令和の社会・ニュース通信所

社会の出来事やニュースなどをブログに書いて発信していきます。あと、海外のニュースなども書いていきます。

    カテゴリ: 国内



    手取り額の少なさに加えて、消費税やインフレーションの影響もあって生活がますます厳しくなっているように感じます。これからの日本の経済状況が心配です。

    国税庁のレポート「令和4年分 民間給与実態統計調査」によると、給与所得者のなかで正規社員の平均給与は523万円(非正規社員の平均給与は201万円)。あくまで平均であるので、これを「多い」と感じる人も「少ない」と感じる人もいるだろうが、諸々引かれた「手取り額」はいくらになるのだろうか。将来もらえる年金などとともに考察していく。

    手取りにすると「406万円」の衝撃度

    正規社員の平均給与523万円は、手取りにすると、年収で407万円ほどになる。これは月収にすると約34万円になる計算だ。

    厚生労働省令和4年厚生年金保険・国民年金事業の概況」によると、厚生年金保険(第1号)受給者は3,598万人で、受給者平均年金は月額約14万4,982円。年額にすると約174万円となり、給与所得の平均523万円(手取り407万円)と比較すると半分にも満たない。

    定年後、給与所得時と同様の支出をしていくならば、資産を切り崩していく必要があるわけだ。

    金融広報中央委員会のレポート「家計の金融行動に関する世論調査(令和5年)」によると、金融資産の保有額に関して単身世帯の平均値は941万円、中央値は100万円であった。二人以上世帯においては、平均値は1,307万円、中央値は330万円であった。

    超少子高齢社会の日本で「老後資金2,000万円不足」問題が取り沙汰されたことがあったが、その後、「人生100年時代」という言葉も流行している。65歳から100歳までの35年間、平均年金受給額の14万4,982円を受け取ったとすると6,089万円となる。50年後には1.2人で1人の高齢者を支えると言われる時代で、この負担はあまりに大きい。

    「これまでより長い期間、働くようになる」

    令和2年5月29日、「年金制度の機能強化のための国民年金法等の一部を改正する法律」が成立し、6月5日に公布された。これを伝える厚生労働省のホームページの「よくあるご質問にお答えします」というコーナーに、以下のような回答があった。

    “Q.今回の改正は何のためにするのですか?

    A.今後の社会・経済の変化を展望すると、人手不足が進行するとともに、健康寿命が延伸し、中長期的には現役世代の人口の急速な減少が見込まれる中で、特に高齢者や女性の就業が進み、より多くの人がこれまでよりも長い期間にわたり多様な形で働くようになることが見込まれます。こうした社会・経済の変化を年金制度に反映し、長期化する高齢期の経済基盤の充実を図る必要があります。このため、今回の改正では、①被用者保険(厚生年金保険・健康保険)の適用拡大、②在職中の年金受給の在り方の見直し(在職老齢年金制度の見直し、在職定時改定の導入)、③受給開始時期の選択肢の拡大、④確定拠出年金の加入可能要件の見直し等を行います。”

    「より多くの人がこれまでよりも長い期間にわたり」「働くようになる」と明確に書いてある。「老後は年金生活」というわけにはいかないようだ。この事実をどう考えるか。現在40代の人たちに話を聞いた。

    「老後のことは、老後の自分に任せよう」

    45歳の千田さん(仮名)は貯金は900万円ほどあるが、子供の教育費を考えると65歳までに2,000万円貯めるのは難しそうだと語る。

    「約14万5,000円というと、初任給のときの手取りより少ないですね……。賃貸派なんで、家賃を考えると東京暮らしはキツいかなと思います。貯金は現在900万円ほどありますが、これから子供の受験を控えているので、同じペースでは貯められなさそうかなと。両親の介護にどれくらいかかるか、は計算に入れていないです。平均年収よりは多くもらっているので、もうちょっともらえるのかもしれませんが、妻の分も合わせて、とはいえ、20年後も本当に同じくらいの基準でもらえるのか疑問ですね。国だって、ない袖は振れないですよね。もう振っているのかもしれませんが、限界があるでしょう」

    38歳の稲垣さん(仮名)の年収は平均以下の365万円。老後に危機感を覚え、副業でYoutuberを始めたが、チャンネル登録数は思うように伸びず、全く収入になっていない。

    「厳しいです。正社員になったのも30になってからなので、年金ももっと少ないと思います。今の会社では大幅な昇給は考えられません。なんとかしなくてはと思いYouTubeをはじめてみましたが、まるで収入になりません。稼ぎ方を教えてくれるサロンのようなものに入れば、もう少しなんとかなるのかもしれませんが、そこに使えるお金もありません。打つ手なしです」

    45歳の山田さん(仮名)は、年収700万円と平均を超えるが支出が多く、貯金はほとんどないと言う。

    「貯金はないですが、月約14万5,000円もらえるならば、なんとかなるかなと思います。今、節約すれば貯められますけど、カツカツの生活になりますから。老後に14万5,000円だけではカツカツの生活ですが、歳をとったら、そんなにお金を使うこともないんじゃないですかね。何歳まで生きるかわからないし、うまく使い切るように貯金はできないから、老後のことは老後の自分に任せようと思っています」

    年金は賦課方式であるので、受給者を支えているのは現役世代となる。山田さんの場合、年金生活をするとなると「自分に任せる」という表現は厳密には正しくないが、自分が現役世代のときは支えていた訳で、その分は「支えてもらう」という生き方もありだろうか。

    (※写真はイメージです/PIXTA)


    (出典 news.nicovideo.jp)

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    仮設トイレが迅速に設置されることで、被災者の生活環境が改善されるだけでなく、衛生面でも重要です。これからは災害時のトイレ事情にもっと注目して対策を進めてほしいです。

    飲み水、食べ物、ヘルメット…災害への備えは万全にしておくべきですが、「トイレ」もまた然り。災害時、「多くの地域が断水・停電している中で、飲み水よりもトイレが困った、という声が多く、問題の深刻さがうかがえる」と、防災トイレ専門家の加藤篤氏は警告します。加藤氏による著書『トイレからはじめる防災ハンドブック』(学芸出版社)より、災害時におけるトイレの問題を詳しく見ていきましょう。

    避難所の「74.7%」がトイレに問題を抱えている

    避難所のイメージとして、地域の小中学校を思い浮かべる人は多いのではないでしょうか。実際、公立学校の9割以上が「指定避難所」になっています。指定避難所とは、「避難した住民等を災害の危険性がなくなるまで必要な期間滞在させ、または災害により家に戻れなくなった住民等を一時的に滞在させることを目的とした施設」です。 ※内閣府「平成27年版 防災白書」

    公立学校の多くは老朽化が進んでおり、設備面に課題を抱えています。東日本大震災で避難所として利用された学校を対象に文部科学省が実施した調査では、問題となった施設・設備として最も多く挙げられたのは「トイレ」で、実に74.7%に上りました。ほかには「暖房設備」(70.3%)「給水・上水設備」(66.7%)と続きます。

    被災状況は地域によって異なりますが、多くの地域が断水・停電している中で、飲み水よりもトイレが困ったという回答から、問題の深刻さがうかがえます。

    指定避難所の防災力を検討する上では、「トイレ」の設備状況や災害用トイレの備えをチェックすることがとても重要です。

    仮設トイレが3日以内に行きわたった自治体は「34%」

    災害時にトイレを確保するための有力なメニューのひとつが、「仮設トイレ」です。東日本大震災で被災した地方自治体に「仮設トイレが避難所に行き渡るまでに要した日数」を尋ねたところ、3日以内と回答したのはわずか34%でした。1か月以上かかった自治体も14%に上り、最長では65日という回答がありました。

    仮設トイレの搬送には、ほとんどの場合トラックが用いられます。したがって道路が正常に機能していることが前提になりますが、災害時には、地盤沈下や液状化、建物倒壊、ガレキなどによって道路を使えない場合があります。

    さらに、広域的な災害や大規模な災害になると、その分必要とされる仮設トイレの数が多いため、供給が需要に追いつかない恐れもあります。つまり、調達がスムーズにできるかどうかは、そのときの状況次第なのです。

    仮設トイレに限らず、外部から調達する物資は不確定要素に左右されやすいので、依存することは避けなければなりません。

    災害時には大小便で満杯に…深刻な「トイレ」問題

    阪神・淡路大震災のとき、使えない水洗トイレが大小便や汚れた下着、ごみなどであふれました。当時の状況から「トイレパニック」という言葉が生まれたといわれています。どうしてこんなことが起きたのでしょうか。

    私たちは平常時、排泄後に洗浄レバーをひねったり、洗浄ボタンを押したりして水を流します。つまり、断水していても、それに気づくのは排泄した後ですので、手遅れになることが多いのです。

    地震による被災後、水や食料よりも先にトイレが必要になることは、すでに述べたとおりです。発災直後、多くの人が混乱状態の中でトイレを使用します。極度のストレス状態に陥って、下痢や嘔吐することも考えられます。

    駆け込んだトイレの便器に、前の人の排泄物が残っていたとしても、お構いなしに次から次へと使用するしかなく、あっという間に大小便で満杯になります。メディア等ではほとんど取り上げられませんが、被災地のトイレ問題は深刻です。水が使えない以上、大小便を取り除くこともトイレを掃除することも容易ではありません。

    トイレの我慢は「死」につながる…

    エコノミークラス症候群」という言葉を耳にしたことはないでしょうか。狭くて窮屈な場所で、長時間同じ姿勢のまま座っていることの多い被災時に、発症のリスクが高まる病気のひとつです。血行不良でふくらはぎあたりの血管に血のかたまりができ、急に足を動かした際にそれが血管を流れて肺に詰まる(肺塞栓)など、命にかかわります。この予防には、適切に水分を補給し、体を動かすことが重要だとされています。

    新潟県中越地震の発生後、県内にある100床以上の病院を対象に実施された調査では、発災から14日目までの間に、車中泊者11人が、エコノミークラス症候群によるものと思われる肺塞栓症を患って入院し、うち6人は亡くなったことが分かっています。

    そして、この結果を踏まえて策定された「災害時循環器疾患の予防・管理に関するガイドライン(2014年版)」では、震災後の肺塞栓症の危険因子のひとつとして「夜間排尿を避けること」が挙げられているのです。また、「循環器内科医のための災害時医療ハンドブック」も、東日本大震災における宮城県内の避難所で発症が確認された深部静脈血栓症の危険因子として、「トイレを我慢」を挙げています。

    スムーズな「排泄」を促すために“大切なこと”

    排尿・排便をスムーズにするためには、水分と食事をしっかりと摂る必要があります。このとき気をつけなければならないのが、「口腔ケア」です。

    水分摂取が不十分で口の中が乾燥してしまうと、ウイルスなどに感染しやすくなります。特に水が使えない災害時は、日頃当たり前のように行っている歯磨きやうがいなども、ないがしろになりがちです。食事の汚れが残った状態にしておくと、細菌が増え、虫歯や歯周病、さらには誤嚥性肺炎になる恐れもあります。誤嚥性肺炎とは、唾液や食べものが誤って気道に入ることにより引き起こされる疾患で、命を落とすことにもつながります。

    水や歯ブラシが手に入らない場合、液体歯磨きで口をすすいだり、指に巻いたティッシュペーパーや専用のウェットティッシュで歯の汚れを拭き取ったりすることが効果的です。もし歯ブラシがあれば水に浸してからブラッシングし、歯ブラシの汚れをティッシュで拭き取りながら繰り返します。最後は、少量の水で2〜3回に分けて口の中をすすいでください。

    口腔ケアができていなければ健康的に食べることができませんし、食べられなければ排泄も乱れます。口腔ケアと排泄ケアはつながっていることを認識しましょう。

    加藤 篤 NPO法人日本トイレ研究所 代表理事



    (出典 news.nicovideo.jp)

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    確かに結婚や子育てには悩みも多いですが、それを乗り越えた先には大きな喜びや充実感も待っています。自分にとってどんな人生が幸福なのか、よく考えてみる必要があると思います

    なぜ結婚をしない人が増えているのか。『人間はどこまで家畜か 現代人の精神構造』(ハヤカワ新書)を上梓した精神科医・熊代亨さんは「コスパタイパといった考え方が浸透し、結婚や子育てはコスパが悪いと考える人が増えている。これは、資本主義による人間の家畜化が進んだ結果だ」という――。

    ■すべてが「コスパ化」している

    今日、資本主義的な考え方は経済活動だけにとどまらず、投資・資本・費用対効果コスパ)といった概念は色々な場面に適用されがちです。そうしたなか、タイパタイムパフォーマンス)という言葉も登場し、三省堂の「今年の新語2022」の大賞に選ばれました。

    文化資本や社会関係資本といった言葉が象徴するように、社会学者たちは学歴・教養・礼儀作法・人間関係・健康・美容・マインドまでをも資本財とみるようになり、実際、それらは投資やリスクマネジメントの対象にもなっています。してみれば、現代人の行動の広い範囲が資本主義の思想に基づいていて、この思想はよく内面化されていると言えるでしょう。

    コスパタイパといった考え方は広く浸透し、たとえば動画サイトを二倍速で視聴するような習慣も生み出しました。人生についても、「コスパの良い人生」などといった言葉が語られ、賛否はあるにせよネットメディアを賑わせています。

    ■人生を資本主義に支配されていいのか

    それにしても、コスパの良い人生とはいったい何でしょう? 人生をコスパで推し量るとは、人の一生という、もともとは資本主義に基づいていなかったものを資本主義の考え方に落とし込んで費用対効果に換算すること、人生の価値基準を資本主義のそれに換算し、その思想に基づいて生きることではないでしょうか。

    コスパタイパを意識する人々とて、隅から隅まで資本主義の思想どおりに生きるような原理主義者ではないでしょう。とはいえ、本来資本主義に基づいていなかった領域までコスパタイパで考えすぎれば、資本主義にそぐわないもの、遠回りかもしれないもの、効率的でないもの、リスクを伴うものが選びにくくなります。

    ■コスパで考えると「結婚はマイナス」

    明治安田生活福祉研究所の調査によれば、結婚について金銭的な損得やコスパの観点で考えたことがある人の割合は30代の未婚男女において特に高く、男性で45.7%、女性で48.3%となっています。

    また男性未婚者は結婚の価値をお金に換算するとマイナスであると答えている割合が高く、結婚に対してコスパ意識を持っている人はそうでない人に比べ「結婚に希望が持てない」と回答している割合も高くなっていました。

    同調査からは、コスパに基づいた結婚観を持っている人ほど結婚はコスパが悪い、よって結婚にリソースを割り当てるべきではないと判断している様子がうかがえます。

    私は以上のような状況を、資本主義による人間の家畜化、あるいは“文化的な自己家畜化”の帰結であると考えています。

    ■イヌもネコも人間も「自己家畜化」した

    自己家畜化とは、生物が進化の過程でより群れやすく・より協力しやすく・より人懐こくなるような性質に変わっていくことを指します。たとえば人間の居住地の近くで暮らしていたオオカミやヤマネコのうち、人間を怖れず一緒に暮らし、そうして生き残った子孫がイヌやネコへと進化したのは自己家畜化の例です。人為的に家畜にするのでなくみずから家畜的に変わったので「自己家畜化」、というわけです。

    そして進化生物学は、私たち人間自身に起こった自己家畜化も論じています。考古学、生物学、心理学などから多角的に検討すると、この自己家畜化が私たちの先祖にも起こってきたというのです。自己家畜化にともなう生物学的な変化によってセロトニンが増大し不安や攻撃性が抑えられ、より人懐こく、協力しあえる性質が人間にもたらされました。

    進化生物学の研究者たちも述べるように、自己家畜化は今日の文化や社会環境を築くうえで非常に重要だったはずで、この変化がなければ都市に集まって暮らす今日のライフスタイルは成立不可能だったでしょう。

    ■人間の動物性がますます漂白されている

    ところが最近、その生物学的な自己家畜化の進展よりずっと早い速度で文化や社会環境が変わっています。生物学的な自己家畜化の歩みと文化の歩みの速度にギャップが生まれ、リードする文化の側が「人間よ、文化の進歩にあわせてもっと自己家畜化しなさい」「資本主義などの思想にみあった家畜人になりなさい」と人間を引っ張っています。

    その結果、文化や社会環境が人間の動物性をますます漂白していく現況を精神科医としての私は憂慮しています。

    自己家畜化が進んだとはいえ、人間は、ホモ・エコノミクスである以前に動物としてのホモ・サピエンスでもあります。遺伝子を継承し、子々孫々の繁栄を求める動物の観点からみれば、最もコスパが良いとは、最も効率的に子孫や血縁者を残せることを指すはずです。

    ■「遺伝子を運ぶ乗り物」から資本の乗り物へ

    ところが今日、そのような観点からコスパを推し量る人はまずいません。コスパを追求する人が結婚を敬遠し、結婚したとしても子どもの人数を制限する判断基準は、動物としてのホモ・サピエンスのものではありません。

    高収入志向も高学歴志向も、ぜいたくな生活や顕示的消費を望むのも、資本主義の思想を内面化したホモ・エコノミクスならではのもので、そこから逸脱した「貧乏の子沢山」のような生き方は今日では選ぶに値しない生き方、というより非常識な生き方とみなされるでしょう。

    進化生物学者のリチャード・ドーキンスは『利己的な遺伝子』(紀伊國屋書店)のなかで、「人間も含めた生物は、遺伝子からみれば(遺伝子を運ぶ)乗り物である」と比喩しましたが、今日の人間はまるで自己増殖する資本の乗り物のようです。

    社会の隅々にまで資本主義の思想が浸透し、それを内面化した私たちにとって、資本主義の思想(ミーム)は生物学的な遺伝子(ミーム)よりも強い行動原理になっていて、子孫を残すのにふさわしい暮らしは、資本主義にふさわしい暮らしに上書きされています。

    ■わざわざ配偶や子育てを選ぶ人は「異端者」に

    こうなってしまった以上、最終的には、配偶や子育ては個人のものから社会のものになるしかないのではないでしょうか。

    そもそも、世代再生産を個人のインセンティブに頼っているから少子化が進むのです。資本主義が浸透し、誰もが家族や子育てにまつわるリスクを合理的に考えるようになれば、ホモ・エコノミクスとしての私たちが子育てを躊躇し、配偶すらリスクとして回避するのは当然でしょう。なぜならそれらは投資事業としてはあまりに長期的でベネフィットが不確かだからです。

    今後、私たちが「真・家畜人」として資本主義に一層忠実になっていくとしたら、配偶や子育てが納税のように義務化されない限り、それらをわざわざ選ぶのは異端者とみなされるように思います。事実、すでに私たちは衝動的に性行為し妊娠し出産する人を異端者のように眺めていませんか。

    どのみち、IoT化によって一層の監視と介入が促される未来の世代再生産の場は現代人が理想視する家庭とは異なったどこかでしょうし、そのとき従来どおりの家族愛が成立しているともあまり期待できません。

    家族愛の手前の段階、ロマンチックラブと配偶の結びつきにしてもそうです。男女が職場で出会い関係をもつことがハラスメントやインモラルとみなされやすくなり、マッチングアプリが台頭してきている昨今の風潮は、お見合い結婚が20世紀風の自由恋愛に根差した結婚に変わっていった、その変化のさらに次の段階が訪れつつあることを暗に示していないでしょうか。

    つまり功利主義に基づいてハラスメントを回避しあい、資本主義に基づいてコスパタイパを最大化しあう、そのような要件を一層満たす出会いが望まれ始めているように見えるのです。

    ■生産性や効率性のために人間が性別を捨てる未来

    性交同意書の導入もその一端かもしれません。性交同意書は性行為の領域に功利主義や社会契約のロジックを徹底させるツールで、一面としては男女双方の自由を尊重するものですが、別の一面としては中央集権国家に性行為の差配を委ね、管理させるものでもあります。

    工場ではなく家庭で子育てすること、専門家でもない個人が子育てをすること、自分の身体で妊娠し出産すること、さらに男女が身体を用いて性行為すること、これらがすべて忌避されるようになっても私は驚きません。

    生産性や効率性のために人間が性別を捨てることについても同様です。ここ数百年の人間は動物としての性質を一層自己抑制する方向へと、“文化的な自己家畜化”を促す文化や環境からの求めのままに変わり続けてきたのですから。

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    ※写真はイメージです - 写真=iStock.com/bee32


    (出典 news.nicovideo.jp)

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    ニュースでもよく耳にするトコジラミ、怖すぎます。掃除機をかけるのも注意が必要なんですね。気をつけないといけません。

     麻疹が流行し、シラミや南京虫が大量発生。日本はいったいどうしたのか。

     二十四節気の「啓蟄」も過ぎたこの季節、シラミの駆虫剤と南京虫(トコジラミ)にも効く燻製剤が、ドラッグストアに並ぶ。

     特に南京虫は、2023年に外国人観光客インバウンドが戻るや、駆除依頼件数は過去最多となり、通勤電車の座席や図書館の蔵書からも見つかるほどに大繁殖。しかも誤った知識でカバンやスーツケースから持ち込まれた数匹が、自宅全体に広がるおそれもある。

     以下に、南京虫について頭に入れておくべき注意点を挙げておこう。

    【ホテルのベッドで荷物を広げるのはNG】

     旅行や出張などでホテルに宿泊する際、自宅に南京虫を持ち込まないために、ホテルの部屋に着いたらまず、スーツケースやスポーツバッグが丸ごと入るゴミ袋に荷物を入れ、その中で必要なものだけを取り出そう。

     南京虫はベッド周りにいるので、ベッドマットの下などにもし黒い点々を見つけたら、それは前夜の宿泊者が刺された後の、南京虫の血糞だ。また、ベッドの上での荷造りは厳禁。自宅に南京虫を持ち込んでしまうからだ。

    【明るいところには出てこない】

     夜行性の害虫であり、照明があると出てこないため、就寝時も荷造りの際も、部屋の照明を全部つけた方がいい。昼間は隙間に潜り込んでいるので、万が一、持ち帰った時のために、家に入る前にスーツケースの凹んだ箇所を拭いておきたい。

    【赤い発疹と激しいかゆみが出たら刺されたサイン】

     深夜0時から3時頃、眠っている間に赤い発疹と激しいかゆみが出たら、それは南京虫に刺されたということ。吸血された際、刺し口に残った唾液がアレルゲンとなり、ひどい場合は2年近くも激しいかゆみに苦しむことになる。

     かゆみで目が覚め、電気をつけた途端に一目散に逃げ出しているので、翌日、全ての照明を消して夜中の2時頃に掛け布団をめくってから電気をつければ、シーツの上で逃げ出す南京虫を見つけることができる。

    【業者に駆除を依頼すると10万円以上】

     盲点は掃除機だ。南京虫がいそうなところに掃除機をかけただけでは、駆除にならない。それどころか、掃除機フィルターの隙間にメスの南京虫1匹が数百個の卵を産卵し、その掃除機で別の部屋を掃除すると、家中に南京虫がバラ撒かれることになる。こうなると業者に駆除を頼むにしても、代金は10万円以上かかると言われている。

     南京虫は熱に弱いので、もし家にスチームクリーナーがあるなら、掃除機ではなくスチームクリーナーを使い、その上で掃除機をかけて、ゴミは直ちに密封して捨てよう。

    【電車に乗る際に羽織るべき上着】

     厄介なのは電車の座席だが、シラミはツルッとした素材を登ることができないという弱点がある。アウトドアで着るような防水仕様のアウターを羽織ることで、南京虫の付着を防げる。

     南京虫は10度程度の気温では2年間、家の中で生存できたという調査結果がある。とにかく数匹見つけた段階で早めに駆除を頼むことで、被害も駆除代金も最小限に抑えられる。

    (那須優子)

    アサ芸プラス


    (出典 news.nicovideo.jp)

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    教育現場でのデジタル化は進んでいるが、機器の信頼性は重要な要素だ。タブレットが壊れるという事態は、生徒の学習に影響を及ぼす可能性がある。しっかりとした対策を講じるべきだ

    1 PARADISE ★ :2024/03/17(日) 14:35:10.16 ID:6QYT5gSC9
     徳島県の県立高校などに「1人1台」配備されたタブレット端末の半数を超える数が故障する異例の事態となっている。
    中国のパソコン会社「ツーウェイ」社製で、2020年度に徳島県教育委員会が1万6500台を調達し、21年4月から使い始めた。
    修理したり予備機を使ったりして対応しているが追い付かず、現在も7千台以上が不足する。正常な状態に戻るのは9月ごろになるという。一体何が起きているのか。(共同通信=別宮裕智)

     ▽酷暑で?バッテリー膨張相次ぐ

     教育委員会によると、問題の端末はツーウェイ社の「UBOOK」という機種。学校のデジタル化を促進する文部科学省の「GIGAスクール構想」を受け、県教育委員会が国の交付金を活用して約8億円をかけ、県内の全県立高校など計30校に配備した。1台当たりの価格は4万8950円だった。

     教育委員会が故障の急増を初めて確認したのは昨年7月。厳しい暑さが原因とみられるバッテリーの膨張が各校で続出した。約850台の予備機を投入しても間に合わず、1台の端末を複数の生徒で共有するなどしてしのいだ。

     この時点で教育委員会は県の知事部局に代替機を確保するための予算措置の相談をしていなかった。担当者はこう説明する。「学校が夏休みに入ってしまい、故障台数の集計に時間がかかった。故障の全体像が見えてきたのが9月下旬だった」

     そうしているうちに、故障台数はどんどん増え続けた。教育委員会の対応が後手に回っていることは明らか。後藤田正純知事は10月30日に臨時の記者会見を開き、代替機を確保する予算措置を講じると表明。そして教育委員会を批判した。「任せておけない。対応がお粗末だったことをしっかり認めてほしい」

     ▽新たなトラブル、2年前に予兆も

     故障台数は11月27日には6301台となった。代替機6500台をリース方式で調達する費用7200万円を盛り込んだ補正予算案が11月30日に県議会で可決。今年3月末までに納入業者の無償提供も含めて7千台を調達し、新年度が始まる4月には1人1台が配備できる算段だった。

     だが1月下旬、充電後にバッテリーが1時間未満しかもたない新たなトラブルの報告があった。教育委員会は充電器に接続しながらであれば使用できるため、外付けバッテリーの確保などで対応できないか検討している。「最終的な不足数は見通せない…」。終わりの見えない対応に、教育委員会の担当者は落胆を隠さなかった。

     2月29日に開かれた県議会文教厚生委員会では委員を務める県議から、納入業者やメーカーの責任を追及すべきとの声が相次いだ。「3年ももたないのは異常事態。一般常識では損害賠償請求をする」「(家電店で)3年で6割くらいがダメになると言われたら買わない。感覚的にはリコール(のレベル)だ」

    以下ソース
    https://news.yahoo.co.jp/articles/68e92fff865112eaea030dbc5eeefd3f12c21131

    ★1 2024/03/17(日) 13:22:28.67
    ※前スレ
    【徳島】知事も激怒、高校生に配備のタブレット「3年もたず半数超が故障」 中国メーカーからは返答なし [PARADISE★]
    https://asahi.5ch.net/test/read.cgi/newsplus/1710649348/

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