1位は「生活音・騒音」です。

 訳あり不動産の買取再販業を行うAlbaLink(東京都江東区)は、ご近所トラブルを経験した人を対象に「ご近所トラブルに関する意識調査」を実施した。経験したことのあるご近所トラブル1位は「生活音・騒音」(188人)だった。

【調査結果】経験したことのあるご近所トラブル

 2位は「ゴミ出し関連」(55人)、3位は「駐車・駐輪関連」(47人)、4位は「悪臭」(32人)、5位は「植木・庭関連」(28人)だった。

●1位は「生活音・騒音」トラブル

 1位の「生活音・騒音」と回答した人からは、「上階の住人が昼夜問わず楽器の練習をしていた。うるさくて非常に迷惑だった」(20代女性)、「マンションの上階から子どもの足音が聞こえていた。多少なら仕方ないと思って我慢していたが、あまりにもひどかったのでトラブルになったことがある」(30代男性)と、「足音」「楽器演奏」「人が集まって騒いでいる声」に悩んでいた人が多かった。また「昼間なら我慢するが、夜までうるさいと我慢できない」という声が多数寄せられた。

 子育て中の人からは、「気を付けてはいたけれど、子どもの声や足音がうるさいと苦情を受けた」という体験談も挙がった。

 2位の「ゴミ出し関連」と答えた人からは、「ゴミステーションが家の前で、燃えるゴミの日は生ゴミなどが散乱。カラスがしたことではあるものの、捨てる側にも問題があったため、近所の方々と揉めた」(30代女性)、「ゴミの捨て方で注意されたことがある。いつも見張りをしている人がいるので、少しでもマナーが悪いと注意される」(50代女性)などの声が聞かれた。ルールを守っているのにも関わらず、「ゴミ袋を開けて中身をチェックされ、気持ちが悪かった」という経験をしたという人もいた。

 3位の「駐車・駐輪関連」と答えた人からは、「自転車の止め方が乱雑。あまり広くない駐輪場だったので、毎回自転車を動かして入れるという手間が頻繁にあった」(20代男性)、「自分が契約している駐車場に他の方が車を駐めること。来客に駐めさせているのか毎回車が変わるので、特定できず困っていた」(30代女性)などの意見が挙げられた。

●ご近所トラブルにどう対応する?

 「ご近所トラブルへの対応」について尋ねたところ、1位は「管理会社に相談する」(93人)、2位は「相手に直接伝える」(82人)、3位は「何もせず我慢」(69人)という結果になった。「管理会社」「警察」「自治会」など、第三者に相談する人が多かった。

 また「我慢する」「引っ越す」など、相手にも第三者にも伝えない人も一定数いた。

 ご近所トラブルを起こさないために気をつけていることを聞いた。1位は「生活音に気を遣う」(125人)、2位は「近隣住民とのコミュニケーション」(100人)、3位は「ルールマナーを守る」(88人)だった。

 「生活音に気を遣う」「ルールを守る」など、自分が加害者にならないよう注意している人が多かった。

 今回の調査は、ご近所トラブルを経験した人を対象にインターネットで行った。期間は10月13~27日、有効回答数は428人(女性277人、男性151人)。

AlbaLinkは、ご近所トラブルを経験した人を対象に「ご近所トラブルに関する意識調査」を実施した


(出典 news.nicovideo.jp)