鳥取砂丘で約50年前のファンタグレープが出土 発見当時の状況を聞いた (2021年2月18日) - エキサイトニュース 鳥取砂丘で約50年前のファンタグレープが出土 発見当時の状況を聞いた (2021年2月18日) エキサイトニュース (出典:エキサイトニュース) |

鳥取砂丘は、鳥取県の東部の日本海に広がっている海岸砂丘。その一部は山陰海岸国立公園の特別保護地区に指定され、国の天然記念物になっている。その地で16日、約50年前の「ファンタグレープ」が発見され、ファンタ公式アカウントも驚きの声をあげた。
■職員がたまたま発見
鳥取砂丘ビジターセンタ-・副館長によると、ほぼ毎日職員が砂丘の様子を観察・撮影し、SNSに投稿しているという。16日には、歩いていた職員がたまたまファンタグレープの缶を発見。見たことがないデザインだったため、ツイッターにアップした。
「本日、鳥取砂丘から出土したものです。『ファンタグレープ』の初代デザインだと思います。誰か教えてください、詳しいかた」などと、3枚の写真とともに投稿。
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■ファンタ公式も反応
すると、ファンタ公式アカウントが、「これは1968~1974年に発売されたファンタグレープ。 なかなかお目にかかれない、とても貴重なものです! 投稿してくださってありがとうございます」と反応した。
この投稿に対しては、ファンから「復刻版がでたらうれしい」などの声もあがった。
■自然に還らないゴミがある
副館長は「鳥取砂丘ではポイ捨てを禁止している。この缶が出てきたということは、50年たっても自然に還らないゴミがあるという証明。こういった機会にゴミ問題にも想いを巡らせてもらえれば」と述べた。

ここ数年風が強い日(10メートル以上)が続いている影響で、上層部の砂が徐々に舞い上がってしまい、今回の発見につながった可能性があるという。なお、18日の天気は吹雪だ。
■砂丘と砂漠の違いとは…
では「砂丘と砂漠」は何が違うのか。砂丘とは、風で運ばれた砂が作る丘のことだ。砂漠は砂や小石、岩石の多い土地で年間降雨量が250ミリ以下、あるいは降雨量より蒸発量のほうが多い地域をさす。
よって、砂丘は砂の表面が乾いていても、掘るとすぐに湿って土が出てくる。しかし砂漠は、掘っても乾いた砂しか出てこない。
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(出典 news.nicovideo.jp)
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