選挙の仕方は、変わらないのかな?

 10月31日の投開票日に向けて、衆院選の候補者たちが街頭で活動しています。選挙カーが候補者の名前を連呼して走り回るのはおなじみの光景ですが、「スピーカーからの音が大き過ぎる」「うるさくて、昼寝した子どもが起きてしまう」といった苦情もよく聞かれます。在宅勤務をしているときに選挙カーの音が聞こえて、不快に思う人もいるでしょう。

 そもそも、選挙カーの音量はその候補者の裁量に委ねられ、「これ以上の音量は駄目」といった規制はないと聞きますが、選挙カーの音量に法的な規制がないのは本当でしょうか。佐藤みのり法律事務所の佐藤みのり弁護士に聞きました。

公正な選挙、実現のため

Q.選挙カーの音量に法的な規制がないのは本当でしょうか。

佐藤さん「本当です。公職選挙法では、選挙カーの上で候補者名を連呼することなどを認めています(同法140条の2第1項)。しかし、その音量について、具体的に『何デシベル以上の音量を出してはいけない』というような規制はなく、音量は選挙運動をしている人の判断に委ねられています。

また、拡声器による騒音については、各地の条例で『拡声器から10メートル以上離れた地点で85デシベルを超える音』を出すことが禁じられるなど、具体的な規制が存在しますが、選挙運動のための拡声器の使用については適用が除外されています」

Q.なぜ、選挙カーの音量に法的な規制がないのでしょうか。

佐藤さん「公正な選挙を実現するためです。有権者が候補者の存在や名前さえ知らなければ、正しく投票することも難しいでしょう。また、選挙運動については、公正性を確保するため、戸別訪問を禁じるなど、さまざまな法規制が存在し、選挙カーから候補者の名前を連呼したり、停止した選挙カーの上で街頭演説をしたりすることは、有権者に自分の存在や意見を知ってもらう大切な方法でもあります」

Q.選挙カーで音を発することに、音量以外で規制はあるのでしょうか。

佐藤さん「選挙カーから音を発する時間帯については、公職選挙法で規制されています。候補者名を連呼したり、街頭演説したりすることが許されているのは午前8時から午後8時までになります(同法140条の2第1項)。また、幼稚園や学校、病院や診療所などの周りでは、静穏を保つように努めなければならない(同法140条の2第2項)と定められています」

Q.規制を破った場合、何らかの罰則があるのでしょうか。

佐藤さん「時間の規制を破って連呼行為などをした場合は『2年以下の禁錮または50万円以下の罰金』と罰則が定められています(同法243条)。一方、音量については先述したように、幼稚園や学校、病院や診療所などの周りでは静穏を保つように努めなければならないとされているものの努力義務にとどまり、罰則はありません」

Q.選挙カーが候補者の名前を連呼することも、不快にさせる要因だと思います。名前しか言えないと法律で決まっているのでしょうか。

佐藤さん「走行中の選挙カーでは、連呼行為だけしか許されておらず、政治を行う上での自分の意見などを話すことはできません(同法141条の3)。連呼行為とは、同じことを繰り返し言うことです。名前しか繰り返せないわけではありませんが、候補者の名前とともに『○○をよろしくお願いいたします』『○○に清き一票を』と繰り返したり、『みんなに笑顔を、○○です』といったキャッチフレーズをつけて、名前を繰り返したりするのが一般的です。

一方で、停止している選挙カーの上からは、選挙運動のための演説をすることができます(同法141条の3)」

Q.もし、「選挙カーがうるさい」として警察や裁判に訴えた場合、その訴えは認められるのでしょうか。

佐藤さん「認められません。先述したように、選挙カーの音量については法規制がなく、走行しながら連呼行為をしたり、停止した選挙カー上から演説をしたりすることは、音量にかかわらず違法ではないからです。なお、選挙カーからの音が不快だからといって、選挙カーの進行を妨げるなどすれば、選挙の自由を妨害した罪(同法225条)に問われる可能性があるので気を付けましょう」

Q.在宅勤務で選挙カーからの音を不快に思っても、我慢するしかないのでしょうか。

佐藤さん「コロナ禍在宅勤務が増え、選挙カーからの音を不快に感じる場面は増えていると思います。また、子どものいる家庭では、昼寝の邪魔になってしまうなど困っている人も少なくないでしょう。しかし、公正な選挙を実現するために法が認めた方法ですので、現状では受け入れるほかないと思います。

社会の変化によって、法の定めた選挙運動の在り方自体を見直す必要があるかもしれません。私たち一人一人が候補者やその政見を知り、投票することで、選ばれた代表者が法律を変えたり、新しく作ったりすることになるので、まずは投票することが大切でしょう」

オトナンサー編集部

選挙カーの音量、規制がない?


(出典 news.nicovideo.jp)

がんま

がんま

ぶっちゃけ逆効果だと思うが。

逸般人

逸般人

正直この時代なら選挙カーなんていらなくね? 有権者が独自に情報拾える時代だし。まあ強いて言えば出勤帰宅の駅前で演説して知ってもらうくらいでよくね?

db

db

法律を決める政治家たちの内輪ルールなんだから、規制が緩いのは当たり前だと思うがね。…問題は、それに「文句を言える状況」を作っておく必要があるということだ。…「選挙では、野党を常に勝たせろ」と言っているのは、そのため。「文句を言い続けられれば、改正する気も起って来る」だろうし。

vippo

vippo

選挙カーでうるさかった候補者は落選するっていう流れ、ジンクスを作っていけばいい

BCTA

BCTA

グーグルとフェイスブックとツイッターという拡声器に替えて、情報独占したのが去年の米大統領選挙だということを加味すると話が変わってくるんですよね。日本でもネット選挙活動が合法になれば結局同じ轍をふむ。そしてネットを実弾で封鎖するのが選挙で勝つセオリーになってしまう

梅の字

梅の字

選挙カーなんて拡声器がまだ珍しかった頃の慣習だぜ?いい加減、進歩しなきゃ。

果汁グミ

果汁グミ

選挙関連のルールに違反した候補者の画像なんていくらでも出てくる時点で違法じゃないから問題ないってのは通じない違法なのにやり続けてる党や候補者が居るから

しかでした

しかでした

テレワーク中のミーティングしてる最中のクソデカご挨拶本当に迷惑。政府はテレワーク推進してるのに選挙でテレワークの妨害するの矛盾していると思うんだけど

ume

ume

流石に暗くなってからも大音量は勘弁してほしい、時間内だとしても

黒銀

黒銀

共産党をマニフェストすら見ず候補から外す理由

シンビオス

シンビオス

つい先日時間ギリギリの19時55分くらいから聞こえてきて本当に20時でやめるのか不安になった

ねこいか

ねこいか

正直やかましく選挙カーで聞こえてきた党には投票しないって決めてる。人の嫌がることを正当性があれば自分の都合で行う。そんな奴に指示はできない

小鈎ハレ

小鈎ハレ

昔、交差点で街頭演説してた時は朝6時だった。あれは違法では?

疲弊する人参

疲弊する人参

選挙カーなんぞいるから音量規制の法律も作れないし、未だに旧車會の馬鹿共がデカいツラして深夜2時に爆音でコールしてるんじゃ。どいつもこいつも人の迷惑を考えない奴らが多すぎる

Armstone

Armstone

騒がしくても気にならない日中には来ずに、土曜の夕方6時7時台にやたら来るのなんなんだろ。最後の追い込みと言わんばかりに来るな

hatahata

hatahata

・・これ、普通に騒音規制法に引っかからんのじゃろか?選挙活動はOKなん?

hatahata

hatahata

自動車の騒音もNGじゃったよな?たしか。

六家

六家

選挙の音を妨げるのは違法。選挙に立候補してない人が拡声器で大きな声を出すのは違法。でも議員がキャバクラで延長させたり国の金で遊ぶのは合法

まるこげぱん2世

まるこげぱん2世

シーズンタイム制は欲しい、と言うか何度か21時位に選挙カーで名前連呼してるの見た事あるぞ?選挙の公正を表立って出すなら有権者がこの人違反してますって分かりやすい表記と通報先位もっと周知して欲しい、どこの党とは言わんがほんと酷い所はガン無視してなりふり構わずやるのにどこぞのご老体なんかはそれで好印象とかマジ分からん。

ぷにちゃ

ぷにちゃ

スピーカー無しや音量控えめでの選挙活動は不利って長年の数字に出ちゃってるからレギュレーションで縛らないと無理