令和の社会・ニュース通信所

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    カテゴリ: 国内



    ELEMOs4、コンパクトなデザインで街中をスイスイ走れるのは魅力的です。是非試乗してみたいです!

    ELEMOs合同会社は、特定小型EV四輪「ELEMOs4(以下:エレモーズフォー)」の先行販売を応援購入サイトMakuakeにて開始しました。

     

    特定小型EV四輪「ELEMOs4」

     

     

    販売ページ:
    https://www.makuake.com/project/elemos4/

     

    【免許不要・公道走行可】人にも環境にも優しい特定小型EV四輪が誕生

    ~老若男女問わず、生涯を通して“便利”を手に入れられる「エレモーズフォー」~

     

    車でも自動車でもない、16才以上なら免許不要で公道が走れる1人乗り特定小型EV四輪「エレモーズフォー」。

    自転車やキックボードなどの、免許不要でありながらも乗りこなす技術が必要なものとは異なり、エレモーズフォーは生涯にわたって“便利”かつ“簡単”に乗れる四輪です。

    スマートキーをタッチして電源を入れ、アクセルをひねって出発。

    誰でも理解できる簡単な操作方法は、使用する年代を問いません。

    例えば、免許を返納した高齢者の方でも、免許不要のエレモーズフォーをお出かけの“足”として、愛用することが可能です。

    また、急加速しない設計の滑らかな走り出しに加え、シニアカーとは異なり、自転車ほどのスピードで軽快な走りを見せるのも魅力のひとつ。

    静粛性のあるエレモーズフォーは、エネルギー消費量を抑えたEV設計で、環境にも配慮されて開発されました。

     

    なぜ免許不要で良いの?道路交通法改定でモビリティ開発における大きな壁が崩壊

     

     

    エレモーズフォーは、道路交通法改正をきっかけに開発されました。

    「年齢問わず、多くの人が利用できる速度の電動化」について空洞化しており、電動アシスト付き乗り物の速度に厳しい制限が設けられていた、これまでの道路交通法

    しかし、移動手段が多様化している海外の影響や各方面からの声による改正で、普通免許・原付免許がなくても、16才以上なら保安基準に達した特定小型原付(車道走行可)と特例特定小型原付(歩道走行可)を運転できるようになりました。

    エレモーズフォーはそんな道路交通法改正で新たに区分された特定小型や特例特定小型に分類されるため、免許不要で車道・歩道のどちらも走行できる画期的な乗り物です。

     

    これまで幅広い世代が便利に使用できる乗り物の開発は、法律が大きな壁となっていましたが、今、エレモーズフォーがその壁を破り、どの世代の人々も便利に暮らせる社会が実現しようとしています。

     

    特定小型の特徴的な保安基準「最高速度表示灯」や各種保安部品の装備をクリアしているエレモーズフォーは、ナンバープレート取得および自賠責保証加入など一定の手続きを経ることで、免許に縛られず乗ることができます。

     

    エレモーズフォーの特長 ~小回りの利くボディと安定感ある四輪~

     

     

    エレモーズフォーは、道路交通法に則った各種安全装置を装備している安心感はもちろん、スムーズな走行や簡単な操作性、小回りの利く設計の“使いやすさ”が魅力です。

    以下に、自転車の手軽さとバイクの安心構造、そして自動車の安定性の“いいとこどり”をした、その魅力を簡単にまとめました。

     

    【Point 1】四輪でボディが安定しており、“転倒リスクをほぼ回避”。

    サスペンションを前後に装着しているから、少し悪い路面も“スムーズに走行”可能です。

     

    【Point 2】アクセルブレーキはペダル式ではなくバイクのような構造だから、“アクセルブレーキの誤認を防止”します。

     

    【Point 3】幅広ステップで“乗りやすく”設計されています。

     

    【Point 4】細い道やカーブが多い日本の道で、4km~10km前後まで速度を落としても抜群の安定性を発揮し“バランスを保ち”ます。

     

    【Point 5】“直感的な操作性”にこだわり、各種ボタンは表記が分かりやすく、液晶ディスプレイはシンプルに仕上げられています。

     

    【Point 6】どの世代の人にも受け入れられやすく、乗りたくなるような“スタイリッシュなデザイン”が施されています。

     

    スマートキーをタッチして電源を入れ、アクセルをひねって出発するだけのエレモーズフォーを是非ご体験ください。

     

    応援購入サイトMakuakeにて先行販売開始

    ~割引リターンありで最新の“便利”をあなたへ~

     

    2024年3月9日(土)より、応援購入サイトMakuakeにて先行販売を開始しました。

    エレモーズフォーでは乗り心地や性能への影響を考慮し、空気タイヤを採用。

    そのため、手動の空気入れを付属していますが、早割で購入した方にはより便利な電動型空気入れを提供します。

    また、オプションで用意しているセキュリティー強化の盗難防止キーも早期購入者様に提供。

    エレモーズフォーは、これだけの機能を実現しながらも、シニアカーの一般相場に比べ、約7~10万円ほど安く、特定小型に対応しながら40万円以下という価格帯を実現しました。

    今回のプロジェクトでは、今後の一般販売価格33万円(+別途送料)からさらにお手軽に購入いただける機会となっています。

     

    【プロジェクト概要】

    期間   : 2024年3月9日(土)~2024年4月8日(月)

    商品ページ:
    https://www.makuake.com/project/elemos4/

     

    <割引リターン

    超超早割 :30,000円+25,000円分オプションプレゼント=50名様

    超早割  :20,000円+25,000円分オプションプレゼント=100名様

    早割   :10,000円+25,000円分オプションプレゼント=300名様

    マクアケ割:25,000円分オプションプレゼント=500名様

     

    <プレゼントキャンペーン>

    Makuakeプロジェクト期間中の3月10日(日)~3月17日(日)に購入した方に、手袋とダイアル式ロックがプレゼントされます。

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    コレ知ってた?😊

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    中国軍の無人機が日本海で飛行することは国際的な緊張を高める可能性があります。日本は国際社会と連携し、安全保障を確保するための協力を強化すべきです。

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    配達員の方々がストレスなく仕事をできる環境を整えることが大切ですね。日時指定を使わないで、効率よく配達をしてもらえるといいですね。

    1 おっさん友の会 ★ :2024/03/26(火) 16:34:07.40 ID:0XrpzpD+9
    ネットショッピングでの「配達の時間指定」は、積極的に利用したほうがいいのだろうか。物流ジャーナリストの坂田良平さんは「再配達を減らせるので配達現場にとっていいと思われがちだが、配達員のキャパシティをまったく考慮せずに受け付けているため、逆に大きな負担になっている」という――。

    ■配達員の傷口に塩を塗り込むひとこと

     ECや通販、あるいはメルカリ等の個人間売買のときに、時間指定配達を指定しているあなた。

     実は、時間指定配達は、配達員の負担になるケースがあることをご存じだろうか?

    また中には、指定した時間から遅れた配達員に対し、「午前中指定だったのに、ずいぶんとのんびりだったんですね」などと、配達員に嫌味を言った経験がある人もいるかもしれない。

     配達員は、配達に出発する時点で、ほぼ100%、「これは時間指定に間に合わないかもしれない……」と分かっている。

     だが仕方ない。

    配達すべき荷物が目の前にある以上、運ばないわけにはいかない。

     だから、時間指定に遅れたことを、あなたが責める行為は、過剰な配達ノルマから来るプレッシャーに加え、さらに配達先のお客さまからも責められるという、いわば傷口に塩を塗り込む行為なのだ。

     残念ながら、時間指定は配達員の苦労を軽減する万能薬ではない。

    時間指定配達の課題と、本当の意味で、配達員の負担を軽減し、配達効率を向上させる方法について解説する。

    ■配達予定がいっぱいでも受付拒否できない

     例えば、配達員が10名の営業所があったとする。

     ある日、この営業所で18時から20時の間に配達しなければならない荷物が1200個あったとしよう。

    2時間で1200個の荷物を10名で配達する――つまり、1人の配達員が、1分で1個の荷物を配達しなければならない。

     普通に考えれば、配達できるわけがない。

     なぜこういうことが発生するのか?

    続きはYahooニュース PRESIDENT ONLINE
    2024年3月26日 11:17
    https://news.yahoo.co.jp/articles/55cde53680834e7f4a8f8239d9dfb9c1bd75c7e7
    ※前スレ
    【運輸】「日時指定」はできるだけ使わないでほしい…トイレにも行けない多忙な配達員が口を揃える意外なホンネ [おっさん友の会★]
    https://asahi.5ch.net/test/read.cgi/newsplus/1711432555/

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    コンゴ民主共和国大使館の怒りもわかるけど、番組側ももっと事前に確認して放送すべきだったと思う。驕りとコンプラ不全が問題となることはないように注意すべき。

    1 冬月記者 ★ :2024/03/26(火) 09:15:29.08 ID:uMR34Ron9
    https://news.yahoo.co.jp/articles/14f9bbd83f7150f58481c721a861b54f6b671bf1

    日テレ「イッテQ!」に蔓延する驕りとコンプラ不全 コンゴ民主共和国大使館が放送内容に激怒


     日本テレビ系の人気バラエティー番組「世界の果てまでイッテQ!」で、今月3日に放送されたイモトアヤコ(38)が世界各国の自然を追いかけ紹介する人気コーナー「珍獣ハンター」で問題が起こっているという。

     番組内で放送したVTRが、事前に申請されていた内容と大きく異なり、コンゴ民主共和国大使館が激怒していると「現代ビジネス」が伝えている。

     制作サイドは、当初は、「観光プロモーションとなる内容で美しい自然を放送したい」と申告していたというが、実際に放送されたのは、同国のプロレス興行にイモトが出場するなど、特に、首都キンシャサでのロケは治安の悪さを強調する内容だった。

    「自然の映像はほんのごく一部で、伝統的な胃薬がほぼ土だとか、呪術とプロレスをかけ合わせた『ブードゥープロレス』に挑戦するとか、最後はイモトが嫌いな蛇が登場するなど、おふざけの内容がことさら目立った。正直、オンエアを見ると、コンゴ民主共和国は治安が悪くて汚いという印象しか残らない内容でした」(テレビ誌デスク)

     記事では、大使館サイドと日テレの関係者が、放送3日後に面会し、日テレサイドは謝罪したと伝えているが、永田町関係者はこう話す。

    「今後、火消しができずに国際問題に発展する可能性は否定できません。しかし、当の日テレサイドは悠長に構えたまま。それこそ週刊誌にスッパ抜かれるまで何もしていなかったというのが現状です。国際問題となれば、日テレという一企業の話では収まらなくなってくる」

     しかし、大使館の職員も過去の「イッテQ」を視聴していれば「NHKスペシャル」のようなマジメな報道番組ではなく、芸人が多数登場する娯楽バラエティー番組であることはわかったような気もするが……。

    「番組をよく知らないスタッフが申請書に記載された内容のみで判断したと考えられます。もし、リポーター役のイモトがセーラー服姿でプロレス挑戦や治安が悪い場所でのロケなどを申請していたら、当然、許可されなかったはずですから」(前出の永田町関係者)


    ■日テレは不祥事ばかり…

     そうしたなかコンゴ民主共和国は苛立ちを隠せないでいるという。

    「大使館からの抗議に対しては、一度、謝りに来たきり。対処すると言っていたがその後の音沙汰は一切ないようです。現在、正式な外交ルートを通じ大使が外務省に抗議する準備を始めているようだ。また、BPOへの提訴も検討しているそうです」(事情通)

     それにしても、ここのところ、日テレはまさに不祥事続き。

     昨年11月に系列ネット局で発覚した「24時間テレビ」のチャリティー募金着服事件、今年1月には映像化を巡りトラブルに発展し、最終的に原作者が命を絶ってしまったドラマ「セクシー田中さん」事件など、枚挙にいとまがない。日テレ関係者はこう話す。

    「おごりですよ。人気番組である『イッテQ』は何をしても許されるかのような意識がある。実際、同番組は、過去に、宮川大輔の祭りやらせ事件やロッチ・中岡が骨折事故などを起こしましたが、局内では何のおとがめもない。制作部門で、日テレの執行役員を務める人物がいるためコンプライアンスの抑制が利いていない状態のようです」

     正式な国際問題になって初めて日テレはまた、「セクシー田中さん」事件同様、調査委員会を設置するのかもしれない。

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    花粉症の症状が軽視されていた時代から、今では徐々にその重要性が認識されるようになりました。そのため、治療法や対策が充実し、より多くの人が正確な診断を受け、適切な対応を取れるようになったことも、花粉症が国民病になった一因かもしれません。

    花粉症に悩む人は多い。なぜ日本人は花粉に苦しむようになったのか。腸内細菌学者の小柳津広志・東大名誉教授は「1970年代に急増し、今では日本人の4割が花粉症になったというデータがある。その原因は抗生物質にあるのではないか」という――。(第2回/全3回)

    ※本稿は、小柳津広志『東大の微生物博士が教える 花粉症は1日で治る!』(自由国民社)の一部を再編集したものです。

    ■日本人の4割が花粉症になっている

    花粉症アトピー性皮膚炎は最もよく知られたアレルギー疾患です。

    花粉症アトピー性皮膚炎アレルギーであることを知らない人は、100人のうち一人くらいしかいないでしょう。ところが、統計的に花粉症や蕁麻疹を含めたアトピー性皮膚炎の患者がどのくらいいるかを調べることは不可能です。

    なぜなら、軽い花粉症アトピー性皮膚炎の人は決して病院に行かないからです。私も40年ほど花粉症で苦しめられましたが、一度も病院には行っていません。

    ところが、アレルギー性鼻炎(ほとんどが花粉症)、アトピー性皮膚炎、喘息の割合を、NPO法人日本健康増進支援機構が報告しています(図表1)。いったいどうやって、日本国民全体でこのようなデータを手に入れたか定かではありませんが、このデータによると20年ほど前に花粉症は日本人の3割という結果でした。

    現在はおそらく4割程度が花粉症だという調査報告が出ています。アトピー性皮膚炎と喘息も合わせると、2人に一人はアレルギーを持っているのです。日本健康増進支援機構の調査でも1970年代以前は、アレルギーを持つ人はほとんどいませんでした。

    ■1970年代に何が起きたのか

    私が経営している喫茶店「カフェ500」にも、多くの花粉症の方が通っています。そのうち、80歳以上で花粉症の方は一人もいませんでした。しかし、70代には非常にたくさんの花粉症の方がいます。この違いは何なのでしょうか?

    『あなたの体は9割が細菌』(アランナ・コリン著/河出書房新社)では、「抗生物質の使用がアレルギーの原因となっている」と主張されています。

    抗生物質は、1944年ノルマンディー上陸作戦時に負傷した兵士たちの治療に使われたのが始まりです。その時には価格が高くて兵士にしか使われませんでしたが、1950年代に入ると安価になり、淋病、結核、肺炎などに大量に使用されるようになりました。

    日本でも同じように、1950年代から一般向けに使用されています。現在、80代の方は1950年代には既に成人になっており、感染症などに罹患(りかん)しない年齢となっていました。つまり、現在80代以上の人は、抗生物質を投与されていなかったのです。

    抗生物質花粉症の原因かどうか断定できませんが、明らかに花粉症の患者は抗生物質が普及したあとに急激に増えました。花粉症大気汚染も原因の一つとも言われていますが、この説には疑問符がつきます。

    私は、80代の方が花粉症にならなかった事実を知ってから、花粉症の根本原因は、抗生物質の使用にあると確信するようになりました。

    ■関節リウマチも花粉症との共通点

    関節リウマチなど、自分の免疫が自分の体のいろいろな臓器を攻撃する自己免疫疾患も花粉症と同じように1970年代から急増しています。というより、1970年代以前はほとんどこれらに悩む人はいませんでした。

    自己免疫疾患も抗生物質が腸内フローラを攪乱することによって、起こしている疾患です。自己免疫疾患というと女性に多いという印象を抱く人が多いと思います。すべての自己免疫疾患が女性に多いのではなく、いくつかの疾患が女性に圧倒的に多いのです。

    女性に多い自己免疫疾患の関節リウマチは、患者数が60~100万人もいます。関節リウマチは膠原病というIIIアレルギーの一つです。

    膠原病には全身性エリテマトーデスシェーグレン症候群などが含まれ、全体では非常に多くの患者がいる自己免疫疾患です。

    関節リウマチは自分の臓器を攻撃する抗体が関節を攻撃します。全身性エリテマトーデスは関節、皮膚、腎臓、肺、中枢神経などさまざまな臓器を攻撃します。膠原病というと皮膚に蝶のような赤い紅斑ができると教わりますが、これが全身性エリテマトーデスの皮膚への攻撃です。

    ■腸内フローラが原因となっている可能性

    シェーグレン症候群は自己抗体が唾液腺と涙腺を攻撃します。目が乾き、口が乾く症状を来たします。膠原病は理由は分かりませんが、なぜか、女性に圧倒的に多い病気なのです。女性は、関節リウマチでは男性の4倍、全身性エリテマトーデスでは9倍、シェーグレン症候群ではじつに17倍も多く発症します。

    全身性エリテマトーデスの推定患者数は6~7万人、シェーグレン症候群は10~30万人もいます。関節リウマチも含めた膠原病患者は、自己免疫疾患のなかで圧倒的に多いのです。

    膠原病には3つの代表的疾患以外にも多くの病態が含まれます。膠原病は全身に存在するコラーゲンを攻撃する疾患で、攻撃する場所が人によって少しずつ異なり、また、少しずつ重なったりしています。たとえば、関節リウマチの人がシェーグレン症候群でもあるなどです。

    自己免疫疾患では、神経細胞を囲む髄鞘という部分を攻撃する多発性硬化症も女性に多い(3~4倍多い)疾患です。患者数は約2万人で、1970年代から急激に増加しています。50歳以上の人に発症するパーキンソン病の発症メカニズムはよくわかっていません。自己免疫疾患あるいは腸内フローラが原因となって起こる病気と考えられています。

    リン酸化α─シヌクレインというタンパク質が中脳黒質のドーパミン神経細胞に蓄積してドーパミンが不足することによって起こります。このαシヌクレインは腸の神経から迷走神経を伝わって脳に到達するという仮説が有力となっています。パーキンソン病は女性が1.5倍多い疾患です。患者数は推定15~20万人で1970年代から急増しています。

    ■精神疾患患者は400万人を超えている

    精神疾患も急激に増えています。患者数は毎年約30万人ずつ増え、400万人を超えています。厚生労働省の統計では、うつ病躁うつ病などの気分障害、神経症性障害・ストレス関連障害、精神作用物質使用による精神及び行動の障害、アルツハイマー病が増えています。

    これらの疾患は、すべて1970年代以降に増加しています。人の気分や情動は腸内フローラが支配していることが明らかとなってきています。

    簡単に言うと、脳に炎症が起こると気分が悪くなり、消極的になるのです。

    脳に炎症を起こすのは、ストレスや病気です。ストレスがあると落ち込むことはわかると思いますが、インフルエンザや風邪で熱が出れば心は落ち込みます。熱が出た時に、気分が“るんるん”な人はいません。

    脳の炎症を抑えるのが良好な腸内フローラです。腸内フローラを破壊する抗生物質が、精神疾患の原因になっています。

    ■抗生物質は腸内フローラを悪くする最強の薬物

    文部科学省は「通級による指導を受けている児童生徒数の推移」というデータを報告しています。通級とは、なんらかの障害のある子どもが普通の学級に在籍して、個別に特別支援教育を受けることです。

    この統計から、注意欠陥多動性障害、学習障害、自閉症、情緒障害の子どもが急激に増えていることがわかります。これらは発達障害と呼ばれています。図4を見ると、平成5年にはこれらの障害のある子どもはほとんどいなかったことがわかります。多くの論文、書籍で、腸内フローラが幼児の脳の発達に大きく影響することが報告されています。

    また、子どもに限らず、大人でも腸内フローラは“やる気”“気分”“感情”“行動性”“精神の安定性”を支配していることも認められつつあります。

    それでは、人の脳の発達と情動に関係する疾患はなぜ増えたのでしょうか。

    答えは簡単です。腸内フローラが悪くなったからです。そして、腸内フローラを悪くする最強の薬物が抗生物質なのです。脳の発達障害と情動障害は抗生物質の使用が始まった1950年代から増え、特に1970年代から急増しています。

    ■炎症はすべての病気の原因

    これまでお伝えしてきたように、すべての病気は炎症を起こし、逆に、炎症が起こると病気になります。がんも炎症を起こしますので、炎症が起きると出てくる物質、炎症性サイトカインの血中濃度が上がります。

    みなさんが忌み嫌う、シミとシワのでき方で、炎症というものをわかりやすく説明していきましょう。

    図5は最も一般的な炎症反応を示しています。出演しているのはサイトカインだけです。皮膚の紫外線による炎症は、紫外線が皮膚の表皮や真皮に照射されると活性酸素が発生することで起こります。活性酸素が発生すると、皮膚の細胞はTNFαなどの炎症性サイトカインを放出します。

    これが皮膚の炎症で、結果として、皮膚は赤く腫れます。一部の細胞は死んだり、メラノサイトという細胞からメラニン(黒色色素)が放出されます。やがて、炎症が起こった皮膚には、シミやシワができるのです。

    ところが、大腸の酪酸菌を増やし炎症を抑えれば、皮膚のシミやシワはできないようになります。また、皮膚は赤く腫れることなく、ゆっくり黒く日焼けしていきます。大腸の酪酸菌を増やして全身の炎症を抑えれば、日焼け止めクリームを塗る必要はありません。

    また、大腸の酪酸菌が増えると肌がつるつるになり、水を撥くようになります。血流もよくなり手足の冷え症も改善されます。そうなれば、高いお金を使っている、洗顔料、化粧水、美容液、乳液、クリームなどの基礎化粧品を使う必要がなくなります。美しく見せるためのメイクアップ化粧品を買えばよいだけになります。

    ■炎症が起きるメカニズムとは

    ここで、免疫系について説明しましょう。免疫に関わる細胞は膨大な種類があります。ここでは、その機能が比較的よくわかっているものだけについて説明します。

    図表6で示されているように、免疫系の細胞はすべて骨髄で造血幹細胞から作られます。図表にある赤血球と血小板免疫系の細胞ではありませんが、起源は同じです。骨髄では単球、顆粒(かりゅう)球、リンパ球が作られ、単球は脾臓(ひぞう)に蓄積され、マクロファージや樹状細胞などになります。

    リンパ球は胸腺に入ったものは、Tリンパ球となり、Bリンパ球とともに脾臓に蓄えられ、リンパ組織に移動します。分化したTリンパ球とBリンパ球はリンパ管、血流、組織を巡回します。この間、さまざまなサイトカインに曝されるとTh1、Th2、形質細胞、メモリーB細胞などに分化します。

    Tリンパ球もBリンパ球も外敵やがんなどの異常細胞の作る抗原につくタンパク質を作ります。この抗原につくタンパク質は、一つ一つのリンパ球で異なるように無数の種類のリンパ球が作られます。抗原である外敵や毒性物質は多種多様ですので、これにつくタンパク質も多様でなければ外敵や毒性物質の抗原を抑え込むことができません。

    ■免疫を理解すれば炎症は抑えられる

    抗原につくタンパク質はTリンパ球では抗原認識受容体と呼ばれ、Bリンパ球では抗体と呼ばれています。Tリンパ球は免疫系全体の司令塔となるもので、何を攻撃するかを決める細胞です。ですから、Tリンパ球は決して自分の細胞を攻撃しないように、胸腺の中で厳しい審査を受けるのです。自分の細胞を攻撃するTリンパ球は破壊されます。リンパ管、血流、組織を巡回するリンパ球は、やがて、さらに分化して外敵や異常細胞を見つけて攻撃します。

    血流を流れる顆粒球は、好中球、好酸球、好塩基球の3種類ありますが、大部分が好中球です。好中球は細菌が侵入した時に貪食し、緑色の膿になります。好中球は肝臓や脾臓に蓄えられ、細菌が侵入した時に患部に移動します

    リンパ球が抗原を攻撃するようになるには、数日かかります。好中球とマクロファージはリンパ球が攻撃する前に、抗原を貪食することによって攻撃します。

    ■花粉症を治すために必要なこと

    前項ではTリンパ球のことを説明しましたが、体中を巡回するTリンパ球は大腸でTレグ細胞(制御性T細胞)に分化します。この分化は酪酸菌が作る酪酸が関与していることが知られています(図表7)。

    Tレグ細胞は炎症抑制を行う細胞ですが、どのように抑えるか、まだよくわかっていません。しかし、何が、どのように炎症を抑えるかはそれほど重要なことではありません。何を食べると腸内細菌が炎症を抑えてくれるかを、知ればよいだけなのです。

    私はフラクトオリゴ糖を摂るとあらゆる炎症が抑えられることを発見しましたが、野菜に含まれるフラクトオリゴ糖は、じつは、新石器時代(新石器時代は農耕が始まった時代で日本では縄文時代)以前の人は多量に摂っていたと考えられます。

    新石器時代以前には米、麦、蕎麦、芋、砂糖など糖質を大量に含む食品はありませんでした。これらの糖質食品の代わりに根菜類、野草、木の実小動物、魚介類を大量に食べていたのです。

    蜂に刺されると肌が赤く大きく腫れますよね? 旧石器時代は狩猟採集をしていますので、蜂に刺され放題です。蜂に刺されて痛がっていたら狩りは続けられません。フラクトオリゴ糖を大量に摂っていると、蜂に刺されても、蚊に刺されても腫れません。ですから、旧石器時代の人々は楽々と狩りが続けられていたのです。

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    小柳津 広志(おやいづ・ひろし)
    東京大学名誉教授 株式会社ニュートリサポート代表取締役
    1953年12月10日生まれ。静岡県出身。1977年東京大学農学部農芸化学科卒業。富山大学教養部助教授東京大学大学院農学国際専攻教授等を経て、2003年より東京大学生物生産工学研究センター教授。2016年に東京大学を退職。現在は東京大学名誉教授に就く。専門は微生物系統分類、腸内細菌学など。2017年3月、神奈川県横須賀市に高齢者を対象とした減塩カフェ「カフェ500」をオープン。著書に『東大微生物博士が教える 花粉症は1日で治る!』(自由国民社)などがある。

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    ※写真はイメージです - 写真=iStock.com/monzenmachi


    (出典 news.nicovideo.jp)

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