安全運転できているのかな?
- NO.9395834 2021/04/14 08:05
自動車教習官の仕事がAIに奪われた結果、生徒の合格率が向上 中国 - 上海のある自動車教習所に「AIロボット教官」が登場した。すでに技能教習、路上教習の教官として使用されており、生徒からの評判も上々。そのうえ、人間の教官による教習よりも科目試験の合格率が2割もアップしたという。
■AI教官の指導で運転は学べるのか?
中国メディア「澎湃新聞」によると、この自動車教習所にはAIロボット教官が取り付けられた10台の教習車両があるという。その授業を実際に見てみると、実習車両の助手席に教官らしき人は乗っていない。車の運転席にはこの日の教習生である曹さん一人だけだ。
AIロボット教官の配備された車には先頭部分に障害物を感知する複数のレーダーが取り付けられており、屋根部分には教習車の位置をライブで計測する二つのキノコ型の高精度GPSが取り付けられている。
そして運転席の右側にあるディスプレイ、これがAIロボット教官の本体だ。生徒はディスプレイから起動を選択、そして受講する授業の種類を選ぶ。するとAIロボット教官は音声で、やるべき運転操作や注意点などをガイドしていく。その内容はディスプレイにも表示される。
「ウインカーがついていません」
「右にハンドルを切ってください」
「車体がまっすぐになったらハンドルを戻してください」
直角カーブの教習について、AIロボット教官はこのように音声で指導する。曹さんはそれに従って運転し、ゆっくりと曲がりおわった。間違えずに操作できた。そして音声は伝える。
「この単元はおわりです」
曹さんは次にS字カーブを学習する。
「前方の白線がフロントガラスの左下角に近づいた時、ハンドルを回してくだ..【日時】2021年04月10日 10:00
【ソース】クーリエ・ジャポン