図案は、「梅(うめ)」、「梅鉢(うめばち)」、「捻じ梅(ねじうめ)」、「実梅鉢(みうめばち)」などがある。「匂い梅(においうめ)」や「向う梅(むこううめ)」などの写実的な図案の梅花紋と、「梅鉢」などの簡略的な図案の梅鉢紋に大別される。 梅・梅の花(うめ・うめのはな) 梅鉢(うめばち) 加賀梅鉢(かがうめばち) 星梅鉢(ほしうめばち) 58キロバイト (8,705 語) - 2020年5月27日 (水) 01:12 |
日本には中国から様々なものが入ってきて定着し、中国よりも広まったものさえあるほどだが、中国から入ってきたものには「果物」もあるという。中国メディアの百家号は24日、中国では相手にされないある果物が、日本人の生活に定着し、無くてはならないものになったと紹介する記事を掲載した。
その果物とは「梅」だ。日本の梅は中国が原産国だといわれているが、三国時代には中国にすでにあった梅が、唐の時代に日本に入ってきたと記事は紹介。中国では「後に果物の種類が豊富になるにつれて忘れ去られた」が、日本では健康にも美容にも良いと受け入れられ、江戸時代に入ると一般家庭でも梅の木が植えられるようになりさらに広まったと伝えた。
中国でも、お茶菓子としての梅のドライフルーツや梅酒もあるにはあるが、日本ほど広く普及してはいない。記事は、日本人は梅を弁当に入れたり、食卓に出したりと「毎日の食事に欠かせないものになっている」と、日本でいかに愛されているかを紹介しているが、これは主に梅干しのことを指しているようだ。
さらに日本では梅干しだけでなく、梅を梅酒や梅のシロップ、梅ジュースにするなど様々な形に変えており、記事は「世界でもこんなに梅を消費する国はない」と伝えている。日本の梅好きは世界にも広まり、日本からは梅酒なども輸出されるようになったので、梅と言えば中国よりも日本を思い浮かべる人は多いだろう。
疲労回復や殺菌・抗菌作用、貧血予防、動脈硬化の予防、冷え性や二日酔いの予防など、様々な効果が期待できるこの優れた「果物」は、日本では夏バテや熱中症になりやすい夏の時期にも大活躍だ。「果物がたくさんありすぎるから」と中国ではあまり人気がないのはもったいないことである。日本でも最近では消費量が減っていると言われているが、これを機に改めてその良さを見直してみたいものだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)
(出典 news.nicovideo.jp)
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