沖縄戦の歴史を調べてきた私は、信念を戦況の悪化で捨てなければならない軍人の悲しさも、よく知っているつもりです。何か起これば彼らが真っ先に戦死する前提の作戦内容を知れば知るほど、彼らの姿もしっかり映さなければいけない、と思っていました」

    住民たちも決して一枚岩ではない。「選挙で革新に入れたことなんてなかった」という人々もいれば、有事に自分たちを守ってくれる存在として駐屯地の設置に賛成している人もいる。

    豊漁と安全を祈願するハーリー(海神祭)では、自衛隊員もチームの一員として共に船を漕ぎ、ライバルたちとしのぎを削り、酒を酌み交わす。このように自衛隊員と交流しながらも「ミサイルや弾薬庫は話が別だ」と言う人も多い。

    与那国島で行なわれている伝統漁船による競漕の祭り「ハーリー(海神祭)」の様子。島民に交じって漕ぎ手として参加している自衛隊員もいる
    与那国島で行なわれている伝統漁船による競漕の祭り「ハーリー(海神祭)」の様子。島民に交じって漕ぎ手として参加している自衛隊員もいる

    また、与那国島の肉牛をブランド化するために「ミサイル牛」と名づけるのはどうかと、あえて冗談を飛ばす人も登場する。ひとつの島、ひとりの個人であれ、当然だがさまざまな意見や立場、感情を内包しているのだ。

    映画は石垣島の於茂登岳(おもとだけ)に垂れ込める暗雲を背景に、「いのちと暮らしを守るオバーたちの会」の山里節子さんが八重山地方の代表的な民謡『とぅばらーま』に自作の詞を乗せて歌うシーンで始まる。

    「いくさふむぬ まだん ばぐィでーくィそー(戦雲が また 湧き出てくるよ)」

    太平洋戦争で家族の半分を失った節子さんは、石垣島での反基地運動の象徴的存在だ。辺野古座り込みでは警備隊から座ったまま持ち上げられ排除される「ごぼう抜き」も経験している。

    2023年3月、住民投票を求める声を無視して石垣駐屯地が開設。山里節子さんは、作品中で駐屯地の入り口で自衛隊員ひとりひとりの目を見ながら語りかける。「車両が通ります。道を開けてください」という自衛隊員の言葉に「道はいつでも開いている。平和な道をふさいだのはあなたたちじゃない!」と答えた
    2023年3月、住民投票を求める声を無視して石垣駐屯地が開設。山里節子さんは、作品中で駐屯地の入り口で自衛隊員ひとりひとりの目を見ながら語りかける。「車両が通ります。道を開けてください」という自衛隊員の言葉に「道はいつでも開いている。平和な道をふさいだのはあなたたちじゃない!」と答えた

    映画内で、節子さんは駐屯地入り口で警備に立つ自衛隊に語りかける。「あなたたちも本意じゃないでしょう?」「あなたたちっていうよりも、防衛省や組織に対して言いたいわけ」。隊員たちは答えない。

    しかし、交代を促されてもそこにとどまり、節子さんの訴えを正面から受け止めようとする彼らの目は、辺野古ごぼう抜きをする機動隊員や無表情の防衛局員のように、感情を殺しきった色をしてはいない。ここにあるのは、正義と悪とで二分される状況ではないのだ。

    「映画を見て、まずはモヤモヤしてほしいと思っています。わかりやすい敵も、一気に解決できる策もない。だからこそモヤモヤしてほしいんです。その先にしか湧いてくる戦雲を食い止める道はありません。島民たちの明るさやたくましさに、雲を晴らすイメージを重ねてほしいと願っています」

    ●ジャーナリスト、映画監督・三上智恵(みかみ・ちえ)
    毎日放送琉球朝日放送でキャスターを務める傍らドキュメンタリーを制作。初監督映画『標的の村』(2013年)でキネマ旬報ベスト・テン文化映画部門1位ほか19の賞を受賞。フリーに転身後、映画『戦場ぬ止み(いくさばぬとぅどぅみ)』(15年)、『標的の島 風(かじ)かたか』(17年)を発表。続く映画『沖縄スパイ戦史』(大矢英代との共同監督作品、18年)は、文化庁映画賞ほか8つの賞を受賞。著書に『証言 沖縄スパイ戦史』(集英社新書、第7回城山三郎賞ほか3賞受賞)、『戦場ぬ止み 辺野古・高江からの祈り』『風かたか「標的の島」撮影記』(共に大月書店)などがある

    ■三上智恵監督『戦雲』
    ポレポレ東中野(東京)、シネマジャック&ベティ(神奈川)、第七藝術劇場(大阪)ほかで上映中、3月23日(土)より桜坂劇場(沖縄)ほか全国順次公開
    三上智恵監督『戦雲』
    三上智恵監督『戦雲』

    取材・文/柳瀬 徹 撮影/村上宗一郎(三上氏) ©2024『戦雲』製作委員会

    台湾に最も近い日本最西端の島・与那国島。2016年に自衛隊の駐屯地ができ、2022年には戦車、2023年には地対空誘導弾PAC3が運び込まれ、巨大な軍港計画も進行中。要塞化が進んでいるものの、政府から1700人の島民への説明はずさんで、有事の避難計画も現実離れしていると非難されている


    (出典 news.nicovideo.jp)

    【【社会】日本の「防衛最前線」では何が起こっているのか? 映画『戦雲』が映し出す南西諸島住民たちのリアル】の続きを読む



    確かに結婚や子育てには悩みも多いですが、それを乗り越えた先には大きな喜びや充実感も待っています。自分にとってどんな人生が幸福なのか、よく考えてみる必要があると思います

    なぜ結婚をしない人が増えているのか。『人間はどこまで家畜か 現代人の精神構造』(ハヤカワ新書)を上梓した精神科医・熊代亨さんは「コスパタイパといった考え方が浸透し、結婚や子育てはコスパが悪いと考える人が増えている。これは、資本主義による人間の家畜化が進んだ結果だ」という――。

    ■すべてが「コスパ化」している

    今日、資本主義的な考え方は経済活動だけにとどまらず、投資・資本・費用対効果コスパ)といった概念は色々な場面に適用されがちです。そうしたなか、タイパタイムパフォーマンス)という言葉も登場し、三省堂の「今年の新語2022」の大賞に選ばれました。

    文化資本や社会関係資本といった言葉が象徴するように、社会学者たちは学歴・教養・礼儀作法・人間関係・健康・美容・マインドまでをも資本財とみるようになり、実際、それらは投資やリスクマネジメントの対象にもなっています。してみれば、現代人の行動の広い範囲が資本主義の思想に基づいていて、この思想はよく内面化されていると言えるでしょう。

    コスパタイパといった考え方は広く浸透し、たとえば動画サイトを二倍速で視聴するような習慣も生み出しました。人生についても、「コスパの良い人生」などといった言葉が語られ、賛否はあるにせよネットメディアを賑わせています。

    ■人生を資本主義に支配されていいのか

    それにしても、コスパの良い人生とはいったい何でしょう? 人生をコスパで推し量るとは、人の一生という、もともとは資本主義に基づいていなかったものを資本主義の考え方に落とし込んで費用対効果に換算すること、人生の価値基準を資本主義のそれに換算し、その思想に基づいて生きることではないでしょうか。

    コスパタイパを意識する人々とて、隅から隅まで資本主義の思想どおりに生きるような原理主義者ではないでしょう。とはいえ、本来資本主義に基づいていなかった領域までコスパタイパで考えすぎれば、資本主義にそぐわないもの、遠回りかもしれないもの、効率的でないもの、リスクを伴うものが選びにくくなります。

    ■コスパで考えると「結婚はマイナス」

    明治安田生活福祉研究所の調査によれば、結婚について金銭的な損得やコスパの観点で考えたことがある人の割合は30代の未婚男女において特に高く、男性で45.7%、女性で48.3%となっています。

    また男性未婚者は結婚の価値をお金に換算するとマイナスであると答えている割合が高く、結婚に対してコスパ意識を持っている人はそうでない人に比べ「結婚に希望が持てない」と回答している割合も高くなっていました。

    同調査からは、コスパに基づいた結婚観を持っている人ほど結婚はコスパが悪い、よって結婚にリソースを割り当てるべきではないと判断している様子がうかがえます。

    私は以上のような状況を、資本主義による人間の家畜化、あるいは“文化的な自己家畜化”の帰結であると考えています。

    ■イヌもネコも人間も「自己家畜化」した

    自己家畜化とは、生物が進化の過程でより群れやすく・より協力しやすく・より人懐こくなるような性質に変わっていくことを指します。たとえば人間の居住地の近くで暮らしていたオオカミやヤマネコのうち、人間を怖れず一緒に暮らし、そうして生き残った子孫がイヌやネコへと進化したのは自己家畜化の例です。人為的に家畜にするのでなくみずから家畜的に変わったので「自己家畜化」、というわけです。

    そして進化生物学は、私たち人間自身に起こった自己家畜化も論じています。考古学、生物学、心理学などから多角的に検討すると、この自己家畜化が私たちの先祖にも起こってきたというのです。自己家畜化にともなう生物学的な変化によってセロトニンが増大し不安や攻撃性が抑えられ、より人懐こく、協力しあえる性質が人間にもたらされました。

    進化生物学の研究者たちも述べるように、自己家畜化は今日の文化や社会環境を築くうえで非常に重要だったはずで、この変化がなければ都市に集まって暮らす今日のライフスタイルは成立不可能だったでしょう。

    ■人間の動物性がますます漂白されている

    ところが最近、その生物学的な自己家畜化の進展よりずっと早い速度で文化や社会環境が変わっています。生物学的な自己家畜化の歩みと文化の歩みの速度にギャップが生まれ、リードする文化の側が「人間よ、文化の進歩にあわせてもっと自己家畜化しなさい」「資本主義などの思想にみあった家畜人になりなさい」と人間を引っ張っています。

    その結果、文化や社会環境が人間の動物性をますます漂白していく現況を精神科医としての私は憂慮しています。

    自己家畜化が進んだとはいえ、人間は、ホモ・エコノミクスである以前に動物としてのホモ・サピエンスでもあります。遺伝子を継承し、子々孫々の繁栄を求める動物の観点からみれば、最もコスパが良いとは、最も効率的に子孫や血縁者を残せることを指すはずです。

    ■「遺伝子を運ぶ乗り物」から資本の乗り物へ

    ところが今日、そのような観点からコスパを推し量る人はまずいません。コスパを追求する人が結婚を敬遠し、結婚したとしても子どもの人数を制限する判断基準は、動物としてのホモ・サピエンスのものではありません。

    高収入志向も高学歴志向も、ぜいたくな生活や顕示的消費を望むのも、資本主義の思想を内面化したホモ・エコノミクスならではのもので、そこから逸脱した「貧乏の子沢山」のような生き方は今日では選ぶに値しない生き方、というより非常識な生き方とみなされるでしょう。

    進化生物学者のリチャード・ドーキンスは『利己的な遺伝子』(紀伊國屋書店)のなかで、「人間も含めた生物は、遺伝子からみれば(遺伝子を運ぶ)乗り物である」と比喩しましたが、今日の人間はまるで自己増殖する資本の乗り物のようです。

    社会の隅々にまで資本主義の思想が浸透し、それを内面化した私たちにとって、資本主義の思想(ミーム)は生物学的な遺伝子(ミーム)よりも強い行動原理になっていて、子孫を残すのにふさわしい暮らしは、資本主義にふさわしい暮らしに上書きされています。

    ■わざわざ配偶や子育てを選ぶ人は「異端者」に

    こうなってしまった以上、最終的には、配偶や子育ては個人のものから社会のものになるしかないのではないでしょうか。

    そもそも、世代再生産を個人のインセンティブに頼っているから少子化が進むのです。資本主義が浸透し、誰もが家族や子育てにまつわるリスクを合理的に考えるようになれば、ホモ・エコノミクスとしての私たちが子育てを躊躇し、配偶すらリスクとして回避するのは当然でしょう。なぜならそれらは投資事業としてはあまりに長期的でベネフィットが不確かだからです。

    今後、私たちが「真・家畜人」として資本主義に一層忠実になっていくとしたら、配偶や子育てが納税のように義務化されない限り、それらをわざわざ選ぶのは異端者とみなされるように思います。事実、すでに私たちは衝動的に性行為し妊娠し出産する人を異端者のように眺めていませんか。

    どのみち、IoT化によって一層の監視と介入が促される未来の世代再生産の場は現代人が理想視する家庭とは異なったどこかでしょうし、そのとき従来どおりの家族愛が成立しているともあまり期待できません。

    家族愛の手前の段階、ロマンチックラブと配偶の結びつきにしてもそうです。男女が職場で出会い関係をもつことがハラスメントやインモラルとみなされやすくなり、マッチングアプリが台頭してきている昨今の風潮は、お見合い結婚が20世紀風の自由恋愛に根差した結婚に変わっていった、その変化のさらに次の段階が訪れつつあることを暗に示していないでしょうか。

    つまり功利主義に基づいてハラスメントを回避しあい、資本主義に基づいてコスパタイパを最大化しあう、そのような要件を一層満たす出会いが望まれ始めているように見えるのです。

    ■生産性や効率性のために人間が性別を捨てる未来

    性交同意書の導入もその一端かもしれません。性交同意書は性行為の領域に功利主義や社会契約のロジックを徹底させるツールで、一面としては男女双方の自由を尊重するものですが、別の一面としては中央集権国家に性行為の差配を委ね、管理させるものでもあります。

    工場ではなく家庭で子育てすること、専門家でもない個人が子育てをすること、自分の身体で妊娠し出産すること、さらに男女が身体を用いて性行為すること、これらがすべて忌避されるようになっても私は驚きません。

    生産性や効率性のために人間が性別を捨てることについても同様です。ここ数百年の人間は動物としての性質を一層自己抑制する方向へと、“文化的な自己家畜化”を促す文化や環境からの求めのままに変わり続けてきたのですから。

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    ※写真はイメージです - 写真=iStock.com/bee32


    (出典 news.nicovideo.jp)

    【【社会】「結婚を避け、子供をもたない」ほうが人生のコスパが良い…現代の日本人に起きている"憂慮すべき変化"】の続きを読む



    (出典 www.asahi.com)


    50万組を割ったという数字が驚きです。日本の人口減少が進む中、社会全体での対策がますます重要になってきますね。

    1 ぐれ ★ :2024/02/28(水) 14:14:00.56 ID:Ry9Yb5ja9
    ※2/27(火) 19:48配信
    読売新聞オンライン

     厚生労働省は27日、2023年の国内の出生数(速報値)が過去最少の75万8631人だったと発表した。前年比5・1%減で、過去最少の更新は8年連続となる。婚姻件数は同5・9%減の48万9281組で、90年ぶりに50万組を下回った。婚姻数の増減は数年遅れて出生数に反映されることが多く、少子化は今後も進行すると予想される。

     国立社会保障・人口問題研究所(社人研)による昨年4月の推計では、出生数が75万人となるのは35年頃と見込んでいた。少子化は想定を上回るスピードで進んでいる。今回の速報値には日本で生まれた外国人らも含んでおり、日本人のみが対象の確定値ではさらに減るとみられる。確定値は秋に公表される見通し。

     出生数は、16年に100万人を割り込んで以降、減少が加速している。10年以降では、10~16年の6年間で約8・8%減少したが、16~22年の6年間では約21・1%減った。

     婚外子の少ない日本では、婚姻数の減少が出生数の減少にほぼ直結する。婚姻数のピークは1972年の109万9984組で、約50年間で半分以下となった。過去に婚姻数が50万組未満だったのは、日本の総人口が6743万人だった1933年(48万6058組)までさかのぼるが、多子世帯が多かった当時の出生数は200万人を超えており、事情は大きく異なる。

     近年の婚姻数は、2019年(59万9007組)から20年(52万5507組)にかけて約7万組減っており、新型コロナウイルスの影響が指摘されてきた。ただ、22年に前年比で約3000組微増した後、再び減少に転じた。

     社人研は昨年4月、22年の婚姻数増を考慮し、24年に合計特殊出生率(1人の女性が生涯に産む子どもの推計人数)が上昇すると予測しているが、出生率が回復基調に乗る可能性は低いとみられる。

     人口減少も進んでいる。

    続きは↓
    https://news.yahoo.co.jp/articles/6d21f8b1248895dfe4758abb721af97185f115a8

    関連スレ
    23年出生数、過去最少75万人 少子化加速、人口減り幅は最大 ★2 [首都圏の虎★]
    https://asahi.5ch.net/test/read.cgi/newsplus/1709020342/
    ※前スレ
    想定より早く進む少子化、昨年の出生数は8年連続で過去最少…婚姻90年ぶりに50万組割れ ★3 [ぐれ★]
    https://asahi.5ch.net/test/read.cgi/newsplus/1709082930/

    ★ 2024/02/28(水) 06:52:51.78

    【【社会】想定より早く進む少子化、昨年の出生数は8年連続で過去最少…婚姻90年ぶりに50万組割れ】の続きを読む



    (出典 ameblo.jp)


    少子化が深刻化していることは間違いありませんね。将来の日本社会がどうなるのか心配です。

    1 首都圏の虎 ★ :2024/02/27(火) 15:35:29.97 ID:qQxx9pHQ9
    厚生労働省が27日に発表した人口動態統計の速報値(外国人らを含む)によると、2023年に生まれた赤ちゃんの数は過去最少の75万8631人だった。初めて80万人を割った22年から5.1%減り、少子化が一段と加速した。今後発表する日本人だけの出生数は70万人台前半への落ち込みが確実な情勢だ。婚姻数も50万組を割り戦後最少。死亡数は過去最多の159万503人となり、出生数を引いた人口の自然減は83万1872人と最大の減少幅になった

    全文はソースで 最終更新:2/27(火) 15:32
    https://news.yahoo.co.jp/articles/5c8cf6a517a7a4b0f43c374069832f80381c2f64

    【【社会】23年出生数、過去最少75万人 少子化加速、人口減り幅は最大】の続きを読む

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