教育メディアなどを運営するARINA（仙台市）は、中学生以下の子どもを持つ親200人を対象に、「脱コロナ・脱マスクで子どもに経験させたいこと」についてアンケートを実施した。その結果、1位は「国内旅行」（45人）だった。

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　2位は「人とのふれあい」（42人）、以下「イベントへの参加」（41人）、「海外旅行」（36人）、「スポーツ」（18人）、「歌」（8人）、「習い事」（8人）と続いた。

　1位の「国内旅行」と回答した人からは、「新幹線や飛行機にまだ乗ったことがなく、乗せてあげたいから」「コロナになってからの旅行での写真がほとんどマスクで全く表情が分からなくて悲しかった。マスクを外して楽しんでいる写真をたくさん撮りたいから」などのコメントが寄せられた。

　「人とのふれあい」と答えた人からは、「知らない人と触れ合う機会がなかったので、人と交わることの大切さを教えたい」「コロナの間、人とのコミュニケーションが減った気がするから」といった意見があった。

　「イベントへの参加」と回答した人からは、「保育園・学校などのイベントが中止になって青春っぽい思い出になるイベントが総じて中止になったため経験させてあげたい」「特に体験型のイベントに参加させたい。いろいろな経験をさせてあげたいから」などの声があった。

　「海外旅行」と答えた人からは、「海外でしか体験できないことがたくさんあるし、子どものうちにそういう経験をすることは大切だと思うから」「いろいろな国の人や文化に触れあうことで刺激になるから」などもコメントが寄せられた。

　「スポーツ」と回答した人からは、「子どもも含め体を動かすことが、健全な肉体と精神のために必須と考えるから」「プールなど、控えていたことをさせてあげたい」といった意見があった。

　インターネットを使った調査で、5月1日に実施した。200人（20代:28人、30代:83人、40代:74人、50代:11人、60代以上:4人）を対象とした。