危機的状況です。国も子育て支援を強化するべきです。

1 ボラえもん ★ :2022/06/05(日) 20:19:51.34

少子化に歯止めがかかりません。去年1年間に生まれた赤ちゃんは81万人あまりで過去最少となりました。
背景にあるのは結婚したカップルの減少です。

東京・港区にある結婚相談所。3日、30代の女性が訪れていました。席に座ると・・・

結婚相談所マリーミー 植草美幸 代表取締役
「まず今日から婚活始まります。これまでいろいろ活動をされたと思いますが、こちら本気の婚活」

なぜ相談に訪れたのか聞いてみると・・・

30代女性
「コロナもあって、ずっと1人でいるよりは家庭を持ってという(理由)ですね。コロナでなかなかいい出会いがなくて」

厚生労働省によりますと、結婚したカップルの数はこの20年で急激に減少していて、去年は50万組あまりと過去最少になりました。

結婚相談所マリーミー 植草美幸 代表取締役
「長く続く不況が1番大きい。もう30年以上、日本の皆さんの年収は上がっていない。家庭を持つという勇気自信が生まれない」

コロナ禍のなか、親が結婚相談所に相談するケースが増えているといいます。

結婚相談所マリーミー 植草美幸 代表取締役
「親が元気なうちに子どもが結婚してもらいたい、安心したい。親御さんからの問い合わせがものすごく増えている」

婚姻数の減少とともに少子化は加速しています。去年一年間に生まれた赤ちゃんは過去最少の81万1604人でした。

19歳女性
「(Q.結婚したいと思いますか?)今はあんまり思わないです」
20代女性
「もうちょっとお金が貯まってから(結婚)しようかなと思ってて」
20代男性
「子どもができたとしてもお金がなかったら育てていけないと思うので」

1人の女性が生涯で出産する子どもの数を示す「合計特殊出生率」。
人口を維持するためには「2.07」が必要と言われていますが、6年連続で減少し、去年は「1.30」にとどまっています。

こうした事態に5月、テスラCEOのイーロン・マスク氏は自身のツイッターで・・・

「日本はいずれ消滅するだろう」

東京大学の仲田准教授はコロナに伴う行動制限などの影響で、この2年間でおよそ11万組の結婚が失われたと推計していて、この先さらに少子化が進む可能性を指摘します。

東京大学大学院経済学研究科 仲田泰祐 准教授
「2021年の後半あたりから(コロナによる少子化の)影響が出ているのかもしれない。
出生数の下げ具合をできるだけ最小化したければ、婚姻数をどうやって上げるかを考えるかが正攻法」

若者の将来への不安をどう解消するかが少子化対策のカギとなりそうです。
https://news.yahoo.co.jp/articles/1d6a3aca9835bc496c28b6111a6df208ec0b7028