入国時にカメラで撮らないのかな?

中国 福建省に豪邸3つを建てた「泥棒3兄弟」他人の旅券で日本に再入国し再び泥棒稼業
「三十年河東、三十年河西」──世の中のものは常に変化することを例える中国のことわざだ。

 今でこそ、中国は世界第2の経済大国となり、GDPも日本の3.8倍になったと喧囂(けんごう)されてから久しく、またコロナの前までは大勢の中国人観光客が日本にやって来て爆買いし、投資家たちは日本の土地や不動産を買い漁っていた。

 1990年当時、平均月収400元(約1万6000円)の中国と比べて、バブルがはじけても日本はまだまだ金満国家だった。アルバイトを掛け持ちすれば1日の稼ぎは、中国の1カ月の給料よりも多かった。ウワサが口コミでたちまち中国で広がり、ひとヤマ当てようと日本にやって来る中国人が急増した。

 無防備な日本社会がわかれば、“もっと早い稼ぎ方”を模索するヤカラが出るのも時間の問題。日本の法律と警察が甘いので犯罪者たちにとっては、日本はやり放題だったのだ。

 私が携わった事件に有名な泥棒3兄弟がいた。福建省長楽市の出身で、長男は温厚そうで世間知らず、次男は人相が凶暴でケンカ早い、三男はひょろひょろして嘘つき。初めは日本語学校の就学ビザで次々と入国し、それぞれ泥棒稼業に手を染めたが、半年もたたずにあえなく逮捕。3兄弟は初犯ということで、取り調べを受けた後すぐ入管に移管され、強制送還された。しかし、その年の暮れに次男がまた逮捕。再び取り調べの通訳をする羽目に。彼は強制送還されて間もなく、盗みで稼いだお金で業者から偽造パスポートを入手し、他人の旅券で日本に再入国して、再び泥棒稼業に精を出していたのだ。

【日時】2022年09月28日 09:06
【ソース】現代ビジネス
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